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最新ネタバレ第121話!考察!『映画キングダム3』公開記念!王騎に名付けられた「飛信隊」!

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この記事を読むとわかること

  • 馬陽防衛戦は信の根幹をなすエピソードの一つであり、『キングダム3 運命の炎』のメインエピソードとなっている。
  • 信率いる百人隊に、秦左軍と趙右軍の戦いで馮忌の首を取る任務が与えられる。
  • 信の発言に感銘を受けた王騎は、彼らを「飛信隊」と命名し、重要な作戦を託す。

実写映画3作目『キングダム3 運命の炎』の公開記念として、劇中で描かれる馬陽防衛戦から第121話『潜行』が原先生の創作秘話付きで15年ぶりに復刻掲載!

先週復刻掲載された紫夏編が嬴政の根幹をなすエピソードであるのに対し、今話を含めた馬陽防衛戦は信の根幹をなすエピソードのひとつであり『キングダム3 運命の炎』のメインエピソードとなっています。

信どころかこの馬陽の戦いは飛信隊にとっても秦にとっても中華にとっても大きな出来事となった作中におけるひとつの節目ですので、漫画・アニメに続き映画も必見です!

(馬陽防衛戦はコミックス11~16巻/アニメ第1シリーズ25~38話)

それでは改めてピックアップされた第121話『潜行』はどんな内容だったのか、原先生解説をご紹介しながらまとめていきます!

 

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『キングダム』121話!のネタバレ

それでは『キングダム』121話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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馬陽の戦いとは

まずはここまでの流れをざっくり解説。

馬陽防衛戦は秦の大将軍・蒙驁が大軍勢で韓を攻めている隙を突いて趙が三大天・龐煖を総大将に秦に侵攻し、秦が急いで兵を集めて王騎を総大将・蒙武を副将に10万の軍勢で迎えうったという戦いです。

配置は蒙武率いる中央軍を主攻とする秦軍に対し、趙軍は3人の将軍が率いる左軍が秦軍本陣の右脇腹を狙っているという形でスタート。

秦左軍と趙右軍が構える場所は障害物に取り囲まれており、全軍から孤立した感じになっています。

趙軍は守備の李白、破壊の渉孟、特攻の万極、万能の公孫龍、そして軍師並みの戦術眼を持つといわれる頭脳の馮忌(ふうき)の五武将が率いる隙のない布陣。

そこで王騎は先述の1つとして「まずは駒を減らす」とし、信率いる百人隊に重要な任務を与えました。

それは秦左軍・干央率いる第4軍一万(壁もここにいます)と馮忌率いる趙右軍二万が戦っているところへ横から突入し、どさくさに紛れて馮忌の首をとってこいというものでした。

そして次から121話の内容です。

 

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命名!飛信隊

任務内容は言ってしまえば二万の軍勢にたった百人で突撃しろということ。

無謀としか思えないその指令に、信の百人隊は息を呑みました。

しかし信は無国籍地帯での修行を通して「豆粒には豆粒なりの強さがある」という考えに至っていたため、この精鋭百人がまとまり小隊の利を活かして戦うならば、二万の将を討つことも不可能ではないと答えたのでした。

この時は無法地帯での修行を終えた後なわけですが、無茶なことをさせて信が無駄死にしてももったいないので、信の力を信じて王騎的にはある程勝算のある賭けだったと思うと原先生談。

信の言葉に成長を感じた王騎は、隊に「飛信隊」という名を付け、戦を左右する右この重要な作戦を託しました。

ちなみに「飛信隊」は、白虎隊のイメージから「隊」を、史実で信の子孫として残っている李広という将軍のあだ名から「飛」の字を持ってきたそうです。

 

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小隊の強みで茂みを移動

そして渕さんを中心に作戦を立てる飛信隊。

渕さんは王騎の言葉に「側面より突入しどさくさに紛れて馮忌を討て」というヒントがあったのを聞き逃していませんでした。

ということで飛信隊は戦場にある茂みを利用し、それに沿って突入口である敵陣真横まで移動することにします。

この様子を河了貂が見ているのですが、信が戦場に出ている間に登場できないことが勿体ないということで軍師の道を志し、そして出番を稼ぐ意味も含めてこの戦場見学にやってきたという流れだそう。

結果的に状況説明役を担いつつ、この後の李牧登場まで繋げられたので、原先生としても「うまくハマった」と満足の展開だったようです。

その後も河了貂とカイネの関係は続きますから名采配でしたね。

 

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急げ飛信隊

全体の戦況はやはり秦軍右軍が押し込まれている形で、中央の蒙武も“守備の李白”に勢いを止められてしまっていました。

一方で左軍は善戦。

王騎が直接檄を飛ばしにきた影響が大きく、士気高く進軍しています。

しかし王騎と騰は“頭脳の馮忌”の誘い込みの可能性を感じ取っており、早々に飛矢(飛信隊)が届かなければ左軍は大変な目に遭いそうだと懸念していました。

 

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羌瘣に変化

さて飛信隊は茂みを順調に移動中ですが、しかしやはり見張りがおり、信たちの気づかない間に見つかっていました。

ここで仲間を呼ばれればこの作戦は終わりです。

すると見張りの目の前に羌瘣が出現!

趙兵が仲間を呼ぶ前にあっという間に倒してしまいました。

原先生としても「羌瘣のキャラの活かしどころがハマった」と気持ちよく展開が描けたそうです。

ちなみにこの時の羌瘣は「大王暗殺編」で女性だと明かされたところですが、描き方にも変化をつけてまつ毛を増やしたそうです。

これ以前との違いに注目ですね。

 

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いよいよ突入へ!

羌瘣の隠れた名アシストもあって、飛信隊は無事に敵本陣真横に到着。

この続きである緊迫の百人隊での突入はコミックス12巻で読むことができます。

最終コマは緊張感で汗をかく田有とガッツポーズする信の対比もよく、奥行き感もあり原先生もお気に入りだそう。

ちなみに背景は当時のエースアシスタント・松原利光先生だそうです。

 

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キングダム』ネタバレ121話のまとめ

今回は実写映画『キングダム3 運命の炎』でメインエピソードとなる馬陽防衛戦から第121話を、原先生解説とともに振り返りました。

「飛信隊」となった名エピソードですから何度読んでも胸が熱くなります。

また今回はなんといっても前作以上に、大沢たかおさん演じる王騎の存在感に注目です!

実写映画第3弾『キングダム 運命の炎』は2023年7月28日(金)全国公開予定。

その前に『キングダム』最新69巻も7月19日(水)発売予定なので、激アツの夏になりそうです!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『キングダム』773話!信が口火を切り開戦!秦25万vs趙30万!・・

⇒『キングダム』762話!韓非子はスパイなのか!?咸陽に蠢く間・・

⇒『キングダム』761話!次は趙との情報戦!?韓非子を迎えた秦・・

 

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