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【キングダム】劉冬が手強い!黒羊丘の戦いで飛信隊を存分に苦しめた劉冬について徹底解説!!

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この記事を読むとわかること

  • 黒羊丘の戦いで飛信隊を苦しめた劉冬の強さ
  • 劉冬は離眼軍の将軍で紀彗の右腕とされる知将
  • 劉冬は離眼の悲劇を乗り越えて強い結束を持つ

黒羊編は飛信隊が桓騎軍とともに趙の要衝・黒羊丘へ侵攻するエピソード。

この戦いでは趙の隠れた戦力「離眼軍」が登場しました。

本記事では離眼軍の中でも、飛信隊を大いに苦しめた将軍・劉冬(りゅうとう)について徹底解説していきます!

 

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【キングダム】黒羊丘の戦いのあらすじ

紀元前238年、嬴政の加冠の儀を終え内乱を収めた秦は、ついに他国への侵攻を開始しました。

昌平君は楚攻めを予定していたものの、同年に起きた楚の大きな動きを受け、趙攻めに方針を転換。

そして紀元前237年、飛信隊に趙・黒羊丘への侵攻が命じられました。

本軍となるのは桓騎軍5万で、飛信隊と合わせると秦軍は計5万8千。

対する趙軍は総大将・慶舎軍4万と紀彗(離眼)軍3万の計7万。

ただしこの黒羊は見渡す限りの樹海という特殊な土地であり、落とすべき城はなく、代わりにある「5つの丘を占拠すること」が勝利条件となります。

この異質な戦場において飛信隊は秦軍右翼先行軍として進軍していきますが、対峙する離眼軍に初日から苦しめられることになりました。

また、味方であるはずの桓騎の戦い方もあまりに異質でした。

 

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【キングダム】黒羊丘の戦いは何巻?

黒羊丘の戦いが収録されているのはコミックス41~46巻

加冠の儀を終え、いよいよ秦が秦王・嬴政のもとに舵を切り出した最初のエピソードと言えます。

中華統一への前向きな一歩のように思えますが、実際には「辺境の集落」や「桓騎軍の戦い方」や「離眼の悲劇」などを通じて、他国を侵略する上でのリアルな部分が感じられる内容となっているので注目。

黒羊丘の戦いは史実にない戦いではあるのですが、今回もキングダムを楽しむ上で絶対に欠かせないエピソードとなっています。

 

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【キングダム】劉冬の強さとは?

劉冬は趙・紀彗(離眼)軍の将軍。

趙国内の地方勢力「離眼」の出身で、離眼城主の紀彗と副官の馬呈とは幼馴染です。

幼馴染どころか、幼い頃に両親を亡くして馬呈と一緒に紀彗の父である先代城主・紀昌に育てられたため、紀彗・劉冬・馬呈は兄弟同然

強い強い絆で結ばれています。

この3人は「離眼の悲劇(詳細は次項)」から大きな戦をしていなかったため他国に武名が届いていなかったものの、彼らの率いる離眼軍は趙軍の中でも1・2を争うと言われていました。

中でも劉冬は紀彗の右腕とされている知将で、黒羊丘の戦いでも巧妙な策で飛信隊を大いに苦しめています。

また冷静かつ用心深い性格であり、野営地の寝所にも罠を張っているほど。

武力に関しては馬呈や紀彗よりはやや劣るものの申し分なく、暗殺目的の奇襲に対しても悠然と迎えうつ勇敢な名将です。

 

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【キングダム】劉冬の過去とは?

劉冬の強さは離眼の絆の強さでもあります。

離眼はもともと善政で民に慕われた先代城主・紀昌のもと強い結束で結ばれた城でしたが、15年ほど前に起こった「離眼の悲劇」でさらなる結束が生まれました。

「離眼の悲劇」とは、紀昌を含めた離眼の大人たちの殆どを劉冬らの眼前で殺されてしまった悲劇の出来事

当時、離眼は暗何(あんか)という城と地域の覇権をかけて争っていました。

軍の結束と若き紀彗・劉冬・馬呈の台頭によって離眼に戦局が傾いていきましたが、そこで暗何の城主・唐寒が財をはたいて離眼の5倍の兵を集め“旦虎の戦い”という決戦を起こします。

それでも最後は紀彗が唐寒を討ち離眼が勝利するのですが、なんと唐寒の残軍を追っている間に、軍が留守中の離眼城が唐寒の息子・唐釣に攻められ、落とされてしまったのです。

その時、劉冬は馬呈とともに重傷兵として離眼城に帰還していたのですが、満身創痍の2人だけではどうにもなりませんでした。

そして本当の悲劇はその後…。

唐釣は城内にいた女・子ども・老人全員を人質とし、彼らの命と引き換えに、紀昌と将校・兵(紀彗ら成人以下は見逃す条件)の投降を迫りました。

すると紀昌ら“離眼の大人たち”は、行けば必ず殺されると分かっていながらも“離眼の子どもたち”のために条件を飲み投降。

紀彗・劉冬・馬呈らの目の前で火刑に処されてしまったのでした。

このあまりにも惨い悲劇を乗り越えたからこそ、紀彗・劉冬・馬呈ら離眼の兵は結束も実力もさらに強くなったのです。

 

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【キングダム】中央丘を巡る戦いへ

黒羊は城などない広大な樹海のため、「5つの丘を占拠すること」が勝利・攻略条件となります。

特に勝敗のカギを握るのが「中央丘の占拠」

そのためいち早く進軍し、出来る限り中央丘より奥に前線をつくることが開戦時の両軍の条件でした。

 

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【キングダム】劉冬が飛信隊を翻弄?

劉冬は趙軍左翼として進軍

対する秦軍右翼は、同じく「中央丘より奥に前線をつくる」という意図で進軍してくる飛信隊でした。

すると劉冬は、馬呈軍が飛信隊を奇襲している間に秦軍側の丘を占拠してしまいます。

それを受け焦った飛信隊が丘に戻ると、すでに劉冬隊は撤退済みでした。

こうした絶妙な動きで飛信隊を翻弄し、秦軍の「中央丘より奥に前線をつくる」の作戦を台無しにしたのでした。

 

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【キングダム】劉冬VS羌瘣

1日目の夜、“離眼の守り子”に祈りを捧げていた劉冬のもとに、妖のような佇まいをした暗殺者=羌瘣がやってきました。

劉冬は羌瘣に「己の命を賭して守るべきもの」を聞くと、彼女の決意に敬意を表して迎えうちます。

劉冬はまず寝所の灯りを落下させ、周囲の兵に異常を知らせながら抜刀。

そして用心深く寝所に張っていた糸にかかりそうになった羌瘣を捉え、自身も深手を負いながらも羌瘣に重傷を負わせて崖下に斬り落としたのでした。

 

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【キングダム】劉冬の策が河了貂を苦しめる?

初日から飛信隊を翻弄した劉冬ですが、2日目はさらに飛信隊を苦しめることに。

2日目は本格的に「中央丘の取り合い」になり、平地の前線の押し合いが重要になります。

そのため飛信隊は今日こそはと前線を押し込みに意気込みますが、なんと趙軍はあえて前線を下げ、攻めづらい川の対岸に陣を敷いて待ち構えていたのでした。

これは劉冬考案の策であり、羌瘣の襲撃による負傷で動けずにいた劉冬が馬呈に指揮を任せていました。

昌平君曰く「対岸を陣取られた渡河の戦いは野戦の中で一番難題」だそうですが、その難題を劉冬は橋も舟もない“無手”の状態で河了貂に突きつけたのでした。

 

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【キングダム】劉冬VS羌瘣 再戦

劉冬は血の気が引いた顔色ながらも3日目に戦線に復帰。

3日目は桓騎の策で戦場は静まり返りましたが、4日目は総大将・慶舎が戦場におびき出されたことにより中央丘右側で激しい乱戦となります。

紀彗含む離眼軍が援軍に入ったことで慶舎は窮地を脱することができたものの、飛信隊はその後も慶舎の動きを捕捉し首を狙っていました。

劉冬はそんな飛信隊の動きを察知し、いち早く立ち塞がりました。

黒羊丘での敗北はその先の離眼の危機にも繋がるため、普段は冷静な劉冬ながらも「いい加減にしろ貴様ら!」と激昂。

命を賭して飛信隊を止めに動きますが、しかしそこで羌瘣が立ちはだかったのでした。

 

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【キングダム】劉冬は死亡した?

劉冬は羌瘣隊を無視して慶舎の守りを優先しようとしましたが、羌瘣がそれを許さず。

離眼と飛信隊…互いの「己の命を賭して守るべきもの」への想いがぶつかり合いました。

そして死闘の末、最終的に勝利したのは羌瘣でした。

劉冬は最期まで「離眼へは行かせない」と離眼への想いを零しながら、“離眼の守り子”を握り静かに息を引き取ったのでした。

 

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【キングダム】黒羊丘の戦いの結末

信が慶舎を討った後も、趙軍はそれを隠し紀彗を大将に戦いを続けていました。

すると5日目、桓騎は紀彗に狙いを定めました。

桓騎は黒羊の樹海に点在する集落を焼き、集めた死体で砂鬼一家に『贈り物』をつくらせ、それに「離眼城でこれ以上の惨劇を起こしてやる」という伝文を付けて紀彗に送り付けたのです。

紀彗は離眼一帯と趙西部一帯を天秤にかける選択に迫られることになり、苦渋の決断で離眼を選択して丘を放棄

その後は慶舎軍である金毛と岳嬰が丘に留まりギリギリまで徹底抗戦しましたが、ゼノウ一家と飛信隊が丘を陥落させたことをきっかけに全軍撤退を決め、秦軍が完全勝利したのでした。

 

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まとめ

劉冬は趙・紀彗(離眼)軍の将軍。

馬呈とともに趙左翼として立ちはだかり、向かい合う飛信隊を巧妙な策で大いに苦しめました。

劉冬を通じて「離眼の悲劇」も知ることができ、その戦いぶりから離眼兵の強さ・意志・結束も十分に伝わってきましたので、離眼軍を知る上で最も重要なキャラクターと言えるでしょう。

残念ながらこの黒羊丘の戦いで死亡することになってしまいましたが、その分、後の紀彗や馬呈がさらにどのような想いで戦っていくかという深みにも繋がっていくはずです。

黒羊丘の戦いで劉冬は隠れた主人公といっても過言ではない魅力を見せてくれていますので是非注目してくださいね!

 

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