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【キングダム】黒羊丘の戦いで紀彗に迫られる選択肢とは?紀彗の壮絶な過去について徹底解説!!

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この記事を読むとわかること

  • 黒羊丘の戦いで紀彗がキーマンとなる。
  • 紀彗は趙の将軍で離眼城の城主。
  • 紀彗は離眼を守るための選択を迫られる。

黒羊丘の戦いは秦が趙攻略の第一歩として趙の要衝・黒羊丘に侵攻するエピソード。

飛信隊は桓騎軍と共に慶舎率いる趙軍と相対することになります。

慶舎は合従軍で趙軍総指揮を務めるなど李牧からの信頼厚い強敵ではありますが、この黒羊丘の戦いはもう1人の強敵・なんと秦軍にとって無名の将・紀彗がキーマンとなりました。

それでは紀彗とはどんな人物なのか、紀彗に焦点を当てながら黒羊丘の戦いを徹底解説していきます!

 

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【キングダム】黒羊丘の戦いのあらすじ

加冠の儀を終え嬴政の元で1つになった秦は、いよいよ本格的に中華統一へと動き始めます。

楚の大きな動きを受けて昌平君はまず趙攻めに方針を決定。

そして趙攻略に向けた拠点とするために趙・黒羊丘の攻略が発令され、飛信隊もこの作戦に参加することになりました。

秦軍は総大将・桓騎軍5万と飛信隊8千の計5万8千。

迎えうつ趙軍は総大将・慶舎軍4万と紀彗(離眼)軍3万の計7万。

それが広大な樹海である黒羊において「丘取り合戦」という形でぶつかることになりました。

この特殊な勝利条件を巡り、「首斬り桓騎」という悪名をもつ桓騎と「沈黙の狩人」という異名を持つ慶舎、底知れぬ2人が総大将として激突。

さらに趙軍には「離眼軍」という隠れた強軍が出陣しており、飛信隊は味方の桓騎軍にさえ不信感を抱きながら予期せぬ戦況に挑んでいくのでした。

 

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【キングダム】黒羊丘の戦いは何巻?

黒羊丘の戦いはコミックス41~46巻で描かれているエピソード。

秦の内政が中心だった物語が、加冠の儀を終えてここからは本格的に外=中華統一に向けた話へと切り替わっていきます

中華統一するということは他国に侵攻し、彼らの国を奪うということ。

それを踏まえてこの黒羊丘の戦いは、侵攻される側である趙軍の国を守るという思いに注目しながら読むと、より一層最後まで楽しめるかと思います。

 

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【キングダム】紀彗の強さとは?

紀彗は趙の将軍で、自ら乱戦に加わる武勇と、戦況を見極める兵法を持ち合わせる知勇兼備の名将。

李牧の推薦で黒羊丘の戦いにおける趙軍副将に抜擢されました

離眼城城主でもあり、戦場で姿を現しただけで離眼兵たちの士気を跳ね上げ、倍強くさせるほどのカリスマの持ち主。

彼の率いる離眼軍は、趙軍の中でも1・2を争う強さだと言われるほどでした。

しかし「離眼の悲劇」の後、国内の大きな戦いに参加していなかったため、敵国の武将の名を全て頭に入れている摩論にも紀彗の名は知られていませんでした。

黒羊の老婆曰く、「離眼の悲劇」がなければ紀彗は趙軍の大将軍にだってなれていた器のようです。

 

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【キングダム】紀彗の過去とは?

紀彗が表舞台から姿を消すきっかけとなった「離眼の悲劇」とは、15年ほど前に起きた「前城主を含む離眼の大人たちが、紀彗たちの目の前で焼き殺される」という惨い出来事のことです。

当時離眼は暗何(あんか)という城と、地域の覇権をかけて争っていました。

兵数は暗何の方が多かったものの、紀彗・馬呈・劉冬ら若き勇の台頭で戦局は離眼軍に傾いていき、最後は“旦虎の戦い”という大決戦で紀彗が暗何城主・唐寒を討って離眼が勝利しました

これにて決着がついたかに思われましたが、なんと軍の留守中に離眼城が唐寒の息子・唐釣に襲われ落とされてしまうのです。

そして城内にいた女・子ども・老人全員が人質とされ、彼らの命と引き換えに城主であり紀彗の父である紀昌を中心とする離眼の大人たちが火刑に処されてしまったのでした。

紀彗は紀昌の「離眼の子らを守り抜け」という言葉を受け止めながら、離眼の未来のために死にゆく大人たちの姿を、血涙を流して見届けたのでした。

そして紀彗は20歳ほどで離眼の城主となり、新しい父として離眼を立派に立て直し、紀昌の言葉通り皆を守り続けています。

 

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【キングダム】中央丘を巡る戦いへ

黒羊は見渡す限りの樹海であり、攻防するにしても目標となるような城はありません。

代わりにあるのが5つの丘で、特に巨大な「中央丘」を占拠した方がほぼ勝利という「中央丘の取り合い」となりました。

1日目、紀彗は「この黒羊では強引にでも先に戦の主導権を手にすることが重要」と考え、側近の馬呈・劉冬の隊を使い飛信隊を罠にかけて翻弄。

これにより両軍にとって最重要であった「中央丘を押さえる位置に前線をつくる」という目標における飛信隊の動きを阻止しました。

しかし最終的に趙軍も中央丘に布陣するには至らず、戦況はほぼ五分で初日を終えました。

 

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【キングダム】紀彗VS黒桜

本格的に丘の取り合いが始まった2日目。

中央丘半円で趙軍は黒桜軍に前線を押し込められていました。

さらに丘下の飛信隊が前線を突破したことで黒桜軍がさらに勢いをつけそうな展開になっていたところ、丘に「離」の旗を掲げた紀彗が出現します。

すると紀彗の姿を見たことで、紀彗の姿を見ただけで、空気を震わせるほどの歓声とともに趙軍の戦意が上昇

そして紀彗とその小隊は断崖を騎馬で駆け降りるという荒業で戦場に降り立ち、秦軍を蹂躙し始めました。

その存在に黒桜は危機を感じ、速やかに撤退という判断を下したのでした。

紀彗は登場だけで戦況を覆したのです。

 

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【キングダム】戦いのカギを握る男は紀彗?

紀彗という、現れただけで兵を強くし戦況を変える存在

それほど強烈な存在感を持っているのに、敵国の危険な武将を1人残らず頭に入れている摩論のデータに紀彗の名はありませんでした。

だからこそ底が知れず、嫌な予感がする

と黒桜。

慶舎とはまた違う趙軍の第二の存在の出現は、とても危険なものとして黒桜の“勘”に引っかかったのです。

黒桜は

「この戦いの鍵を握る男がもう1人いると必ずお頭に伝えろ」

と摩論に伝えていきました。

 

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【キングダム】桓騎に誘き出される慶舎!守る紀彗!

3日目飛信隊の活躍により、秦軍が“どんな手を使っても大いなる戦果を望める形”となり最大の好機を迎えたのですが、桓騎は何もしないままこの日を終えてしまいます。

さらに翌4日目も同様に桓騎は動かず

するとしびれを切らした慶舎が戦場の“楔”となっている飛信隊を潰そうと動き出しました。

紀彗はこの動きに胸騒ぎを覚えましたが、まさにこれこそが桓騎の息吹を捉えようとしていた「沈黙の狩人」慶舎を捉える桓騎の罠でした。

まんまと誘い出され、ゼノウ軍の奇襲に遭う慶舎。

そこへ間一髪、現れた紀彗がゼノウの一撃を受け、慶舎を逃がしたのでした。

 

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【キングダム】慶舎死亡!紀彗の決断とは?

しかし紀彗の奮闘も虚しく、その後慶舎は飛信隊に追われ、信との一騎討ちの末に討たれてしまいます

さらに劉冬も討ち死に、紀彗は悲しみの咆哮を上げることに

すると紀彗は慶舎の死に呆然とする金毛に、黒羊を奪われることの意味を説き、趙人のために「慶舎様の死を隠したままで戦いを続けるのだ!」と説得。

金毛も納得し、趙軍はここから何としても中央丘を取るという気迫の戦いを見せ始めました。

すると秦軍が丘から全軍撤退したため、趙軍は中央丘を占拠してこの日を終えることが出来たのでした

 

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【キングダム】桓騎からの贈り物~紀彗に迫られる選択とは?

趙軍の勝利は目前。

ところが翌日、紀彗は戦を左右する究極の選択に迫られることになります。

きっかけは桓騎が、紀彗に宛てて

「離眼城でこれ以上の惨劇を起こしてやる」

という伝文をつけたおぞましい“贈り物”を送ってきたこと。

これにより紀彗はこの戦いの実質的総大将として、趙西部一帯を守るために離眼を見捨てるか、離眼一帯を守るために黒羊の戦いを放棄するかの選択に迫られたのです

今度は金毛が黒羊を奪われることの意味を厳しく説きますが、しかし紀彗が離眼を見捨てられるはずはなく…桓騎が離眼方面に向かったことを受け、紀彗ら離眼軍は黒羊から撤退して離眼に向かったのでした

 

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【キングダム】黒羊丘の戦いの結末

離眼軍が去った後、金毛と岳嬰率いる慶舎軍のみで丘を守っていましたが、やはり離眼軍の抜けた穴は大きく、飛信隊とゼノウ軍の猛攻を前に全軍撤退して秦軍勝利となりました。

終わってみれば「戦死者の数が開戦前の予想の半分以下」「5日というスピード攻略」という圧倒的勝利を叩き出した桓騎。

この勝利のカギは、やはり紀彗を撤退させたことです。

実は桓騎は紀彗が2日目に戦況を変えた様子、4日目に慶舎を守り兵に檄を飛ばした様子、そして(慶舎の死後)趙軍の戦い方が変わった様子、すべて見逃していませんでした。

慶舎以外の大きな存在を感じた桓騎は、すかさず砂鬼一家を使って紀彗の情報を集めてこの勝利を描き切ったのです。

つまり黒羊丘の戦いのキーマンは、これほど桓騎を警戒させた紀彗だったわけですね

 

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まとめ

紀彗は趙の将軍であり離眼城の城主。

黒羊丘の戦いではその2つの肩書の間で苦渋の決断を迫られることになりました

「金毛を説得して戦いを続ける」

「金毛の説得を退け戦いを放棄する」

1日で真逆の動きを取ることになり金毛にとってはたまったもんじゃなかったでしょうが、紀彗にとってはどちらも離眼を守るための一貫した選択なんですよね。

趙将としては非難されるべきなのかもしれませんが、何より離眼を守ろうとする思い、それが離眼軍の強さに繋がっているのです。

そしてその強さは桓騎が目をつけるほどであり、黒羊丘の戦いでもあらゆる局面を変え得るものでした。

黒羊丘の戦いでは是非、紀彗と離眼軍の強さに注目してみてください!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒紀彗が盟主となった経緯とは?・・

⇒黒羊丘の戦いでの黒桜の活躍とは?男顔負けの黒桜も桓騎の前で・・

⇒黒羊丘の戦いで慶舎は死亡した?この時慶舎はすでに桓騎の弱点・・

⇒黒羊丘の戦いで金毛は死亡した?長年にわたって慶舎の側近を務・・

⇒黒羊丘の戦いで見せた羌瘣の怒りとは?羌瘣に飛信隊副長として・・

 

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