【東京リベンジャーズ】天竺四天王とメンバーの真実!関東事変の裏側とは? | 漫画コミック考察ブログ

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【東京リベンジャーズ】天竺四天王とメンバーの真実!関東事変の裏側とは?

東京卍リベンジャーズ天竺四天王
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この記事を読むとわかること
  • 天竺四天王は黒川イザナの強者たちで構成される
  • 関東事変は特別な日で抗争が勃発した
  • イザナはマイキーを操り人形にしようと企む

「東京リベンジャーズ」には数多くの魅力的なキャラクターが登場します。

敵味方関わらず、個性的なキャラクター達は物語を大いに盛り上げています。

戦闘シーンはもちろんのこと、それ以外のシーンにも多くの魅力がある「東京リベンジャーズ」。

今回は、『天竺』という暴走族グループの“天竺四天王、『天竺』と『東京卍會』(『東卍』トーマンの正式名称)の抗争「関東事変」について解説していきます。

 

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【東京リベンジャーズ】『天竺』四天王とは?

『天竺』は神奈川県の横浜市を中心に活動する暴走族グループです。

『黒龍(ブラックドラゴン)』の八代目総長であった黒川イザナが、マイキー率いる『東卍』を潰すために結成し、S62世代中心に構成されています。

天竺四天王は、『天竺』の総長黒川イザナにその実力を認められた強者であり、以下のメンバーで構成されています。

天竺四天王構成メンバー
  • 鶴蝶:筆頭
  • 望月莞爾(もちづきかんじ・通称モッチー)
  • 灰谷蘭
  • 班目獅音(まだらめ・しおん)

 

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【東京リベンジャーズ】鶴蝶(カクチョー)

短く刈り込んだ頭と、額から目にかけて刻まれた大きな傷跡が特徴的なキャラクターです。

タケミチの幼なじみで、強面な見た目に反して心優しい人物です。

タケミチが小学校2年生の時に引越し、タケミチの前から姿を消します。

 

黒川イザナとの出会いは孤児院です。

両親を亡くした鶴蝶に対してイザナは「王と下僕」という関係を結び、鶴蝶に生きる意味を与えました。

かつて鶴蝶にとってのヒーローはタケミチであったが今のヒーローはイザナで、イザナのためなら何でもすると鶴蝶は言います。

そのイザナに「俺の戦闘マシーン」といわしめる鶴蝶の強さはトップレベルです。

 

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【東京リベンジャーズ】望月莞爾(もちづきかんじ)

モヒカンがトレードマークの強面なキャラクター、通称モッチーです。

以前は『呪華武(ジュゲム)』というチームの総長を務めており、『東卍』に加入する前の河田兄弟が組んでいた『双悪(スゴアク)』と対立していました。

見た目だけでなく、腕っぷしも相当で、中学時代に喧嘩の仲裁に入った警察官をボコボコにしてしまうほど。

現在は『天竺』のメンバーで構成される望月隊を結成し、数多くの悪事を働いています。

 

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【東京リベンジャーズ】灰谷蘭(はいたに・らん)

灰谷兄弟の兄。

三つ編みにした長い髪が特徴で、中性的でどこかミステリアスな印象があるキャラクターです。

喧嘩に勝つためには手段を選ばない非情さと、自分の卑怯な一面を認める素直さを併せ持っています。

整った顔立ちと飄々とした立ち振る舞いが魅力的で、人気の高い人物でもあります。

同じく『天竺』のメンバーである弟の灰谷竜胆(りんどう)からは、仕切りたがりの性格を密に面倒臭がられています。

 

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【東京リベンジャーズ】斑目獅音(まだらめ・しおん)

長いモヒカンと、額の入れ墨が印象的なキャラクターです。

元は、『黒龍(ブラックドラゴン)』の9代目総長を務めていました。

 

喧嘩の実力もさることながら、班目の真骨頂はその狂気性です。

自分に喧嘩を売った相手にメリケンサックを使い、再起不能になるまで殴り続ける様は猟奇的なケダモノのようでした。

 

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【東京リベンジャーズ】イザナとの関係性は?

黒川イザナは『天竺』の総長であり、四天王は『天竺』の幹部にあたる存在です。

とはいっても、『天竺』の中でイザナの戦闘能力はずば抜けていて、圧倒的な実力で四天王を支配しているような節があります。

 

鶴蝶を除く四天王とイザナは5年前に少年院で出会いました。

暴力的な彼らが事件を起こして少年院に入り、イザナの元に集まったことは運命的であるともいえます。

それぞれの持つ狂気が共鳴し、彼らを引き合わせたのではないでしょうか。

 

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【東京リベンジャーズ】「関東事変」とは?

「関東事変」とは、2006年2月22日に勃発した『東卍』と『天竺』の抗争。

マイキーに執着する稀咲(きさき)が、黒川イザナをそそのかしたことが関東事変の一因になっています。

 

2月22日に抗争を起こしたのは、その日が『天竺』総長の黒川イザナにとって特別な日であるためです。

イザナは、孤児院を訪問してきたマイキーの兄、佐野真一郎を「僕だけのお兄ちゃん」と心から慕っており、大切に思っていました。

だからこそ、佐野真一郎が『黒龍(ブラックドラゴン)』を創立した2月22日はイザナにとって特別な日であり、その日に抗争を起こすことを決めたのです。

 

イザナは佐野真一郎がマイキー率いる『東卍』の羽宮一虎に殺されたことを含め、マイキーが「全てを奪った」と思っています。

稀咲の野望である“自分に都合の良い『東卍』を作ること”にイザナは乗りました。

マイキーと共に今ある『東卍』をつぶし、マイキーの全てを奪い取って“空虚(カラ)”にした上で、「俺のマイキー」=操り人形にして苦しめようと考えていたのです。

こうして起こしたのが「関東事変」です。

『天竺』は「関東事変」を経てマイキーを手中に入れ、日本の闇社会を牛耳る極悪組織を目指すことを目標としました。

そのため、「関東事変」決戦を前に、『天竺』の参謀役となり『東卍』を手中に収めること目論む稀咲は策を講じます。

『天竺』は『東卍』に奇襲を仕掛けて戦力をそぎ落とし、班目と灰谷竜胆によって隊長の三ツ谷とスマイリーを病院送りにしてしまいます。

また、金策に秀でた九井一(ココ)をモッチーが『天竺』へと奪還します。

さらには、イザナの妹・マイキーの異母妹であり一緒に暮らしているエマを殺害し、マイキーとドラケンの戦意を喪失させたのでした。

「関東事変」決戦の概要に関しては、次項で解説します。

 

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【東京リベンジャーズ】天竺四天王VS『東卍』

『天竺』と『東卍』の総力戦の様相を呈した「関東事変」

事前に『天竺』が『東卍』に奇襲をしかけたため、マイキー・ドラケン・タケミチ以外の隊長不在の『東卍』約50人に対して、『天竺』400人と絶望的な状況から抗争が幕を開けました。

ここでは、各四天王の戦闘を通して「関東事変」の概要と結末をまとめます。

 

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班目獅音vsぺーやん:魁戦(さきがけせん)

開戦の前に「魁戦(さきがけせん)」が行われることになりました。

魁戦とは、各チームの全面対決を前にして代表者同士が行うタイマンのこと。

S62世代で流行った風習で、魁戦で勝ったチームの士気が上がるという大事な一戦です。

 

『天竺』はイザナの指名で班目を選出。

『東卍』からはぺーやんが名乗りを上げました。

それに対して班目は「どーでもいい!!東卍はオレ一人で殺る」などと凄みます。

が・・・班目はぺーやんに「何言ってっかわかんねぇんだよ!!」と一発KOされてしまったのでした。

これにより『東卍』の士気が上がったものの、「雑魚は任せろ!」と奮闘するぺーやんをイザナがハイキックにより沈め、『東卍』の勢いは止められてしまいました。

 

班目は、内側から溢れ出る狂気と嗜虐的な性格で、周囲と一線を画す実力者かと思われました。

しかしその実、咬ませ犬的なポジションの人物であることが、ぺーやんによって証明されてしまいました。

 

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望月莞爾(モッチー)vs千冬

開戦と共にタケミチは、高みの見物を決め込む稀咲の元を目指しました。

タケミチを阻んだのがモッチーです。

そこに「オマエの相手はオレだ」とモッチーにハイキックで襲い掛かったのが千冬でした。

 

千冬は「関東事変」開戦前の奇襲を受けた際に、モッチーに一撃で失神させられていました。

奇襲から逃れて気が付いたとき、千冬は「不意を突かれただけで今度は負けねぇ」と闘志を燃やしていました。

そのことと、タケミチを稀咲の元へ行かせるためにモッチーの前に立ちはだかったのです。

 

モッチーと千冬の戦闘内容は描写が少なく勝敗は決していないですが、モッチーは警官をボコボコにした公務執行妨害で少年院に入っていた人物。

モッチー相手に千冬が苦戦しているワンシーンがあります。

 

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灰谷兄弟vs八戒(はっかい)&アングリー

灰谷兄弟対するのは、柴八戒(はっかい)&アングリー。

灰谷兄弟の絶妙なコンビネーションを前に、八戒とアングリーの息の合わない「わがまま・甘えん坊・無責任」という“末っ子同盟”は苦戦を強いられます。

 

竜胆がアングリーの右腕と左脚を折り、動けなくなったアングリーを尻目に、蘭と2人で八戒に襲い掛かりました。

竜胆が八戒を関節技で動けなくしたところで、蘭が警棒で容赦ない波状攻撃を仕掛け、“末っ子同盟”万事休す・・・と追い込まれた時でした。

 

「ぴええええん」

アングリーが泣き出したのです。

その姿を見た者があっけにとられる中、ただならぬ空気を醸し出すアングリー。

竜胆がアングリーにとどめを刺そうと襲い掛かると・・・一撃でアングリーは竜胆を沈めてしまい、警戒する蘭をもノシてしまいました。

アングリーは普段は心優しく相手を追い込み切れないところがあるのですが、泣くとリミッターが外れ、桁外れの強さを見せるのです。

その後“泣いた青鬼”アングリーは、向かってきたモッチー、ムーチョもそれぞれ返り討ちにしてしまいました。

 

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鶴蝶

鶴蝶はタケミチの行く手を阻み、対戦しているところでした。

“泣いた青鬼”として覚醒したアングリーに騒然となった戦場。

 

鶴蝶はそのアングリーを一撃で撃破し、千冬・乾までも瞬殺してしまいました。

「東卍はもうオマエひとりだ」

タケミチに立ちはだかる鶴蝶。

鶴蝶は圧倒的な力量差でタケミチを追い込みます。

 

しかしタケミチは何度でも立ち上がり、鶴蝶に立ち向かっていきます。

“大切な人の未来を守るため”という闘志を内に秘めたタケミチを相手に、鶴蝶は徐々に気迫で押されていくのでした。

 

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マイキー・ドラケンの参戦、そして・・・

鶴蝶の様子に焦れた稀咲やイザナがタケミチと対戦、タケミチがボコボコにされる中なおも「俺がマイキー君を守るんだ!」とあきらめないタケミチ。

すると戦場にマイキーとドラケンが参戦!

マイキーとドラケンはヒナによって戦意を取り戻したのです。

そのままイザナとマイキーが対決することになります。

今まで圧倒的な強さで対戦相手を圧倒してきたマイキーですが、黒川イザナの実力も折り紙付きで、苦戦を強いられます。

しかし、徐々にマイキーの攻撃がボディーブローのように効いていき、黒川イザナを追い詰めていきます。

そして、次第に不利になって行く戦況に狼狽したイザナは、精神的にもダメージが蓄積され判断能力を失っていくのです。

 

どんな卑怯な手を使ってでも勝つことに執着したイザナは、拳銃を武器にマイキーを倒そうとします。

この時点で、勝敗は決まっていたのも同然です。

正々堂々と戦い、かっこいい不良の生きざまを貫き通したマイキーに軍配があがります。

プライドを捨て躊躇なく銃を使用したイザナの姿に、鶴蝶は『天竺』の敗北を悟りイザナに言い聞かせます。

「俺ら天竺の負けだ」と。

 

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「関東事変」の結果

イザナに負けを認めさせようと説得する鶴蝶ですが、これに憤慨したのは稀咲でした。

稀咲は鶴蝶に向けて銃を発砲します。

抵抗しようとした鶴蝶を抹殺するべく、さらに数回、引き金を引く稀咲。

無慈悲にも発せられた銃弾は、鶴蝶を庇おうとしたイザナの身体を貫きました。

これにより、『天竺』の総長であるイザナが死亡し、勝敗を決しました。

 

「関東事変」はこうして凄惨な結果で幕を閉じました。

関東事変の結末
  • 死者3名(エマ、稀咲、イザナ)
  • 『天竺』幹部5名逮捕(モッチー、ムーチョ、灰谷兄弟、班目)

しかし、未来を知るタケミチがこの「関東事変」に関わったことで、未来をヒナの生き、今までで東卍のメンバーたちが一番幸せに生活する未来に変化させることとなったのです。

黒川イザナの背景や「関東事変」についてはかなり複雑なので、詳しくまとめたこちらをご紹介します。

最強最悪の敵イザナ!元黒龍(ブラックドラゴン)八代目総長の強さは半端ない!東卍(トーマン)は勝てるのか!?

 

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【東京リベンジャーズ】現代の天竺四天王は何してる?

鶴蝶は現在、マイキーがトップを務める『梵天』を構成するメンバーです。

望月莞爾は、関東事変後、事件の主要人物として逮捕さていていますが、12年後の現代では鶴蝶と同じく、『梵天』のメンバーになっています。

同じく灰谷兄弟の兄、灰谷蘭も現代では『梵天』のメンバーです。

班目獅音に関して、「関東事変」後に逮捕され、残念ながら現代で何をしているかについて言及されることはありませんでした。

 

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まとめ

今回は天竺四天王や彼らと深く関係する人物・出来事について解説しました。

『天竺』と『東卍』の抗争「関東事変」では様々な登場人物の想いが交錯し、力と力のぶつかり合いの域を超えた人間ドラマがありましたね。

どんなに狂気的な人物でも、大切な存在や人生があるということがわかります。

天竺四天王だった4名については、最終章『梵天』編の2008年、それぞれが違うチームに所属していることがわかりました。

4名がどのようにタケミチやマイキーに関わっていくのか、今後の展開が楽しみですね。

 

「東京リベンジャーズ」は、善悪問わず魅力的なキャラクターが多数登場するのでとても引き込まれますよね。

悪の体現者として描かれている人物にも、情を感じ愛着すら湧いてしまうという方も少なくないのではないでしょうか。

見どころ満載の本編をぜひご覧になってみてください。

この記事のまとめ
  • 天竺四天王は黒川イザナの部下です
  • 鶴蝶は心優しい強者です
  • 望月莞爾は元チーム総長です
  • 灰谷蘭は非情さと素直さ持つ
  • 関東事変は抗争の発端です
  • イザナの死が勝敗を決めました
あいり
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