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天竺とは何なのか
結論から言うと、天竺(てんじく)は黒川イザナが総長の横浜の暴走族です。名前は、孤児院のイザナと鶴蝶が西遊記からとった「居場所の国」でした。
関東事変で東京卍會とぶつかった、作中で最大の敵チームです。アニメ4期の第1話も、天竺編の決着から始まります。この記事では、天竺を1つのチームとして見て、名前の由来と結成のいきさつ、主な顔ぶれの役職、東卍との違い、そして壊滅したあとの行方を順に並べます。
この記事でわかること
- 天竺の読み方・拠点・人数・特攻服
- 西遊記からとった名前と、孤児院での約束
- 総長・総参謀・四天王・幹部の主な10人
- 東卍との違いと、関東事変のあとの行方
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「天竺とはどんなチームか」を1枚にまとめます。いちばん聞かれる総長は黒川イザナです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読み方 | てんじく(横浜天竺) |
| 拠点 | 横浜。神奈川の不良をまとめ上げた |
| 総長 | 黒川イザナ(黒龍八代目総長から初代総長へ) |
| 名前の由来 | 西遊記。孤児院でイザナと鶴蝶が決めた国の名前 |
| 人数 | 約300人。ムーチョらの合流で関東事変には約400人 |
| 特攻服 | 「横浜初代天竺」の刺繍が入った赤い詰襟。灰谷兄弟の2人だけが色違いの黒 |
| 初登場 | 原作14巻121話 |
| 戦った相手 | 東京卍會。2006年2月22日の関東事変 |
実は天竺は、タケミチが過去を変える前の世界にはなかったチームです。東卍を除名された稀咲がイザナを動かし、横浜に天竺を作らせたことで、タケミチの前に新しい敵として現れます。
名前の由来は西遊記、始まりは孤児院
天竺という名前は、東卍とぶつかるために付けたものではありません。イザナと鶴蝶が、孤児院にいたころに決めた国の名前です。
交通事故で家族を失った鶴蝶は、孤児院で両親のためにお墓のようなものを作っていました。そこへ年上のイザナが来て、お墓を壊し、死んだ人のことは忘れて自分の下僕になれと言います。そのうえでイザナが語ったのが「身寄りのない奴らをみんな国民にして居場所を創ってやる」という国の話でした。
その国に、2人は西遊記の目的地からとって天竺と名づけました。王がイザナ、下僕が鶴蝶です。もとは、まっとうな暴走族になるはずの約束でした。真一郎が亡くなり、イザナが引退して浮浪生活に入ったあと、稀咲鉄太に声をかけられて、東卍を潰すためのチームへ変わっていきます。
僕はこう読む
西遊記の天竺は、旅のいちばん先にある目的地です。
何も持っていない子どもが、たどり着きたい場所の名前をチームに付けた。
その名前のまま東卍を潰しに来るところに、天竺編のいちばん苦い皮肉があると思っています。
天竺の主なメンバー10人
天竺の顔ぶれは、少年院でイザナが束ねた「S62世代」、いわゆる極悪の世代が中心です。まとまるはずがないと言われた強者たちが、この1チームにだけそろいました。四天王は鶴蝶・望月莞爾・灰谷蘭・斑目獅音の4人で、灰谷竜胆は四天王ではなく幹部です。
| 名前 | 天竺での役職 | 天竺に来る前 |
|---|---|---|
| 黒川イザナ | 初代総長 | 黒龍八代目総長 |
| 稀咲鉄太 | 総参謀 | 東卍の参番隊隊長。除名されたあと合流 |
| 鶴蝶 | 四天王の筆頭 | 孤児院でイザナの下僕に。タケミチの幼なじみ |
| 望月莞爾 | 四天王 | 呪華武の総長。S62世代 |
| 灰谷蘭 | 四天王 | 弟と六本木を仕切った。S62世代 |
| 斑目獅音 | 四天王 | 黒龍九代目総長。S62世代 |
| 灰谷竜胆 | 幹部 | 蘭の弟。S62世代 |
| 武藤泰宏(ムーチョ) | 幹部 | 東卍の伍番隊隊長。S62世代で、王はもともとイザナ |
| 半間修二 | 幹部 | 芭流覇羅の副総長。稀咲の右腕 |
| 九井一(ココ) | 幹部 | 黒龍の親衛隊長から東卍へ。ムーチョに連れて来られた |
ムーチョは東卍の伍番隊ごと天竺へ寝返り、そのときの手土産として九井一を連れて行きました。これで万次郎のカリスマ、稀咲の頭脳、九井の財力の3つがそろいます。現代の東卍が巨大な犯罪組織になった原因は、この組み合わせでした。
僕はこう読む
表の「天竺に来る前」の列を見ると、ほとんどがよそのチームの頭か幹部です。
総長経験者だけで、黒龍の八代目と九代目、それに呪華武の総長がいます。
天竺は人を育てたチームではなく、頭を集めたチームだったと思っています。
東卍とは何が違ったのか
東卍は、マイキーを慕う仲間の集まりでした。天竺は違います。四天王とS62世代の幹部たちは、イザナを時代にのし上がるための神輿として担いでいただけでした。
イザナ自身もそれを分かっていて、「天竺にあるのは利害のみ」と言い切っています。孤児の居場所を創るはずだった国が、利害だけでつながる集まりになっていました。それでもイザナは、絶対的な王として君臨し続けます。
僕はこう読む
利害だけだと知りながら、イザナは王を名乗り続けました。
孤児院で鶴蝶に「下僕になれ」と言ったときの形が、そのまま大きくなったものです。
上下を作らないと、人をつなぎ止められなかった人なのだと読んでいます。
関東事変のあと、天竺はどうなったのか
天竺は2006年2月22日、横浜第7埠頭で東卍と戦いました。約400人の天竺に対して、東卍は約50人です。勝ったのは東卍で、マイキーとのタイマンでイザナが負けを認めます。
その直後に稀咲が拳銃を持ち出し、撃たれそうになった鶴蝶をかばってイザナが死亡しました。鶴蝶は意識不明の重体になりますが、搬送先の病院で一命を取り留めています。S62世代の5人は警察に逮捕され、天竺はほぼ壊滅しました。逮捕を免れた九井一と三途春千夜は、マイキーの意向に沿って構成員を連れて引き上げています。
2年後には天竺は解散していて、元のメンバーは2つに分かれます。鶴蝶とS62世代は寺野南の六破羅単代へ、九井一と三途はマイキーの関東卍會へ。元天竺どうしが、三天戦争で敵として殴り合うことになりました。
アニメではいつ見られるのか
天竺が本格的に描かれるのは、アニメ3期の「天竺編」です。イザナは島﨑信長さん、鶴蝶は山下誠一郎さん、望月莞爾は稲田徹さん、灰谷蘭は浪川大輔さん、灰谷竜胆は下野紘さん、斑目獅音は内山昂輝さんが演じています。
続く4期「三天戦争編」は、2026年10月2日(金)の深夜からMBS・TBSで放送中で、ディズニープラスでも毎週金曜の深夜に独占配信されています。第1話は天竺編の決着と東卍の解散から始まり、元天竺の面々がそれぞれのチームへ散っていきます。
まとめ|天竺をどう読むか
天竺は、居場所のない子どもが考えた国の名前で始まり、利害だけの集まりとして終わりました。
- 天竺(てんじく)は黒川イザナが総長の横浜の暴走族
- 名前は孤児院のイザナと鶴蝶が西遊記からとった「居場所の国」
- 総参謀は稀咲、四天王は鶴蝶・望月・灰谷蘭・斑目。灰谷竜胆は幹部
- 約300人で始まり、関東事変には約400人で臨んだ
- 関東事変でイザナが死亡して壊滅。2年後には解散し、六破羅単代と関東卍會に分かれた
僕はこう読む
解散したあと、元天竺の面々は六破羅単代と関東卍會に分かれて殴り合います。
居場所を創るための国が、居場所を奪い合う戦争の材料になりました。
イザナが死んだあとのほうが、この名前は重く効いていると思っています。
赤い特攻服に刺繍されていたのは、たどり着く先の名前でした。天竺を理想の国と見るか、利害の集まりと見るかで、関東事変の意味が変わります。
——あなたは、天竺がイザナの理想を残したチームだったと思いますか。それとも最初から利害だけの集まりだったと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
天竺は、読み方と総長、四天王の顔ぶれ、名前の由来をよく聞かれます。短く答えておきます。
Q. 天竺の読み方は何ですか
A. 「てんじく」です。横浜を拠点にしたので、横浜天竺とも呼ばれます。
Q. 天竺の総長は誰ですか
A. 黒川イザナです。黒龍の八代目総長を務めたあと、天竺の初代総長になりました。
Q. 天竺の四天王は誰ですか
A. 筆頭が鶴蝶で、あとは望月莞爾、灰谷蘭、斑目獅音の4人です。灰谷竜胆は四天王ではなく幹部です。
Q. 天竺という名前の由来は何ですか
A. 西遊記です。イザナと鶴蝶が孤児院にいたころ、身寄りのない者たちの国という意味で付けました。
Q. 天竺は何人いたのですか
A. 約300人で始まり、ムーチョら元東卍伍番隊の合流で、関東事変には約400人で臨みました。
Q. 天竺はどうなりましたか
A. 関東事変でイザナが死亡してほぼ壊滅し、2年後には解散しました。元のメンバーは六破羅単代と関東卍會に分かれます。
イザナの嫉妬が引き金でした。特攻服のタスキも、関東事変の全容も、四天王と幹部も。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月22日


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