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黒龍の歴代総長は誰なのか
結論から言うと、黒龍の総長は初代が佐野真一郎、八代目が黒川イザナ、九代目が斑目獅音、十代目が柴大寿、十一代目がタケミチです。二代目から七代目は出てきません。
黒龍(ブラックドラゴン)は、マイキーの兄・真一郎が作ったチームです。関東をひとつにまとめた伝説のチームが、代を重ねるうちに恐喝も薬物もする集団に変わり、最後はタケミチの手に渡りました。この記事では、歴代総長とメンバーを一覧にしたうえで、黒龍がどう変わっていったのか、タケミチが十一代目を継いだ経緯とその後までを順に見ていきます。
この記事でわかること
- 初代から十一代目までの歴代総長と主なメンバー
- 二代目から七代目が描かれていない理由
- 八代目イザナの代で黒龍が変わってしまったわけ
- タケミチが十一代目総長を継いだ経緯とその後
黒龍の歴代総長とメンバーを一覧で見る
「黒龍 総長」「黒龍 メンバー」と調べる人が知りたいことを、代ごとに並べます。
| 代 | 総長 | 主なメンバー・できごと |
|---|---|---|
| 初代 | 佐野真一郎 | 副総長・明司武臣/親衛隊長・荒師慶三(ベンケイ)/特攻隊長・今牛若狭(ワカ)。関東をまとめ上げた |
| 二代目〜七代目 | 作中に名前なし | 初代の志を受け継いでいたとされる |
| 八代目 | 黒川イザナ | 恐喝・強盗・薬物もする集団に変わる。乾青宗(イヌピー)が入ったのはこの代 |
| 九代目 | 斑目獅音 | 当時6人しかいなかった東卍に潰される |
| 十代目 | 柴大寿 | 特攻隊長・乾青宗/親衛隊長・九井一(ココ)。聖夜決戦で東卍に敗れる |
| 十一代目 | 花垣武道(タケミチ) | 副総長・乾青宗。16巻143話でイヌピーに頼まれて継ぐ。東卍壱番隊隊長と兼ねる |
初代の結成日は2月22日です。この日付は、あとで天竺編の大事な場面にもう一度出てきます。
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表にすると、はっきり描かれているのは初代と、八代目から後だけです。
つまり作品が見せたいのは「伝説のチーム」の歴史ではなく、真一郎の作ったものが、真一郎を慕った人たちの手でどう崩れ、どう取り戻されたかなのだと思っています。
空白の六代は、落ちていく前の「まだ輝いていた時間」として、わざと語られていないように見えます。
初代総長・佐野真一郎|喧嘩に弱い男が関東をまとめた
初代総長の佐野真一郎は、マイキーの10歳上の兄です。黒龍を作ったのは15歳のときでした。
当時の関東は東西に割れていました。西関東を率いていたのは日本最大のチームと言われた螺愚那六(ラグナロク)。東関東では、それに対抗するために12のチームが集まって煌道連合を組み、にらみ合っていました。その関東を一つにまとめたのが、まだ無名だった真一郎の黒龍です。
意外なことに、マイキーによれば真一郎は喧嘩にも女にも弱かったといいます。それでも、ここぞというときには自分より強い相手にも平気で向かっていく。いるだけで周りが頼りにする男でした。年の離れたマイキーと妹のエマの父親代わりをつとめ、血のつながらないイザナのことまで気にかけていました。
黒龍を引退したあとはバイク屋を営み、かつての仲間や若い不良がいつも集まっていました。そこに通っていた一人が、のちのイヌピーです。その真一郎は、羽宮一虎に殴られて23歳で亡くなりました。
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強さでは弟に遠く及ばない兄が、弟より先に関東をまとめています。
この作品の「総長の器」は、腕っぷしではなく引かない背中で測られているのだと思います。
だからこそ、喧嘩の弱いタケミチが、最後にこの看板を継ぐことに意味が出てくると読んでいます。
八代目・黒川イザナ|兄を独り占めしたかった総長
黒龍は七代目までは初代の志を受け継いでいたとされます。それが大きく変わったのが、八代目の黒川イザナの代です。ゆすり、強盗、薬物と、なんでもありの集団になり、初代のころの面影は消えました。
最初からそうするつもりだったわけではありません。黒龍を継ぎたいと真一郎に伝えたとき、イザナは「兄貴の大事なモノをオレが守りたいから」と笑顔を見せています。
一方の真一郎は、黒龍を兄弟でつないでいくのが夢だったと語っています。イザナに継がせ、最後はマイキーへ。けれどイザナが望んでいたのは、真一郎が「自分だけの兄」でいてくれることでした。その願いがかなわないと知ったところから、イザナは黒龍をまったく別のチームに変えていきます。
イヌピーが黒龍に入ったのは、ちょうどこの八代目のときです。バイク屋で見た初代の仲間たちに憧れて入ったチームは、もう憧れた姿をしていませんでした。イヌピーが「真一郎の作った黒龍を取り戻したい」と思うようになったのは、ここからです。
九代目・斑目獅音|6人の東卍に潰された代
九代目の総長は斑目獅音です。やり方はイザナの代と変わりませんでしたが、決定的に違うのは、九代目で黒龍が一度潰されていることです。
相手は、結成したばかりで当時たった6人しかいなかった東卍でした。関東を統一した伝説のチームの名前が、無名のチームに負けたことになります。初代の親衛隊長だったベンケイに「黒龍のツラヨゴシ」と罵られても、言い返せないところです。
それでも獅音は、関東事変でも、その後の三天戦争でも「元黒龍総長」の肩書きを名乗り続けています。獅音にとっては、数少ない誇れる過去なのでしょう。
十代目・柴大寿|イヌピーが立て直した黒龍
九代目で潰れても、イヌピーはあきらめませんでした。柴大寿を総長に立て、十代目として黒龍を復活させます。特攻隊長はイヌピー、親衛隊長は九井一(ココ)です。
この十代目と東卍がぶつかったのが、聖夜決戦です。黒龍は敗れ、東卍壱番隊の傘下に入りました。イヌピーはこの戦いで、どれだけ強い相手でも仲間のために立ち上がり、決して引かないタケミチの姿を見ます。そこに、憧れた真一郎の面影を重ねました。
十一代目・花垣武道|イヌピーの土下座から始まった
天竺編に入ると、ココが天竺に引き抜かれます。ココを取り戻すために、イヌピーは16巻143話でタケミチに土下座しました。「十一代目黒龍の総長を継いでほしい」と頭を下げたのです。
タケミチもヒナを救うためにここまで来た男です。誰かを守るために戦う気持ちは、よく分かっていました。タケミチはその思いを受け取り、東卍壱番隊隊長と兼ねる形で十一代目総長を継ぎ、イヌピーは副総長になります。
実はイヌピーは、聖夜決戦に負けて東卍の傘下に入ると決めたときに、タケミチを総長にしたいとマイキーに伝えていました。マイキーの返事は「ヤダ」。タケミチを最初に見つけたのは自分だという気持ちと、イヌピーが自分と同じように兄の面影に気づいたことへの、小さなやきもちが見えます。それでも最後は、タケミチがどうしてもと言うならと条件をつけて、十一代目の黒龍を認めました。
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マイキーの「ヤダ」は、たった2文字の子どもっぽい返事です。
でも、真一郎の面影を最初に見ていたのが自分だけではなかったと知ったときの、兄を取られたくない弟の顔がそこに出ていると思います。
イザナが真一郎を独り占めしたかったのと、根っこは同じ気持ちに見えます。
2月22日は何の日なのか
2月22日は、初代黒龍が生まれた日です。黒龍にとって、そして真一郎を慕う人たちにとって、特別な日になっています。
イヌピーは、タケミチが十一代目総長になったことを、この日に真一郎の墓前で報告しました。マイキーとエマも同じ日に墓参りに来ています。そして、真一郎に心酔していたイザナは、この2月22日を関東事変の日に選びました。同じ一人の男を慕った者たちが、同じ日に、まったく別のことをしていたわけです。
十一代目黒龍はその後どうなったのか
十一代目の黒龍としての活躍は、作中では描かれていません。十一代目総長と東卍壱番隊隊長を兼ねて関東事変を戦ったあと、タケミチは現代へ戻ります。
天竺編は原作の15巻から21巻で、21巻185話が最終話です。次にタケミチが飛んだのは12年前ではなく10年前で、そのときにはもう東卍は解散していました。タケミチはどこのチームにも属さない、ふつうの高校生です。その2年のあいだに黒龍がどうなったのかは、分からないままです。イヌピーとの再会も果たしますが、黒龍の話は出てきません。
まとめ|黒龍をどう読むか
黒龍の総長は、初代の佐野真一郎から十一代目のタケミチまで続きました。はっきり描かれているのは初代と、八代目から十一代目です。
- 初代は佐野真一郎。15歳で作り、2月22日が結成の日
- 二代目から七代目は作中に名前が出てこない
- 八代目イザナの代で、恐喝や薬物もする集団に変わった
- 九代目の斑目獅音の代で、6人の東卍に一度潰された
- 十代目は柴大寿。イヌピーが立て直し、聖夜決戦で東卍に敗れた
- 十一代目はタケミチ。16巻143話でイヌピーに頼まれて継いだ
僕はこう読む
十一代目の黒龍は、看板だけ渡されて、ほとんど何もしないまま物語から消えます。
それでも継いだ意味はあったと思っています。
イヌピーが本当に取り戻したかったのはチームの名前ではなく、真一郎のような総長でした。タケミチがその席に座った時点で、イヌピーの黒龍はもう完成していたのだと読んでいます。
黒龍を、落ちていった伝説と見るか、最後に正しい持ち主に戻ったチームと見るかで、イヌピーの物語の見え方は変わってきます。
——あなたは十一代目の黒龍を、名前だけのチームだったと思いますか。それとも、イヌピーの願いがかなった形だったと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
初代の4人と十一代目の143話、イヌピーの役職は代ごとに混ざりやすいので、分けて置いておきます。
Q. 黒龍の初代メンバーは誰ですか
A. 総長の佐野真一郎、副総長の明司武臣、親衛隊長の荒師慶三(ベンケイ)、特攻隊長の今牛若狭(ワカ)です。
Q. 黒龍の二代目から七代目の総長は誰ですか
A. 作中に名前は出てきません。七代目までは初代の志を受け継いでいたとされています。
Q. タケミチが十一代目総長になったのは何巻何話ですか
A. 16巻143話です。ココを天竺に引き抜かれたイヌピーが、土下座して頼みました。
Q. イヌピーは黒龍でどんな役職でしたか
A. 八代目のときに入り、十代目では特攻隊長、十一代目では副総長をつとめました。
初代黒龍の総長は佐野真一郎でした。黒川イザナや乾青宗、斑目獅音も置きました。
イザナの正体黒川イザナは何者か?天竺初代総長で、関東事変のあと東卍のNo.3になりました!黒川イザナは天竺の初代総長でした。
十一代目の副総長イヌピーとは何者なのか?乾青宗です。黒龍十代目の特攻隊長で、十一代目の副総長!イヌピーは十一代目黒龍の副総長です。
九代目の力斑目獅音は何者か?黒龍九代目総長で、最後は梵天の幹部になりました!九代目の斑目獅音は強かったのでしょうか。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月30日


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