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関東事変とは何なのか
結論から言うと、関東事変は2006年2月22日に横浜第7埠頭で起きた、東卍と天竺の抗争です。東卍が勝ちましたが、エマ・イザナ・稀咲の3人が命を落としました。
東卍にとって史上最大で、最後の抗争です。天竺は、稀咲と黒川イザナが手を組んで作った横浜のチームでした。この記事では、関東事変がいつ・なぜ起きたのか、誰と誰が戦ったのかを一覧にしたうえで、決着と、その後それぞれがどうなったのかまでを順に見ていきます。
この記事でわかること
- 関東事変の日付・場所・人数と、原作とアニメの何話か
- 稀咲とイザナが抗争を起こした理由
- 魁戦から総長どうしのタイマンまでの対戦カード
- 死亡した3人と逮捕者5人、そのあとの行方
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「関東事変 いつ」「関東事変 何巻」と調べる人が知りたいことを、先に並べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| いつ・どこで | 2006年2月22日・横浜第7埠頭(初代黒龍の結成日) |
| 人数 | 東卍 約50人 対 天竺 約400人 |
| 仕掛けた側 | 天竺。総長・黒川イザナと参謀・稀咲鉄太 |
| 勝敗 | 東卍の勝ち。イザナが負けを認めた |
| 死亡者 | エマ・イザナ・稀咲の3人 |
| 逮捕者 | 極悪の世代の5人(斑目獅音・望月莞爾・武藤泰宏・灰谷蘭・灰谷竜胆) |
| 原作・アニメ | 天竺編(原作15巻〜21巻、21巻185話で完結)。アニメは3期「天竺編」(2023年10月放送開始) |
僕はこう読む
勝った側の東卍がいちばん大きなものを失っている、という表になっています。
エマは東卍の側の人で、しかも決戦の前に殺されました。
勝敗の欄と死亡者の欄が、まるで別の抗争の記録のように並んでいる。関東事変の後味は、この食い違いから来ているのだと思います。
関東事変はなぜ起きたのか
直接のきっかけは、稀咲の「やり直し」です。稀咲は聖夜決戦の前後で汚いやり方がばれ、東卍を除名されていました。それでも、日本一の不良になるにはマイキーの顔がどうしても要る。そこで、マイキーと同じくらいの強さを持つイザナを訪ね、天竺の参謀におさまりました。
イザナの狙いは、マイキーを自分と同じ空っぽにすることでした。稀咲の狙いは、心のよりどころを失ったマイキーを操ることです。2人の利害が重なり、イザナは稀咲に利用されていると知りながら、それを受け入れました。
天竺は、タケミチが過去を変える前にはなかったチームです。イザナと少年院で一緒だった「極悪の世代」、イザナと幼いころに「王と下僕」の約束をかわした鶴蝶、そして稀咲と半間が幹部に並び、あとから武藤泰宏(ムーチョ)と九井一(ココ)が加わりました。
決戦の前に、東卍は崩されていた
天竺はまず、東卍の隊員を探しては片っ端からつぶす奇襲をかけました。200人ほどいた東卍は、決戦の直前には戦える者が約50人まで減っています。
弐番隊隊長の三ツ谷と肆番隊隊長のスマイリーは、斑目獅音と灰谷竜胆に鉄パイプで殴られて意識不明に。参番隊はパーちんが少年院に入って以来、隊長がいません。そして伍番隊は、隊長のムーチョごと天竺へ寝返りました。ムーチョはもともと、イザナを「王」とする極悪の世代の一人だったのです。
2月22日、真一郎の墓の前でイザナはマイキーに宣戦布告します。「今日の夜20時、横浜第7埠頭に東卍総動員で来い」。その直後、マイキーを待っていたエマが、稀咲に殴られ、命を落としました。マイキーとドラケンは戦う気力を失い、東卍は主力のいないまま決戦に向かうことになります。
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決戦の日を真一郎の墓前で告げた、その帰りにエマが殺されています。
イザナが決戦に選んだ2月22日は、真一郎が黒龍を作った日でした。
その前日に、真一郎が守ろうとした妹が奪われる。イザナがどこまで知っていたかにかかわらず、この日付の重なり方そのものが残酷だと読んでいます。
関東事変の対戦カード一覧
決戦で誰と誰がぶつかったのかを、順に並べます。
| 対戦 | 結果 |
|---|---|
| ペーやん 対 斑目獅音(魁戦) | ペーやんの一撃で獅音がダウン |
| 千冬 対 望月莞爾(モッチー) | 千冬が押されるが決着つかず |
| イヌピー 対 ココ | ムーチョが割って入り決着つかず |
| イヌピー 対 ムーチョ | ムーチョの柔道技でイヌピーが敗れる |
| 八戒・アングリー(末っ子同盟)対 灰谷兄弟 | 覚醒したアングリーが灰谷兄弟・モッチー・ムーチョを倒す |
| タケミチ 対 鶴蝶 | 力は鶴蝶が圧倒。タケミチは倒れず、稀咲が銃で乱入 |
| マイキー 対 イザナ | マイキーの勝ち。イザナが負けを認めた |
魁戦から、アングリーの覚醒まで
魁戦(さきがけせん)は、全面対決の前に両チームの代表どうしがタイマンをする儀式です。天竺から出たのは斑目獅音、東卍からはペーやん。「東卍は全員オレ一人で殺る」と見下す獅音に、ペーやんは「オマエ、さっきからよぉ。何言ってっか、わかんねぇんだよ!!」と顔を殴り、一撃で勝ってしまいました。これで東卍は奮い立ちます。
その流れをイザナがペーやんへのハイキック一撃で断ち切り、あちこちで東卍が押されはじめます。千冬はモッチーの力に押され、イヌピーは敵として現れたココと本気でぶつかったあと、割って入ったムーチョに投げ飛ばされました。流れを変えたのは、八戒がやられそうになったのを見て覚醒したアングリーです。灰谷兄弟、モッチー、ムーチョを次々に倒していきました。
タケミチ対鶴蝶「東卍は負けねぇ」
覚醒したアングリーを止めたのが、天竺四天王の筆頭・鶴蝶でした。鶴蝶はタケミチの幼なじみで、いまのヒーローはイザナだと言う男です。気づけば、東卍で立っているのはタケミチだけになっていました。
「もういい!タケミチ。東卍の負けだ」と叫ぶ千冬に、タケミチは「東卍は負けねぇ!!!オレがいる限り…東卍は負けねぇんだよ」と返します。動揺した鶴蝶を見て、稀咲が銃を持って乱入し、タケミチの足の甲を撃ちました。それでも稀咲をまっすぐ見すえるタケミチに、倒れていた東卍の面々が戦う気持ちを取り戻します。それを見ていたムーチョは「これが東卍と天竺の差か…」と心の中でつぶやきました。
僕はこう読む
この差を口にしたのが、東卍を裏切ったムーチョだったことに意味があると思っています。
一人がチームのために立ち、チームが一人に応える東卍と、「オレのために死ねるな?」と問う天竺。
両方の中にいたことがある男にしか、その違いは見えなかった。寝返った本人の言葉だから、重く響きます。
マイキー対イザナ、そして稀咲の最期
イザナに一撃ではね返されても向かっていくタケミチの前に、マイキーとドラケンが現れます。失意の2人を立たせたのは、タケミチのタイムリープのことを打ち明けたヒナでした。
総長どうしの勝負は、最初はイザナが押しました。マイキーの蹴りを受け止め、カウンターのハイキックを決めます。鶴蝶は「孤独がイザナの力」と言いました。マイキーは攻めながら「オレにはオマエがいて、オマエにはオレがいる」と気持ちを伝え、イザナは少しずつ追い込まれていきます。「喧嘩にも負けたら何もなくなっちまうんだよ」と銃を手にしたイザナを、鶴蝶が止めに入りました。
計画が崩れるのを恐れた稀咲が、鶴蝶に銃を向けます。その弾を受けたのは、鶴蝶をかばったイザナでした。イザナは鶴蝶に「オレには、オマエしかいないから」と伝え、マイキーには自分が佐野家の誰とも血のつながらない連れ子だったことを打ち明けて、息を引き取ります。鶴蝶は一命をとりとめました。
半間に連れられて逃げた稀咲を、タケミチはドラケンの助けで追います。稀咲は、ヒナへの思いや、日本一の不良を目指した理由を語ったあと、再び逃げ出し、道に飛び出したところをトラックにはねられて死亡しました。
関東事変のあと、それぞれはどうなったのか
警察が来る前に、マイキーは両チームに解散を指示します。残って捕まる役を引き受けたのは、ムーチョをはじめとする極悪の世代の5人でした。半間は逃げたまま行方が分からなくなります。
タケミチからすべてを聞いたマイキーは、未来を変えるにはこれがいちばんだと、東卍の解散を宣言しました。タケミチが現代に戻ると、パーちんの結婚式で東卍の面々が笑っていて、ヒナも生きています。ただ、その場にマイキーの姿はありませんでした。
天竺にいた者たちも、別々の道を行きます。ココはイヌピーに別れを告げました。ムーチョは少年院を出た直後に三途春千夜に殺されます。関東事変の次は、三天戦争へと物語が続いていきます。アニメでは、その三天戦争編(4期)が2026年10月2日から放送されます。
まとめ|関東事変をどう読むか
関東事変は、稀咲とイザナが仕掛け、東卍が勝った抗争です。けれど、決戦の前にエマが奪われ、決戦のなかでイザナが、決戦のあとで稀咲が命を落としました。
- 2006年2月22日、横浜第7埠頭。東卍約50人 対 天竺約400人
- 稀咲はマイキーを操るため、イザナはマイキーを空っぽにするために手を組んだ
- 魁戦はペーやんの一撃勝ち。アングリーの覚醒で東卍が持ち直した
- マイキーがイザナに勝ち、東卍の勝利で終わった
- 死亡者はエマ・イザナ・稀咲の3人、逮捕者は極悪の世代の5人
僕はこう読む
イザナは最後に、マイキーではなく鶴蝶に本音を言って死んでいきました。
兄弟になりたかった相手には、血がつながっていないことを打ち明けるだけで精いっぱいでした。
探していた家族は、ずっと隣にいた下僕のほうでした。関東事変は、イザナがそれに気づくまでの抗争だったのだと思います。
関東事変を、東卍が勝った抗争と見るか、全員が何かを失った抗争と見るかで、このあとのマイキーの見え方は大きく変わります。
——あなたは関東事変を、東卍の勝利だったと思いますか。それとも、誰も勝っていない抗争だったと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
2月22日の日付と、死亡者・逮捕者の数は混ざりやすいので、分けて置いておきます。
Q. 関東事変はいつ起きましたか
A. 2006年2月22日です。初代黒龍の結成日で、場所は横浜第7埠頭でした。
Q. 関東事変で死亡したのは誰ですか
A. エマ・イザナ・稀咲の3人です。エマは決戦の前に、イザナは決戦の中で、稀咲は決戦のあとに亡くなりました。
Q. 関東事変の逮捕者は誰ですか
A. 極悪の世代の5人です。斑目獅音・望月莞爾・武藤泰宏(ムーチョ)・灰谷蘭・灰谷竜胆が残って捕まりました。
Q. 関東事変の次は何ですか
A. 東卍が解散したあと、物語は三天戦争へ続きます。アニメ4期「三天戦争編」は2026年10月2日から放送です。
関東事変を仕掛けたイザナの正体、寝返ったムーチョ、捕まった灰谷竜胆へ続きます。
天竺の総長の正体黒川イザナは何者か?天竺初代総長で、関東事変のあと東卍のNo.3になりました!天竺の初代総長は、その後東卍のNo.3になります。
寝返った伍番隊天竺編の裏切り者は誰なのか?伍番隊隊長ムーチョです。主はイザナでした!天竺へ寝返ったのは伍番隊隊長のムーチョです。
捕まった幹部灰谷竜胆はどんな男か?関節技で組む蘭の弟で、天竺の幹部から梵天の幹部へ!逮捕者の一人、灰谷竜胆はどんな男だったのでしょうか。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月30日


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