【炎炎ノ消防隊】「ラートム」の意味が明らかに!英語の由来と意外な使い方も紹介! | 漫画コミック考察ブログ

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【炎炎ノ消防隊】「ラートム」の意味が明らかに!英語の由来と意外な使い方も紹介!

炎炎ノ消防隊ラートム解説
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この記事を読むとわかること
  • ラートムは焔ビト鎮魂の言葉
  • 聖陽教がキリスト教に類似
  • アイリスの祈りに疑念が発生

『炎炎ノ消防隊』を読む中で良く目にするのが「ラートム」という言葉。

作中であまりに浸透しているので、「これって実際ある言葉なの?」「何語なの?」などなど多くの人がうっすら気になっているのではないでしょうか。

そこで今回は「ラートム」を取り上げてみました。

用語の意味や名場面をご紹介していきます!

 

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【炎炎ノ消防隊】ラートムってどういう意味?

「ラートム」は主に焔ビトを鎮魂する際に唱えられていますが、他にも言葉の最後を「ラートム」で締めるキャラクターや「ラートム」と呟くキャラクターも見受けられます。

それでは一体「ラートム」とはどういう意味なのでしょうか。

 

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ラートムの意味を解説!

『炎炎ノ消防隊』の舞台である東京皇国では“聖陽教”が国教となっています。

聖陽教は大災害以降の人類最後の拠りどころともされ、焔ビトの鎮魂や皇国における医療も「聖陽教会にのみ許された神事」として聖陽教会が独占しています。

そして聖陽教は太陽を神と崇め、聖職者はこう祈りを捧げるのです。

炎ハ魂ノ息吹 黒煙ハ魂ノ解放 灰ハ灰トシテ其ノ魂ヨ 炎炎ノ炎ニ帰セ ラートム

このように「ラートム」は祈りや鎮魂の最後に唱えられている言葉

これはキリスト教でいう「アーメン」のようなものではないかと受け取れます。

キリスト教の「アーメン」は、「まさにそうであり、そうあるべき」「そうなりますように」などといった意味だそうです。

つまり「ラートム」も同じような意味で使われていると考えると、この祈りは「炎は魂の息吹であり、黒煙(焔ビトになる)は魂の解放である。体が灰になったとしても魂は然るべき炎に帰りますように」といった意味になると思われます。

 

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キリスト教との関係は?

「ラートム」が「アーメン」のような意味合いではないかと書きましたが、聖陽教にはキリスト教との共通点が多々あるのです。

まず聖陽教のシンボルが十字架であること

そして聖職者の呼称が司祭・神父・シスター等となっています

彼らの服装もキリスト教と似たようなデザインになっていますし、宗教施設も大聖堂・教会・修道院などキリスト教に似た部分が見受けられます。

わかりやすいのが聖陽教会を母体としている第1特殊消防隊で、その拠点は第1特殊消防“大聖堂”であり、中隊長たちがローブを着ていることを始め、修道服姿のシスターも多く見受けられるなど、キリスト教に通じる描写を多く見ることができます。

第1では敬礼ではなく合掌という点もそういった特徴のひとつですね。

ちなみに第8の拠点も第8特殊消防“教会”です。

しかし恐らく『炎炎』世界としての宗教感を出すためにキリスト教をモチーフにしたデザインにしただけであって、あくまでも概念は別物…聖陽教は『炎炎ノ消防隊』独自の宗教だと捉えるべきでしょう。

 

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ラートムの由来を考察!

「ラートム」とは一説には「弔う」をもじった『炎炎ノ消防隊』独自の造語だとされています。

作中で行われている鎮魂とは焔ビトになってしまった人を救うことであり、苦しみから解放してその魂を鎮めること。

しかし見方を変えれば、焔ビトとなってしまった人を“殺す”ことでもあります。

思いがけず焔ビトとなった本人は無念でしょうし、突如大切な人が焔ビトと化した遺族や周囲の人々にとっても特殊消防隊のその行為に意味がなければつらいだけですよね。

そこで必要なのが聖職者の祈りです。

聖職者が太陽神に祈りを捧げ「ラートム」と“弔い”焔ビトの魂を太陽神の元へおくることで、特殊消防隊の鎮魂が正当な行いとなり、遺された者たちも死を受け止める姿勢になることができるのです。

また、祈りの元で鎮魂することは特殊消防隊員たちが迷いなく活動することにも繋がります。

「ラートム」を含めたこの祈りは作法的なものではありますが、きちんと人の死を扱うために非常に重要な言葉なのです。

 

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【炎炎ノ消防隊】シスターのアイリスが鎮魂の祈りで「ラートム」と唱えるシーンを紹介!

物語が第8特殊消防隊を中心に描かれている以上、読者にとってシスター・アイリスの「ラートム」が一番身近ですよね。

そこで個人的にお気に入りのアイリスの「ラートム」をご紹介していきたいと思います。

まずは第1話での「ラートム」。

これは最前線で鎮魂する桜備の言葉と重ねて描かれていますが、作品のメインテーマと鎮魂の仕方、そしてアイリスの役目が伝わった大きなシーンではないでしょうか。

もうひとつが第148話での「ラートム」。

鎮魂の祈りを捧げるアイリスが正面から全身と顔のアップ両方で描かれていて、活動中のアイリスの様子がわかりやすく伝わってくるシーンだと思います。

実はこの時のアイリスには今までとは違い、聖陽教への疑問=雑念が混ざっているというところも後の展開に繋がるので注目です。

そして番外編としてアニメ19話。

ラートム。ラートム」と言いながら伝道者一派のアサルトをボッコボコにしています。

普段とは一味違った「ラートム」が見られるので、原作派の方もここは必見です。

 

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【炎炎ノ消防隊】Twitterではラートムのポーズで大盛り上がり!ファンの反応や使い方まとめ!

「ラートム」と唱える際は、両手の指先を合わせ(親指は爪側を合わせる)手元で三角を作るような形で合掌します

今Twitterではその合掌ポーズをした写真が多数投稿されているんですよ。

また、「ラートム」という言葉も多く使われています。

主には呟きの最後を締めるように使われているようですが、作者の大久保先生はこんな「ラートム」も繰り出していました。

お前らラートム

そんな使い方で良いんですね(笑)

もちろん返すべき言葉は「ラートム」です。

言葉の言いやすさや合掌ポーズの手軽さで「ラートム」は現実世界をも席巻している様子。

「ラートム」は作中で浸透しているだけでなく、『炎炎』ファンを繋ぐ言葉でもありました

 

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まとめ

もはや『炎炎ノ消防隊と言えばラートム』というほど強く根付いている「ラートム」。

作中では死者を弔う意味を含む神妙な祈りの言葉ですが、現実世界では非常にポップなものになっているようですね。

その使いやすさが「ラートム」の魅力だと思います。

このまま「ラートム」と共にもっと『炎炎ノ消防隊』という作品が世間に広まると良いですね。

皆さん是非「ラートム」を使っていきましょう!

この記事のまとめ
  • ラートムは焔ビトの鎮魂語です
  • 聖陽教はキリスト教に類似します
  • ラートムは祈りの締めの言葉です
  • アイリスのラートムが重要シーンです
  • Twitterでラートムが流行中です
  • ラートムはファンの絆を深めます
あいり
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