ラートムの手の形はどう作るのか
結論から言うと、両手の掌を合わせて中を膨らませ、親指だけを掌の内側に入れて爪同士を合わせます。残り4本は指先だけをくっつける——この形です。
できあがると三角よりやや丸みのある山になり、近くで見ると逆さまのハートのように見えます。
この記事でわかること
- ラートムの手の形の作り方(手順)
- この形に作中の説明があるかどうか
- 鎮魂のときに唱える言葉の全文
- なぜシスターでなければ鎮魂できないのか
- 祈らずに焔ビトを倒すとどうなるか
- 鎮魂以外での使い方
手順で作る
- 1. 両方の掌を合わせる
- 2. 親指以外の4本は、指先だけをくっつける。掌のあいだは膨らませたまま
- 3. 親指だけを掌の中に入れ、親指の爪同士を合わせる
ポイントは親指を外に出さないことです。ここを間違えると、ただの合掌になってしまいます。
親指の関節が土台になり、残り4本が山を作る——だから頂点がとがりすぎない、丸みのある山になります。この輪郭が逆さハートに見える正体です。
この形に意味はあるのか
正直に書きます。この手の形が何を表しているのか、作中で説明された場面はありません。
分かっているのはラートムが聖陽教会の祈りであり、太陽神への信仰に基づくという点までです。形そのものの由来は語られていません。
僕はこう読む
形の意味が語られていないのは、語る必要がないからだと思っています。
キリスト教の十字を切る動作も、作中で誰かが由来を説明したりはしません。そこにある宗教だからです。
——この作品が上手いのは、ラートムを「特殊消防隊の必殺技」ではなく「生活の中の作法」として置いたところだと思います。
だから焔ビトの前だけでなく、怪我をした仲間にも、何気ない日常でも使われる。
説明されないまま全員が同じ形を作れている——それ自体が、東京皇国という世界の描写になっているのだと思います。
鎮魂のときに唱える言葉
ラートムはその一語だけを言えばいいものではありません。焔ビトを鎮魂するときは、シスターが長い口上を述べます。
炎ハ魂ノ息吹
黒煙ハ魂ノ解放
灰ハ灰トシテ
其ノ魂ヨ
炎炎ノ炎ニ帰セ
ラートム
この儀式は、焔ビトの魂を太陽神のもとへ送り届けるためのものです。ラートムは締めの一語であって、これだけでは成立しません。
なぜシスターでなければならないのか
森羅をはじめ、隊員が戦闘中にラートムを口にすることはあります。しかし鎮魂を完遂できるのはシスターだけです。
シスターとは聖陽教会出身の修道女を指します。教会を出た修道女が、特殊消防隊の各隊に配属される仕組みです。第8特殊消防隊ではアイリスがその役目を担っています。
資格が要る
第1特殊消防隊の環古達も、もともとはシスター志望でした。資格を取るために勉強をしていた人物です。
ところが炎を出せるようになったため、シスターではなく戦闘員として消防隊に入りました。
試験の詳細は明かされていませんが、環の経歴を見るかぎり鎮魂には相応の資格が必要だと分かります。
祈らずに倒すとどうなるか
ここが、この作品の設定でいちばん重いところです。
祈りの言葉を唱えずに焔ビトを倒しても、それは鎮魂になりません。
焔ビトは、人体発火によって永遠に苦しみ続けている人間です。祈りなしで倒せば魂は成仏せず、さまようだけになります。
そして扱いとしてはただの人殺しです。罪に問われます。
だから隊員が繰り出す攻撃は、あくまで焔ビトを食い止め、弱らせるための先行手段であって、最後の一手はシスターの祈りでなければなりません。シスターが戦いの現場に同行しなければならないのは、このためです。
僕はこう読む
この設定は、作品の運用としてはかなり不便です。
焔ビトが2体同時に出たら、シスター1人ではまとめて鎮魂できません。1体でも口上に時間がかかります。
——普通の少年漫画なら、この不便さを解消する道具を出すところだと思います。
「祈りを込めた武器」があれば、時間も人数の問題も一気に片づきます。
それでもこの作品は、不便なまま押し通しました。
シスターを連れていかないと戦えない——その面倒くささが、特殊消防隊が「軍」ではなく「消防」である理由そのものなのだと思います。
鎮魂以外での使い方
ラートムは焔ビト専用ではありません。広く「肯定的な願い」を込める言葉として使われます。
- 焔ビトに向けて……苦しまずに成仏できますように
- 仲間に向けて……早く良くなりますように、傷が治りますように
- 日常で……世界が平和になりますように、焔ビトが発生しない世界になりますように
まとめると「神様のご加護がありますように」に近い言葉です。キリスト教のアーメンに相当する立ち位置だと考えると分かりやすくなります。
シスターの仕事は鎮魂だけではない
シスターが担うのは、焔ビトを送ることだけではありません。
負傷者のケア、そして焔ビト化した家族を失った遺族の心のケアも仕事のうちです。
特殊消防隊は分業制で、森羅のような戦闘員のほかに、シスター・技術者・科学者といった専門職が集まってひとつの隊を作っています。誰か一人が欠けても成立しない構造です。
まとめ
ラートムの手の形は、両掌を合わせて膨らませ、親指を中に入れて爪同士を合わせる形です。
手順にすると、こうなります。
- 両手の掌を合わせ、中を膨らませる
- 親指だけを掌の内側に入れ、爪同士を合わせる
- 残りの4本は指先だけをくっつける
- 結果として三角より丸みのある山になり、逆さハートに見える
- この形が何を表すかは作中で説明されていない
僕はこう読む
形の意味が語られていないのは、語る必要がないからだと思っています。
キリスト教の十字を切る動作も、作中で誰かが由来を説明したりはしません。
そこにある宗教だからです。
そして鎮魂を完遂できるのは聖陽教会出身のシスターだけ——これは運用としてかなり不便な設定です。焔ビトが2体同時に出たら間に合いません。普通なら解消する道具を出すところです。この不便さを設定の穴と読むか、祈りを省略させないための縛りと読むかで、この作品の姿勢が変わってきます。
——あなたは鎮魂できるのがシスターだけという縛りを、物語の都合が悪い設定の穴だと思いますか。それとも、祈りを省略させないための縛りだと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
ラートムの手の形は言葉での説明が難しく、意味も作中で語られていません。手順から順に確認しておきます。
Q. ラートムの手の形はどう作りますか
A. 両掌を合わせて中を膨らませ、親指だけを掌の内側に入れて爪同士を合わせます。残り4本は指先だけをくっつけます。
Q. なぜ逆さハートに見えるのですか
A. 親指の関節が土台になり、残り4本が丸みのある山を作るためです。三角形よりやや角が丸くなります。
Q. 手の形に意味はありますか
A. 作中で説明された場面はありません。ラートムが太陽神への信仰に基づく祈りであることまでは分かっています。
Q. 鎮魂の祈りの全文は何ですか
A. 「炎ハ魂ノ息吹 黒煙ハ魂ノ解放 灰ハ灰トシテ 其ノ魂ヨ 炎炎ノ炎ニ帰セ ラートム」です。
Q. 祈りなしで焔ビトを倒すとどうなりますか
A. 鎮魂になりません。魂は成仏せずにさまよい、行為としてはただの人殺しとして罪に問われます。
Q. シスター以外でも鎮魂できますか
A. できません。隊員がラートムを口にすることはありますが、鎮魂を完遂できるのは聖陽教会出身のシスターだけです。
ラートムという一語が、鎮魂と信仰の境界を静かに示します
アイリスの素顔シスター(アイリス)は巨乳なのに人気がない?悲惨な過去と能力の秘密をネタバレ!火華との生存劇と、シンラとの距離感が語られます。
ラートムの由来ラートムの意味とは何なのか?英語ではなく大久保篤の造語、祈りの全文も!英語由来と聖陽教の類似点が、アイリスの祈りに疑いを向けます。
アイリスの正体アイリスの正体は何なのか?23巻200話で明かされた天照のドッペルゲンガー!スパイ疑惑まで囁かれる中、アイリスの過去は本当に語られた通りなのでしょうか?
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月5日


コメントを残す