- 千空とゼノが3700年後に再会する
- CDCが石化したツバメを分析
- ゼノの意識保持法が驚きの結果に
“SCIEENT IS ELEGANT”
千空が10歳の時に書き上げた論文まがいの質問に対する、NASAジョンソン宇宙センターにいた“Dr.X”ことゼノから記された最後の1文でした。
ゼノとは知らず千空は、オンラインで科学に関する質問を続けていました。
「カガクとは力」を標榜するゼノは、科学があれば賢い人眼が衆愚を正しく導き支配できると信じており、石化時代に飛ばされたら独裁者になれると語ります。
それに対して千空は支配などには一切興味はなく、純粋に世界と宇宙の秘密を100億%知りたいだけです。
父:百夜が訓練を受けるNASAを訪れた千空は、屋外に展示してあるロケットエンジンの前で言葉語らずともゼノと並び立つのでした。
目次
『Dr.STONE(ドクターストーン)』157話のネタバレ
「Dr.STONE」最新コミックス23巻は11月4日(木)発売です!
千空とゼノが印象的なカバーイラストを初公開!
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それではDr.STONE(ドクターストーン)第157話『Z=157 同じ刻(とき)同じ場所で』の要点をまとめてみました。
日本とアメリカ。
国は違えど科学で繋がっていた2人のリーダーです。
前回に引き続き物語は石化前の出来事の様子が描かれます。
石化解除されるまで、3700年もの間で秒数を数えて刻を過ごした千空。
一方、ゼノはいかにして意識を保ち、いかにして石化解除できたのかが明らかになります。
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
CDCの解析結果
全人類が石化する前夜のNASA。
急ぎ足のゼノは、ツイッターなどSNSの地域別書き込み量と、現実世界のツバメの分布が比例すぎることに注目していました。
本物のツバメが石化したことに間違いはなさそうです。
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本日1月4日は #石の日 🪨
そして‼#石神千空 の誕生日🎂🎉\
誕生日を記念して
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その分析データをアップしたのは日本の高校生、千空でした。
回収された石化したツバメのサンプルはCDC(アメリカ防疫センター)に輸送され、あらゆる角度から分析が行われます。
内臓まで作られた不可能な彫刻。
X線分析では、主に鉄、微量の金など。
硝酸に若干のイオン流出も薬剤に対する不反応性。
これは一体鉱物?鉱物と言っていいものなのか?
この異常現象にCDCはゼノの叡知を借りることになります。
一方、日本の千空も石化した鳥を水に沈めるなど色々と考察をしています。
鳥の表面の穴は多孔質のものか確認するために、ペットボトルでガソリンを精製する千空。
そこに大樹が杠に告白すると大声で叫んできていたのです。
意識は途切れずに
Z=163 ルーナちゃん
#ドクターストーン #DrSTONE pic.twitter.com/7TJaUNctbE— K (@nmknomiso28) September 2, 2020
アメリカの国立公園では国防研究局DARPAによる技術展が開催されていました。
しかし、集結したメンツを見ると特殊部隊のスタイリーはじめ、アメリカの腕利きであるスーパーヒーローたちが勢ぞろい。
キナ臭さを感じるスタイリー。
そこにゼノが見せたのは、例の石化したツバメでした。
硝酸を染み込ませたガラスウールを端子にして、電位差測定器にかけたところ、脳波が出ていることが判明しました。
実にエレガントというゼノは、この石像はまだ生きていると結論付けます。
その話を聞いたスタイリーは、新兵器と目される石化が気合いで起きている限り、復活するワンチャンスがあることを推測します。
その時、背後の人々が別の方向を見てざわつくのに気が付いたスタンリー。
カルトスとマックスにご機嫌取りをされるルーナも見ました。
石化の光が接近してきたのです。
スタンリーは遮蔽物の後方に退避するよう大声で叫び、ゼノを守るように抱えます。
ただし石化は不可避だとして、絶対に意識を飛ばすなと命令をします。
カルロスはルーナに渡すつもりのプラチナの指輪を一旦口の中に飲み込み、マックスと一緒にルーナを守るためテーブルを遮蔽物にしますが、石化の波は世界中に襲い掛かるのでした。
同時の目覚め
一話目の、アメリカ大統領が石化するシーンです。
念のため。僕はアメリカの政党ってグラニュー党とどこだっけ?のレベルのアホなので政治的思想は全くございません。ただ、初期バージョンのネームを書いたころの、世間の予想はこうだった…という。時代を感じさせます。 pic.twitter.com/16MAatNxFR— 稲垣理一郎(リーチロー)💵🪨🏈 (@reach_ina) January 29, 2018
スタンリー隊長の司令だと意識を飛ばさない人。
諦める人。
ルーナはぼっちのまま死ぬのはヤダーと、絶対絶対寝ないでいると“自分はクールでデキる女”を呪文のように繰り返し、カルロスとマックスもお嬢を一人にはさせないと意識を繋いでいます。
スタンリーは狙撃で動かないのは慣れていると平常心の様子です。
こうして3700年の刻が過ぎていきます。
地面に倒れたままのゼノは、ピナクルズ国立公園は硝石の洞窟だらけから硝酸の可能性を探りあてます。
そのころ千空は時を数えていました。
千空とゼノは脳を限界まで動かし続けていており、エネルギーの消費も同等で、石化が解ける日も同等になります。
もしも目覚めることが出来たならば、目指すべきは畜産の飼料と燃料のアルコールが生み出せるイエローデントコーンだと決めるゼノ。
西海岸に広がるコーン帯は一か所しかなく、他にも同じ科学屋がいれば必然的に同じ場所に集まる可能性まで示唆します。
それは運命でも偶然でもなく科学という再現性で必然を手繰り寄せた結果です。
こうして、数千年後、2人の科学者は同じ刻、同じ場所で復活の邂逅を遂げるのでした。
『Dr.STONE(ドクターストーン)』157-158話のネタバレのまとめ
ドクターストーン原画展もやってた(入ってない pic.twitter.com/IGrVvlpGnz
— めいじん👓🍮🍰 (@_meijin_) November 11, 2024
昨今コロナウイルス対策で話題のCDC。
感染症対策やワクチン開発などを行う機関で、早速に都知事に再選した小池さんが東京版CDCを作ると公約に掲げていましたが、偶然にしてはあまりにもタイムリーなネタでした。
前回の考察で記載したゼノが西海岸にいた理由は、ピナクルズ国立公園に来ていたからと理由がつきました。
ここでスタンリーやルーナたちと同じ会場に居たわけですね。
良く見るとゲンの見張り役まで登場しています。
とはいえ、ピナクルズからサンフランシスコまでは数百キロあり、さらにサクラメント川を北上したことから、アルコールが採取できない中、いかなる手段でコーン畑まで移動したのかが気になります。
当時、会場に集まったメンバーはスーパースターというほどですから、恐らくは復活したゼノたちの仲間は他にも存在して、相当なハイスペックの人物ばかりというのが想像できます。
さて今回はタイトルについての考察です。
まず「同じ刻」は何となく分かります。
では「同じ場所」とは何でしょう?
恐らくは千空とゼノが石化した周辺環境を意味していると思われます。
千空の近くには「奇跡の水」と呼ばれる硝酸が。
ゼノは硝酸が取れる可能性のあったピナクルズ。
それぞれ科学者がいたことが偶然のような気もしますが、そこは必然ということで。
また、注目すべきはカルロスがルーナにプレゼントしそこねた指輪。
これ実はプラチナで、第3部で百夜が晩年に数十年かけて集めていた希少金属です。
宝島で復活液を∞生産する際に不可欠だったプラチナをアメリカも保有していたことから、千空がこの戦いに勝利すれば復活液の大量生産が可能になります。
伏線として要チェックです。
- 千空とゼノの師弟関係が明らかに
- 石化解除後の科学者たちの再会
- ツバメの石化とCDCの分析
- ゼノが探る硝酸の可能性
- 同じ場所での運命的な邂逅
- プラチナ指輪の重要性が浮上
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