アスタといつも一緒にいるアンチドリのネロはただのアンチドリではありません。
アスタの冒険の手助けをしているのでただの鳥ではなさそうです。
アスタとユノが魔法騎士団のテストを受ける時に会場に現れた鳥です。
その日からアスタについてくるようになった鳥のうち一羽がネロでした。
剣のある場所や道に迷っている時もネロが導いてくれました。
アスタには、反魔法の魔導書を手に入れてからついてきているので、反魔法に関わる鳥なのでしょうか。
また初代魔法王と何か関係があるのでしょうか。
目次
- 1 【ブラッククローバー】アスタの相棒鳥 ネロ
- 2 【ブラッククローバー】ネロが突然喋り出す!?
- 3 【ブラッククローバー】正体はセクレという女の子魔導士
- 4 【ブラッククローバー】セクレは500年前の貴族?
- 5 【ブラッククローバー】悪魔に通用するセクレの封印魔法とは?
- 6 【ブラッククローバー】ルミエル王子も封印
- 7 【ブラッククローバー】鳥になってしまったセクレ
- 8 【ブラッククローバー】“五つ葉の魔導書”とは?
- 9 【ブラッククローバー】復活した初代魔法帝とセクレ
- 10 【ブラッククローバー】セクレはダメージすら閉じ込める?
- 11 【ブラッククローバー】エルフとの戦いが終息へ
- 12 【ブラッククローバー】初代魔法帝へセクレが伝えた言葉とは?
- 13 まとめ
【ブラッククローバー】アスタの相棒鳥 ネロ
アスタといつも一緒にいるアンチドリネロ。
初期のころからアスタについてきているマスコットのようなキャラクターです。
それもただのアンチドリではなく、アスタの冒険の手助けをしたりしています。
アンチドリとは魔力が少ない人を好んで纏わりつく鳥です。
しかしその正体は、初代魔法帝の従者のセクレという魔導士であったことがわかりました。
【ブラッククローバー】ネロが突然喋り出す!?
フィンラルが回復したところにネロがやってきて、突然しゃべり始めます。
魔神の骨があるところに連れて行けと命令しますが、それよりもフィンラルはネロが喋ったことに驚きます。
「変ナ顔シナイデ早ク シロ サッサト空間ダセ」
突然しゃべりだしたと思ったら、めちゃくちゃいうじゃんこの鳥と思いましたが、ネロの話したことで状況を把握できたのでネロをただものではないとしり、フィンラルはネロに協力するのでした。
【ブラッククローバー】正体はセクレという女の子魔導士
ネロの正体が初代魔法帝の従者のセクレという魔導士であることがわかりました。
エルフ編でフィンラルが倒れ、目覚めた時にちょうどネロがやってきてとつぜんしゃべり始めました。
ハージ村にある魔人の骨の場所に連れて行けというのです。
早くしなければ、エルフが入っている人間が元に戻らないかもしれないのだと言います。
フィンラルは回復したばかりだというのにハージ村までワープします。
ネロはフィンラルに石板にはめ込まれている魔石を全部取るように言い、そして代わりに初代魔法帝の像に魔石を入れるように指示します。
フィンラルが魔石をはめると初代魔法帝の石像が光り出し表面が崩れていきます。
初代魔法帝の像が動き出し、と同時にネロの姿も鳥ではなく女の子のセクレになるのでした。
【ブラッククローバー】セクレは500年前の貴族?
セクレと初代魔法帝は500年前にこの世界にいました。
セクレは貴族出身でありながら「モノを開け閉めする魔法」しか使えないということから奉公人として当時は異端とされていた初代魔法帝ルミエルのところに預けられました。
他の貴族には開け閉めの魔法ということでよく思われていませんでしたが、初代魔法帝のルミエルは珍しい魔法だと言い、セクレにどう役立ってもらうか考えるような優しい人だったのです。
【ブラッククローバー】悪魔に通用するセクレの封印魔法とは?
セクレの魔法は封緘魔法という特殊な魔法です。
封緘魔法とは物を開けたり閉じたりする魔法で、周りの人たちからは役に立たない魔法と言われていました。
しかし王子ルミエルにはとても珍しい魔法だったのです。
魔道具に魔力を込めることができたり、拘束を開放できたり、使い勝手の良い魔法なのです。
封緘魔法「逆解」
封印を解くときに使う魔法です。
【ブラッククローバー】ルミエル王子も封印
ルミエル王子は500年前のクローバー王国の王子です。
とびぬけた才能と魔力を持っていて、性格も明るい親しみやすい王子でした。
しかしルミエルは悪魔に大切な人たちをの命を奪われてしまいます。
リヒトまで体を悪魔に乗っ取られていました。
リヒトはルミエルに自分を倒して世界を救って欲しいと言いました。
ルミエルにはリヒトを倒すことなど考えられませんでしたが、倒さなければ世界が滅んでしまいます。
その後セクレは悪魔を封印しますが、完全ではありません。
ルミエルは魔人との戦いで大けがを負っています。
彼が亡くなってしまっていたら世界は救えないと考えたセクレはルミエルを封印して生き長らえさせるのが最良だと考え、悪魔が復活するまでの間眠り続けました。
【ブラッククローバー】鳥になってしまったセクレ
リヒトと闘った悪魔が、魔導書だけでも…と持ち帰ろうとしますが、セクレがその魔導書だけは渡さないと立ちはだかります。
セクレは魔石をもっていますが、マナに愛されない者が扱えば人の形を他の手なくなると悪魔に告げられます。
しかしセクレは気にしませんでした。
するとセクレには角が出てしまいます。
セクレが封緘を行い眠ってしまいました。
気がつくとセクレは鳥の姿になっていました。
【ブラッククローバー】“五つ葉の魔導書”とは?
四つ葉の魔導書の持ち主が、深い絶望に飲まれた時、五つ葉の魔導書が生まれます。
パトリが絶望に飲まれてしまったので、悪魔の言う通り新たな五つ葉の魔導書が誕生しました。
【ブラッククローバー】復活した初代魔法帝とセクレ
悪魔を倒してエルフたちの魂が空へと帰っていき、復活するものがいました。
悪魔との最終決戦を前に姿を現した初代魔法帝ルミエルとセクレ。
憧れの魔法帝を前にしてアスタは大興奮。
【ブラッククローバー】セクレはダメージすら閉じ込める?
セクレは封緘魔法で傷口を閉じてダメージを封じることで初代魔法王ルミエルの腕を接着させた。
アスタはセクレの回復魔法に驚きます。
セクレの魔法はただ開け閉めするだけの魔法だと思っている封緘魔法をルミエルはきっといろいろな可能性を持っているはずだと思っていました。
【ブラッククローバー】エルフとの戦いが終息へ
全ての黒幕である悪魔を倒し、影の王宮からの脱出を目指したアスタたち。
悪魔を倒しても王国ではエルフたちが暴れています。
転生解除によってエルフたちの魂は空へと還って行きました。
そのためエルフとの戦いは終息したと思ってもいいでしょうか。
【ブラッククローバー】初代魔法帝へセクレが伝えた言葉とは?
初代魔法王の身体が崩れ始め、初代魔法王はセクレに伝えます。
「君は僕の分も彼らの未来を…僕らの理想を見届けてくれるかい」
「僕は500年前に全てを出し尽くして終わっていたはずなんだ…けれど君のおかげで未来を守れた…僕は君の可能性までとさせしてほしくない…」
「もっと先の…君たち魔法騎士と君達が守るクローバー王国の未来も楽しみだ…!」
と話す初代魔法王に、セクレは手を握り涙を溜めながら感謝を伝えました。
「私は…ずっと…アナタにお仕えできて…幸せでした・・・!」
500年本当にお疲れ様、セクレと言って初代魔法王ルミエルが消滅しました。
まとめ
アスタといつも一緒にいるアンチドリのネロ。
魔法騎士団の試験会場以降アスタについてきて、反魔法の剣のある場所に導いたり、魔石を回収してアスタに届けたり謎が多い鳥でした。
その正体は初代魔法帝に仕えていた魔導士でセクレという名前だということがわかりました
ネロの正体はとてもかわいい女の子でした。
アンチドリのネロは目つきが悪い感じでしたが、女の子になっても目つきは悪いままでした。
名前はセクレと言い、初代の魔法帝の話によると、ネロの開け閉めの魔法で初代魔法帝は死の間際に封印されたとのこと。
そして魔石をはめ込むことで初代魔法帝が目を覚まし封印が解けてネロの姿がセクレに戻ったのだと言いました。
死にそうな初代魔法帝を死なせまいとして、必死に考えてセクレは封印することにしてたのでしょう。
その間自分はネロとなり、500年もの間初代魔法帝を見守り、きっと封印を解いてくれそうな人を待ち続けていたのではないでしょうか。
そして魔力はないけれど、努力家のアスタを見つけた時、自分も力を貸しながら封印を解き助けてもらおうと思ったのではないでしょうか。
初代魔法帝ルミエルは復活し、ほんの短い間ですが、自分の子孫たちと会って話すことができました。
そして未来を託し消えていったのです。
セクレにお礼を告げて・・・。
