メレオレオナは死亡したのか?
結論から言うと、メレオレオナ・ヴァーミリオンが死亡する場面は、本編で一度も描かれていません。死亡説が出たのは、彼女が二度も瀕死になったからです。
メレオレオナは、紅蓮の獅子王の団長代理を務めた魔法騎士です。弟のフエゴレオンが倒れたあと、その席を預かりました。炎をまとって素手で殴りに行く戦い方をするので、いつ倒れてもおかしくない場面に何度も立っています。だから「死んだのでは」と検索されます。この記事では、メレオレオナの生死と、同じように死亡説が出た10人、そして実際に死亡したキャラクターを、順番に整理していきます。
この記事でわかること
- メレオレオナの死亡が描かれた場面は無く、死亡説は二度の瀕死から来ていること
- ヤミ団長・フエゴレオンなど、死亡説が出た10人それぞれの生死
- 実際に死亡したキャラクターの一覧と、「消えたが死んではいない」3人の違い
- なぜメレオレオナだけ死亡説が消えないのか(カイの読み)
死亡説のもとは、二度の瀕死です
一度目はエルフ転生編です。メレオレオナは、自分の炎が通じない相手がいると知って、単身で修行に出ます。強さで押し切ってきた人が、押し切れない相手に会う。ここで「このまま退場するのでは」と読まれました。
二度目がスペード王国編です。不完全な状態で現界した最上位悪魔ルチフェロに対して、メレオレオナはヤミ・スケヒロ、ウィリアム・ヴァンジャンスとともに立ち向かいます。三人がかりでも押し返せず、それでも食い下がって時間を稼ぎました。アスタたちが決戦にたどり着けたのは、この時間があったからです。
どちらの場面も、倒れる寸前まで描かれます。ただ、そこから先の「死亡が確定する描写」は入りません。だから読者の記憶には「死にそうだった」だけが残り、検索窓に「メレオレオナ 死亡」と打たれることになります。
僕はこう読む
メレオレオナの死亡説が消えないのは、この人が「守られる側に回らない」からだと思っています。
普通、生存が確定しているキャラは、どこかで誰かに助けられます。助けが来る=生きて帰る、という合図になる。
ところがメレオレオナは、ルチフェロ戦でも自分から前に出て、時間を稼ぐ側に回りました。助けられる場面が来ないので、読者はいつまでも安心できません。
強さの描き方が、そのまま死亡説の燃料になっている。珍しい立ち位置のキャラだと思います。
ヤミ団長も、死亡は描かれていません
メレオレオナと並んで検索されるのがヤミ・スケヒロです。黒の暴牛の団長で、アスタの上司にあたります。
ヤミも死亡説の出方は同じです。スペード王国編でダンテ・ゾグラティスと激突して深手を負い、そのあとゼノン・ゾグラティスに連れ去られました。連れ去られたまま画面から消える時間が長く、そのあいだに「もう戻らないのでは」と読まれます。実際には救出され、先ほどのルチフェロ戦に加わります。
フエゴレオン・ヴァーミリオンも似ています。王都が襲われたときに重傷を負い、長く目を覚ましませんでした。目を覚まさないキャラは死亡扱いされやすく、こちらも「死亡説からの復活」として語られます。
死亡説が出た10人の生死
実際に「死亡」と一緒に検索されている10人を並べます。全員、死亡が描かれた場面はありません。
| キャラクター | 死亡説が出た理由 |
|---|---|
| メレオレオナ・ヴァーミリオン | エルフ編とルチフェロ戦で二度の瀕死 |
| ヤミ・スケヒロ | ダンテ戦で重傷、そのままゼノンに連れ去られた |
| フエゴレオン・ヴァーミリオン | 王都襲撃で重傷、長く目を覚まさなかった |
| ウィリアム・ヴァンジャンス | ルチフェロ戦でメレオレオナ・ヤミと共に倒れかけた |
| ノゼル・シルヴァ | 母アシエが死亡しているため混同されやすい |
| ラック・ボルティア | 母親が死亡しており、その回で一緒に検索される |
| シスターリリー | スペード王国編で戦線に立ち、危険な場面が続いた |
| ヘンリー・レガント | 魔力を吸ってしまう体質で、余命が短いと語られた |
| マグナ・スウィング | 格上との戦いに何度も出ている |
| ロロペチカ | ヴァニカとの戦いで追い詰められた |
僕はこう読む
この10人を並べて気づくのは、死亡説が出るのは「強いキャラ」ではなく「限界が見えたキャラ」だということです。
ヘンリーは体質、フエゴレオンは昏睡、ヤミは連れ去り。どれも「本人の力ではどうにもならない条件」を背負わされた瞬間に、死亡説がつきます。
逆に言えば、この作品は主要キャラをほとんど殺しません。殺す代わりに、限界を見せて退場の予感だけを置いていく。
読者が毎回「死んだ?」と検索してしまうのは、その手つきに毎回引っかかっているからだと思います。
実際に死亡したキャラクター一覧
ここからは、本編で死亡が描かれたキャラクターです。物語のなかで亡くなった人と、登場した時点ですでに亡くなっていた人に分けます。
物語のなかで死亡したキャラクター
セイヒ|ソッシ村の村長です。賭けポーカーでヤミとマグナの身ぐるみを剥いだこともある人で、若い頃は魔法騎士団を目指していました。ある日、魔石を狙って村に侵入したヒース・グライスたちに、たった一人で立ち向かって命を落とします。この作品で最初に描かれる死です。
ヒース・グライス|白夜の魔眼の一員で、セイヒを手にかけた相手です。のちに自分も退場することになります。
ルフル|「君達みたいな人達と仲良くなりたかった」と言い残して消えました。敵として登場しながら、最後に本音を置いていくキャラクターです。
ロンネ|ザクレドに体を乗っ取られたことで命を落とします。自分の意思で戦って倒れたわけではない、という点が他と違います。
ザグレイ|白夜の魔眼として登場し、作中で退場します。
シレン・ティウム/ハモン・カーセウス|いずれも白夜の魔眼側の人物で、戦いのなかで倒れます。
ロベロ・リンゲルト/スヴェンキン・ガタード|最後は主君に見捨てられる形で死亡しました。守るはずの相手に切り捨てられる終わり方です。
ナヘマー/リリス/メギキュラ|悪魔側の存在です。ヴァニカが従えていたメギキュラは、ノゼルの母アシエの死にも関わっています。
ヴァニカ・ゾグラティス/ゼノン・ゾグラティス|スペード王国のゾグラティス三兄妹のうちの二人です。ヴァニカはロロペチカたちと、ゼノンはヤミを連れ去った側として戦い、いずれも倒されます。
ルチフェロ|不完全な状態で現界した最上位悪魔です。メレオレオナ・ヤミ・ヴァンジャンスが食い下がって時間を稼ぎ、最終的に討たれました。
登場した時点で、すでに亡くなっていたキャラクター
ラックの母親|ラックが幼い頃に突然亡くなっています。ラックの笑い方や戦い方の背景にある出来事です。
ゴーシュの両親|事故死とされていますが、その裏に遺産目当ての犯行があったことが描かれます。ゴーシュが妹のマリーに執着する理由につながります。
ラルフの父親|ユノに魔法をかけて力尽きました。ユノの出自にかかわる場面です。
アシエ・シルヴァ|ノゼル・シルヴァたちの母です。メギキュラの呪いによって命を落としました。ノゼルが「死亡」と検索されがちなのは、この母の死と混同されているためです。
ザラ・イデアーレ|ザクスの父で、平民出身の魔法騎士でした。仲間に裏切られる形で命を落としています。
リチタ|アスタの母です。物語のかなり後になって、その事情が明かされます。
モルゲン|ユリウス・ノヴァクロノの友人です。
なお、スペード王国の前国王も、ゾグラティス三兄妹が国を乗っ取る過程で排除されています。ただしこの人物を「死亡キャラ一覧」に入れているサイトは少なく、扱いが分かれます。
「消えた」けれど、死亡とは違う3人
一覧を作るときに迷うのが、次の3人です。
リヒトとルミエル・シルヴァミリオン・クローバーは、宿魔の剣をアスタに託したり、クローバー王国の行く末を見届けたりしたあと、その場から消えていきます。ただしこれは、寿命や敗北による死ではありません。役目を終えて姿を保てなくなった、という描かれ方です。
ユリウス・ノヴァクロノは、魔法帝としていちど命を落とします。ところが、そのあと少年の姿で再び現れます。死亡キャラの一覧に入れるサイトと入れないサイトがあるのは、この扱いの差です。
僕はこう読む
この作品の「死」は、退場の合図ではなく受け渡しの合図になっています。
セイヒは村を守ろうとして倒れ、その村でアスタが育ちました。リヒトは剣を渡してから消え、ユリウスは魔法帝の座を空けてから戻ってきます。
誰かが消えるとき、必ず何かが次の人の手に移っている。
だからメレオレオナやヤミが死なないのも、筋が通っていると思います。あの二人は、まだ誰にも何も渡していません。
まとめ|メレオレオナの死亡説をどう読むか
メレオレオナ・ヴァーミリオンが死亡する場面は、本編で一度も描かれていません。
整理して並べます。
- 死亡説のもとは、エルフ転生編とルチフェロ戦での二度の瀕死
- ヤミ団長・フエゴレオンをはじめ、死亡説が出た10人はいずれも死亡が描かれていない
- 実際に死亡したのはセイヒ、ヒース・グライス、ゼノン、ルチフェロなど
- リヒト・ルミエル・ユリウスは「死亡」と呼ぶかで扱いが割れる
僕はこう読む
死亡説が消えないのは、この人が「守られる側に回らない」からだと思っています。
普通、生存が確定しているキャラは、どこかで誰かに助けられます。助けが来る=生きて帰る、という合図になる。
メレオレオナには、その合図がありません。
10人を並べて気づくのは、死亡説が出るのは「強いキャラ」ではなく「限界が見えたキャラ」だということです。ヘンリーは体質、フエゴレオンは昏睡、ヤミは連れ去り。この作品の死を単なる退場と読むか、誰かへの受け渡しと読むかで、まだ何も渡していない二人の意味が変わってきます。
——あなたはこの作品の死を、キャラクターの退場だと思いますか。それとも、次の誰かへの受け渡しだと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
ブラッククローバーは死亡説と実際の死亡が混ざりやすい作品です。10人の生死から確認しておきます。
Q. メレオレオナは死亡しましたか?
A. いいえ。ブラッククローバーの本編で、メレオレオナ・ヴァーミリオンが死亡する場面は描かれていません。エルフ転生編と、スペード王国編のルチフェロ戦で瀕死になった場面があり、それが死亡説のもとになっています。
Q. ヤミ団長は死亡しましたか?
A. いいえ。ヤミ・スケヒロはダンテ・ゾグラティスとの戦いで深手を負い、ゼノン・ゾグラティスに連れ去られますが、救出されてルチフェロ戦に加わります。死亡は描かれていません。
Q. ブラッククローバーで最初に死亡したキャラクターは誰ですか?
A. ソッシ村の村長セイヒです。魔石を狙って村に侵入したヒース・グライスたちに一人で立ち向かい、命を落としました。若い頃に魔法騎士団を目指していた人物です。
Q. ユリウス・ノヴァクロノは死亡キャラに入りますか?
A. サイトによって扱いが分かれます。魔法帝としていちど命を落としますが、そのあと少年の姿で再び登場するため、死亡キャラの一覧に入れる場合と入れない場合があります。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年8月19日
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