無職転生主人公ルーデウスは、異世界に転生し様々な活躍を見せて行きます。
そんな彼にも最期の時が訪れます。
ルーデウスの生涯がどうなってしまうのか、非常に興味深いです。
そんな彼の人生について詳しく述べていきましょう。
Contents
【無職転生】ルーデウスの死因は何?
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無職転生/©理不尽な孫の手・シロタカ
ルーデウスの死因ですが、老衰です。
彼は、異世界に転生し、精一杯力の限り生きました。
家族も作り、龍神オルステッドに仕えてヒトガミの野望とラプラスの復活を阻止する為に活動。
世界各地を飛び回り、世界の平和と未来の為に奮闘しました。
彼は、シルフィやロキシー達妻と子供や孫達に見守られて静かに息を引き取ります。
享年74歳でその生涯を終えたのです。
因みに彼の葬儀には、500人の人々が駆けつけました。
上司であるオルステッドも参列。
最後までルーデウスの死を見届けています。
様々な者達に愛された、幸せな人生だったのかもしれません。
【無職転生】ルーデウスの妻は最後どうなった?
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無職転生/©理不尽な孫の手・シロタカ
ルーデウスの妻には、シルフィ、ロキシー、エリスが居ます。
彼女達の最後について見ていきたいと思います。
ルーデウスの妻エリスは、70歳で亡くなる?!
エリスは、ルーデウスの3番目の妻となります。
剣神流の剣士として剣王の称号を獲得。
その実力は、何度も危機を迎えるルーデウスを助けています。
エリスは、彼と共にヒトガミやラプラスの脅威を無くすために世界各地を飛び回ります。
彼女は、70歳になった時です。
朝起きて日課のトレーニングをします。
木刀を振り、走り帰ってきます。
エリスは、少し疲れたと言いベッドに入ります。
そして、そのまま静かに息を引き取ります。
ルーデウスより長生きするかと思いきや、意外な結末です。
元気で健康そうなエリスが死んでしまったのは、個人的に衝撃的でした。
同時にエリスらしい死に際だったと感じます。
本来の歴史は、戦いの中で死亡。
不謹慎ですが、穏やかな死に見えたので彼女なりに満足な人生だったのかもしれません。
シルフィとロキシーは、まだ生存している?!
ルーデウスの最初の妻であるシルフィは、まだ生きています。
ルーデウスが死ぬ時には、40歳程度の容姿だと作中で描かれています。
彼女は、人間よりも寿命が長いようです。
本当の彼女の運命は、アリエルの国王就任の為に戦闘に参加。
戦死し、無惨にも死体を晒された悲しい結末でした。
彼女が生きてくれて安心しました。
また、ロキシーは、ミグルド族であるために寿命が200歳程という驚異的な長命です。
ルーデウスの死を見届ける際も、依然と変わりない若さと姿を保っています。
本当は、ヒトガミの魔石病に罹ったネズミの影響で妊娠中に死んでしまう結末を持っていました。
ルーデウスの未来を変える奮闘で、存命となっています。
【無職転生】ヒトガミの正体って?ヒトガミは味方?
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無職転生/©理不尽な孫の手・シロタカ
ルーデウスが関わっていたヒトガミは、太古の七神の生き残りの神です。
彼とは、当初はルーデウスに助言を与えて友好関係でした。
しかし、龍神オルステッド側にルーデウスが付いたことで敵となります。
そんなヒトガミについて少し話をして行こうと思います。
ヒトガミの正体は、太古の七神の生き残りだった?!
ヒトガミは、古き時代に存在していた七神の生き残りです。
ルーデウスの居る異世界は、六面世界で構成されています。
その内側にある誰も辿り着くことのできない無の世界に存在しています。
因みに彼の強さは、七大列強の上位よりも強いみたいです。
相手を信頼させる呪いを持ち、判断する力を低下。
相手の心も読み、強力な未来視と遠視も出来る驚異的な存在なのです。
彼は、人を巧みに誘い5つの世界を滅ぼしている過去があります。
ヒトガミのお告げを聞いて行動する者達は、使徒と呼ばれています。
ヒトガミ、ルーデウスの夢の世界に現れる
ヒトガミは、ルーデウスの夢の世界によく登場しています。
白い顔に、全身モザイクが掛かっている不思議な存在です。
彼は、魔大陸に迷い込んだルーデウスを助ける助言をしていきます。
その後も度々、出没しているのです。
人を小馬鹿にしたり、嘘を平気で付き、詐欺師の様な雰囲気をしているとルーデウスは感じています。
ただ、彼の助言を聞いて、ルーデウスは予見眼を手に入れたり、実際救われています。
ルーデウスは、次第にヒトガミのアドバイスも聞き、結婚も出来て人生が上手く回って行ったのです。
しかし、ルーデウスは、老デウス(未来の世界からやってきたルーデウス)と出会い、真実を知ることになっていきます。
ヒトガミ、ルーデウスと敵対する事になる
ルーデウスは、老デウスからヒトガミのお告げの影響で家族が死んでしまう事実を知ります。
それは、ルーデウスの子孫達がヒトガミを封印して行く存在になるからだとも告げました。
老デウスは、それがヒトガミにとっては都合が良くない事。
そうさせないためにルーデウスを操っていたとも教えたのです。
更にヒトガミに従った為、老デウス自身の未来が狂っていく話を聞き、ルーデウスはある決意をします。
それは、ヒトガミを完全に信用しない事でした。
助言を聞きつつも、常に疑いながら考えていきます。
その後、ルーデウスは、ヒトガミのお告げで龍神オルステッドと決闘。
敗北したルーデウスは、オルステッドの提案で配下になります。
渡された腕輪を装着してから、全くヒトガミと会わなくなります。
それは、死ぬまで効果が続いたのです。
それから、ヒトガミは、ルーデウスを敵視して行くようになって行きます。
【無職転生】死後のルーデウスとヒトガミの対話、ヒトガミへの最後の言葉
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無職転生/©理不尽な孫の手・シロタカ
死後のルーデウスは、真っ白な部屋でヒトガミと対話をしてます。
彼は、去り際にがんばれ等と告げて歩いて部屋から出て行きます。
ルーデウスとヒトガミの対話について語りたいと思います。
ルーデウス、白い部屋でヒトガミと対面
ルーデウスは、目覚めます。
そこは、白い部屋で自分の姿が、前世の姿でなくルーデウス・グレイラットの体のままでした。
その部屋の中にヒトガミが居たのです。
ヒトガミは、ルーデウスに話しかけてきます。
彼は、ルーデウスが死んだ事実を淡々と告げます。
ルーデウスの子孫達によって自分は封じ込められる未来を見たが、これで邪魔も無くなり阻止できると喜びます。
ルーデウスは、ヒトガミがこれから反撃して行くという発言を静かに聞いていました。
その様子を見て、次第にヒトガミは苛立ちます。
ルーデウスは、自分が死んだから関係ないと堂々と宣言。
ヒトガミは、その言葉を聞いて黙ってしまったのです。
ルーデウスの言葉で、ヒトガミ戸惑う?!
ルーデウスは、満足していました。
異世界にやってきて結婚し、子供も孫も出来て、仕事も頑張ったので思い残すことは無いと言います。
後の事は、子供や孫達が何とかするだろうと考えていたのです。
ルーデウスは、ヒトガミに近づき声を掛けます。
自分は、ヒトガミと敵対する事になってしまったが嫌いじゃなかったと告げたのです。
ヒトガミという明確な敵という存在が居なければ、自分の人生は充実していなかったと感謝もしました。
いつもは、人を言葉巧みに誘うヒトガミもルーデウスの話を聞く事しか出来ません。
お喋りで軽快な雰囲気のヒトガミが、怒ったり動揺している所が見れて新鮮です。
ルーデウス、ヒトガミに別れの言葉を述べて去る
ルーデウスは、自分はこの後どうなるのかヒトガミに質問します。
ヒトガミは、通常は、魂が魔力に還元。
他の魔力と混ざり何かに再構築されるが、異世界から来たルーデウスはどうなるかわからないと答えます。
やがて、ルーデウスの身体が少しずつ薄れて行きます。
彼は、ヒトガミの肩に触れてこれから頑張れと言います。
ヒトガミは、全く何も言わなくなってしまいました。
そして、最後に一言、じゃあなと言い振り返らずに真っ直ぐ歩いて行きます。
それが、ルーデウスの見た最期でした。
ヒトガミは、ルーデウスに勝ち誇ったように馬鹿にしたかったのかもしれません。
死んで去り行く者に何を言っても無駄だと悟ったのかもしれないです。
【無職転生】ルーデウスの死後はどうなった?前世の34歳クズ男に戻ったの?
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無職転生/©理不尽な孫の手・シロタカ
ルーデウスは、異世界で人生を全うし、前世に戻る事はありませんでした。
死後も体が消滅して行きますが、どうなってしまったのかは不明です。
彼は、ヒトガミと会う時、前世時代の太った容姿の情けない姿で対話しています。
しかし、死んだ時は、異世界で生きたルーデウス・グレイラットの姿となっています。
この描写もあるので戻らなかったと言えるでしょう。
更に、異世界で死んだ者は、魔力が還元され別の姿に生まれ変わるみたいです。
でも、別世界からきたルーデウスは、ヒトガミもどうなるのか不明だと告げています。
どんな形でも良いから、生まれ変わって幸せであることを願います。
【無職転生】なぜ、ルーデウスは元の世界に戻りたくなかったのか?
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無職転生/©理不尽な孫の手・シロタカ
ルーデウスは、元の世界に戻る考えはなかったのではないかと思います。
彼は、作品の中で同じ前世からやって来た女性ナナホシ・シズカと出会います。
彼女は、元の世界に帰る為に転移装置の研究に取り組んでいました。
ルーデウスは、彼女の願いを知りそれを手伝っている光景が見られます。
その際に、彼は、元の世界に一緒に戻る等の発言はしていません。
ルーデウスは、異世界で本気で全力で過ごしていき生涯を終えたいと考えていたのかもしれないです。
前世も散々と悪い体験や思いでしかないので、未練はなかったのではないかと感じます。
妻も居て、自由に自分らしく生きれたのでそんな発想は浮かばなかったのではないかと信じたいです。
【無職転生】異世界での役目は果たせた?、果たせなかった?
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無職転生/©理不尽な孫の手・シロタカ
ルーデウスは、異世界での役目は十分に果たせたのではないかと思います。
その役割について少し話していきたいと思います。
ルーデウスの異世界転生で歴史が動いた?!
ルーデウスは、神子リリアの能力で異世界に召喚されます。
それは、ヒトガミを倒す存在となる篠原秋人が生きる未来を作り出す為の土台として呼び出されたのです。
リリアのイレギュラー過ぎるとてつもない召喚術は、予定していなかった赤子の中にルーデウスを入れてしまいます。
その後、ルーデウスは誕生。
彼は、様々な人物と出会い成長していきます。
そして、一生懸命に何事にも行動した結果、本来の歴史が変わっていったのです。
ルーデウスは、シルフィやロキシー、エリスといった妻と出会い結婚。
龍神オルステッドにも仕えて、世界各地の紛争解決に向かいます。
魔導鎧の作成や魔術の開発にも貢献していき、七大列強の7位にもなります。
彼の転生は、世界を救う力となって行ったのです。
ルーデウス、オルステッドの配下になった事でヒトガミの野望を打ち砕いた?!
ルーデウスは、当初は、ヒトガミのお告げを聞いて行動していました。
しかし、ヒトガミがある事を阻止する為でもありました。
それは、ルーデウスの子孫達によって封印される未来視をしてしまったからです。
ヒトガミは、言葉巧みにルーデウスを操り自分の都合の良い様に世界を動かして行きます。
でも、龍神オルステッドを殺す様に命じた事で変化が現れます。
ルーデウスは、命懸けでオルステッドの戦いを挑みます。
殺されそうになりながらもエリス、シルフィ、ロキシーの妻達の支えで死闘を繰り広げました。
オルステッドは、ルーデウス達を見て自分の配下となれば家族を守ると提案。
ルーデウスは、屈辱を覚えながらもそれに従います。
そこから、世界や人々の運命に変化が現れます。
その流れは、元々ヒトガミを倒す事を目的としていたオルステッドに有利に働いて行きます。
ルーデウスの死後、オルステッドは、ヒトガミの所に辿り着きます。
ルーデウスの子孫達と協力し、封印する事に成功したのです。
世界の崩壊を守り、ヒトガミの野望を阻止できました。
ルーデウスは、大きな役目を果たしました。
彼にしかできない偉業だったと感じています。
まとめ
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無職転生/©理不尽な孫の手・シロタカ
主人公ルーデウスの最後は、とても幸せだったのではないかと思います。
前世と違い、結婚し、子供や孫にも恵まれた素晴らしい人生だったのではないかと感じます。
ヒトガミに翻弄されながらも、必死に全力で生きた結果、未来を切り開いて行きました。
龍神オルステッドの配下になってからの彼の活躍は、とても目を見張るものがあります。
前世が最悪でしたが、異世界では最強で最高の人生を体験できたはずです。
ルーデウスの才能と努力が、世界を救う事になったのは間違いないです。
彼は、人生を全うした後はどうなったのか誰もわかりません。
でも、全身全霊を掛けて挑み続けてきたルーデウスなら、別の存在になっても大丈夫な気がします。
また転生しても幸せな人生を歩んでくれる事を願います。
ルーデウスは、主人公に相応しい潔くカッコいい人生だったと評価したいです。
