天竺編は東卍VS天竺の抗争を描いた人気の高いエピソードの一つです。
東卍の肆番隊隊長を務め、笑顔が印象的なスマイリー。
実はここまで目立った出番がありませんでした。
関東事変では肆番隊の隊員や弟のアングリーも初登場!
スマイリーとアングリー、2人の過去についても明らかになります。
そして、スマイリーがアングリーと交わした大切な約束とは?!
天竺編におけるスマイリー&アングリーの活躍についてまとめてみました!
目次
【東京リベンジャーズ】天竺編のあらすじ
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東京リベンジャーズ/©和久井健
聖夜決戦編でミッションコンプリートを果たしたタケミチは再び現代へ。
しかし、そこで待っていたのは今までで1番最悪の未来でした。
ヒナはもちろん、東卍の主要メンバーはマイキーの手で殺されていました…。
マイキーが変わってしまったのは何故なのか?
過去に再びタイムリープしたタケミチはその真相を探ります。
見えてきたのは”天竺”の存在でした。
天竺はマイキーに因縁のあるイザナと東卍を追放された稀咲、それから極悪世代が集まった巨大なチームです。
後に”関東事変”と呼ばれる、東卍史上最大にして最後の抗争が”天竺編”です。
果たしてその結末とは?!
【東京リベンジャーズ】天竺編は何巻?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
公式には天竺編が何話からスタートしているのかは明らかにされていません。
ただ、東京リベンジャーズは話の区切りとしてタケミチのタイムリープが発生するので、ここを起点として考えていいと思います。
それを踏まえると、天竺編は13巻の第114話から21巻の第185話までとなります。
ただし、本編の中で185話で”天竺編完”とされているものの、現代に戻るまでが天竺編という見方もあります。
その場合は22巻の192話までがMAXではないかと推察されています。
最悪の未来を引き起こした張本人であるマイキーとの悲しい再会と別れ。
東卍を追放された稀咲のリベンジ。
マイキーを変えてしまったエマとイザナとの出来事…。
多くの人が絡み合った関東事変は、死者まで出す大きな抗争となりました。
東卍史上最大にして最後の抗争と言われる”天竺編”は見どころ満点です。
その熱い戦いを最後まで見届けてください♪
【東京リベンジャーズ】スマイリーのプロフィール
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東京リベンジャーズ/©和久井健
スマイリーこと河田ナホヤは1989年5月25日生まれ。
タケミチがタイムリープした12年前で16歳。
タケミチの2歳年上の学年です。
東京卍會肆番隊隊長を務めています。
双子の弟にアングリーこと河田ソウヤがいます。
初登場は8.3抗争。
ドラケン狩りを企んだ愛美愛主(メビウス)との喧嘩に参戦しました。
東卍に入る前は「目黒のツインデビル」とも呼ばれ、双悪(すごあく)総長としてアングリーと共に活躍していました。
【東京リベンジャーズ】スマイリーの特徴
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東京リベンジャーズ/©和久井健
スマイリーは身長170センチ、体重56キロと公式発表されています。
ちなみに、身長にはふわふわパーマのボリュームも含まれています。
実質は167〜168センチくらいかもしれませんねw
スマイリーはオレンジ色のパーマヘアも特徴の1つですが、1番の特徴はやはりその表情!
常に笑顔を絶やさないため、あだ名が”スマイリー”となっているのです。
ちなみにスマイリーのパーマは天パで、実はサラサラのストレートヘアに憧れていたことがわかっています。
【東京リベンジャーズ】スマイリーの性格とは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
いつも笑顔で優しそうな見た目のスマイリーですが、中身は正反対!
笑顔を絶やさないまま「殺す」など、物騒な発言を繰り返しています。
口の悪さだけではなく、行動も結構狂気じみているのがスマイリーの特徴です。
天竺が襲撃してきた時には、バイクで天竺メンバーに突っ込み、蹴散らしていましたし(死んでもおかしくないです汗)、極め付けは「なんかタイヤに人ひっかかってね?」というセリフw
自分が轢いた相手が引っかかっているかもしれないというのに、まるで動じない姿は恐ろしいです…。
不良図鑑の山岸によれば”笑顔の下の心は鬼”とのことw
スマイリーは短気な性格で非常に好戦的です。
モットーは「勝てる喧嘩はしない」。
自分より弱い相手に勝つのは当たり前です。
スマイリーは常に自分より強い相手と喧嘩をしたいと考えています。
勝てそうにない相手にこそ挑み、それを楽しみたいのです。
(同じく、勝てそうにない相手に立ち向かうタケミチにはシンパシーを感じ、認めています。)
スマイリーはある意味向上心の塊なのです。
【東京リベンジャーズ】スマイリーの兄弟とは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
スマイリーの兄弟には双子の弟である河田ソウヤがいます。
通称アングリー。
東京卍會肆番隊副隊長を務めています。
双子というだけあってスマイリーとそっくりな容姿をしています。
相違点としては、スマイリーがオレンジ色の髪色なのに対し、アングリーは青色のパーマヘアをしています。
最大の特徴としてはスマイリーと対照的な怒ったような表情です。
この表情がアングリー(怒り)と呼ばれている理由です。
ただし、見た目と違ってアングリーは非常に優しい性格をしています。
怪我したタケミチたちに手当てをしてくれたり、心配してくれたり…。
不良図鑑の山岸によれば”ブチギレ顔の天使の心”とのことw
普段は人を本気で殴れないほどの優しさを誇りますが、仲間が傷つけられるなど、絶体絶命のピンチに陥ると泣くことでリミッターを外すことができます。
覚醒したアングリーは”泣いた青鬼”と呼ばれ、圧倒的な強さを引き出すことができます。
2人は基本的に常に一緒。
アングリーはスマイリーにとって最高の相棒なのです。
【東京リベンジャーズ】スマイリーの強さとは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
スマイリーは東卍の肆番隊隊長を任されるほどの実力者であることは間違いありません。
でも実際のところ作中でスマイリーが喧嘩する場面はそう多くありません。
関東事変前にカクチョーと対戦して勝利していますが、この時のカクチョーはタケミチと話すためにわざと負けているため、スマイリーの本当の強さを測ることはできません。
それでもスマイリーの強さを押し測れるシーンがあります。
天竺が関東事変前に奇襲を仕掛けてきた時、スマイリーは雑魚たちをバイクで蹴散らしました。
その時、スマイリーを見た1人が「目黒のツインデビルだ!!」と焦って逃げ出しているんです。
“目黒のツインデビル”はスマイリーが東卍に入る前のチーム”双悪”時代の呼び名。
つまり、その強さはかなり昔から恐れられるほどだったということです。
その後も天竺のアジトを聞き出すために、たまたま見かけた天竺メンバーを拷問に近い行為で脅したりと、単なる喧嘩の強さ以上の狂気を感じる強さを持っているのです。
なお、同じくぶっ飛んでるはずのマイキーでさえも、スマイリーのことは「ぶっ飛んでる」と評価していますw
【東京リベンジャーズ】スマイリーとモッチーの関係性とは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
スマイリーは東卍に入る前は目黒で”双悪”というチームの総長を務めていました。
その当時、モッチーは川崎で”呪華武(ジュゲム)”というチームの総長を務めていました。
この2つのチームはバチバチとやりあっていたのです。
しかし何度となく抗争を繰り返しても決着はつかず、最終的には総長同士のタイマンで決着をつけることになったのです。
その結果は…。
スマイリーの完敗でした。
スマイリーはモッチーを「ゲロ強ぇよ」と素直に評しています。
モッチーを天竺の主力だと考え、東卍メンバーにもそのことを伝えています。
スマイリーにとってモッチーはかつて敗れた相手であり、強敵として認めているのです。
【東京リベンジャーズ】天竺編でスマイリーを襲った悲劇とは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
2/22を迎えたばかりの深夜。
関東事変が直前に迫る中、東卍は緊急集会を開いていました。
ところが、この場にいるはずのスマイリーはいません。
実は、スマイリーは三ツ谷と共に天竺に奇襲をかけられてしまったのです。
バイクで突っ込んできた天竺メンバーは、後ろから鉄パイプでスマイリーと三ツ谷を強打したのです…。
居合わせた八戒が2人を病院に運びましたが、意識不明の重体でした。
その後、意識は回復したものの、車椅子で移動するしかない程の重傷を負ってしまったのです。
当然、天竺との抗争には参加できず、お留守番になってしまいます。
本当は喧嘩大好きのスマイリーにとって、このお預けは辛いものだったでしょう。
同じく襲われた三ツ谷と共に離れた場所から関東事変の行末を見守っていました。
【東京リベンジャーズ】スマイリーがアングリーと交わした約束とは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
スマイリーはアングリーと小学4年生の時にある約束を交わしていました。
それは「絶対に泣くな」ということです。
2人が小学4年生の時、スマイリーが中学生にリンチされるという事件が起きました。
その時、スマイリーが殺されると思ったアングリーが泣き出してしまったのです。
この時、気がつけば中学生たちはみんな病院送りになっていました…。
スマイリーはこの時にアングリーが泣くことでリミッターを外すことができる特異体質であることを知ったのです。
スマイリーは覚醒したアングリーの強さを目の当たりにしてしまいました。
「泣いたアイツはオレの100倍強い」
スマイリーはアングリーの強さをそう形容しました。
だからこそ、もう泣かないと約束させたのです。
さもなければ…”人殺し”になってしまう…。
スマイリーにそう思わせるほど、アングリーの覚醒は強烈だったのです。
結局、関東事変で八戒が痛めつけられていく様を見たアングリーは約束を破り泣いてしまいます。
アングリーの覚醒により、劣勢だった東卍は一気に勢いを取り戻すことになりました。
(1人で灰谷兄弟、モッチー、ムーチョをあっという間に撃破)
人が死なずに済んで本当に良かったですねw
【東京リベンジャーズ】天竺編の結末
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東京リベンジャーズ/©和久井健
天竺編は、聖夜決戦編の後に起きる東卍史上、最大にして最後の抗争です。
聖夜決戦後に戻った現代は、これまでで最悪の未来でした。
マイキーによって東卍メンバーは殺されていて、マイキー自身もナオトの手によって殺されてしまいます…。
タケミチはこの最悪の未来を変えるため、再び過去にタイムリープ!
マイキーが闇落ちした理由を探り、その元凶と思われるイザナ&稀咲率いる天竺と激突します。
圧倒的な強さを誇る天竺に、満身創痍の東卍は苦戦します。
タケミチは気持ちでは負けていませんが、戦況はどんどん厳しいものになって行きました。
エマの死に打ちのめされていたマイキーとドラケンを立ち直らせたのはヒナでした。
マイキーはイザナと兄弟対決!
イザナの悲しい過去が明らかになる中、稀咲の銃弾がカクチョーを撃ち抜きました。
雪が舞う中、イザナはカクチョーを庇い、命を落としました…。
逃げる稀咲をタケミチはドラケンと共に追いますが…タケミチと稀咲の因縁の対決は、予想外の結末を迎えることになります。
稀咲が交通事故で死亡してしまうのです。
天竺編は、エマ・イザナ・稀咲…3名の死者を出す壮絶な幕切れとなりました。
大きな犠牲を払った天竺編を経て、未来は変わりました。
東卍メンバーも、ヒナも、みんなが生きている幸せな未来です。
マイキー1人を除いては…。
タケミチの戦いはまだ続きます!
まとめ
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東京リベンジャーズ/©和久井健
天竺編は後に”関東事変”と呼ばれる、東卍史上最大にして最後の抗争を描いた人気エピソードです。
河田ナホヤは常に笑顔を浮かべる表情からスマイリーと呼ばれています。
一見優しそうな見た目ですが、中身はゴリゴリの不良ですw
山岸によれば”笑顔の下の心は鬼”とのこと。
スマイリーは非常に喧嘩っ早く、短気な性格をしています。
作中ではなかなか喧嘩シーンを見ることはできませんが、東卍の肆番隊隊長を任されるくらいなので強さは本物でしょう。
スマイリーには「勝てる喧嘩はしない」というモットーがあります。
勝てない相手に挑み続けることがスマイリーの美学なのかもしれませんね!
今回の敵は強敵・天竺。
スマイリーにとって燃える相手でしたが、関東事変直前に悲劇が襲いました。
三ツ谷と共に天竺に襲われてしまうのです。
戦線離脱を余儀なくされたスマイリー。
代わりに立ち上がったのが弟のアングリーでした。
双子であり、見た目はそっくりな2人ですが、中身は正反対。
スマイリーはアングリーとある約束をしていました。
それは”泣かない”ことです。
アングリーには泣くとリミットが外れる、という特異体質があったのです。
心優しいアングリーは八戒のピンチを前に、スマイリーとの約束を破り、覚醒モードへ…。
関東事変で大活躍を収めました。
スマイリーの喧嘩はお預けとなりましたが、いつの日か活躍のチャンスがあることに期待したいですね!

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