天竺編は東卍VS天竺の抗争を描いた人気の高いエピソードの一つです。
その中でも衝撃を与えたのがエマの死でしょう。
マイキーにとってエマの存在がどれほど大切だったかも明かされました。
マイキー同様、ドラケンにとってもエマの存在はかけがえのないものでした。
みんなに愛されたエマの悲しすぎる最期とは？！
天竺編でエマを襲った悲劇についてまとめてみました！
目次
【東京リベンジャーズ】天竺編のあらすじ
天竺編放送直前威弁斗
～葛飾、遊び（カチコミ）行こうぜ！？～
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ご来場いただいた皆様、ありがとうございました！🙌天竺編は10月3日(火)24:00より順次放送スタートです！お楽しみに！✨
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— TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式@天竺編配信中🔥 (@anime_toman) September 30, 2023
聖夜決戦編でミッションコンプリートを果たしたタケミチは再び現代へ。
しかし、そこで待っていたのは今までで1番最悪の未来でした。
ヒナはもちろん、東卍の主要メンバーはマイキーの手で殺されていました…。
マイキーが変わってしまったのは何故なのか？
過去に再びタイムリープしたタケミチはその真相を探ります。
見えてきたのは”天竺”の存在でした。
天竺はマイキーに因縁のあるイザナと東卍を追放された稀咲、それから極悪世代が集まった巨大なチームです。
後に”関東事変”と呼ばれる、東卍史上最大にして最後の抗争が”天竺編”です。
果たしてその結末とは？！
【東京リベンジャーズ】天竺編は何巻？
公式には天竺編が何話からスタートしているのかは明らかにされていません。
ただ、東京リベンジャーズは話の区切りとしてタケミチのタイムリープが発生するので、ここを起点として考えていいと思います。
それを踏まえると、天竺編は13巻の第114話から21巻の第185話までとなります。
ただし、本編の中で185話で”天竺編完”とされてい
るものの、現代に戻るまでが天竺編という見方もあります。その場合は22巻の192話までがMAXではないかと推察されています。
最悪の未来を引き起こした張本人であるマイキーとの悲しい再会と別れ。
東卍を追放された稀咲のリベンジ。
マイキーを変えてしまったエマとイザナとの出来事…。
多くの人が絡み合った関東事変は、死者まで出す大きな抗争となりました。
東卍史上最大にして最後の抗争と言われる”天竺編”は見どころ満点です。
その熱い戦いを最後まで見届けてください♪
【東京リベンジャーズ】エマとマイキーの出会い
エマがマイキーと初めて会ったのは4歳の時です。
エマの母・黒川カレンがエマを万作の道場に置いて行ったのがきっかけです。
カレンはエマの父・佐野真の死後、エマを置いてどこかへ行ってしまったのです。
エマは幼いながら母に捨てられたことを理解していました。
マイキーは最初こそ外国人のようなエマの名前をからかいましたが、エマが心に傷を負っていることを知ると、何とか笑わせてあげたいと思うようになります。
「今日からオレ”マイキー”になる」
マイキーはエマにそう宣言しました。
兄である自分がマイキーなら、妹がエマでも変ではないだろうと考えたのです。
母に捨てられ寂しさを抱えるエマに”1人じゃない”と伝える意味も込められているでしょう。
一方のエマ自身は名前のことは気にしていませんでした。
それでも、マイキーの優しい気持ちはエマにしっかり届きました。
この日以来、2人は仲の良い兄妹になりました。
そして寂しいと思うこともなくなりました。
エマにとってマイキーは恩人であり、大切な兄なのです。
【東京リベンジャーズ】エマとイザナの関係性とは？
エマにとってイザナは兄として登場しました。
実際のところ、エマとイザナの関係性は複雑です。
イザナはカレンの元夫とフィリピン人女性との間に生まれた子供でした。
つまり、元夫の連れ子ですね。
元夫が死亡してしまった為、カレンが引き取る形になったようです。
その後、佐野真と出会ったカレンはエマを出産。
イザナが7歳、エマが3歳の時まで一緒に暮らしています。
イザナは施設に預けられてしまうのですが、エマと別れる時には「必ず迎えに行く」と言い残しています。
幼い2人は仲の良い兄妹だったと思われます。
…イザナ自身がエマと血の繋がりがないことを知ったのは大きくなってから。
おそらくエマは最後までイザナを異母兄弟と思っていたのではないでしょうか？
【東京リベンジャーズ】真一郎の墓参り
関東事変が起きる直前の2月22日。
この日は黒龍創立の日です。
タケミチはイヌピーと共に真一郎の墓参りに訪れ、11代目総長を引き継いだことを報告しました。
次いでイザナ、マイキー、エマも墓参りに現れます。
この時のイザナの真の狙いはマイキーとエマを引き離し、マイキーをこの場に留めておくことです。
イザナの思惑通り、マイキーはイザナからエマを離した方が安全だと判断してしまいました。
エマはタケミチと共に真一郎の墓から離れた場所に移動します…。
そこを狙っていたのが稀咲でした。
稀咲はバイクでエマを目掛けて突っ込んできたのです。
稀咲はマイキーにとって、エマがどれほど大切かを知っていました。
マイキーがエマを失い、空っぽになれば残る兄弟であるイザナを心の拠り所にするしかなくなると考えたのです。
これで、イザナを通してマイキーを操り、稀咲の理想通りの東卍が完成するはずでした。
真一郎の墓参りは稀咲の悪事に利用されてしまいました…。
【東京リベンジャーズ】エマを襲った悲劇とは？
真一郎の墓参りにて、突然現れたイザナからエマを遠ざける為、マイキーはタケミチにエマを任せ、場所を変えさせました。
これが稀咲の狙いであることに気が付かず…。
イザナと離れ、墓地の外から見守ることになったエマとタケミチ。
エマは唯一、マイキーの弱さを受け入れている人物でした。
“東京卍會総長”
“無敵のマイキー”
みんなの目に映るマイキーはいつも強い男です。
真一郎、場地が死んだ時も弱い姿は見せませんでした。
でも、エマだけは知っています。
マイキーが使い古したタオルを握りしめていないと寝れないような、弱い普通の男の子であることを…。
エマはマイキーにとって最高の理解者でもあったのです。
タケミチはここであることに気がついてしまいます。
エマという理解者がいるのに、現代のマイキーが闇落ちしているのはなぜか？
そして、現代にエマの存在がないことに気がつくのです…。
タケミチが恐ろしい事実に気づくと同時に、稀咲がバイクで迫ってきました。
スピードに乗り、バットでエマを殴りつけました。
エマは吹っ飛び、倒れ込みます…。
マイキーは倒れたエマを背負い、意識が弱まるエマに精一杯話しかけました。
エマは最期の力を振り絞ってタケミチに願いを託しました。
「マイキーをお願いね」
その言葉を口にし、エマの手は力無く揺れました…。
【東京リベンジャーズ】天竺編でエマは死亡した？
エマは天竺編で稀咲の手によって殺されています。
2月22日、真一郎の墓参りで起きた悲劇でした。
稀咲はマイキーを孤独にする目的のため、持っていたバットでエマを殴りつけ、去っていったのです。
エマはマイキーに背負われ、ドラケンへの想いをマイキーに託し、タケミチにはマイキーを託し、その短い生涯を閉じました。
マイキーはエマが死亡したことを理解していましたが、当然受け入れられず…。
病院に着くまでマイキーはエマに話しかけ続けました。
本当はドラケンもエマのことが好きなこと。
自分の夢はいつの日かエマに子供が生まれて、ささやかな日常を見守ること。
それはもう叶わない夢です。
マイキーの痛いほど悲しい思いが伝わってきます…。
エマの死はマイキーにとって受け入れ難い事実でした。
【東京リベンジャーズ】エマを失ったマイキーの反応とは？
マイキーにとってエマは心の支えであり、最高の理解者でした。
マイキーの弱さも知っているエマは、もしもマイキーの心の糸がどこかで切れてしまったら、自分が助ける、と決めていました。
かつて自分が心を閉ざしていた時に、マイキーが掬い上げてくれたように…。
しかし、エマは稀咲の手によって短い生涯を閉じます。
幼い頃に両親を亡くし、10歳の時には最愛の兄を亡くし、親友の場地を亡くしたばかりのマイキー…。
エマの死がマイキーに与えた傷は計り知れません。
エマが死亡したことによって、マイキーは失意のどん底に置かれました。
遺体が安置された部屋の外で座り込むマイキーの表情は、これまでのどんなマイキーより深い失意が見て取れます。
マイキーはエマを失って荒れるドラケンの拳も静かに受け止めました。
ただ殴られ、倒れるまで…。
マイキーがエマの死を乗り越えられたのは、ヒナからタケミチのタイムリープの真実を聞いたからです。
“みんなを救いたい”
タケミチの強い思いがついにマイキーを立ち上がらせました。
【東京リベンジャーズ】エマを失ったドラケンの反応とは？
マイキー同様、エマの死を知って駆けつけたドラケンも現実が受け入れられません。
ドラケンとエマは両思い。
兄であるマイキー同様、ドラケンにとってもエマは特別な存在でした。
エマを失った絶望は、誰かに気持ちをぶつけなければ自分を保てないほど強いものだったのでしょう。
ドラケンはすでに放心状態のマイキーを外に連れ出し、殴り続けたのです。
死んだ場地や捕まったパーちん、一虎のこと…それからエマのこと…。
ドラケンはエマの死をきっかけに、失ってしまった大切な人たちのことへの想いが溢れました。
対するマイキーはドラケンに殴られても何の反応もしませんでした。
それくらいしかドラケンの気持ちを受け止める方法がなかったのかもしれません。
そんなドラケンを突き動かしたのはヒナでした。
タケミチの気持ちを知ったドラケンはマイキーと共に立ち上がり、決戦の場に現ることになるのです。
【東京リベンジャーズ】天竺編の結末
天竺編は、聖夜決戦編の後に起きる東卍史上、最大にして最後の抗争です。
聖夜決戦後に戻った現代は、これまでで最悪の未来でした。
マイキーによって東卍メンバーは殺されていて、マイキー自身もナオトの手によって殺されてしまいます…。
タケミチはこの最悪の未来を変えるため、再び過去にタイムリープ！
マイキーが闇落ちした理由を探り、その元凶と思われるイザナ&稀咲率いる天竺と激突します。
エマの死という失意の底から復活したマイキーはイザナと兄弟対決！
イザナの悲しい過去が明らかになる中、稀咲の銃弾がカクチョーを撃ち抜きました。
雪が舞う中、イザナはカクチョーを庇い、命を落としました…。
逃げる稀咲をタケミチはドラケンと共に追いますが…タケミチと稀咲の因縁の対決は、予想外の結末を迎えることになります。
稀咲が交通事故で死亡してしまうのです。
天竺編は、エマ・イザナ・稀咲…3名の死者を出す壮絶な幕切れとなりました。
大きな犠牲を払った天竺編を経て、未来は変わりました。
東卍メンバーも、ヒナも、みんなが生きている幸せな未来です。
マイキー1人を除いては…。
タケミチの戦いはまだ続きます！
【東京リベンジャーズ】エマの存在が未来を変えた？
今日11月25日は佐野 エマの誕生日(^^)
いつもそうしてた。
（和） pic.twitter.com/PgndnNdXAz
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) November 25, 2021
エマはマイキーにとってかけがえのない理解者でした。
マイキーもエマにだけは弱さを見せていました。
後にマイキーはタケミチに自分自身の中にある”黒い衝動”の存在を明かしています。
黒い衝動とは、マイキー自身でも制御できない”もう1人のオレ”の存在のこと。
一虎を殺しかけた時のマイキーがそうです。
マイキーはずっと自分の中に黒い衝動があることを知っていました。
それを抑えてくれていたのが、真一郎であり、場地であり、エマでした。
真一郎、場地が死亡し、残るエマまで失ってしまったマイキーは闇に落ちていきました。
…もしもエマが天竺編で死亡せず、未来でも生きていたら、マイキーの闇落ちは防げたかもしれませんね。
まとめ
天竺編は後に”関東事変”と呼ばれる、東卍史上最大にして最後の抗争を描いた人気エピソードです。
エマはここまでもマイキーの異母兄弟として存在感を発揮していました。
ちなみにイザナとも3歳まで異母兄弟として育ちましたが、実際には血の繋がりはありません。
天竺編でエマを襲った悲劇、それは稀咲がバイクでエマを襲ったことでした。
結果としてエマはこの事故で死亡してしまいます。
稀咲はマイキーにとって、エマがどれほど大切かを知っていました。
エマを失い、空っぽになればイザナを頼り、そのイザナを操って理想の東卍を作り上げようとしてしていたのです。
エマの死を受け、マイキーとドラケンは失意のどん底に落とされました。
当然、天竺との決戦どころではありません。
そんな2人を立ち直らせたのはヒナでした。
ヒナはタケミチのタイムリープを話し、マイキーとドラケンを決戦の舞台まで戻してくれました。
悲しみを乗り越えた2人は、劣勢だった東卍を勝利に導いてくれました。
でも…エマがもういない事実は変わりません。
マイキーは自分の中にある黒い衝動を恐れ、東卍から身を引き、みんなからも離れたのです。
もしもエマが生きていたら…マイキーの闇落ちはなかったかもしれません。
エマの存在の大きさがよくわかりますね。
エマが最期にタケミチに託したのは「マイキーをお願いね」という言葉。
タケミチはその願いを果たすために今も奮闘しているのです！
⇒マイキーを支えていたのはエマ？マイキーにとってエマの存在と・・
⇒エマとドラケンは恋人以上の関係？ドラケンにとってエマの存在・・
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