【東京リベンジャーズ】黒川イザナの過去に隠された真実!?佐野真一郎との驚きの関係とは? | 漫画コミック考察ブログ

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【東京リベンジャーズ】黒川イザナの過去に隠された真実!?佐野真一郎との驚きの関係とは?

Tenjiku hen Kurokawa izana17
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この記事を読むとわかること
  • 黒川イザナは極悪の世代のボスです
  • イザナは真一郎の異母兄弟です
  • イザナの過去は驚愕の虐待体験です

天竺編は東卍VS天竺の抗争を描いた人気の高いエピソードの一つです。

天竺総長の黒川イザナはマイキーの兄・佐野真一郎と繋がりがありました

そのことがイザナとマイキーの因縁に繋がっていくのです

トップの2人にはどんな関係が隠されているのでしょうか?!

天竺編におけるイザナとマイキーについてまとめてみました!

 

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【東京リベンジャーズ】天竺編のあらすじ

聖夜決戦編でミッションコンプリートを果たしたタケミチは再び現代へ。

しかし、そこで待っていたのは今までで1番最悪の未来でした。

ヒナはもちろん、東卍の主要メンバーはマイキーの手で殺されていました…

マイキーが変わってしまったのは何故なのか?

過去に再びタイムリープしたタケミチはその真相を探ります。

見えてきたのは”天竺”の存在でした

天竺はマイキーに因縁のあるイザナと東卍を追放された稀咲、それから極悪世代が集まった巨大なチームです。

後に”関東事変”と呼ばれる、東卍史上最大にして最後の抗争が”天竺編”です。

果たしてその結末とは?!

 

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【東京リベンジャーズ】天竺編は何巻?

公式には天竺編が何話からスタートしているのかは明らかにされていません。

ただ、東京リベンジャーズは話の区切りとしてタケミチのタイムリープが発生するので、ここを起点として考えていいと思います。

それを踏まえると、天竺編は13巻の第114話から21巻の第185話までとなります

ただし、本編の中で185話で”天竺編完”とされているものの、現代に戻るまでが天竺編という見方もあります。

その場合は22巻の192話までがMAXではないかと推察されています

最悪の未来を引き起こした張本人であるマイキーとの悲しい再会と別れ。

東卍を追放された稀咲のリベンジ。

マイキーを変えてしまったエマとイザナとの出来事…。

多くの人が絡み合った関東事変は、死者まで出す大きな抗争となりました

東卍史上最大にして最後の抗争と言われる”天竺編”は見どころ満点です。

その熱い戦いを最後まで見届けてください♪

 

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【東京リベンジャーズ】黒川イザナのプロフィール

黒川イザナは1987年生まれ。

極悪の世代と呼ばれるS62世代のボス的な存在です。

1987年8月30日生まれで、タケミチがタイムリープした12年前の時点で18歳。

初登場は121話で稀咲が天竺に正式に入ることを承認していました。

黒川イザナは黒龍8代目総長→横浜天竺総長を任されるカリスマの持ち主

エマの兄、真一郎&マイキーの異母兄弟として登場しました。

優しい顔立ちからは考えられないほどの残忍さを持ち合わせています。

 

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【東京リベンジャーズ】黒川イザナの特徴

イザナは褐色の肌に白髪に近い色素の薄い髪色をしています。

ネタバレになりますが、イザナは日本×フィリピンのハーフ

容姿が特徴的なのは出自が関係しているのです。

また、耳には特徴的なピアスをつけています

炭治郎の耳飾りと似ていると言われていますが、イザナのピアスは花札の”芒に月”がモチーフとされており、全くの別物です。

(芒に月は8月の花札。イザナと真一郎の誕生日も8月なのでイザナにとって8月は特別なのでしょう。)

身長は165センチと小柄な方ですが、マイキー同様、身体能力はかなり高く、極悪の世代の中でも最強です。

 

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【東京リベンジャーズ】黒川イザナの性格とは?

イザナは元は心優しい普通の少年でした

施設に預けられた後も虐められていたカクチョーに寄り添うなど、優しさが見えます。

ところが、孤独はイザナの心を変化させていきました。

イザナは他人への興味を失っていったのです。

12歳の頃に集団に襲われ重傷を負うことになったイザナは一人一人にお礼参りを実行し、全員を再起不能にしてしまいます

リーダーに対しては特に残虐な仕返しを行い、追い詰められたリーダーは結局自殺。

イザナは少年院に入ることになるのです。

その後、イザナは真一郎と出会い、元の明るさを取り戻したかに見えましたが、孤独という病気からは解放されませんでした。

真一郎の愛を独占したくて堪らず、マイキーのせいでそれが上手くいかないとマイキーを憎むようになってしまったのです。

イザナはその不幸な生い立ちから非常に不安定で残酷な性格になってしまったのですね…。

ある意味、イザナ本人も被害者と言えるのではないでしょうか。

 

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【東京リベンジャーズ】黒川イザナの強さとは?

イザナは極悪の世代と呼ばれたS62世代をまとめ上げた男です。

この時点で、イザナは圧倒的な強さを誇ることがわかりますよね!

イザナ本人も「暴力で全てをねじ伏せてきた」と言っているように、強さには自信があるようですね。

イザナの得意技はマイキー同様”蹴り”です。

関東事変でも、イザナの強さは証明されています。

斑目獅音を一撃で沈めたぺーやんを今度はイザナが蹴りで一撃で沈めていますし、何よりマイキーと互角に喧嘩ができるのはこの時点でイザナただ1人でしょう。

ムーチョによれば、イザナには圧倒的な戦才(センス)を持っているのです。

もう一つ、イザナの強さを支えているのが”孤独”です。

イザナは孤独であるが故に他人に興味がありません。

だからこれ以上やったら殺してしまうというリミッターもなく、イザナは容赦するということもありません。

イザナの拳は人を殺しかねない凶器なのです…。

 

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【東京リベンジャーズ】黒川イザナの目的とは?

イザナは天竺を作り、関東事変を起こしました。

イザナが天竺を作った目的はマイキーを灰にして”理想の真一郎”(=自分だけを必要としてくれる存在)にすることでした。 

(稀咲にとってもマイキーは媒体として絶対必要な存在であり、ここで2人の利害が一致しました。)

イザナにとって真一郎は特別でしたが、自分だけを見てくれるわけではありませんでした。

真一郎にとってはイザナもマイキーも大切な弟だったのです。

嫉妬に狂うイザナには受け入れられませんでした。

その上、イザナは真一郎と本当の兄弟ではないことも知ってしまいます。

トドメに真一郎の死がイザナを空っぽにしました

空っぽになったイザナはマイキーを同じく空っぽにし、飼い慣らすことで孤独から逃れようとしていたのでしょう…。

そのことがエマの死に繋がってしまうのです…。

イザナは真一郎への歪んだ独占欲から、真一郎が愛したマイキーを自分の思い通りにしたかったのです。

 

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【東京リベンジャーズ】黒川イザナと佐野家の関係性とは?

結論から言うと、イザナと佐野家には何の関係性もありません。

イザナの正体は、エマの母親である黒川カレンの元夫とフィリピン人女性との間に生まれた子供です。

イザナには黒川カレンとも佐野真とも血縁関係がありません。

それは真一郎、マイキー、エマとも血の繋がりがないことを指しています。

カレンは真の死後、イザナを施設に預け、幼いエマを佐野万作の家に預けています。

ここに血縁関係の有無による対応の差がでていますよね。

この間、イザナを訪ねてきたのは真一郎ただ1人でした。

真一郎はイザナに”兄”と名乗りました

孤独だったイザナは真一郎に依存し、文通などを通して絆を深めました。

イザナは真一郎が大切にしていた黒龍を継いだものの、真一郎が度々口にするマイキーの存在に嫉妬心を募らせていきました…。

ここで追い打ちをかけるようにカレンと再会。

自分が佐野家とは何の繋がりもないことを知ってしまうわけです。

イザナにとっては血の繋がりが何より大切だったようですね…。

全てを知りながら黙っていた真一郎に対しても激しく怒り、絶望し、イザナの代で黒龍は地に落ちることになりました。

真一郎の死後も執着は続き、代わりにマイキーを理想の”真一郎”にしようとするなど歪んだ独占欲が暴走するに至っています。

 

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【東京リベンジャーズ】黒川イザナとエマの関係性とは?

イザナとエマは兄妹として数年間過ごしています。

エマは最後までイザナが異父兄妹だと思っていたでしょう。

イザナが施設に預けられることが決まった時、エマに「必ず迎えに行く」と約束をして去っています

この時点ではエマのことを大切に思っていたはずです。

ただ、それもカレンと再会し、血の繋がりがないことを知った後では変わってしまいました。

エマはマイキーを空っぽにするための道具として利用されてしまうのです。

イザナが血の繋がりにこだわらず心を開いていたら…マイキーもエマも快く受け入れたはずです。

でもイザナは稀咲にエマをバイクで轢かせ、死に至らせてしまいました

イザナがエマにしたことは、イザナの孤独が生んだ悲劇としか言いようがないでしょう…。

 

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【東京リベンジャーズ】黒川イザナVSマイキー

エマの死を乗り越え、マイキーはイザナと直接対決へ

エマを殺した理由、仲間を駒としか見れない理由…マイキーはイザナと喧嘩をしながらイザナが深い孤独を抱えていることに気がつきます。

当初は押され気味だったマイキーですが、イザナと話をする中で形勢が逆転していきます。

「オレはオマエを救いたいんだ」

全てを失ったはずのマイキーがイザナにかけた優しい言葉は、孤独に苦しむイザナを迷わせました。

でももう後には引けません。

イザナはマイキーの優しさを拒否し、当たらない攻撃を繰り返しました。

ボロボロになったイザナの目に映ったのは、マイキーの後ろに立つ真一郎とエマでした。 

結局、自分は一人ぼっち。

その上、喧嘩でもマイキーには勝てません。

再び孤独である事を突きつけられたイザナは追い込まれていきます。

喧嘩で負けてしまったら自分には何も残りません。

イザナは銃を手に取ってしまいました

これから先は1人だから、強く生きなくてはいけない…。

施設に預ける前の日にカレンがイザナに言った言葉が蘇ります

喧嘩でだけは負けられないイザナは正気を失いかけていました。

そんなイザナを止めたのは、カクチョーでした

イザナVSマイキーはマイキーの勝利で終わったと言えるでしょう。

 

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【東京リベンジャーズ】天竺編で黒川イザナは死亡した?

マイキーとの喧嘩に負けたイザナは銃を手に取り、マイキーに向けました。

緊張が走る中、イザナを止めたのはカクチョーでした。

カクチョーは天竺の”負け”を認めるように諭しました

イザナにとって喧嘩で負けることは死ぬことと同じくらいの重さがあります。

押し問答を続ける2人の背後で、稀咲がカクチョーに向けて銃を放ちました。

銃弾はカクチョーの右肩付近を貫通しました。

稀咲にとってはイザナを迷わせるカクチョーは邪魔でしかありません。

続けて稀咲は3回発砲…。

しかし、ここで想定外のことが起きます。

カクチョーを庇ってイザナがその銃弾を受けたのです

イザナは死ぬ間際にマイキーに天竺の負けを認め、自分の正体も明かしました

誰とも血が繋がっていない自分を救えるか?

イザナは問いかけます。

マイキーが答えられずにいるとイザナは「救いようねぇだろ?」と涙ながらにつぶやきました。

イザナはそのまま死亡。

最後まで孤独から抜け出すことができず、悲しい死を遂げてしまいました。

 

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【東京リベンジャーズ】黒川イザナとカクチョーの関係性とは?

イザナとカクチョーの出会いは養護施設です

3つ年下のカクチョーは両親を事故で亡くし、自分自身も顔に大きな傷を負っていました。

その傷のせいで虐められ、一人ぼっちでした。

イザナはカクチョーに生きる価値を与えました。

イザナが王で、カクチョーは下僕

“オレの下僕として生きろ”

両親を亡くし、生きる気力を無くしていたカクチョーにとって、イザナは生きる理由をくれた恩人だったのです。

言葉こそ悪いものの、孤独を嫌と言うほど知っているイザナはカクチョーの気持ちに寄り添うことができたのでしょうね…。

カクチョーはそれ以来、従順な下僕としてイザナの側に寄り添いました。

唯一、イザナに逆らったのはマイキーに向けた銃を叩き落とした時です

カクチョーがイザナに逆らった時、周りの幹部たちはとても驚いていました。

それくらい、カクチョーは100%イザナに従ってきたのです。

この時カクチョーが動いたのは王と信じるイザナの情けない姿を見たくなかったからです

カクチョーの思いはイザナに通じていました。

「オレにはオマエしかいないから」

イザナは最後にカクチョーに自分の気持ちを伝えました。

カクチョーもまた、最後の最後までイザナを信じついていくつもりでした。

イザナとカクチョーは強い絆で結ばれているのです

 

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【東京リベンジャーズ】天竺編の結末

イザナは稀咲の銃弾によって衝撃的な最期を迎えてしまいました。

その隣ではカクチョーがイザナと手を繋ぎ、一人ぼっちにさせまいと寄り添いました。

その時、雪が降ってきました。

カクチョーは雪を見て”天竺”の本当の由来を思い出しました

幼い頃、雪の日にイザナとカクチョーはかまくらを作りました。

イザナは”オレらの国の城”と誇らしげです。

かまくらの中で2人は極秘の計画書を作りました。

それは”強い国”を作る計画でした

イザナが国王でカクチョーは下僕。

イザナは身寄りのない子供たちを国民にして居場所を作ってあげようと考えていたのです。

自分と同じような寂しさを抱える子供たちにとって、この国は希望となる。

イザナは自分を三蔵法師、カクチョーを孫悟空に見立て、国の名前を”天竺”にしました。

「きっといい時代を創れる!!」

幼い2人は未来を想像しながら雪の上に寝転びました

ちょうど、今2人が倒れているのと同じように…。

あの頃の夢が果たされることはありませんでした…。

一方、タケミチとドラケンは逃げる稀咲を共に追いました。

タケミチと稀咲の因縁の対決は、予想外の結末を迎えることになります。

稀咲が交通事故で死亡してしまうのです。

天竺編は、エマ・イザナ・稀咲…3名の死者を出す壮絶な幕切れとなりました

大きな犠牲を払った天竺編を経て、未来は変わりました。

東卍メンバーも、ヒナも、みんなが生きている幸せな未来です。

マイキー1人を除いては…。

タケミチの戦いはまだ続きます!

 

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まとめ

天竺編は後に”関東事変”と呼ばれる、東卍史上最大にして最後の抗争を描いた人気エピソードです。

天竺編で登場した黒川イザナは天竺総長として圧倒的な強さを見せつけました

イザナはS62世代をまとめ上げた中心人物であり、稀咲と共に天竺を作り、総長となりました。

当初はエマの異父兄弟と思われていましたが、実は血の繋がりはなく、このことがイザナを最期まで苦しめることにもなりました

施設に預けられたイザナに唯一会いに行っていたのが真一郎でした。

真一郎に対する歪んだ独占欲はイザナを狂わせていきます。

マイキーを真一郎の代わりにしようと企んだイザナは、マイキーを空っぽにするためにエマを殺してしまいます…。

マイキーは失意のどん底に落とされますが、乗り越え、イザナと激突

激しい喧嘩の末、マイキーに敗れたイザナは追い詰められ、銃を取ってしまうのです。

王と信じるイザナの情けない姿を見ていられなかったカクチョーの乱入でイザナVSマイキー戦は終わりました

イザナは死の間際に全てを認め、孤独のまま死んでいきました。

イザナが血の繋がりに拘らなければ、真一郎との関係も、マイキーやエマとの関係も変わっていただろうと考えると、やるせないラストとなってしまいました。

もうやり直すことはできませんが、タケミチにはイザナのことも救って欲しかったですね…!

この記事のまとめ
  • イザナはマイキーの異母兄弟です
  • イザナは孤独から残虐性が生まれた
  • イザナの目的は理想の真一郎作り
  • イザナの死は孤独の象徴です
  • イザナとカクチョーの絆が強い
  • 血縁関係はないが深い絆があった
あいり
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