無職転生の物語の中にバチロウというキャラクターが出てきます。
バチロウは、リカリスの町で、Dランクの冒険者パーティ・トクラブ村愚連隊のメンバーとしてギルドで依頼をこなし、活動しています。
バチロウは、実は激怒したエリスのキックを喰らっていたことがあったのです。
一体何があったのでしょうか?
今回はバチロウについて詳しく紹介していきましょう。
目次
【無職転生】バチロウはトクラブ村愚連隊のメンバー!!一体どんなパーティ??(小説Ver)
バチロウは、冒険者パーティ・トクラブ村愚連隊のメンバーの1人です。
トクラブ村愚連隊は、魔大陸のリカリスの町で活動をしている新人冒険者の集まりです。
最近、EランクからDランクになったばかり。
トクラブ村愚連隊は、リーダーのクルト、ガブリン、バチロウの3人のメンバーで構成されています。
クルトは、額に角がある白髪をした魔族の少年。
ガブリンは、口が嘴になっていて頭に産毛が生えている鳥の様な風貌の少年です。
そして、バチロウがいます。
3人で協力をして依頼をこなしています。
ちなみにトクラブ村愚連隊のクルト・ガブリンは、漫画版とアニメ版で見た目が異なります。
バチロウだけはほとんど同じ見た目のようです。
【無職転生】バチロウはどんな見た目をしている??(小説Ver)
トクラブ村愚連隊のバチロウは、筋肉質で体格も良い魔族の少年。
4つの腕を持ち、達磨のような顔つきをしています。
見た目は少年というよりも中年に近いです。
どんな闘い方をするのか不明ですが、耐久力もあり強そうな感じがあります。
でも、トクラブ村愚連隊の名を名乗る時は、非常に明るくてノリが良いです。
意外にパーティの中では、場を和やかにするムードメーカーかもしれません。
【無職転生】バチロウとルーデウスの出会いは??(小説Ver)
バチロウとルーデウスの出会いは、リカリスの町。
実は、2回も出会っているのです。
ルーデウス・エリス・ルイジェルドは、アスラ王国にある故郷のフィットア領に戻るために旅をすることになります。
途中、リカリスの町に寄り、交通費等を稼ぐためにギルドで依頼を引き受けて稼ぐことにしました。
そこで冒険者パーティ・デッドエンドを結成したのです。
ギルドで登録手続き等をして、ルーデウス達は、寝泊まりする場所を探します。
そして、宿屋・狼の足爪亭に到着。
安くて連日過ごしやすそうなポイントを見出して泊まります。
ここで、バチロウと出会ったのです。
バチロウ、ルーデウス達との最初の出会い
宿屋で休んでいるルーデウス達に近づく者がいます。
なんと、ある少年がエリスをナンパしに現れたのです。
それは、白髪で額に角を生やした、トクラブ村愚連隊のリーダーのクルトです。
丁度その周囲に、バチロウとガブリンも居ます。
エリスは、クルトの勧誘を無視します。
クルトは、あまりにも冷たいエリスの態度に怒りを感じました。
クルトは思わずエリスの着用していたフードを掴みます。
すると、エリスのフードが破けてしまったのです。
ルーデウスは、エリスを見て怯えます。
エリスが本気に怒ってキレた事に気づいたからです。
その後、エリスの恐ろしさが炸裂・・・(後述します)。
これがバチロウと初めての出会いでした・・・。
バチロウ、ルーデウス達との2度目の出会い
そして2回目は、ルーデウス達がギルドで受けた依頼「謎の卵の捜索」のために石化の森に訪れたときです。
その際に、バチロウ達は、ルーデウス一行と再会しました。
そのときバチロウ達トクラブ村愚連隊は、森の入口付近で依頼がバッティングした別のパーティ・スーパーブレイズと言い争いをしていたのでした。
【無職転生】バチロウはエリスからボレアスキックを喰らいどうなった??(小説Ver)
バチロウは、エリスからボレアスキックを喰らいダメージを受けています。
見事に倒されてしまったのです。
エリスのボレアスキックの破壊力が恐ろしいです。
何故このような事になってしまったのか、少し述べたいと思います。
バチロウ、エリスに怒りのボレアスキックを喰らう
エリスは、トクラブ村愚連隊のリーダーであるクルトにナンパされます。
無視を貫いていましたが、クルトにフードを掴まれ破られてしまったのです。
エリスは、ルーデウスの買ってくれたフードを傷付けられて大激怒。
クルトの顔面に、祖父サウロス直伝、師匠であるギレーヌの訓練で鍛えられたボレアスパンチを喰らわせます。
クルトは、それを受けて気を失い倒れてしまいます。
それでも、エリスの怒りは収まらなかったのです。
今度は、近くにいたバチロウに接近。
バチロウには、ボレアスパンチと共にサウロスとギレーヌから教わったボレアスキックをおもいっきり蹴り当てます。
エリスのボレアスキックは、見事にバチロウの鳩尾に直撃。
バチロウは、苦しみ悶絶し両膝を付いてしまいます。
即座にエリスは、バチロウの顔目掛けて膝蹴りを放ちます。
エリスの膝蹴りは、バチロウの顎にヒットし、バチロウはそのまま吹き飛ばされてしまいます。
残ったガブリンは、怯えながらも剣を抜き応戦しますが、エリスのパンチが先に速く、直撃を受けて倒れます。
クルトはなぜ、エリスに声をかけたのか?
ルーデウスは、そんなエリスを宥めて落ち着かせます。
そして、倒されたクルト達にヒーリングの魔術を使い回復。
クルトは、エリスに声をかけた理由を話しました。
自分達のパーティであるトクラブ村愚連隊がDランクに昇格。
丁度、魔術が使える女の子を自分達のパーティに入れたいと考えていました。
そこで狼の足爪亭で見かけたエリスを勧誘したのです。
フードを着ている女の子イコール魔術師と勘違いしたようです。
そんなクルトをエリスは一撃で瞬殺。
バチロウは、2回攻撃して倒します。
エリスは、バチロウがタフで強そうと感じたから、連続攻撃を出したのかもしれないです。
気を失い倒す程の威力を持っている、ボレアスパンチ・キック、共に恐ろしいです。
エリスを怒らせてはいけません。
その後、バチロウ達はルーデウス達に謝罪し、静かに去って行きます。
バチロウは、エリスの強さを目の当たりにしどう感じたのか気になります。
【無職転生】バチロウ・クルト・ガブリンがパーティ名を名乗る時の謎ポーズとは??(小説Ver)
バチロウとクルト、ガブリンは、自分達のトクラブ村愚連隊を名乗る時、必ず大声でポーズしてアピールしています。
どうして、そんなポーズするのか理由を述べたいと思います。
バチロウ達のポーズは、パーティの名を広める為
バチロウ達のパーティであるトクラブ村愚連隊は、名を知らしめるため、ポーズをします。
彼らは、名乗るときのために決めた、フォーメーションが存在しているのです。
リーダーのクルトが真ん中に立ちます。
バチロウとガブリンは、クルトの両脇に急いで移動。
そして、トクラブ愚連隊の名を叫びます。
ルーデウスは、そもそもバチロウ達の「トクラブ村愚連隊」のネーミングが古臭いと険しい表情していたのです。
そこに名乗りのポーズ。
見せられたルーデウスは、とてもダサいと酷評しています。
それでもバチロウ達のトクラブ村愚連隊は、確実に行う決め台詞としてルーティン化していたと思います。
石化の森でルーデウスに出会った時も名乗っています。
でも、バチロウ達が3人でポーズすることが出来なくなる日が遂にやって来ます。
それは、ある事がきっかけとなります。
バチロウ、ガブリンの死でポーズできなくなる?!
トクラブ村愚連隊は、石化の森に行きます。
するとBランクのエクスキューショナーに遭遇。
バチロウ達は、強敵に怯えて逃亡。
しかし、その背後に別の魔物であるアーモンドアナコンダが現れ、挟み込まれてしまうのです。
エクスキューショナーの大剣がガブリンの身体を一刀両断。
ガブリンは、その場で絶命してしまいます。
ルーデウス達に助かけられたクルトは、おびえながらも1人の冒険者としての覚悟を持っていました。
自分達はいつでも死を覚悟して冒険している。
ガブリンの死は、自分の責任でもあり、パーティの問題だったと。
バチロウは、涙ぐみながらガブリンの亡骸を抱きかかえます。
その後、クルトとバチロウは町へ静かに戻って行きます。
石化の森に入った時が、トクラブ村愚連隊の凋落。
ガブリンの死で、3人でのポーズは、永遠に出来なくなってしまったのです。
その後、トクラブ村愚連隊が解散したとか、2人で活動しているのかは不明です。
バチロウ達は、パーティの持つ実力を見誤ったのかもしれないです。
でも、バチロウたちは、名乗る時、とても元気でやっていた気がします。
大変だけど明るさと楽しさでやっていけた良きパーティだったのかもしれないです。
クルトと2人でも継続して、何処かで名乗っている姿とポーズを個人的に見てみたいです。
まとめ
バチロウは、あまり目立ちませんが、トクラブ村愚連隊の中で協力して仲良くやってきたことが伺えます。
エリスの容赦ないボレアスキック2連発を受けたのは、災難でした。
ガブリンが死んだ後、クルトとバチロウはパーティを解散したという話は聞こえてこないです。
その後の冒険も不明。
それでも、2人でトクラブ村愚連隊を継続していそうな気がします。
ガブリンの分まで力の限り生きて、どこかで活躍し、バチロウが大声でトクラブ村愚連隊の名を叫び、独特のポーズを続けている事を願います。

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