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【無職転生】パックスは単なる愚か者!?最悪の結末を招いたのは自分自身かヒトガミか!?

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「無職転生~異世界行ったら本気だす~」に登場する、ザノバの弟「パックス」。

ロキシーが家庭教師を担当したときにセクハラまがいのことをするなど、様々な悪事を繰り返していくとんでもない王子です。

その後の行動で、ルーデウスやリーシャ達も監禁してしまう暴挙にも出ました。

やがて、王竜王国に行き、そこでレオナルドと出会います。

最後には自身に最悪の結果を招く状況を作ってしまうのです。

彼は、愚か者だとも評価されますが本当にそうだったのでしょうか。

今回はパックスについて詳しく紹介していきましょう。

 

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【無職転生】パックスのプロフィールは?(小説Ver)

パックス・シーローンは、シーローン王国の第七王子です。

ルーデウスとラノア魔法大学で出会ったシーローン王国の第三王子ザノバ・シーローンの弟でもあります。

ふくよかな風貌で、セクハラ大好き。

王子という権力を好き勝手に使い、兵士や侍女の家族を人質に取るゲスな存在です。

 

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【無職転生】パックスはロキシーから魔術を教わっていた!?(小説Ver)

パックスは、ルーデウスの魔術の師匠であるロキシーと面識があります。

ロキシーはルーデウスと別れた後、様々な場所をめぐりました。

そして、シーローン王国に滞在することになり、縁がありそこで王子達の家庭教師をすることになります。

ロキシーは家庭教師の仕事をしながらも、王国の書庫で水王級魔術に関連した書籍を見つけて、そこで習得のために努力を積み重ねていたのです。

ロキシーは第七王子のパックスに魔術の指導をすることになりました。

しかし、このパックスは、実はとんでもない奴でした。

 

パックスは、時折ルーデウスから届く手紙を見つけてしまいます。

それをロキシーに見せて、ルーデウスを恋人だと勝手に解釈をし、冷やかしました。

そしてパックスは王子としての地位を利用して、ロキシーにこんな発言をするのです。

「手紙の送り主であるルーデウスを殺されたくなければ、自分の彼女になり、敬意を表して下着を見せろ」と。

とんでもないセクハラ発言です。

 

ロキシーは呆れて溜息を吐き、パックスに「王族の自覚をしっかり持って我儘な振る舞いを控えろ」と指摘しました。

ロキシーは、優秀な弟子であったルーデウスとパックスを比べてしまい、あまりの才能のなさと好き勝手放題のパックスに呆れてしまうことしかできません。

ロキシーがこのときに表したその態度が、パックスのプライドを傷つけてしまいます。

パックスはその影響で、のちにとんでもないことを引き起こすことになるのです。

 

ロキシーが、パックスをルーデウスと比べてしまったことは仕方がないことだったのでしょう。

パックスが素直で真面目で努力家だったら、ロキシーと良い関係を築けて、強大な魔力を身に付けることができたかもしれないと考えると残念です。

 

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【無職転生】パックスがリーリャとアイシャを人質に!!その目的は!?(小説Ver)

ロキシーはシーローン王国滞在中に、ルーデウス達の住むフィットア領転移事件(魔力災害・転移事件ともいいます)を目撃し、シーローン王国から出奔する形でパックスと別れました。

パックスはロキシーが去った後、奴隷市場に行き、様々な悪事に手を染めていきます。

奴隷市場でコネクションを形成し、自分の私兵を雇い、自分の城に仕える王宮の兵士達の家族を人質に取って支配し、資金と権力を着々と集めたのです。

 

そんな中、転移事件でたまたまシーローンに飛ばされてきたリーリャとアイシャ。

パックスは、リーリャとアイシャがルーデウスの関係者だと知って、パックスの一存で監禁しました。

ロキシーを再び自分の下に戻ってこさせたいために、パックスは策略を考えます。

リーリャとアイシャを餌として、魔術師をとらえる罠「結界」を準備しました。

ロキシーを餌でおびき寄せて、結界の罠に閉じ込めて無力化し、一生性奴隷としようと企んでいたのです。

 

ただ、パックスの計画には穴がありました。

パックスはリーリャ達を監禁するだけで、リーリャ達がここにいるという情報を外部に漏れないようにしていたのです。

リーリャ達がいることを知らなければ誰も、もちろんロキシーも助けに来ることはないでしょうに、パックスはそれには思い至りません。

ロキシー以外が来たら困ると思っていた節があります。

ロキシーにだけリーリャたちの情報を届けようとしていたようですが、肝心のロキシーが見つからず、連絡もつかない状況でただひたすら、2年も待っていました。

…残念な策略ですね。

 

シーローンにリーリャ達がいることをヒトガミの助言で知ったルーデウスは、2人を助けに行きました。

そして、ロキシーの代わりにルーデウスが魔術師の罠「結界」に閉じ込められることになりますが、人形大好きな第三王子ザノバがルーデウスの持ち物から人形を発見することで事態はルーデウスにとって好転します。

シーローン王国の人間兵器「怪力の神子」であるザノバがルーデウスに味方したのです。

ザノバはパックスを人質にしつつ、権力のある第一・二王子にパックスの数々の悪事を明かしてルーデウスやリーリャ達を開放するよう働きかけたため、パックスの企み「ロキシー性奴隷化計画」は失敗に終わりました。

 

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【無職転生】パックスが王竜王国に追放された!!その後の展開とは!?(小説Ver)

前述のようにしてパックスの数々の悪事と「ロキシー性奴隷化計画」が、第一・二王子、ひいては国王の下に開示されました。

事態を重く見た国王は、パックスを国外追放とします。

パックスは、中央大陸の南を支配する世界の中で第3位の国力を持つ王竜王国に留学という形で行くことになりました。

表向きは留学ですが、パックスは王竜王国に人質として送られたのです。

シーローン王国にとって、いざとなれば死んでも構わない人物として扱われたのでした。

失意と悔しさの中、パックスは王竜王国に到着しました。

パックスは、今までの自分の権威が全く通用せずに、誰にも相手にされずに屈辱を味わう毎日。

ザノバやルーデウスに恨みを持って過ごします。

 

そんなある日、パックスはとある1人の少女に出会います。

庭に居た少女は、とても寂しそうにしていて気になりました。

パックスが少女に話しかけると、少女は「別に何もしていない」と淡々として虚ろな表情をしています。

パックスは、その少女が気になり、毎日庭に出て話すのがルーティンとなるのです。

少女は、言葉少なに簡単な返事ばかりしていましたが次第に変化が現れます。

パックスの話を聞いた少女は、笑顔を見せるようになりました。

パックスは少女の反応がとても嬉しくなり、自国や自分のことなど、彼女の知らないことを話す様になっていきました。

 

少女の変化を喜んでいたパックスの耳に、とある噂話が入ります。

内容は「シーローンの出来損ないと、王竜王国の出来損ないがとても仲良くしている」というもの。

それは、パックスと少女の事を指していたのです。

少女は第十八王女ベネディクト・キングドラゴン。

母親の素性もわからず、実質王位継承権もない、王竜王国で「出来損ない」といわれていた王女でした。

パックスは、その噂を聞き、激怒して悔しがり収まりません。

今は何もできないが、いつか見返してやるという意欲が生まれたのです。

 

パックスは、その日から生活態度を改め、魔術と勉学に懸命に励みました。

王竜王国に来て1年半が経過し、パックスに人々を見返すようなチャンスが到来します。

国内で学問の大会が開催されたのです。

パックスはそこで好成績を叩き出し、注目を浴びました。

パックスの努力と結果を目にした、とある人物がパックスに接触することになります。

その出会いが、パックスの運命を大きく変えていくことになるのです。

 

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【無職転生】パックスがシーローンの王に!!そのいきさつと王様っぷりは!?(小説Ver)

パックスの変貌とその成果に目を止めたのは、王竜王国の国王レオナルド・キングドラゴンでした。

レオナルドは、すぐにパックスを謁見の間に呼び寄せ、「人質でやって来たパックスが未来を諦めない姿勢が見事だ」と称賛し、それを評価し褒美を与えると告げました。

レオナルドはパックスをとても気に入ったため、「褒美は金銭や地位でもよし、シーローン王国からの亡命も認めて国の一員にしても構わない」と、パックスに寛大にふるまいます。

 

パックスは、「第十八王女であるベネディクト・キングドラゴンを自分の妻に迎えたい」と要求しました。

レオナルドは、パックスの願いを聞き入れます。

ただし、ベネディクトも一応王女の地位にいるので、パックスもそれにふさわしい地位が必要だとし、レオナルドは一旦パックスをシーローンの王国に戻すという算段をしました。

シーローン王国でパックスに何かの要職を経験させ、そしてベネディクトを嫁に出すという国のメンツが立つようなシナリオを描いたのです。

そうして代わりに別の王子を人質として送ってもらうようにし、王竜王国とシーローン王国にとってお互い政治的にいい形で持っていこうとレオナルド国王は取り計らいました。

パックスにとって初めて認められ、希望ある未来がやってくるように思えたひとときでした。

 

ところが、シーローン王国側は、それを拒否したのです。

シーローン王は、問題ばかり起こしていたパックスを見限っていて、死ぬまで王竜王国に居させるつもりでいました。

ですので、他の王子を人質に出すことも惜しいとして断ったのでした。

 

王竜王国国王レオナルドはそれを聞き、大いに激怒しました。

王竜王国がシーローンの王子としてパックスを認め、両国に良いように取り計らった結果が無碍もない答えだったので当然でしょう。

パックスに自分の抱える10人の騎士を貸し出します。

10名の騎士は、パックスに悪い感情を抱いていない者達ばかりでした。

その中の1人に、王竜王国で最強と呼ばれ「死神」という異名を持つランドルフが含まれていました。

レオナルドは、パックスとランドルフら騎士達に「シーローン王国に行き、クーデターを起こせ」と命じます。

シーローン王国に帰還したパックスはランドルフらと共に、クーデターを起こしたのでした。

 

こうしてパックスは、シーローン王国の王につきました。

小さな背丈でありながらもとても大きな態度で、王座に太々しい態度で座ります。

その姿には、シーローンで悪行を重ねたやんちゃな部分が見え隠れしていました。

 

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【無職転生】パックスが起こしたクーデターとは!?裏にはヒトガミの影!?(小説Ver)

王竜王国国王レオナルドの指示に従ってパックスが起こしたクーデター。

その内容は凄惨なものでした。

ランドルフ達の迅速な行動と対応で、ラノア魔法大学にいた第七王子の兄ザノバ以外の親族を全て皆殺しにしたのです。

邪魔者を消し、遂にパックスは、王竜王国の国王レオナルドのもくろみ通りシーローン王国の王となったのでした。

 

パックスのクーデターを指示したレオナルドは、一見パックスを思いやる良い王に見えますが、実は違います。

この王竜王国の第32代目国王、レオナルド・キングドラゴンには、秘密がありました。

レオナルドは、ヒトガミの使徒だったのです。

ヒトガミの使徒とは、ヒトガミのお告げを受けて、それに誘導されて従い、実行に移る者達のことをいいます。

ヒトガミは、都合良く世界を動かすためにレオナルドを操っていました。

詐欺師の様な話術と、未来を見ることができるヒトガミは、この無職転生の物語の中で暗躍する黒幕といえる存在でもあります。

 

レオナルドは、ヒトガミから「パックスをシーローンの国王にさせる」という内容のお告げを聞き、それを遂行するためにランドルフ達10人の騎士をパックスに貸し出した、というわけです。

レオナルドがパックスに協力的だったのは、ヒトガミの命令を忠実に守るため。

全ては、ヒトガミの指示によるものでした。

パックスは、レオナルドがヒトガミに操られているとは知らずに、レオナルドに感謝の念を持って王の地位に登り詰めたのです。

 

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【無職転生】パックスはザノバを呼び寄せるがジェイド将軍により最悪の展開に!!(小説Ver)

パックスは、ランドルフ達の力を借りてシーローン王国でクーデターを起こし、国王になりました。

しかし、クーデターで力のある者達を次々と殺したため、国力が低下してしまうのです。

そんなタイミングで、北に位置するビスタ王国がシーローン王国を自分達の領地にするために侵略の準備を始めているとの情報が入ります。

パックスはその情報を聞きつけて、ビスタ王国からシーローン王国を守るために、国防力を高めるべく、唯一残った肉親であり第三王子の兄ザノバを呼び寄せました。

 

ザノバは、その身を心配したルーデウスとロキシーと共にシーローン王国に戻ります。

ザノバとルーデウス達は、パックスの頼みを聞き入れてカロン砦に入り、500名の軍勢で5,000人のビスタ王国の軍隊と戦うことになりました。

ビスタ王国の軍勢を、ルーデウスの魔導鎧の力と魔術、ザノバやロキシーの活躍で撤退させることに成功します。

この戦いの戦力差を見たビスタ王国が再度進撃してこないだろうと予測できるほどの成果でした。

 

シーローン王国とビスタ王国の戦争を最小限に防げたと安堵したその時、ルーデウス達のいるカロン砦にザノバの親衛隊員ジンジャーが慌てて伝令を届けに来ました。

それは、シーローン王国のジェイド将軍が第十一王子ハルハ・シーローンを旗印にパックスに対してクーデターを開始し、シーローンの王城を包囲したという知らせだったのです。

 

ジェイド将軍は、長くシーローン王国に仕えてきた将軍です。

彼は元々は農民でしたが、努力や才能を、ザノバやパックスの父親である前国王パルテン・シーローンに認められて取り立てられました。

認められたジェイドは、めきめきと頭角を現して、遂に将軍の地位に付いたという経緯があります。

パックスがランドルフ達とシーローン王国に戻った時、彼はカロン砦の防衛をしていました。

恩のある王パルテンの危機を知り、ジェイドは兵を引き連れて首都に向かいますが、既にパルテンは処刑された後でした。

嘆き悲しむも、パックスに今立ち向かっても勝てないと悟ったジェイドは、表向きパックスに従っていました。

しかしジェイドは、パルテンを殺したパックスに恨みを抱き続け、耐え続けていたのです。

 

ジェイドは密かに、パックスに対抗しシーローン王国を正しい方向に導くために、反乱軍を組織しました。

そして、ルーデウス達を行かせたビスタ王国の攻撃のタイミングをチャンスと判断し、パルテンが晩年に農民の娘と作った子供である第十一王子であるハルハ・シーローンを立てて、クーデターを実行したのです。

実はジェイドもヒトガミの使徒であった可能性が高いといわれています。

のちにこの一連の騒動を報告するルーデウスに対し、龍神オルステッドがそう述べています。

 

パックスは、クーデターで王の地位を掴みますが、ジェイドのクーデターで逆に命の危機が迫りました。

ヒトガミの策略はとても脅威的なものだと感じるのは、筆者だけでしょうか。

 

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【無職転生】パックスはなぜ自殺の道を選んだ!?(小説Ver)

シーローン王国国王となったパックスは、第十一王子ハルハ・シーローンを中心としたジェイド将軍達のクーデターに巻き込まれてしまいます。

パックスはジェイド将軍達に応戦しましたが、ランドルフ以外の騎士を全て失い、ランドルフの空絶眼の力でジェイドの軍勢を喰い止めるのが精一杯という危機的な状況に陥りました。

 

ルーデウス達はパックスの元に向かいますが、パックスのいる最上階と続く廊下の前でランドルフに止められます。

ランドルフ・マリーアンは、王竜王国の黒竜騎士団に所属し、シーローン王国の最強の騎士と呼ばれていました。

本当の正体は、七大列強の5位に位置する「死神」と呼ばれた高い実力者です。

そんなランドルフですが、パックスとベネディクトの味方となっています。

彼は、自分の作った料理を2人が褒めてくれてからずっと親身になって仕えてきました。

ランドルフは、彼らの存在がとても大好きで従っていたのです。

ランドルフはパックスの「時が来るまで誰も部屋に入れるな」という指示を守っていました。

 

ルーデウス達はパックスに会うために、ランドルフと戦闘状態になります。

ランドルフは、ロキシーを殺害しようとしたり、ザノバを吹き飛ばしたり圧倒的な力を見せつけました。

ルーデウスが戦況を見て一度撤退しようとしたとき、ランドルフは戦いを止めます。

ランドルフは、「ルーデウス達を殺すつもりはないし、もう少しで全てが終了する」と告げて最上階に続く廊下にルーデウスたちを通したのです。

ルーデウス達は王城の最上階に着くと、パックスはバルコニーに立っていました。

ザノバは、城を捨ててカロン砦に向かおう(一緒に形勢を立て直そう)と提案します。

しかし、パックスはそれを拒否したのです。

 

パックスは、これまでの劣情を爆発させました。

ロキシーにため息をつかれプライドが傷ついたこと、初めてレオナルドに認められたのに預かったランドルフ以外の騎士を死なせたこと、レオナルドの期待を裏切ってしまった現状。

そして、自分が誰からも認められないと涙するのでした。

 

ザノバはパックスに、失敗は誰にでもあるので次に活かせばよいと諭します。

しかしパックスは「次はない」と言い、やって来たランドルフに後を託して姿を消しました。

そしてパックスは、バルコニーから飛び降りて自殺したのです。

パックスはランドルフに、自分はクーデターの責任を取り自殺という形を示すと伝え、ベネディクトとそのお腹にいる自分の子の面倒を頼み、ベネディクトと王竜王国に戻るよう指示していました。

自分が死ぬことで混乱を鎮めると覚悟を決めての自殺でした。

このパックスの自殺は、筆者にとってあまりに衝撃的なシーンすぎました。

かつてロキシーをおびき寄せようとしたり、様々な悪知恵を働かせたりしていたパックスです。

城を脱出し、ルーデウス達を巻き込んでジェイド達に逆転の戦いを仕掛けるんじゃないかと思いましたが、予想を裏切る結末でした。

あまりパックスは好きになれませんでしたが、最期の結末は潔さを感じました。

皆さんどう思うでしょうか。

 

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【無職転生】パックスの結婚相手はベネディクト!!どんな結婚生活だった!?(小説Ver)

シーローン王国で悪行を重ねた末追放されて、人質という形で王竜王国へ来たパックスでした。

自分の力や権威も通じずに塞ぎ込んでいました。

そんな時に出会ったのが、のちの結婚相手であるベネディクトでした。

同じ出来損ないと呼ばれた、似たような境遇同士の2人が惹かれ合っていくのにそう時間はかかりませんでした。

 

とある日にパックスとベネディクトは、料理を作っているランドルフと出会いました。

ランドルフの料理を食べる2人は、おいしいと絶賛します。

幸せなひと時です。

パックスは、ベネディクトとそんな交流を重ねていき結婚しました。

 

パックスは、ベネディクトを本当に愛しています。

仲良くなったランドルフには、自分が死んだらベネディクトを連れて脱出するように命令していました。

更に王竜王国に戻ったら、生まれてくる子供に剣術と料理と学問を教えて面倒を見てくれと頼むのです。

死ぬ間際には、ベネディクトと最後の逢瀬のために、ランドルフに協力を仰ぎました。

パックスの元に行こうとするルーデウスたちをランドルフが足止めしたのは、パックスが人生最期の時間を愛する人と過ごすためという理由があったのです。

 

ベネディクトと生まれてくる子供の心配をして行く愛情が生まれた部分を見て、パックスは結構いい奴だったのだなと思いました。

ベネディクトはセリフがほぼないのでその思いはわかりませんが、きっとパックスを愛していたと信じたいです。

 

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【無職転生】パックスにヒトガミのいない別エンドが存在する!?(小説Ver)

パックスの別エンドについては、龍神オルステッドが語りました。

龍神オルステッドという人物を整理し、パックスの別エンドの内容、それがヒトガミにとってどういうことなのかをまとめました。

 

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龍神オルステッドとルーデウスの打ち合わせ

オルステッドは、異世界で七大列強と呼ばれる強い存在で2位に位置する強者であり、圧倒的な戦闘能力と強大な魔術を持ち、ヒトガミと敵対する存在です。

そんなオルステッドは、ヒトガミを倒すために転生法を利用し、タイムリープを100回以上繰り返して世界の様々な歴史や出来事を見ています。

そのため、パックスの別エンドについても知っているのです。

 

ザノバがパックスの命によりシーローン王国に帰ると言い出したとき、ルーデウスはオルステッドに相談しました。

その中でオルステッドは、今回のタイムリープのターンではパックスの人生がヒトガミの都合の悪い時代の流れを作るため、パックスがヒトガミに狙われていると予想していたのです。

そのため、ルーデウスはザノバについていく際、ヒトガミの策略があることを想定し阻止すること、パックスを死なせないこともオルステッドと打ち合わせていました。

 

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パックスの別エンドはどんな人生?

シーローン王国でパックスが死亡した後、ルーデウスはオルステッドに任務が失敗した事を報告します。

その際オルステッドは、パックスがヒトガミと関わらなかったこれまでのターンでの生き様、別エンドをルーデウスに話しました。

 

パックスは、ロキシーが自分の下からいなくなった後、奴隷市場に関わります。

そこでパックスは、様々な人脈や人質などを上手く利用して資金を貯めるのです。

資金力と自分の兵を得たパックスは、自分に対立する敵を容赦なく倒せる力をつけました。

そしてパックスは、30年後にシーローン王国でクーデターを起こし、成功して王となり、シーローン王国を共和国にすることになっていたのです。

このようにパックスには、別エンドでは成功する未来があるはずでした。

 

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パックスはなぜヒトガミに狙われたのか

ここからは「なぜパックスがヒトガミに狙われ、失脚することになったのか」を解説します。

パックスが30年後に成功する別エンドの流れではヒトガミにとって都合の悪い、オルステッドにとっては待ち望んだことが起こるのです。

 

別エンドの経過でパックスは、奴隷商人でボルト・マケドニアスと出会い、彼の才能を見抜き重用します。

ボルトは、パックスに従い、頭角を現してシーローン王国の重鎮の位置まで上り詰めることになっていました。

そのボルトの後に続く子孫が、魔神ラプラスを産む影響を及ぼす元になるのです。

 

オルステッドがヒトガミと戦うためには、魔神ラプラスが生まれ、それを倒さなければいけません。

ですから魔神ラプラスが生まれることを、オルステッドは待ち望んでいました。

要は、パックスのクーデターを成功に導けば、共和国が誕生してボルトが大成し、念願の憎き相手であるヒトガミにオルステッドが近づけるはずだったのです。

 

それは逆に、ヒトガミにとって都合の悪いこと。

ヒトガミはオルステッドを脅威とし、オルステッドが自分に近づくことを避けようとヒトガミの使徒たちを動かします。

今回ヒトガミはパックスのクーデターを失敗させ、オルステッドを近づけさせないために、パックスを狙って使徒を動かしました。

その最終目的はオルステッドが自分に近づくチャンスとなる魔神ラプラスの誕生を阻止することで、まんまと成功させたのでした。

 

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パックスの兄・ザノバの決意

シーローンでパックスが自殺した経緯をルーデウスがオルステッドに報告に行く際、ザノバも付いてきていました。

今回のターンでパックスを死なせ、落胆するルーデウスと残念がるオルステッドの会話にザノバが加わります。

ザノバはヒトガミのことはよく知りませんが、2人の話を聞いて「パックスの仇」と認識しました。

パックスの仇を打つべく、オルステッドに協力したいとザノバは決意表明したのでした。

 

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まとめ

パックスのことを色々と語らせていただきましたが、彼は決して愚か者ではなかったと信じたいと思います。

知恵も回りますが、それを私利私欲のため、後先考えず使ったことが残念です。

そうでなければザノバと共にルーデウスと仲良くなり、信頼関係を築き、頭脳を使った心強い味方になっていたのかもしれないと思えますがいかがでしょうか。

ベネディクトとの出会いが早ければ、人として優しくなることができ、また違った結果を迎えたのではないかと思う悲しいキャラクターです。

パックスは、オルステッドの話では、ヒトガミが関わらなければ大成功を収めて死なないフラグが立ち、彼の重用した配下がラプラスに影響を及ぼす結果になります。

パックスの死も、ヒトガミが世界を都合の良い様に変えるための仕業。

ヒトガミの助言で使徒たちが動き、パックスが追い込まれ、死ぬ選択肢しか取れなかったことが残念で仕方ありません。

 

ヒトガミの所業が少し許せないなと感じます。

ヒトガミの仕業で様々な者達が犠牲になりますが、このパックス・シーローンという男の物語は、無職転生の中で決して忘れてはいけない大事な部分です。

パックスの波乱の生き様は、しっかり見て欲しいと個人的に思います。

 

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