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極悪の世代のメンバーは誰なのか
結論から言うと、極悪の世代は黒川イザナ、武藤泰宏、望月莞爾、灰谷蘭、灰谷竜胆、斑目獅音の6人です。天竺の幹部として集まり、関東事変で東卍の前に立ちました。
6人はそれぞれ別の場所でトップを張っていた不良で、不良たちの間では絶対にまとまるはずがないと言われていました。全員が昭和62年生まれで、13歳のときに少年院で出会っています。それが天竺という1つのチームに並んだこと自体が、東卍にとっていちばん悪い知らせでした。
ヒナや東卍のメンバーが殺される現代を変えるため、タケミチが8回目のタイムリープで降り立った先に、この6人が立っていました。
- 6人それぞれの経歴と、天竺に入るまでの立場
- 関東事変で、誰がどこで当たって、どう終わったのか
- 出所したあと、6人がどこへ行ったのか
- 魁戦という、この世代だけの儀式
6人の顔ぶれと、関東事変での結末
#東卍クイズ
天竺四天王を形成するs62世代のことを通称何世代という? pic.twitter.com/g87W3KOyhK
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) August 11, 2021
先に6人を並べます。決戦で4人が同じ相手に倒されているのが、この表のいちばんの見どころです。
| 名前 | 通称・異名 | 天竺に入る前 | 関東事変の決戦 | 出所後 |
|---|---|---|---|---|
| 黒川イザナ | 天竺総長 | 八代目「黒龍」総長 | マイキーと頂上対決。鶴蝶をかばい死亡 | — |
| 武藤泰宏 | ムーチョ | 「東卍」伍番隊隊長 | アングリーに瞬殺され、鶴蝶に止められる | 出所の日に三途春千夜に殺害される |
| 望月莞爾 | モッチー | 川崎「呪華武」総長 | 千冬を追い込むもアングリーに瞬殺 | 六破羅単代 → 梵天 |
| 灰谷蘭 | 六本木のカリスマ | 六本木(チーム無し) | 八戒とアングリーに当たり、瞬殺 | 六破羅単代 → 梵天 |
| 灰谷竜胆 | 蘭の弟 | 六本木(チーム無し) | アングリーの腕と足を折るが、覚醒で瞬殺 | 六破羅単代 → 梵天 |
| 斑目獅音 | 四天王最弱 | 九代目「黒龍」総長 | 魁戦でペーやんに一撃で倒される | 六破羅単代。現代は消息不明 |
天竺は神奈川の不良をまとめ上げ、約300人の兵隊を持って東卍を潰しにきました。その頂点にいたのが、この6人です。天竺四天王に数えられたのは望月莞爾・灰谷蘭・斑目獅音の3人で、筆頭は極悪の世代ではない鶴蝶でした。
僕はこう読む
6人のうち4人が、アングリー1人に倒されています。
しかも灰谷兄弟は、その直前までアングリーの腕と足を折っていました。
極悪の世代の強さを丁寧に積み上げておいて、それを1人の覚醒で全部ひっくり返す。
天竺編でいちばん気持ちのいい場所が、この表の4行に集まっていると思っています。
黒川イザナ|天竺総長
今日8月30日は黒川 イザナの誕生日(^^)
極悪の世代達
(和) pic.twitter.com/spkjYq1xcL
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) August 29, 2022
色黒で、サラサラの髪をセンター分けにし、花札のようなピアスを両耳に付けています。ハイキックを多用し、戦才とカリスマ性をどちらも持った男です。
幼少期は母に入れられた孤児院で過ごし、そこで鶴蝶と出会いました。マイキーの兄・真一郎と面会を重ねたのも、この頃からです。
作中ではエマの兄、そしてマイキーの義理の兄として描かれます。ただし最期に、自分は連れ子であり、佐野家の誰とも血が繋がっていないと本人が明かしました。
真一郎を独り占めしたいと思うほどの感情を抱えていたぶん、真一郎と同じ血が流れるマイキーに嫉妬し、それを私怨にまで膨らませます。真一郎が創った黒龍(ブラックドラゴン)を継ぎたいと申し出て八代目総長になりましたが、黒龍は真一郎がマイキーのために創ったチームでした。それを知ったイザナは、黒龍を腐敗させます。
真一郎の死後は廃人のようになっていたところを稀咲鉄太に拾われ、マイキーを手中に収めたいという稀咲の悪意に乗ることを決めました。東卍を潰してマイキーを操り人形、イザナの言葉で言う「俺のマイキー」にして、日本の闇を牛耳る。そのために天竺を創り、極悪の世代を集めたのです。
関東事変では稀咲と組んで東卍を急襲し、三ツ谷やスマイリーへの奇襲を計画します。マイキーの戦意を折るためだけに、自分の妹であるエマの殺害まで企てました。
決戦の終盤、タケミチと対峙したところでマイキーが現れ、頂上対決になります。はじめはイザナが上回っていました。ところがマイキーは殴られながら「イザナ、兄貴であるお前を救いたいんだ」と話しかけ続けます。
イザナが銃を持ち出したところで、天竺の負けを悟った鶴蝶が止めに入りました。そこへ、鶴蝶を計画の邪魔と判断した稀咲が発砲します。その弾を反射的にかばったのが、イザナでした。
「オレには鶴蝶しかいないから」。そう言い残し、最後に血縁の事実を告げて「救いようがねぇだろ」とつぶやきながら死亡します。
僕はこう読む
エマを殺そうとした人が、最後は鶴蝶をかばって死にます。
血が繋がっていない妹は切り捨てられて、血が繋がっていない孤児院の相棒は守られる。
イザナにとっての家族は、血ではなく一緒にいた時間のほうだったのだと思います。
そう読むと、あの最期は急な改心ではなく、最初から一貫していたことになります。
武藤泰宏|東卍を裏切った伍番隊隊長
パズリベ登場キャラクター紹介✨
東京卍會伍番隊隊長の「ムーチョ」こと武藤泰宏と副隊長の三途春千夜‼️
— パズリベ公式 (@pazurive) November 20, 2021
通称ムーチョ。柔道技を得意とする大柄な男です。少年院に入ったのは、相手をコンクリートに投げつけて脊髄を損傷させ、下半身不随に追い込んだ傷害の罪でした。
イザナとは強盗・傷害・麻薬と、悪いことをなんでも一緒にやってきた仲です。イザナが黒龍八代目を退いて一線から外れていた間に、ムーチョはマイキーと一戦交えて敗れ、そのままスカウトされます。こうして東卍の伍番隊隊長になりました。
伍番隊は東卍の内部を調べ、裏切り者をマイキーに報告し、マイキーの許可なく罰することもできる特務隊です。内輪揉めが唯一許される部隊であり、ムーチョは隊長として実直に任務をこなしていました。
関東事変では、天竺が横浜から東卍を急襲したあと、乾青宗(イヌピー)と九井一(ココ)、そしてタケミチを拉致します。狙いは、ココをイザナへの手土産にすることでした。
ココは悲しい過去を持ち、財を成す天才と呼ばれた人物です。黒龍にいた頃からその才能を見込まれていました。日本の闇を牛耳るというイザナの目的に、その頭が必要だったのです。
乾とタケミチを人質のような形にして九井一に天竺入りを承諾させ、ムーチョ自身も東卍を去ります。決戦では乾を追い込みましたが、覚醒したアングリーに瞬殺されました。イザナのために人を殺せるところを見せようと短刀を持ち出したところで、四天王筆頭の鶴蝶に止められています。
決戦を通して東卍と天竺の在り方の違いを見せられたムーチョは、イザナの死後、撤収を命じたマイキーに名乗り出て現場に残り、決戦の罪を背負って逮捕されました。
そして関東事変の2年後。出所の日に迎えに来たのは、伍番隊の元副隊長・三途春千夜でした。裏切り者として、刀で斬られています。
僕はこう読む
ムーチョは裏切り者を罰する部隊の隊長でした。
その人が裏切って、最後は自分の部隊の副隊長に裁かれます。
役目のとおりに処理された、とも読めます。
決戦の場に残って罪を背負ったのが、せめてもの筋の通し方だったのだと思っています。
望月莞爾|川崎・呪華武の元総長
通称モッチー。頭頂部から短い三つ編みを垂らした髪型で、体格も大きい男です。少年院に入ったのは、喧嘩を止めに入った警察官を殴った公務執行妨害の罪でした。
かつては川崎のチーム、呪華武(ジュゲム)の総長を務めています。当時はスマイリーとアングリーが率いる双悪(スゴアク)と抗争しており、頂上決戦のタイマンで、スマイリーとアングリーをそれぞれ倒しました。
天竺には創設時から四天王として加わり、東卍急襲の際は望月隊を率いて東京に乗り込みます。初登場は第126話。溝中五人衆を襲い、千冬を失神させました。三ツ谷とも当たっています。
決戦でも千冬を苦戦させましたが、アングリーの覚醒で灰谷兄弟の後に瞬殺されました。イザナの死後はムーチョとともに名乗り出て、その場に残って逮捕されています。
出所後は六破羅単代に所属し、現代では梵天の幹部に名を連ねました。
僕はこう読む
モッチーは、スマイリーとアングリーの両方をタイマンで倒した数少ない相手です。
その男が、決戦ではアングリーに一瞬で倒されます。
昔の勝敗を先に見せてから再戦を組む。
双悪の2人がどれだけ伸びたかを、モッチーを物差しにして測らせる作りだと読んでいます。
灰谷蘭|六本木のカリスマ
手袋をはめ、耳のうしろから髪を三つ編みにしています。灰谷竜胆の兄で、2人はチームを作らず「灰谷兄弟」として動いてきました。
少年院に入ったのは、竜胆とともに起こした傷害致死です。当時の都内最大チームだった狂極(キョウゴク)の総長・副総長とタイマンになり、蘭は総長を瞬殺したうえで、竜胆と副総長の戦いに乱入します。竜胆に関節を決められた副総長を、そのまま撲殺しました。
これがのちに六本木灰狂戦争と呼ばれる抗争です。この一戦を経て、灰谷兄弟は六本木を牛耳ってきました。一声かければ100人が集まると言われたのも、ここからです。
初登場は第128話。新宿でモッチーとタイマン中だった三ツ谷を、背後から襲撃しました。天竺編では独特の色づかいとおさげ髪で登場しますが、エピソードごとに髪型が変わる作中屈指のおしゃれキャラでもあります。原宿のカリスマ美容師に世話になっているそうです。
関東事変では、蘭は三ツ谷をコンクリートブロックで殴って倒しています。決戦では竜胆とともに八戒とアングリーに当たり、高い連携で追い込みましたが、アングリーの覚醒で瞬殺されました。
イザナの死後には「なんやかんや憧れてきたからな、せめて安らかに眠れよ」と声をかけ、現場に残って逮捕されています。出所後は六破羅単代、現代では梵天の幹部です。
灰谷竜胆|関節技のエキスパート
手袋と丸眼鏡が目印です。体が柔らかく、関節を決めるのが得意で、関節をどう曲げれば人が悲鳴を上げるかを熟知しています。罪状は兄と同じ傷害致死です。
初登場も蘭と同じ第128話。兄弟2人だけが、ほかの天竺メンバーと色違いの黒い特攻服を着ています。
天竺には幹部として加わり、決戦までの間に斑目獅音とともに三ツ谷とスマイリーをバイクで急襲し、鉄パイプで殴って意識不明の重体に追い込みました。
決戦では蘭とともに八戒とアングリーに当たり、アングリーの腕と足を片方ずつ折っています。それでも覚醒したアングリーに瞬殺され、イザナの死後は他のメンバー同様、現場に残って逮捕されました。出所後は六破羅単代、現代では梵天の幹部です。
僕はこう読む
灰谷兄弟の怖さは、役割がきれいに分かれているところです。
竜胆が関節を決めて動きを止め、蘭がその上から殴る。
六本木灰狂戦争で人が死んだのも、この形でした。
2人で1つの技として完成しているから、チームを作る必要がなかったのだと思っています。
斑目獅音|黒龍九代目、四天王最弱
左側頭部の刺青と、それが目立つモヒカンが特徴です。意識を失った相手を殴り続ける残虐さがあり、メリケンサックを使います。少年院に入った罪状は明かされていません。
イザナから引き継いで黒龍の九代目総長を務めましたが、羽宮一虎にちょっかいを出したことが東卍創設のきっかけとなり、創設まもない東卍に黒龍を潰されました。
初登場は第126話で、渋谷で東卍を襲撃しています。決戦までの間には灰谷竜胆とともに三ツ谷とスマイリーを急襲しました。
そして決戦では、魁戦に指名されて勢いよくペーやんと対戦します。ところがペーやんの一撃でノックダウンしました。イザナには「昔もマイキーが強かったんじゃなくて、オマエが弱かったんじゃねーの」と足蹴にされています。
イザナの死後は他のメンバー同様、現場に残って逮捕されました。出所後は六破羅単代に所属しますが、現代での生死は分かっていません。
僕はこう読む
斑目は、極悪の世代でただ1人、勝ち星が描かれない人物です。
黒龍を継いで潰され、魁戦で倒され、2年後には荒師慶三にも一撃でのされます。
それでも6人に数えられ続ける。
この世代が強さの順番ではなく、13歳のあの日に居合わせたかどうかで決まっている証拠だと読んでいます。
魁戦とは何なのか
魁戦は、S62世代で流行った儀式です。まず両チームから選ばれた者同士がタイマンで戦い、そのあとの全面対決を盛り上げます。
形だけの前座ではありません。勝った側の士気がそのまま上がるため、全体の流れを左右する重要な一戦です。
関東事変の決戦では斑目獅音とペーやんが当たり、ペーやんの一撃で斑目が倒れました。その結果、イザナがペーやんを倒すまでの間、東卍はずっと勢いに乗っています。
まとめ|極悪の世代とは誰だったのか
極悪の世代は、黒川イザナ、武藤泰宏、望月莞爾、灰谷蘭、灰谷竜胆、斑目獅音の6人です。天竺の幹部として東卍の前に立ち、関東事変ではイザナが死亡、残る5人は現場に残って逮捕されました。出所後は武藤泰宏だけが殺され、ほかの4人は六破羅単代を経て現代の梵天に並んでいます。
- 極悪の世代は天竺の幹部となった6人
- 決戦では4人がアングリーに倒された
- イザナは鶴蝶をかばって死亡
- 武藤泰宏は出所の日に斬られた
- 残る4人は六破羅単代を経て梵天へ
- 斑目獅音だけ現代の消息が不明
僕はこう読む
6人を並べ終えて残るのは、誰もイザナの目的を語っていないことです。
日本の闇を牛耳るという話に乗ったのはイザナと稀咲だけで、
ほかの5人は、ただイザナがやると言ったから集まりました。
だからイザナが死んだ瞬間、天竺は目的ごと消えます。
悪役のチームというより、1人の私怨に5人が付き合った期間だったと読んでいます。
極悪の世代を東卍を潰しに来た最強の6人と読むか、イザナの私怨に付き合わされた5人と1人と読むかで、関東事変の後味が変わってきます。
——あなたは極悪の世代を、東京を獲りに来た本物の悪党だと思いますか。それとも、黒川イザナ1人の私怨に付き合った仲間だと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
黒川イザナの血縁と、斑目獅音のその後。極悪の世代はこの2つでつまずきやすくなっています。
Q. 極悪の世代のメンバーは何人ですか。
A. 6人です。黒川イザナ、武藤泰宏、望月莞爾、灰谷蘭、灰谷竜胆、斑目獅音で、全員が天竺の幹部になりました。
Q. 黒川イザナはマイキーの実の兄ですか。
A. 違います。作中では義理の兄として描かれますが、最期にイザナ本人が、自分は連れ子で佐野家の誰とも血が繋がっていないと明かしました。
Q. 関東事変で極悪の世代は誰に負けたのですか。
A. 武藤泰宏、望月莞爾、灰谷蘭、灰谷竜胆の4人が、覚醒したアングリーに倒されました。斑目獅音は魁戦でペーやんに、イザナはマイキーとの頂上対決で崩れています。
Q. 魁戦とは何ですか。
A. 全面対決の前に、両チームから選ばれた者同士がタイマンで戦う儀式です。勝った側の士気が上がるため、勝敗の流れを左右します。
Q. 極悪の世代は今どうしていますか。
A. 望月莞爾と灰谷兄弟は現代の梵天の幹部です。黒川イザナは関東事変で、武藤泰宏は出所の日に死亡しました。斑目獅音は消息が分かっていません。
S62世代の6人を並べます。灰谷兄弟の生い立ちも、極悪の世代の年齢も、関東事変も。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。 → 運営者情報
最終更新:2026年9月22日


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