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一本角とは何者なのか
結論から言うと、一本角(いっぽんづの)は羽前京香の故郷を滅ぼした仇の醜鬼です。6巻41話で、京香がこの醜鬼を倒すために磨いた剣技「乱れ山桜」に切り刻まれて倒れました。
頭に大きな角を1本持つ、ふつうの醜鬼とは姿も強さも違う特別な個体です。「一本角」は魔防隊がつけた呼び名で、優希の姉の和倉青羽は「鬼童丸(きどうまる)」と名前をつけて従えていました。
京香が魔防隊に入ったのは、この一本角を討つためでした。故郷で何が起きたのか、仇がなぜ青羽のもとにいたのか、どうやって決着がついたのかを、話数と一緒に追っていきます。
この記事でわかること
- 一本角のプロフィールと、鬼童丸という呼び名
- 京香の故郷を滅ぼした月山大井沢事件
- 青羽に従えられていた一本角と、京香との再会
- 紫黒に解き放たれた40話と、41話の決着
- アニメで倒される回と、声優の左座翔丸さん
一本角のプロフィール
名前で調べた人が知りたいことを、先に表にまとめます。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 正体 | 京香の故郷を滅ぼした特別な醜鬼。京香の仇 |
| 読み方 | いっぽんづの |
| 別の呼び名 | 鬼童丸(きどうまる)。和倉青羽がつけた名前 |
| 見た目 | 頭に大きな角を1本持つ大型の醜鬼 |
| 起こした災害 | 月山大井沢事件(山形県の月山) |
| 本編での立場 | 青羽に力で従えられ、その下僕になっていた |
| 最期 | 6巻41話、京香の乱れ山桜で切り刻まれて倒れる |
| 声優 | 左座翔丸 |
醜鬼は、魔都に住み、門を通って人の世界に出てきては人を襲う怪物です。ほとんどの醜鬼は同じような姿をしていますが、一本角は角の形も大きさもまるで違います。魔防隊がわざわざコードネームをつけるほどの、特別な個体でした。
京香の故郷を滅ぼした月山大井沢事件
一本角が起こしたのが、月山大井沢事件(がっさんおおいさわじけん)です。山形県の月山で大きな門が開き、大量の醜鬼と一本角が、京香の故郷の山あいの町を襲いました。
この魔都災害で、京香を除く住民800人が全員亡くなりました。駆けつけた魔防隊が醜鬼を全滅させましたが、一本角だけは魔都へ逃げ戻っています。ただひとり生き残った京香は、重い傷をリハビリで治したあと、冥加りうのもとで修行を積み、故郷の仇を討つために魔防隊に入りました。この過去は1巻5話で語られています。
京香がこの仇のために編み出した剣技が「乱れ山桜」です。相手に反撃もよける隙も与えない速さで斬り続ける、連続の斬撃でした。
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京香の能力「無窮の鎖」は、優希に出会うまで外れの能力と言われていました。
それでも京香は、桃の力に頼らず醜鬼を倒せるところまで体を鍛えています。
能力に恵まれなかった少女が、仇を討つためだけに剣を磨いた。
一本角は、京香という人の強さの出発点そのものだったと読んでいます。
青羽に従えられていた一本角|京香との再会
一本角が本編に姿を見せたのは2巻6〜7話です。七番組が魔都で醜鬼を相手にしているところへ、一本角が乱入してきました。その背中には、人の姿をした醜鬼が乗っていました。
乗っていたのは、6年前の魔都災害で行方が分からなくなった優希の姉、和倉青羽でした。青羽は桃を食べて人型醜鬼になり、一本角を力で従えて「鬼童丸」と呼んでいたのです。仇が、よりによって優希の姉の下僕になっていた。京香と優希は、同じ戦場で別々のものに出会ったことになります。
その後、優希が人型醜鬼の隠れ里へ連れ去られ、七番組が乗り込む隠れ里の戦いが始まります。5巻37話では、京香と一本角が一対一で向かい合いました。この勝負は、八雷神の紫黒が隠れ里に現れたことで、決着がつかないまま途切れます。
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京香の仇の背中に、優希の姉が乗っている。この絵の置き方がうまいと思っています。
京香にとっては討つべき相手で、優希にとっては探し続けた家族です。
主人と奴隷が、同じ一頭の醜鬼を別々の目で見ていたわけです。
ふたりの目的がぶつかりかねない形を最初に見せておいて、後で同じ相手に向かわせる。この順番が、41話の決着を気持ちよくしていると読んでいます。
40〜41話|紫黒に解き放たれ、乱れ山桜に倒れる
隠れ里の戦いに、八雷神の紫黒が乱入します。紫黒は一本角を青羽の支配から解き放ち、青羽を傷つけさせたうえで、優希と京香に襲いかからせました。40話のことです。
| 話数 | 一本角に起きたこと |
|---|---|
| 1巻5話 | 京香の過去として、月山大井沢事件が語られる |
| 2巻6〜7話 | 青羽を背に乗せて七番組の前に現れる |
| 5巻37話 | 隠れ里の戦いで京香と一対一。紫黒の割り込みで中断 |
| 6巻40話 | 紫黒に青羽の支配から解き放たれ、青羽を傷つけて暴れる |
| 6巻41話 | 奴隷化した優希と京香に押され、乱れ山桜で切り刻まれて倒れる |
41話の一本角は、奴隷化した優希と、その背に乗った京香に押し込まれていきます。最後は京香の乱れ山桜で細かく切り刻まれ、倒れました。醜鬼は細切れにされると元に戻れません。故郷が滅んだ日から追い続けた仇は、ここで終わりました。
京香が仇を討った相手は、もう青羽の下僕ではなく、紫黒に放たれた暴れる醜鬼でした。青羽を守りながら仇を討つ形になったことで、京香と優希の目的が一つにまとまった決着です。
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紫黒が一本角を解き放ったのは、魔防隊を苦しめるためでした。
けれど結果として、京香は青羽を傷つけずに仇を討てる状況を手に入れています。
敵の悪だくみが、京香と優希の願いを両方かなえる形に変わってしまったんですよね。
八雷神が本格的に動き出す前の戦いで、紫黒の読みが外れる最初の場面だったと思っています。
アニメで一本角が倒される回と、声優
アニメでは、第1期の第3話「遭遇、京香、猛る」で一本角が姿を見せ、第1期の最終話・第12話「帰還、新たな、決意」で倒されます。第12話は原作6巻の41話から45話あたりを描いた回です。第1期は2024年1月4日から3月21日まで放送されました。
一本角の声を担当したのは左座翔丸(ぞうざ しょうまる)さんです。
まとめ|一本角とは何者か
一本角は、京香の故郷を滅ぼし、41話で京香自身の剣に倒された仇の醜鬼です。
- 読み方は「いっぽんづの」。頭に大きな角を持つ特別な醜鬼
- 月山大井沢事件で京香の故郷を襲い、京香を除く住民800人が亡くなった
- 本編では優希の姉・青羽に従えられ、「鬼童丸」と呼ばれていた
- 37話で京香と一対一、40話で紫黒に青羽の支配から解き放たれた
- 41話で、京香が仇のために磨いた乱れ山桜に切り刻まれて倒れた
- アニメは第1期第12話で倒れる。声優は左座翔丸さん
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仇を討ったあとの京香は、目標を失っていません。
故郷を滅ぼした一本角の後ろには、醜鬼を従える八雷神がいました。
一本角を倒したことで、京香の戦いは復讐から、魔都そのものとの戦いに変わったと思っています。
個人の仇討ちを序盤のうちに終わらせたことで、物語が次の大きさへ進めたのだと読んでいます。
京香にとって一本角は、故郷を奪った憎い仇だったのか、それとも自分を強くしてくれた目標でもあったのか。41話を読み返すと、どちらの顔も見えてきます。
——あなたは、京香にとって一本角は故郷を奪った憎い仇でしかなかったと思いますか。それとも、自分を強くしてくれた目標でもあったと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
一本角は、京香との因縁と、何話で倒されるかがよく聞かれる醜鬼です。
Q. 一本角は何話で倒されますか。
A. 6巻41話です。紫黒に解き放たれて暴れたところを、京香の乱れ山桜で切り刻まれて倒れました。
Q. 一本角と鬼童丸は同じですか。
A. 同じ醜鬼です。「一本角」は魔防隊がつけた呼び名で、「鬼童丸」は和倉青羽がつけた名前です。
Q. 一本角と京香にはどんな因縁がありますか。
A. 一本角は、京香の故郷を襲った月山大井沢事件の醜鬼です。京香を除く住民800人が亡くなり、京香はこの仇を討つために魔防隊に入りました。
Q. 一本角はなぜ青羽に従っていたのですか。
A. 人型醜鬼になった青羽が、力で従えたからです。40話で紫黒に支配を解かれ、青羽を傷つけて暴れ出しました。
Q. 一本角はアニメの何話で倒されますか。
A. 第1期の最終話、第12話「帰還、新たな、決意」です。初めて姿を見せるのは第1期の第3話です。
Q. 一本角の声優は誰ですか。
A. 左座翔丸さんです。アニメ第1期の第3話から第12話まで、京香の仇の醜鬼を演じています。
一本角の次は、故郷を失った羽前京香、名付けた青羽、倒した和倉優希へ。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月3日


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