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久重遥乃とは何者なのか
結論から言うと、久重遥乃(くえ はるの)は前の組長・下村夢路のころから七番組にいる、羽前京香の先輩の隊員です。152話で優希を借り、傷を治す回復の形「慈雨」を生みました。
長い髪を大きな三つ編みのおさげにまとめた、おっとりした優しい女性です。周りの人を守りたくて魔防隊に入りました。名前は「遙乃」と書かれることもあります。
遥乃は物語の始まりには七番組にいませんでした。夢路のもとで体を壊し、そのあと長く別の任務に出ていたからです。なぜ七番組を離れ、いつ戻ってきたのか。どんな力で戦い、優希を借りると何ができるのかを、話数と一緒に追っていきます。
この記事でわかること
- 久重遥乃のプロフィールと読み方
- 夢路の無茶な命令で倒れた過去と、京香との関係
- 出張組から、137話で七番組に戻るまで
- 能力の遥乃式神(オリガミ)
- 152話の無窮の鎖・慈雨でできること、できないこと
久重遥乃のプロフィール
名前で調べた人が知りたいことを、先に表にまとめます。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 立場 | 七番組の隊員。夢路のころからいる京香の先輩 |
| 読み方 | くえ はるの |
| 見た目 | 長い髪を大きな三つ編みのおさげにまとめている |
| 性格 | 優しい。周りの人を守るために魔防隊に入った |
| 身長・誕生日 | 158センチ。6月12日生まれ。A型 |
| 能力 | 遥乃式神(オリガミ)。折った折紙を式神のように操る |
| 優希を借りた形 | 無窮の鎖・慈雨(じう)。傷を治す雨を降らせる回復の形 |
| 初登場 | 98話。京香と夢路の過去を描いた回想 |
| 七番組に戻った回 | 137話 |
| 声優 | まだ発表されていない |
優希のことは「優希さん」と呼び、弟のようにかわいがっています。がんばる優希を癒してあげたい、と思うようになるお姉さんです。
夢路の無茶な命令で倒れた過去
遥乃が初めて描かれたのは、98話の回想です。京香が魔防隊に入り、七番組に配属された日、組長の夢路のそばで新入りの京香を迎えたのが遥乃でした。
京香が加わった七番組は、近くで斬り込む京香と、遠くから折紙で数多くの醜鬼を狙える遥乃が組んで、醜鬼を次々に倒していきました。夢路が京香を副組長に選んだときも、遥乃は笑顔で賛成しています。京香とはこのころから仲のよい先輩と後輩でした。
ところが、七番組の醜鬼の討伐数がトップになると、夢路はさらに上を目指して無茶な出撃を命じるようになります。能力を使い続けた遥乃は、働きすぎで倒れてしまいました。このままでは七番組が潰れると見た京香が夢路を諫め、決闘で組長の座を取ることになります。
僕はこう読む
遥乃が倒れたのは、能力が弱かったからではないと思っています。
折紙は何枚でも同時に飛ばせて、遠くの醜鬼まで届く。そのぶん、いちばん使い回されやすい力でした。
便利な力を持つ優しい人ほど、無茶な上司のもとで真っ先に削られる。
京香が夢路に刃を向けた理由のいちばん近くに、遥乃がいたのだと読んでいます。
出張組から、137話で七番組に戻るまで
夢路が決闘に敗れて魔防隊を去ったあと、遥乃は出張組の一員になりました。出張組は、魔都の中央の地下洞窟に生える桃を採りに行く別働隊で、魔防隊の各組から隊員が出ています。物語が始まったとき遥乃が七番組にいなかったのは、このためです。
戻ってきたのは137話です。総組長選挙のために京香・日万凛・優希が寮を離れているあいだ、遥乃が七番組に戻って、朱々や寧と一緒に寮を守りました。京香たちが戻ったあとも遥乃は七番組に残り、そのまま正式に組へ戻っています。
| 話数 | 遥乃に起きたこと |
|---|---|
| 98話 | 回想で初登場。夢路の七番組で京香を迎え、のちに働きすぎで倒れる |
| 137話 | 総組長選挙のあいだ、七番組に戻って寮を守る |
| 152話 | 遥乃式神の使い方が描かれ、初めて優希を借りて慈雨になる |
戻ってきた遥乃は、いまでも前の組長の夢路を慕っています。自分が倒れる原因をつくった上司を、それでも見捨てていないところに、遥乃という人の優しさが出ています。
僕はこう読む
遥乃が戻ってきたのが、総組長選挙で京香が寮を空けたときだったことに意味があると思っています。
京香が魔防隊の上を目指して出ていった、その留守を守りに来たわけです。
上を目指して隊員を倒れさせた夢路と、上を目指しても家を空けたままにしない京香。
同じ「上を目指す組長」の違いを、遥乃の帰り方がそっと見せていると読んでいます。
能力|遥乃式神(オリガミ)
遥乃の能力は遥乃式神(オリガミ)です。自分で折った折紙を、式神のように動かして戦わせます。
- 何枚もの折紙を同時に操れる
- 気合を入れるほど折紙が硬くなり、醜鬼の体をたやすく貫く
- 折紙に受け持ちの区域を見回らせ、そのまま醜鬼を倒させられる
近くで殴り合う力ではありませんが、遠くまで、数多く、長く働かせられる力です。七番組のように醜鬼が多く出る組では、とても頼りになる後ろ支えになっています。
152話の無窮の鎖・慈雨(じう)
152話で、遥乃は京香から優希を借りました。遥乃が主になると、優希は無窮の鎖・慈雨という形に変わります。攻撃の力はまったくありませんが、両手をこすり合わせると、傷を治す雨を降らせられます。
| 慈雨でできること | 中身 |
|---|---|
| 治せる相手 | 自分を含めて誰でも治せる。治療はその場ですぐ終わる |
| 治したあと | 少しのあいだ、体の動きがよくなる |
| 重い傷 | 治せるが、優希の体力の消耗が激しい |
| 切れた手足 | くっつけることはできるが、なくした手足は生えてこない |
| できないこと | 死んだ人は治せない。攻撃もできない |
魔防隊で人の傷を治せる力には、五番組副組長の五木カイコの「織女星の繭」があります。繭は1人ずつ包んで治す力ですが、慈雨は雨を降らせて、広い範囲の仲間をまとめて治せる形です。
僕はこう読む
無窮の鎖の形は、主になった人の中身を映すと思っています。
京香なら斬り込む形、木乃実なら鎧の形。そして遥乃が主になると、攻撃の力を一切持たない回復の形になりました。
守るために魔防隊に入った人が主になると、優希は人を治すことしかできなくなる。
形そのものが、遥乃の入隊の理由を言い当てていると読んでいます。
アニメは第2期が原作86話にあたる場面までで終わりました。遥乃が初めて描かれる98話はまだアニメになっておらず、声優も発表されていません。2026年8月には第3期の制作が発表されています。
まとめ|久重遥乃とは何者か
久重遥乃は、夢路のころから七番組にいる京香の先輩で、優希を回復の形に変える優しい隊員です。
- 読み方は「くえ はるの」。七番組の隊員で、京香の先輩
- 夢路の無茶な出撃命令で能力を使い続け、働きすぎで倒れた
- 夢路が去ったあとは出張組に入り、137話で七番組に戻った
- 能力は遥乃式神(オリガミ)。折紙を何枚も同時に操る
- 152話で優希を借り、傷を治す雨を降らせる慈雨の形が生まれた
- いまでも前の組長の夢路を慕っている
僕はこう読む
遥乃は、京香や寧と同じく、七番組がいちばん苦しかった夢路の時代を知っている隊員です。
しかも京香より前からいて、倒れて離れ、そして戻ってきました。
無茶な時代の傷を知る人が、いまは仲間の傷を治す役に回っている。
遥乃の帰還は、七番組があの時代をちゃんと越えたという印なのだと思っています。
遥乃が夢路を慕い続けているのは、同じ七番組で過ごした仲間への情なのか、それとも夢路にもう一度立ち直ってほしいという願いなのか。どちらにも読める人です。
——あなたは、遥乃が夢路を慕い続けているのは、同じ七番組で過ごした仲間への情だと思いますか。それとも、夢路にもう一度立ち直ってほしいという願いだと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
久重遥乃は、読み方と、優希を借りたときの慈雨の力がよく聞かれる人物です。
Q. 久重遥乃の読み方は何ですか。
A. 「くえ はるの」です。七番組の隊員で、京香の先輩にあたります。
Q. 久重遥乃は何話から登場しますか。
A. 98話の回想が初登場です。七番組に戻ってくるのは137話です。
Q. 久重遥乃の能力は何ですか。
A. 遥乃式神(オリガミ)です。自分で折った折紙を式神のように操り、何枚も同時に動かして醜鬼を貫きます。
Q. 久重遥乃が優希を借りるとどうなりますか。
A. 152話で、傷を治す雨を降らせる無窮の鎖・慈雨になりました。誰でもすぐに治せますが、攻撃はできず、死んだ人は治せません。
Q. 久重遥乃はなぜ七番組を離れていたのですか。
A. 夢路の無茶な命令で働きすぎて倒れ、夢路が去ったあとは桃を採る出張組に入っていたからです。
Q. 久重遥乃の声優は誰ですか。
A. まだ発表されていません。初登場の98話は、アニメ第2期の範囲より後の話です。
遥乃の次は、後輩の羽前京香、前の組長の夢路、同じ七番組の寧へ。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月3日


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