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和倉青羽とは何者なのか
結論から言うと、和倉青羽(わくら あおば)は主人公・和倉優希の姉で、魔都で桃を食べて人型醜鬼になり、同じ境遇の仲間を率いる総大将です。
6年前の魔都災害で行方不明になり、優希も家族も、もう生きてはいないと思っていました。ところが青羽は、魔都の中で生き延びていました。姿は変わっても中身は弟思いの姉のままで、優希との再会が物語を大きく動かしていきます。
魔防隊でも八雷神でもない、第三の勢力の長として登場した青羽は、その後、京香が総組長になったことで立場が大きく変わりました。どんな人物で、188話の時点でどうしているのかを、話数と一緒に追っていきます。
この記事でわかること
- 和倉青羽のプロフィールと声優
- 人型醜鬼になった理由と、仲間を率いるまで
- 髪とビームの能力、組長級と言われる強さ
- 優希を溺愛するブラコンぶりと、天花との関係
- 死亡したのか、151話で魔防隊に保護されたその後
和倉青羽のプロフィール
名前で調べた人が知りたいことを、先に表にまとめます。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 立場 | 主人公・和倉優希の姉。人型醜鬼を率いる総大将 |
| 読み方 | わくら あおば |
| 誕生日 | 6月30日 |
| 見た目 | 腰まで届く銀色の長い髪。人間だったころは黒髪だった |
| 能力 | 髪を操る「我は姉なり(インヴィンシブル)」と、口から放つビーム |
| 従える醜鬼 | 一本角(青羽は鬼童丸と名づけた) |
| 仲間 | 銭函ココ、湯野波音ら、隠れ里で暮らす約20人の人型醜鬼 |
| 声優 | 楠木ともり |
| 人気投票 | 第1回8位、第3回20位(529票) |
青羽は明るく快活な姉御肌です。優希いわく「我が道を行く性格」、ココいわく「絵に描いたようなガキ大将」。多少横暴でも、そのリーダー気質で仲間を引っ張っています。敵には苛烈ですが、身内や気に入った相手にはとても情の厚い人です。
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弟から見れば「我が道を行く」、仲間から見れば「ガキ大将」。同じ性格が、相手によって違う呼び方をされているのが面白いと思っています。
家の中では弟を振り回していた横暴さが、魔都では行き場のない仲間を引っ張る力に変わりました。
青羽は性格を変えずに、置かれた場所のほうが変わった人です。だから再会した優希にも、昔の姉がそのまま見えたのだと読んでいます。
和倉青羽はなぜ人型醜鬼になったのか
魔都災害とは、突然開いた門(クナド)から、一般の人が魔都に迷い込んでしまうことです。ふつうは魔防隊に助け出されます。
ところが青羽は、魔防隊が来る前に醜鬼に追われてしまいました。生き延びるために無我夢中で桃を食べ、その力が暴走して人型醜鬼になります。魔都で桃を食べると、まれにこうして体が醜鬼のように変わってしまうのです。髪の色も変わり、ギザギザの歯と鋭い爪が生えました。
青羽の暴走はとくに激しく、理性を保ったまま力を使いこなせるようになるまで、何年も魔都に潜んでいました。ようやく落ち着いたころ、陰陽寮の人体実験から逃げてきた銭函ココや湯野波音たちと出会い、彼女たちをまとめる総大将になります。人型醜鬼たちの目的は、人間に戻ることと、陰陽寮に囚われた仲間を助け出すことでした。
姿は変わっても、雰囲気は昔のままでした。一本角の背に乗って現れた青羽を見て、優希は「やっぱり青羽姉ちゃんじゃないか」と確信しています。
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青羽がすごいのは、強くなったことではないと思っています。
何年ものあいだ、自分が自分でなくなる方向と戦い続けたことです。
人型醜鬼になるというのは、力を得るかわりに理性が揺らぐことでした。青羽はその両方を抱えたまま、同じ境遇の仲間を集めて束ねている。
誰にも頼れない場所で、先に自分を立て直した人だから、あとから来た仲間の居場所になれたのだと読んでいます。
和倉青羽の能力と強さ
人型醜鬼になってから、青羽は魔都の桃をエネルギー源として使えるようになりました。何度も桃を食べたためか、いくつもの力を持っています。
| 力 | 中身 |
|---|---|
| 我は姉なり(インヴィンシブル) | 自分の髪を伸ばして操る。縛る、締め上げる、ちぎって弾のように撃つ。京香の斬撃を受け止めるほど硬くもなる。能力名はアニメで明かされた |
| ビーム | 口から放つ最大の武器。溜めが要り連射できないが、威力は絶大 |
| 桃による強化 | 桃を食べるほど身体能力が上がる。人間のころよりはるかに強い体 |
| 醜鬼を従える | 京香の故郷を壊滅させた特殊個体・一本角を力で屈服させ、背に乗っている |
強さを示す場面は、はっきり残っています。七番組と初めてぶつかったときは、ビームで東日万凛を盾ごと吹き飛ばしました。5巻37〜38話では、空間を操る六番組組長・出雲天花と一騎打ちになり、超高速の動きでテレポートの先を読んで勝っています。
10巻の横浜決戦では、八雷神の空折と向き合いました。一度は腹に返しの一撃を受けて倒れますが、優希を傷つけられた怒りで立ち上がり、髪で空折を縛ってビームを浴びせています。八雷神から「組長級」と評されたことが、青羽の強さを測るいちばんの物差しです。
ただし、上には上がいます。八雷神の壌竜には、青羽の攻撃でも傷ひとつ付きませんでした。八雷神と正面から殴り合える力ではない、というのも事実です。
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能力名が「我は姉なり」なのが、青羽という人をいちばんよく表していると思っています。
桃の能力は、その人の願いや気質が形になると言われる作品です。
青羽の場合、力の芯にあるのが「姉であること」なんですよね。
空折に倒されてから立ち上がったのも、弟を傷つけられた瞬間でした。強さの理由が自分ではなく弟にあるから、壌竜のような格上にも退かないのだと読んでいます。
優希との関係|溺愛するブラコンの姉
子どものころの優希と青羽は、よく多摩川で一緒に遊んでいました。優希は何度も泣かされながら、それでも姉を慕って後ろをついていく弟でした。
青羽は優希に家事を仕込み、できが悪ければプロレス技をかけるような姉でした。優希は、事実上青羽の奴隷のような立場だったわけです。いまも青羽に命令されると、優希は逆らえません。
ただし、そこには理由がありました。桃の力を得られるのは女性だけになり、男が肩身の狭い社会で、「能力が使えない代わりに技術を磨け」という、青羽なりの育て方だったのです。優希が七番組寮の管理人として重宝されている家事の腕は、この姉に鍛えられたものでした。
そして青羽は、優希を「世界一のイケメン」と言い切るほど溺愛しています。6年ぶりに再会してからは歯止めがきかず、周りが困るほど弟を甘やかしました。そのぶん、優希を奴隷として使っていた京香たちには、はじめ強い敵意を向けています。
天花との関係|「お義姉さん」から友人へ
六番組組長の出雲天花とは、最悪の出会い方をしました。人型醜鬼の隠れ里の戦いで、天花は青羽を「お義姉さん」と呼び、優希と付き合う者だと名乗ったのです。煽ったのではなく本心からでしたが、青羽は激怒しました。
戦いでは、天花があと一歩まで青羽を追い詰めます。ところが、青羽を倒せば優希が悲しむと思った瞬間に手が止まり、その隙を突かれて敗れ、重傷を負いました。そんな天花を、青羽は「いい奴」と認めています。
回復した天花は、その後も青羽のもとへ優希の活躍を伝えに行き、空間を操る能力で人型醜鬼たちに物資を届けるようになりました。弟を挟んで敵同士だった2人は、仲間からも信頼される友人になっています。
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青羽が天花を認めたのは、勝ったからではなく、天花が手を止めた理由を見ていたからだと思っています。
優希を厳しく育てた青羽は、弟の気持ちを本気で考えてくれる人がどれだけ少ないかを知っていたはずです。
自分と同じ向きで優希を大事にする人を、青羽は敵の中に見つけたわけです。
あの「いい奴」は、姉から見た合格の印だったと読んでいます。
和倉青羽は死亡したのか
「和倉青羽 死亡」と調べる人が多いのは、物語の始まりで、青羽がすでに亡くなったと思われていたからです。
答えは、死亡していません。188話の時点でも生きています。6年前の魔都災害で行方不明になったあと、人型醜鬼として魔都で生き延びていました。横浜決戦で空折と戦ったときも、倒れたあと立ち上がっています。
和倉青羽のその後|151話で魔防隊に保護される
隠れ里の戦いのあと、青羽たちは魔防隊と戦うのではなく、京香たちに協力する道を選びました。優希も、姉たち人型醜鬼を人間に戻す方法を見つけると決めています。
転機は、149話の総組長選挙で京香が勝ったことでした。人型醜鬼を実験体として扱ってきた陰陽寮の邪魔が入らなくなり、151話で青羽たちは魔防隊本部に保護されます。優希や天花が迎えに行き、人型醜鬼の立場は公に守られるようになりました。何年も行方不明だった家族に、生きていると知らせられる立場にもなったわけです。
168話では、魔防隊の施設で暮らす青羽が久しぶりに姿を見せました。隠れ里の仲間は、陰陽寮に囚われていた者も含めて、この施設に全員そろっています。原作は少年ジャンプ+で連載中で、189話は11月14日に再開する予定です。
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青羽たちを救ったのが、剣ではなく選挙だったのが、この作品らしいところだと思っています。
人型醜鬼の敵は醜鬼ではなく、人間の側の仕組みでした。だから最後に効いたのは、京香が総組長という席を取ったことです。
京香の仇討ちの道が、そのまま優希の姉を守る道にもなった。
まだ人間に戻る方法は見つかっていません。青羽の物語は、八雷神との戦いのあとに本番が来ると読んでいます。
声優は楠木ともりさん
アニメで和倉青羽を演じるのは楠木ともりさんです。第1期では、第11話「死闘、青羽、昂る」(2024年3月14日放送)で青羽の戦いが描かれました。
第2期『魔都精兵のスレイブ2』は2026年1月8日から3月26日まで、TOKYO MXとBS朝日などで全12話が放送され、青羽は横浜決戦にも登場しています。2026年8月2日には、第3期の制作も発表されました。
まとめ|和倉青羽とは何者か
和倉青羽は、魔都で桃を食べて人型醜鬼になった、優希の姉です。
- 6年前の魔都災害で行方不明。生き延びるために桃を食べ、力が暴走した
- 銭函ココや湯野波音ら約20人を率いる人型醜鬼の総大将
- 能力は髪を操る「我は姉なり」とビーム。八雷神から組長級と評された
- 優希を厳しく鍛え、溺愛するブラコンの姉
- 188話の時点で生存。151話で魔防隊本部に保護された
- 声優は楠木ともりさん
僕はこう読む
青羽との再会が効くのは、優希がもう鍛えられたあとだったからだと思っています。
もっと早く会えていたら、優希は助けられるだけの弟のままだったはずです。
6年かけて弟が自分の足で立ったところに、育てた本人が姿を変えて現れる。あの再会は、青羽の育て方の答え合わせでもありました。
青羽を、弟を守れなかった姉と見るか、弟を育て切った姉と見るかで、再会の場面はずいぶん違って見えます。
——あなたは和倉青羽を、弟を守れなかった姉だと思いますか。それとも、弟を育て切った姉だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
和倉青羽は、優希の姉でありながら人型醜鬼の総大将という立場なので、生死やその後がよく聞かれます。
Q. 和倉青羽とは何者ですか。
A. 主人公・和倉優希の姉です。魔都で桃を食べて人型醜鬼になり、同じ境遇の仲間を率いる総大将になりました。
Q. 和倉青羽は死亡しましたか。
A. していません。188話の時点で生きています。6年前の魔都災害のあと、人型醜鬼として魔都で生き延びていました。
Q. 和倉青羽はなぜ人型醜鬼になったのですか。
A. 魔都で醜鬼に追われ、生き延びるために桃を食べたところ、その力が暴走したためです。
Q. 和倉青羽の能力は何ですか。
A. 髪を伸ばして操る「我は姉なり(インヴィンシブル)」と、口から放つビームです。八雷神からは組長級と評されています。
Q. 和倉青羽はその後どうなりましたか。
A. 149話で京香が総組長になったあと、151話で仲間とともに魔防隊本部に保護されました。人間に戻る方法はまだ見つかっていません。
Q. 和倉青羽の声優は誰ですか。
A. 楠木ともりさんです。第1期の第11話「死闘、青羽、昂る」で青羽の戦いが描かれました。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月3日


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