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小蘭(シャオラン)はどうなるのか
結論から言うと、小蘭は2年の年季が明けて後宮を去ります。猫猫がさらわれていたあいだのことで、別れの挨拶はできませんでしたが、新しい勤め先は見つかっています。
小蘭は、後宮で猫猫と同じく下働きをしていた下女です。短い前髪と二つに編んだ髪、明るいおしゃべりが目印で、猫猫にとっては数少ない友人でした。この記事では、小蘭の生い立ちと後宮での役目、後宮を去ったいきさつ、黒幕やスパイと言われる理由、声優と外伝までを順に見ていきます。
この記事でわかること
- 小蘭の生い立ちと、後宮での立場
- 年季が明けて後宮を去ったいきさつと、その後
- 小蘭が黒幕やスパイではないこと
- 声優の久野美咲さんと、外伝『小蘭回想録』
- 猫猫にとって小蘭がどういう友人だったか(カイの読み)
先に結論だけ
小蘭について聞かれることを、表にまとめます。いちばん多い「その後」の答えは、年季が明けて後宮を出たことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前と読み | 小蘭(シャオラン) |
| 立場 | 後宮の下級女官(下女)。猫猫の友人 |
| 生い立ち | 貧しい農村の出身。13歳の冬に親に売られて後宮へ |
| その後 | 2年の年季が明けて後宮を去り、次の勤め先で働いている |
| 黒幕・スパイか | 違う。作中にそうした描写は無い |
| 声優 | 久野美咲さん |
| 外伝 | 『薬屋のひとりごと外伝 小蘭回想録』(作画・七緒一綺) |
13歳の冬に売られて、後宮へ来た下女
小蘭は貧しい農村で、両親とたくさんの兄弟と暮らしていました。暮らしが立ち行かなくなり、13歳の冬に両親の手で人買いに売られて後宮に入りました。
後宮での仕事は、洗濯や掃除などの下働きです。学がなく、字もまだ満足に読めません。それでも誰とでもすぐ仲良くなり、噂話と甘いものが大好きな、明るい女の子として描かれています。
猫猫も、人さらいに売られて後宮に来ました。2人とも、自分で選んで後宮に入ったわけではない下女です。
猫猫にとっての「後宮の耳」
小蘭は、とにかく噂をよく知っています。誰にでも気安く話しかけ、話しかけられもするので、後宮のあちこちの話が集まってきます。
人付き合いに興味のない猫猫にとって、小蘭が持ってくる噂は、事件の手がかりになることが何度もありました。猫猫が謎を解く裏には、小蘭のおしゃべりがあります。ふだんは甘いお菓子と引き換えに、話を聞かせてもらう間柄です。
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小蘭は、猫猫が「利用している」相手のように書かれています。
ところが並べてみると、猫猫が損得ぬきで気にかけている数少ない人でもあります。
情報をくれるから友だちなのではなく、友だちだから情報が集まってくる。
人を寄せつけない主人公に、後宮の空気を運んでくる窓の役を、作者は小蘭に渡したのだと思っています。
年季が明けて、後宮を去った
小蘭の後宮勤めは、2年の年季でした。その年季が明けたのは、猫猫が子の一族の騒ぎに巻き込まれて後宮を離れていたあいだです。
仲の良かった猫猫と子翠は、小蘭には「後宮を出た」と伝えられていました。何も言わずに友だちがいなくなった形で、小蘭はかなり寂しがっていたとされています。
それでも小蘭は、実家へは戻りませんでした。後宮で小蘭を気に入ってくれた下級妃の縁で、次の勤め先が決まっていたからです。字を覚えようとしていたのも、後宮を出たあとに自分で食べていくためでした。
その後も、小蘭は猫猫に宛てて、ときどき文を送ってきます。ただ、自分の住所を書いていないため、猫猫は返事が出せません。
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売られて後宮に来た子が、自分の足で次の勤め先を見つけて出ていく。
この作品の後宮で、ここまで明るく「外」へ出られた人はほとんどいません。
猫猫と子翠がいなくなった日に、いちばん普通の幸せを手にしたのが小蘭だったと読んでいます。
返事の出せない文は寂しいけれど、事件ばかりの猫猫とはもう関わらないほうがいい、という距離にも見えます。
小蘭は黒幕でもスパイでもない
「小蘭 黒幕」「小蘭 スパイ」と調べる人が多いのは、この作品に裏の顔を持つ人物が多いからだと思います。子翠の正体が上級妃の楼蘭妃だったように、身近な人ほど疑われやすい作りです。
ただ、小蘭が誰かの手先だったという描写は、作中にありません。噂をよく知っているのは、人懐っこい性格のためです。小蘭は、見たままの明るい下女です。
「死亡」と調べられることもありますが、小蘭は死亡していません。後宮を出て、新しい勤め先で働いています。
声優は久野美咲さん
アニメで小蘭を演じているのは久野美咲さんです。舌足らずで、少し幼い話し方が、学ぶ機会のなかった小蘭の生い立ちと合っています。
外伝『小蘭回想録』
小蘭が主人公の外伝漫画もあります。『薬屋のひとりごと外伝 小蘭回想録』は、小蘭の目から見た後宮を描く、日向夏さん書き下ろしの初の公式外伝です。作画は七緒一綺さんで、スクウェア・エニックスのマンガアプリ「マンガUP!」で連載されています。
本編では猫猫の横で噂を話すだけだった小蘭が、どんな毎日を送っていたのかを追えます。
まとめ
小蘭は猫猫の数少ない友人で、2年の年季が明けて後宮を去った下女です。
押さえておきたい点を並べます。
- 読みはシャオラン。貧しい農村の出身で、13歳の冬に売られて後宮へ
- 噂に詳しく、猫猫に後宮の話を運んでくる友人
- 猫猫が後宮を離れていたあいだに年季が明け、後宮を去った
- 気に入ってくれた下級妃の縁で、次の勤め先が決まっていた
- 黒幕やスパイではなく、死亡もしていない
- 声優は久野美咲さん。外伝『小蘭回想録』がある
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後宮の話は、妃や宦官の思惑ばかりで息が詰まりそうになります。
そのなかで小蘭だけが、甘いものと噂話で笑っている。
読者が一息つける場所を、作者は下働きの女の子に置いたのだと思っています。
別れの挨拶もないまま後宮を去った小蘭を、寂しい別れと見るか、事件から離れられた幸せな退場と見るかで、この友情の受け取り方が変わってきます。
——あなたは小蘭の後宮からの退場を、寂しい別れだと思いますか。それとも、いちばん幸せな終わり方だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
小蘭は「シャオラン」という読みと、年季明けのあとがどうなったかをよく聞かれる人物です。短く答えておきます。
Q. 小蘭の読み方は何ですか。
A. シャオランです。漢字は「小さい蘭」と書きます。
Q. 小蘭はその後どうなりますか。
A. 2年の年季が明けて後宮を去り、気に入ってくれた下級妃の縁で決まった次の勤め先で働いています。
Q. 小蘭は猫猫と再会しますか。
A. 別れの挨拶はできないまま後宮を去りました。小蘭からは文が届きますが、住所が書かれていないため、猫猫は返事が出せません。
Q. 小蘭の声優は誰ですか。
A. アニメで小蘭を演じているのは久野美咲さんです。
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最終更新:2026年9月26日


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