藤井夏生、橘陽奈、瑠衣を中心に恋愛模様を描いた「ドメスティックな彼女」。
教師を辞めホテルに就職したヒナ。
そんなヒナ、ルイの実の母でナツオには義理の母である都樹子がヒナに種部健吾を紹介します。
好青年から変貌し正体を見せていく種部健吾。
見ていきたいと思います。
目次
【ドメスティックな彼女】プロフィール
都樹子の取引相手の息子である種部健吾。
高学歴で一流企業に勤めるエリートで28歳。
サッカーが趣味です。
【ドメスティックな彼女】ひなの見合い相手
ヒナの母、都樹子が取引先の相手の種部健吾の父と知り合い、橘陽奈の話をしたところすぐに気に入ってしまいます。
【ドメスティックな彼女】爽やか好青年で高学歴で高収入
明るく社交的でヒナにも積極的にアプローチしており食事やプレゼントを贈ったりする際にも嫌味のない好青年です。
また高い学歴を誇り勤め先も一流企業のエリート社員です。
【ドメスティックな彼女】プライドが高い
好青年に見える種部健吾ですが非常にプライドが高く徐々に上から目線の発言が目立つようになります。
ヒナに対しても同様で始めに見せたような爽やかな感じが見受けられなくなります。
【ドメスティックな彼女】自分の思い通りにいかないことが嫌い
ヒナに対する紳士的な態度で優しさを見せる種部健吾はヒナに結婚を前提にお付き合いしたいと告白しますがヒナは断りを入れます。
忘れるわけないでしょう、愛する人をと種部健吾はそれを受け入れません。
【ドメスティックな彼女】非常識な行動の数々
その後、種部健吾はヒナを追い詰めていきます。
ヒナはラインをブロックしたりなるべく距離を置きますが種部健吾はまだなお自分の勝手だからとヒナの職場や自宅の周辺をうろついたりヒナにあげたプレゼントを返せといったりと行動をエスカレートさせていきます。
不穏な気配を察知したヒナの職場のホテルが種部健吾を出禁にしますが種部は逆恨みしホテルに人を雇ってまでイタズラ電話をします。
【ドメスティックな彼女】元婚約者への行動
そんな中、ヒナは種部健吾と以前付き合っていたという茅野久美という女性が現れます。
芽野久美は種部健吾の元婚約者だと名乗りあなたが今付き合っていると言うとヒナは強く否定します。
ヒナと芽野久美はホテルのラウンジで話をする事にします。
芽野久美はヒナに単刀直入にすぐにでも逃げてくださいと言います。
そして芽野久美は経験者として話し始めます。
種部とは2年前に交際していて婚約までしましたが交際時は優しかったのに婚約後は態度や言動が豹変していった。
酷い言葉を投げつけられ、自分の友人の事まで口を出すようになっていった。
その後なんとか婚約解消までいったがその後も嫌がらせは続いたと話します。
【ドメスティックな彼女】モラハラ
芽野久美は婚約解消した後も自宅にピザが20枚も届けられたり、芽野久美の同僚にアイコラを送られたりと会社を辞めざるを得なくなるほどの嫌がらせを受けます。
それでも止まらない種部健吾の嫌がらせは続き、芽野久美は病院に通う事になります。
芽野久美と共に苦しむ両親。
芽野久美はある日、種部健吾に直接、どうしてこう言う事をするのか問いただします。
そんな悲壮な芽野久美を見て種部健吾は汚いものを見るような目で立ち去りそれ以降はなくなったようです。
恐らく芽野久美が悩み怯えて痩せこけてしまった姿に興味を無くしたからだと予想します。
【ドメスティックな彼女】マウンティング男
種部健吾は恵まれた家庭、学歴、一流企業のエリート社員、そしてブランド品や食事などあからさまなマウンティング男でした。
【ドメスティックな彼女】ストーカー
好青年であった種部健吾は次第に正体を現しヒナにストーカー行為を始めます。
ヒナの勤務先のホテルや自宅周辺に用もなく現れヒナに恐怖を覚えさせます。
見かねたホテルの上司が種部を出入り禁止にし、同僚はヒナに警察に相談に行く事を勧めます。
早く逃げたほうがいいとアドバイスをしてくれた芽野久美の言う通りにストーカー行為もエスカレートしていきます。
そして、ある日ヒナは誰かにつけられている気配を感じます。
早足になるヒナ、そのヒナを背後から追うのは種部健吾でした。
恐怖に怯え焦ったヒナは間違えてナツオに電話をしてしまいます。
ヒナの電話の異変に気付くナツオはヒナの元へ急いで駆けつけます。
そしてナツオは種部健吾を見つけると何してるんですか?後をつけてましたよね?と種部に詰め寄り話をはぐらかす種部はその場から立ち去ります。
はっきりしないとダメだとナツオに怒られるヒナは決心しある場所へと向かいます。
【ドメスティックな彼女】種部の暴走
決心したヒナは警察に行きストーカー行為をする種部健吾の事を話します。
事情を聞き種部健吾の自宅に訪れる警察官が種部に忠告します。
激しく動揺する種部の両親ですが種部本人はあの女ーと激怒します。
次の日から仕事にも行けない種部は部屋に引きこもってパソコンの画面を眺めます。
ストーカー容疑をかけられたら人はその後どうゆう人生を歩むのかなどを観覧しどんどん自分を追い込んで行き俺が積み重ねた人生がと泣きじゃくります。
そんな中で普通の日常を取り戻したヒナ。
ルイもナツオに感謝しヒナはお礼に食事に誘います。
待ち合わせ場所でナツオを待つヒナの目の前に現れたのはナツオではなく種部健吾でした。
明らかに精神に異常をきたしているように見える種部にヒナは逃げ出します。
ヒナの職場であるホテルまで戻れば安全かもと必死に走ります。
当然のように追ってくる種部。
種部の手には包丁が握られています。
必死に逃げるヒナにとうとう種部が迫ります。
もうダメ、殺されると思うヒナ。
種部が包丁を突き出し刺す瞬間、ヒナの体に衝撃が走ります。
刺されたのはヒナを庇ったナツオです。
【ドメスティックな彼女】その後の種部
種部健吾に刺されたナツオは種部にヒナ姉に近寄るな、クソ野朗と蹴り飛ばします。
逃げる種部、ナツオは意識を失い救急車で運ばれます。
ナツオは意識不明の重体になります。
泣きながら回復を待つヒナ、ルイや家族。
その時、種部は自宅に隠れていました。
種部はナツオを刺した現実から目を背け明日はどうしよう、休みはどうしようと考えます。
そこへ警察が種部家を訪れます。
いないとウソをつく母ですがあえなく逮捕されます。
その際もあいつが悪い、あいつが勝手にと身勝手に騒ぎ立てます。
まとめ
母、都樹子と種部の父が知り合いだった事からお見合いの話に発展しました。
サッカーが好きで高学歴でエリート社員の種部は当初こそ爽やかな好青年でしたがヒナに交際を断られてから態度が豹変します。
ヒナに26だからもう貰い手が、俺が養ってやる、俺みたいなのを逃すと上から目線での発言から段々とストーカー化していきます。
見るに見かねたヒナの職場の上司がホテルへの出入りを禁止した事でホテルに嫌がらせ電話が頻繁になるようになるなど更に過激さを増していきます。
そして現れた種部の元婚約者からの逃げてとのアドバイス、帰りに後をつけられナツオに助けられ怒られた事で決心し警察へ行きます。
警察が自宅に訪問し種部に忠告した事で一旦は平和を取り戻したように見えましたが会社に行かず種部は引きこもりマイナスになるようなサイトを見て自分自身を追い詰め俺が積み重ねた人生がと泣き情緒不安定になっていました。
ヒナ、ルイ、ナツオと平穏に戻ったかと思われた矢先、お礼にナツオを食事に誘ったヒナの前に種部が現れます。
その手には包丁が握られヒナは殺されると思い必死に逃げます。
もうダメと思った時、ナツオが庇いナツオが刺されてしまいます。
その後、種部は警察に捕まりますがヒナはそのトラウマを抱えてしまいます。
ナツオは意識を回復し自身の小説の取材も含めて種部に面会に行きますが種部はまるで人事のようでした。
ルイと交際し順調なナツオでしたが今回の事件によりまた一波乱ありそうな予感です。
ナツオはどうするのか、ヒナ、ルイのそれぞれの想いは。
結末までまだドキドキしそうですね。
簡潔に言うと、この種部という男は独り善がりで視野が狭く、他人に対する配慮や思いやりが全く無い
思い込みが激しい自己中男でしょうか。以前に陽菜に付き纏ってた頃も、相手が喜ぶと思い込んでいる行動が、相手から見れば気持ち悪いことにも、気が付かないという危ない奴ですし。
サシスさん
コメントありがとうございます!
種部は自己中な男だと思いますね!
相手の気持ちよりも自分のやりたいことを優先する身勝手な男ですね。