- メデューサは全世界を石化した
- アメリカは石化解析を進めた
- 千空が人工メデューサを完成させた
科学王国とスタンリーたちのバトルは、千空が一か八かの全世界再石化という大バクチを敢行。
スイカが7年の歳月をかけて復活液を作り上げ、千空を石化解除したことで戦いに幕を閉じた格好になりました。
コハクたちも蘇る中、銃撃で絶命したはずの氷月までも無事に生還。
これを見た千空と司は、メデューサと呼称される石化装置に新たな疑問と確信がわくのでした・・・。
目次
【ドクターストーン】アニメ第二期までに判明した石化装置の特徴
3700年前の悪夢。
当時は高校生だった千空、そして告白のクライマックスだった大樹と杠。
そればかりか全人類を災厄の光に包み込んだ石化装置。
まずは、宝島編の前、アニメでは第2期までに判明したことをまとめてみます。
- メデューサは南米で発動した
- 緑色の光は全世界に波及した
- 光線を浴びた人間は全身が石化に覆われる
- 石化したのは人間とツバメだけ
- 動くことはできず石化中は五感も奪われる
- しかし意識が途切れない限り復活の可能性がある
- アルコール+硝酸のナイタール液で復活が可能
- 石化には病気やケガを治癒する能力がある
【ドクターストーン】宝島に存在したメデューサ!
===
#DrSTONE 第3期
『Dr.STONE NEW WORLD』
ティザービジュアル公開?
===はじまりの地、“宝島”へ—
いよいよ新世界へ飛び出す千空達。
龍水の傍らにはあのキャラクターの姿も…第3期は2023年春放送です?✨
続報をどうぞ楽しみに?? pic.twitter.com/EU9pYWRULR— アニメ『Dr.STONE』公式 ファイナルシーズン制作決定! (@STONE_anime_off) December 11, 2022
石化後の全類発祥の地である宝島。
そこでは暴君イバラの陰謀により、頭首をはじめ多くの島民がメデューサにより石化されていたのです。
宝島編では主にメデューサの外見(121話)と発動条件が明らかになりました。
- 金属で作られた科学。オカルトではない
- リングが重なったメビウスの輪のような外見
- 大きさはソフトボール程度?で女性でも投擲可能
- 石化範囲と発動までの時間を音声入力する
- その範囲は地球全土にまで及ぶことが可能(138話)
- メデューサそのものは石化せず、何度も再利用可能
【ドクターストーン】アメリカ政府は石化を知っていた?
実は石化前の世界では、アメリカはいち早く石化ツバメの解析に取り組んでいました。
しかし、世界最先端のCDC(アメリカ防疫センター)でも謎は深まるばかりです。
石化の構成物質は、主に鉄、微量の金、そのほかに炭素と窒素。
硝酸に若干のイオン流出がありますが、それ以外の薬剤は不反応。
そもそも鉱物なのかと見当もつきません。
そこでCDCはゼノの助けを借りてその究明に努めました。
アメリカ国立公園で開催された国防研究局DARPA主催の技術展。
ゼノはいずれ公表されると言いながら、石化ツバメから脳波が出ていることをスタンリーに伝えます。
つまりツバメは生きている。
実にエレガントと話すゼノの説明から、スタンリーは石化されても気合いで起きていれば復活のワンチャンあると推測。
その直後に迫りくる石化の波は不可避と直感して、会場の人々に「意識を飛ばすな」と命令するのでした(157話)。
【ドクターストーン】石化爆心地で千空たちが見たものは?
石化発動の日。
宇宙にいたISSから百夜たちが見た光で、その発信源が南米だと気が付きました。
そして千空とゼノは、お互いの持ちうる経験と情報から知見を重ねった結果、ついに位置の特定に成功します。
南緯3度7分、西経60度1分。
その場所はアマゾンの奥地マナウスです。
スタンリーたちの追撃を振り切り、約束の地で見た風景。
そこには幾百万のメデューサが山を築くほど降り注いだ跡でした。
太陽に照らされたその様子は、悍ましくも美しい人間に対する敵意にほかなりません(171、180話)。
【ドクターストーン】石化装置は再起動可能だった!!
メデューサのサンプルを大量ゲットに成功したご機嫌の千空。
松風の時代には争いの元になると、当時の頭首がメデューサを一つだけ残して残りを全て破壊していたからです。
北米コーンシティでは、メデューサを解析するために高級時計の凄腕技師で名を馳せたジョエルが復活をします(177話)。
メデューサの中には未使用、つまり不発に終わったサンプルもありました。
その共通点は、ダイヤ電池が不良品であったこと。
そこで千空は傷一つないダイヤならば再起動は可能だと仮説を立てます。
陽たち素人集団が素材集めから作り上げたダイヤをジョエルが研磨する。
メデューサに内蔵された電池と寸分違わない完璧に仕上げたつもりですが、何故か再起動しません。
世界一を誇る職人をしてもメデューサの分解作業は困難を極め、やはり帰路の途中で分解作業に精を出すカセキも悪戦苦闘の様子でした。
しかし、エラーの蓄積は停滞でなく前進。
ダイヤ電池は頂点を結ぶ線上に劈開面が走っていることに気が付きました。
アラシャではスタンリーたちの攻撃が迫る中、フランソワの必死の通信を受信したジョエルが遂にダイヤ電池の研磨作業に成功をしました。
人類初の人工メデューサ。
仕事終えたジョエルは、苦労を分かち合ったカセキと祝杯を吞み交わしたい。
そう思わずにはいられないほどの難易度MAXの作業でした(182~190話)。
【ドクターストーン】石化装置の意外な応用!
石化解除された人間ならば誰でもメデューサの恐ろしさは知るところですが、司の復活を最後に電池切れ。
それでも千空は、メデューサをハッタリのアイテムとして最後まで有効活用しました。
まずは北米編。
ボートの先端にメデューサをつけると、ペルセウスで正面より向かってくるスタンリーたちにプレッシャーをかけます。
石化されてしまうと大騒ぎする杠たちの芝居もあり、スタンリーは千空ではなくメデューサにロックオン。
メデューサは弾丸に命中して川下に落水をしますが、その隙に千空たちはサンフランシスコからの脱出に成功をします(169話)。
そして南米編。
千空たちはペルセウスのレーダーにより、その動きは完璧にキャッチされていました。
ボートの表面にゴムを塗りステルス効果を高めようとしましたが、効果はイマイチ。
するとクロムがいつもの閃き。
当時メデューサ投下がレーダーで捕捉できなかったことから、それを応用してはと発想の転換をします。
大量のメデューサを貼り付けて完成したステルス艦。
人類が21世紀よりも先の科学を手に入れた瞬間でした(181話)。
【ドクターストーン】ホワイマンの目的を推測する
「Dr.STONE」最新コミックス23巻は11月4日(木)発売です!
千空とゼノが印象的なカバーイラストを初公開!
新展開の最新刊、お待ちください…!#DrSTONE#ドクターストーン pic.twitter.com/zTOf9ryqW7
— 「Dr.STONE」公式 (@DrSTONE_off) October 29, 2021
千空は復活したゼノにイヤホンを耳当てさせました。
その周波数は月からのホワイマンのメッセージのはずでした。
しかし、聞こえてくるのは砂嵐ばかりで、例の「12,800,000m、1second」という地球全土も石化するための音声は聞こえてきませんでした。
これは何を意味するのか?
南米決戦から7年後、石化解除された人間は科学王国16名とゼノの17人だけです。
つまるところ、ホワイマンは人類の殆どが再石化したと知り、メデューサへの命令が不要と判断した可能性があります。
今までも石化の理由は様々な推測がされてきました。
某国のテロ。
宇宙人。
石化の治癒効果から、元々これは攻撃なのかと千空は疑問を持つことも。
197話ではスタンリーたちの銃撃で絶命した氷月も蘇りました。
石化した人間は「死を拒絶する」性能を持つという衝撃の事実。
そこまでして、人類を死なせたくないというホワイマンの目的は、単なる支配欲でしょうか。
“可能性の世界”として描かれた外伝『Reboot百夜』では、石化後の地球は数百、数千年周期で自然の大災害を始め、隕石の衝突という出来事がありました。
もし、この辺りも勘案するならば、 “種の保存”という可能性もありそうです。
その真意は未だに不明なことから、千空とゼノは直接ホワイマンに問い質すべくロケット作りで手を組むことになりました(以上198話)。
まとめ
これまでの石化装置に関する事実関係のほか、今回はその外見や内部構造など、より踏み込んだ内容に言及しました。
詳細については今後に描かれることでしょうが、メデューサとは人の生き死に関わる倫理観を問われる装置でした。
まさに禁忌の果実。
機会があれば引き続きレポートとして随時報告したいと思います。
- メデューサは緑の光で発動
- 石化には治癒能力がある
- アメリカは石化解析を進めた
- メデューサは再起動可能だった
- 千空たちは石化を利用した
- ホワイマンの目的は不明瞭
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