【無職転生】ザノバの神子の力が明らかに!?死亡エンドからシーローン王国を救う義務とは! | 漫画コミック考察ブログ

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【無職転生】ザノバの神子の力が明らかに!?死亡エンドからシーローン王国を救う義務とは!

無職転生 ザノバ覚醒
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この記事を読むとわかること
  • ザノバはシーローン王国の第3王子です
  • 怪力の神子として恐れられる存在です
  • 赤ん坊を力で殺した過去がある驚愕の事実です

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」の中でも群を抜いて個性的なキャラクター「ザノバ」。

ザノバはシーローン王国の第3王子であり、特殊な能力の持ち主です。

その能力ゆえに色々とやらかした過去も持ち合わせています。

今回はザノバのプロフィールや特徴、ルーデウスとの出会い、母国でクーデターの遭った際のエピソード、研究の行方、ザノバ商店、死亡エンドなどをご紹介します。

 

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【無職転生】ザノバのプロフィールは?(小説Ver)

ザノバは人族であり、シーローン王国の第3王子です。

ひょろりと長い体格に、面長の顔で丸い眼鏡を付けています。

ザノバの特徴として欠かせないのが、重度の人形フェチであること。

「余を不自由とする」という観点から人間を嫌う個性的なキャラクターです。

しかし、ルーデウスと親交を深めるうちに人間味のあるキャラクターに変わっていきます。

 

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【無職転生】ザノバは人間嫌いだが意外と社交家!!(小説Ver)

ザノバは人間が嫌いであるのに、周りにはよく好かれる社交家の一面も持ち合わせています。

ザノバは、その場に合わせた失礼のないふるまいをすることが、やろうと思えばできるのです。

ルーデウスに指摘されてすぐにふるまいを改めることができます。

これは彼が王族であることに加え、実は賢さも備えていることの表れだと思われます。

人形以外の芸術品への知識も深いために、甲龍王ペルギウスにも気に入られ、芸術品を持ち込んでは語り合うという仲です。

 

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【無職転生】ルーデウスに弟子入り!!2人の出会いは!?(小説Ver)

ザノバはルーデウスに弟子入りしています。

それにはこんな経緯がありました。

 

グレイラット家の家族であるリーリャがシーローン王国に監禁されていることを知り、ルーデウスは救出に向かいました。

しかし、第7王子パックスの策略にはまり、ルーデウスは魔力無効の結界の中に監禁されてしまいます。

そこに現れたのがザノバです。

ザノバはルーデウスの持ち物の中にあった、ルイジェルド人形を見て、その製作者を知りたがっていました。

最初は警戒して偽っていたルーデウスでしたが、次に取り出されたロキシー人形を褒めたたえるザノバに、2つの人形の製作者であるルーデウスの気分が良くなっていきます。

ロキシー人形がザノバに改変されていることに気づいて思わず、製作の意図を熱く話してしまいました。

製作者がルーデウスであることを知ったザノバはその場で五体投地(土下座よりももっと地面に体をつける最も丁寧な礼拝姿勢)して、ルーデウスを師匠と呼ばせてほしいと頼みました。

ルーデウスは現在の窮地を助けてもらった暁には、ザノバを弟子にすると約束します。

 

ルーデウスは無事窮地を脱したものの、ザノバは弟であるパックスを人質に取り、自分のいうことを聞かないと暴れると脅してルーデウスを救出したため、留学という名の国外追放となることに。

ルーデウスはいつかまた会えたときに人形の作り方を教えることを約束しました。

そして、ラノア魔法大学で2人は再会し、友情を育んでいくのでした。

 

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【無職転生】「怪力の神子」!!見逃された数々の所業とその理由!!(小説Ver)

この世界には生まれつき魔力に異常があり、見た目は普通ですが、異常な能力を持って生まれてくる者がいます。

有用な能力を持って生まれてきたものを神子、有用ではないとみなされると呪子と呼び分けられますが、ザノバは神子です。

生まれつきの怪力と頑丈な体を持ち、物理攻撃がまるで通用しない体質で、「怪力の神子」と呼ばれています。

ちなみに、物理攻撃が無効化されるため自分の体を鍛えるということができず、足も遅いのだそうです。

 

彼の怪力ゆえの所業は、凄惨なものでした。

彼はわずか3歳のときに、力の加減ができず赤ん坊だった正妃の子・第4王子の首を引きちぎって殺害してしまったのです。

そのことで妾だったザノバの母親は国外追放になってしまいました。

また15歳のときには王族として政略結婚し、新婚初夜に豪族の娘の首をねじ切り、内乱を発生させたこともありました。

事を重く見た国王がザノバの親衛隊員を取りあげて軟禁することを決めた際、兵士が国王の命を受けてザノバから人形を取りあげようとして、やはり首を引き抜かれて亡くなっています。

その経緯から「首取り王子」の異名を持っています。

 

このようなふるまいがあっても追放されなかったのは、ザノバが神子だったから。

いつかは戦力として役に立つだろうと国からは思われたのです。

ルーデウスと出会い問題を起こしたことでザノバは処分を受けますが、そこでも留学という名の国外追放で済まされました。

そればかりかシャリーアに来てからも国から大量の生活資金が送られてきます。

それはいざという時のために、国がザノバに守ってもらうためです。

他国との戦争は余の義務であり、そのために生かされていろんな所業も許されてきたとザノバは語ります。

 

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【無職転生】重度の人形フェチ!!けど人形作りはジュリエットにお任せ!?(小説Ver)

ザノバは3歳のときから人形を好んでいた重度の人形フェチです。

本人が「人形以外に興味はない」と断言しています。

ルーデウスいわく「変態。人形を愛している。偏愛している」。

怪力の神子の彼も人形を扱うときだけは慎重で、見ていてわかるくらい優しい手つきで人形をなでるのです。

 

ラノア魔法大学でルーデウスと再会したときには、弟子として人形作りの方法を教えてもらうべく1カ月ルーデウスにせっつき、とうとう修行を開始することに。

ところが、ザノバの修業は最初から頓挫しました。

まず、魔術で土人形を作る方法を試したのですが、それはルーデウスの魔力総量と無詠唱魔術の心得、そしてこれまでの積み重ねがあって初めてできる難しいものでした。

のちに無詠唱魔術の心得のあるフィッツも試していますが、「僕にはできない」と言っています。

次に試したのは、材料を削って作る地道な方法。

しかしこれはザノバにとってこの上なく難しい作業でした。

怪力の微調整ができなかったのです。

取り扱うまではできるものの、力加減と調整しながら削るという作業に困難がありました。

ザノバは情熱を持って両方の方法に取り組み、材料を削る方法では完成までこぎつけますが、その出来はルーデウスが「決して笑うまい」とわざわざ決意するようなものでした。

 

頓挫した人形作りの修業は、奴隷を雇って作らせることで解決することになりました。

ザノバは貴族ですから、人を使ってやらせるということにも抵抗はなかったようです。

奴隷市場で、手先の器用そうで魔力総量の成長が見込める5歳くらいの炭坑族(ドワーフ族)を探して出会ったのが、名もなきドワーフの女の子でした。

ザノバは奴隷の女の子に「ジュリアス」と名付けようとしました。

それはかつて自分が首取りをしてしまった第4王子の名前。

ルーデウスは思いをくみ取りつつ、女の子なので「ジュリエット」を提案しました。

そして晴れてザノバの人形作りのため、ルーデウスはジュリエットの修業をすることになったのです。

しかし、ザノバも人形作りをジュリエットに任せきりではありませんでした。

ルーデウスの提案で、材料を削る方法での修行は続けることになったのです。

人形を愛する彼がいつか自分で作りたくなったときのためにした、ルーデウスの配慮でした。

 

人形作りにはルーデウスの下心もあります。

ザノバの財力を利用してロキシー人形を広めたい、ルイジェルド人形を広めてスペルド族の名誉挽回を図りたい、うまく事が運べばよいという種まきの状態でもあったのです。

 

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【無職転生】母国のクーデター・帰郷は全てヒトガミの陰謀だった!?(小説Ver)

ザノバの母国シーローン王国でクーデターが発生し、ザノバは国を守るために帰郷します。

そこにはヒトガミの陰謀があったのです。

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ザノバの決意

ある日、ルーデウスはザノバとクリフたちがもめているところに遭遇します。

ザノバの母国シーローン王国で、第7王子パックスがクーデターを起こし、国王となったとの知らせがありました。

そして、クーデター直後で防衛の手薄になったシーローン王国に、戦力として「怪力の神子」である王子ザノバに招集がかかったということでした。

実際にシーローン王国を狙って攻めてきている国があり、ザノバに早急に帰郷するよう要請されていました。

クリフたちは、かつてザノバがパックスに恨まれていること(前述の出会いの際の策略阻止)、パックスの人となり、クーデターによりパックスが肉親を全て殺していることから、命の心配をしてザノバの帰郷に反対していたのです。

しかし、ザノバの帰郷し招集に応じるという決意は固く、誰の説得も聞き入れませんでした。

ルーデウスが理由を問うと、ザノバの理屈はこういうものでした。

自分は神子であるがゆえに、色々な所業に目をつぶり、許されてきた。

それもこれも国の有事の際の戦力になることを念頭に置いてのこと。

国を守る戦争が起こっているならば、自分は行かなければならない。

神子として育て、許され、豊かに暮らしてきたことへの義務として国を守るために戦う。

ルーデウスは説得を断念し、ザノバを守るためについていくことにしました。

 

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ヒトガミの陰謀

オルステッドによるとパックスは30年後にクーデターを起こし、パックスの統治する国で重要な人物が発生する予定でした。

ルーデウスがオルステッドにザノバの件を報告すると、予定が早まっていることから、今回の件にヒトガミが関わっている可能性は高いと判断します。

パックスのクーデターを失敗させるためなのか、ルーデウスを誘い出して殺すためなのか、その両取りを目論んだのか。

ヒトガミの罠である可能性もある中、ルーデウスはザノバを守るため、旅立つのでした。

 

結果、パックスが統治したシーローン王国をザノバは他国からは守ることはできたのです。

しかし、パックスに対してのクーデターが新たに勃発し、何をやってもうまくいかないと絶望したパックスは自殺してしまいます。

今回のヒトガミの陰謀は、ふたを開けてみればパックスが国を統治する未来を潰すこと(=重要な人物の発生を妨げること)が目的だったのです。

パックスの自殺により、ヒトガミの目的は果たされてしまいました。

ザノバは、自分が戦死したことにして地位と国を捨てる決意をし、シャリーアにルーデウスと共に帰るのでした。

 

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【無職転生】ザノバが変わったのはルーデウスのおかげ!帰郷を決めた気持ち(小説Ver)

ザノバはもともと、人間と人形の区別があまりついていませんでした。

人形のことは手放しで好き。

人間は「嫌いな人形」と表現しています。

うるさいことを言って自分の邪魔ばかりする疎ましいモノでしかなかったのです。

 

それが変わったのはルーデウスと出会ってから。

師匠に弟子入りし、人形作りに取り組む中で、うまくできないザノバをルーデウスが決してあきらめず見守ってくれたように感じていました。

ジュリエットを迎えましたが、小さな子どもの世話をするのは最初面倒にしか思わなかったようです。

しかし人形作りのためと続けるうちに、期待に応えようとジュリエットが育っていくのを見て嫌悪感はなくなり好ましく思うようになりました。

見守ってくれる人と見守る対象ができたことがザノバを変えたようです。

この頃から人間と人形の区別がつくようになったと言います。

 

シーローン王国からの招集があったとき、ルーデウスが家族や友人を大切にするように、パックスや故郷のことを大切にしたくなったようです。

ルーデウスと出会っていなければ、感じえなかった気持ちでしょう。

かつて人形と人間の区別がつかなかった頃に、自分に接触をしようとしてくれたパックス。

ザノバは自分でも自覚しないうちから「弟だから助けたい」という感情で、体がシーローン王国に向けて動いていたのです。

そして、弟を失った今、仇であるヒトガミとの戦いにザノバは参戦することを決めたのでした。

 

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【無職転生】ザノバが研究した自動人形はその後どう展開する!?(小説Ver)

ザノバが後に完成させる自動人形は、元は狂龍王カオスが、後にシャリーアのグレイラット邸となる館で研究していたものだそうです。

地下室の隠し部屋にある台座で魔力を補充し、屋敷の掃除、及び侵入者の排除を行う役目をしていたそうです。

未完成だったこの人形を再現、完成させようとザノバが研究し、その研究成果によってザリフの義手や魔導鎧が造られました。

老デウスの時間軸では、ザノバは自分で思考し行動する人形を完成させます。

人形は14番目の傑作であることからフォーティと名付けられました。

フォーティの姉妹機を量産し魔法三大国へ販売したそうです。

 

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【無職転生】ザノバ商店って何をしているところ??(小説Ver)

ザノバ商店はオルステッドの傘下にある組織です。

資金の獲得と、技術者の育成が目的というのが表向き。

実際はスペルド族の名誉回復のためにルイジェルド人形の製造・販売をする活動から作られました。

ルーデウスとザノバで、ルイジェルド人形の量産体制を整え、販路を確保する活動をしています。

 

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【無職転生】ザノバの死亡エンドが存在!?なぜ彼は死んだ!?(小説Ver)

老デウスの日記によれば、ザノバはルーデウスがロキシーの病気を治すためにミリス神聖国に行く際に協力しました。

ザノバはそのことで、ミリス神聖国の神殿騎士団に目をつけられて殺されてしまうという死亡エンドが予定されていたのです。

老デウスが未来から来たことで、ルーデウスが未来を変え、死亡エンドは回避されています。

 

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まとめ

ザノバと言えば人形フェチ。

ですが、それだけではなくルーデウスとの出会いから、人間らしさを育んでいました。

ルーデウスと出会わなければ母国のクーデターなど無視していたことでしょう。

母国を守りたい、弟パックスを助けたいという気持ちはザノバの成長の表れと思われます。

ルーデウスもまたザノバに助けられたことが幾度もある親友同士です。

2人の友情にも注目し、漫画や小説で「無職転生~異世界行ったら本気だす~」を楽しみましょう。

この記事のまとめ
  • ザノバは神子として育った
  • ルーデウスとの友情が変化を促す
  • 怪力ゆえの悲劇的過去
  • クーデターで国を守る決意
  • 人形作りをジュリエットに託す
  • ヒトガミの陰謀が影響した
あいり
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