- タクミはイタリア料理の天才
- メッザルーナを賭けた激闘
- タクミが敗北しメッザルーナ奪取
大人気料理漫画「食戟のソーマ」
数多くの魅力的なキャラクターの1人、主人公の初めてのライバルであるタクミ・アルディーニ
彼はいったいどんな人物なのでしょうか。
目次
【食戟のソーマ】「トラットリア・アルディーニ」の跡取り息子
今晩TVアニメ22話放送!タクミ、イサミのアルディーニ兄弟「真剣勝負」‼ MBSは時間変更、18分遅れの26:58~になります。http://t.co/bf2IAw4we7 #shokugeki_anime pic.twitter.com/AKgjcuCBzb
— 『食戟のソーマ』公式 (@syokugeki_off) September 4, 2015
実家であるイタリアの大衆食堂でプロの料理人として腕を磨いてきたタクミ・アルディーニ。
即興でイタリア料理を応用し、アレンジする料理センスと対応力は現場で生きてきた料理人の感覚があればこその技です。
双子の弟であるイサミ・アルディーニは大切な弟であると同時に自他ともに認めるパートナー、三日月の意味を持つMezzaluna(メッザルーナ)は二人の連携には欠かせない包丁です。
イサミは兄とは対照的に誰にでもおっとりと物腰柔らかで、恥ずかしい失敗をするタクミを影ながらフォローしたり、時には一緒にいじったり塩を塗ったりととても兄思いの良くできた弟。
ちなみにタクミは入学して早々ファンクラブが発足するほどの美男子であり、秋の選抜の時点で87名も加入しているほどの一大グループと化しています。
【食戟のソーマ】合宿初日で創真へライバル宣言
お食事処ゆきひらを長く支えてきた幸平が編入生代表として生徒の前で「客の前に立ったこともない連中に負けるつもりはないっす」と大々的に宣言し、案の定大ブーイングを受けてしまいます。
この宣言は同じ現場で生きてきたタクミを焚きつけるには十分な言葉でした。
合宿初日に偶然同じ課題に当たった幸平に対してタクミは宣戦布告を行い、和食をテーマにした料理勝負へと発展。
時間や状況という概念に捕らわれず、合鴨という食材を発見し短時間で捌き調理するという仕事を難なくこなすアルディーニ兄弟、繊細かつ素早い包丁さばきは芸術とも言えます。
アルディーニ兄弟はイタリア料理の材料を和食に用いられる材料で応用し、異なる文化を融合させながら和食として成立させた合鴨の香り焼きを作ります。
対する幸平は柿の種を用いたザクザクとした触感を持たせた岩名のお柿揚げを提供する。
甲乙つけがたい仕上がりに試験官が判定をつけることができず逃げられてしまい、タクミは改めて幸平に対して宣戦布告を行います。
【食戟のソーマ】熱血で負けず嫌いなのに天然な性格、可愛らしい一面も
イサミはクールで知的なライバルかと思いきや、店の看板を掛けた勝負において試験官に審査を頼んだ際に断られ赤面。
幸平が預けた柿の種を潰してしまった際に素で謝罪。
「また会おう!」と決め台詞を放った直後にバスで相席になった幸平に「また会ったな!」と煽り倒される。
幸平のピンチにはすぐに駆け付け、心配するなど可愛らしい一面も持ち合わせた残念なイケメンです。
ですが、食戟によって奪われた包丁、メッザルーナを幸平が取り返した際には
「メッザルーナは今幸平のものだ。いつか必ず取り返す。食戟で君に勝利してだ。それまで預かっておいてくれ」と静かに言い残し退場。
タクミは自身の信念は自らの手で取り戻すという料理人としてのプライドをかけ、幸平を超えるべき好敵手として、幸平もタクミを切磋琢磨する親友として再認識します。
【食戟のソーマ】メッザルーナを賭けた美作との食戟
宿泊研修を乗り切った1年生に待っていたのは「秋の選抜」と呼ばれる美食の祭典。
予選を勝ち抜いたタクミを待っていたのはキング・オブ・ストーカーこと美作昴でした。
美作は二人の前でメッザルーナにガムを吐きつけイサミを愚弄、タクミを挑発し食戟へと引きずり込みます。
テーマはスイーツ、タクミはアイスクリームのような冷たさとケーキのふわりとした触感を併せ持つセミフレッドを選択しました。
しかし「微に入り細を穿つ」を信条とした相手の経験や技術から思考までをも読み切る美作によって出された品は、同じデザートに見えてアレンジをいくつも加えたタクミの上をいくイタリア発祥のスイーツのセミフレッド。
追い詰められたタクミでしたが、お守りとして持ち込んでいたオリーブオイルを使用したレモンカードを仕込むことで第4の層を取り入れた新しいセミフレッドを作るも、咄嗟の機転すらも美作に予測され敗北してしまったタクミは、イサミへの暴言を取り消すこともできず、メッザルーナを奪われてしまいます。
【食戟のソーマ】スタジエールで時雨煮をマスター
幸平達がそれぞれのスタジエール(実地研修)をこなしている頃、タクミは料亭「藤雨」で働いていました。
その店では牛の時雨煮がお土産として用いられるほど人気の品で、タクミは残っていた時雨煮を一口食べるとその甘味とうま味に衝撃を受けます。
親方に時雨煮について訪ねると、味の秘密はなんと生姜の切り方。
針のように切る針切りは千切りよりも繊細な技によって築き上げた味でした。
「この味!技術!絶対に盗んでやる!」
【食戟のソーマ】出張版トラットリア・アルディーニで売上一位
遠月学園で行われている学園祭はもちろんただの文化祭ではありません。
月饗祭とは遠月学園の学園祭で、5日間で50万人を動員する大規模なイベントです。
そこでは生徒達が個人や研究会で模擬店を出すことができ、毎日夕方には日ごとの売り上げ順位、最終日には通算総売り上げ順位が発表されます。
ここで赤字を出した生徒は退学になるという、経験や注目を集めるチャンスでもあり学園生活が終わってしまう諸刃の剣なのです。
タクミ・イサミの二人は実家の大衆食堂で培った技術と経験を遺憾なく発揮。
「出張版トラットリア・アルディーニ」は連日大盛況を博し、初日の売り上げで1位、最終日の通算売り上げもエリアで1位に輝きます。
しかし、幸平が模擬店の勝負において劣勢だと聞きつけ自分達の店を開けてイサミと共に助太刀に駆けつけるタクミ。
そこには合宿からの仲である田所、丼研の水戸、すみれ通り商店街の富田会長達だけでなく、そこにはかつてイサミを侮辱し誇りである包丁を奪った美作も幸平をサポートするべく集まっていました。
友人たちの助力もあり、4日目の売り上げでは久我飯店を抜き1位に躍り出ました。
【食戟のソーマ】連隊食戟で叡山と牛肉バトル
連隊食戟とは、一般的な食戟とは違いチームでの協力することが認められ、仲間とのチームワームが大切とされている。
敗者はそれ以降の調理には参加できず、勝者のみが引き続き参加する勝ち抜き戦方式。
3rd BOUT第2カードでタクミが争うのはかつて秋の選抜において美作昴を差し向けた張本人の第七席 叡山枝津也。
お題の牛肉を用いて叡山はアーティチョークという苦味成分シナリンを多く含む野菜をソースに用いることで、審査員の味覚を阻害しタクミの出す料理を妨害しつつ極上の牛ローストを仕上げました。
しかしタクミは叡山の妨害工作を予測し、逆に自身の皿の引き立て役として利用します。
対戦相手を観察し、思考し、料理を完成させる。
それはかつて叡山が差し向けた美作を思い起こさせるようでした。
こうして完成した「双つの月が輝くピッツァ」は叡山のアーティチョークの苦味、スタジエールで盗んだ時雨煮の甘味、クアトロ・フロマッジの塩味を生かし、実家の大衆食堂で気づき上げたピッツァの経験と遠月学園で吸収した知識を用いて見事勝利をつかみ取ります。
拳を力強く握り「グラッツェ!」と返すその姿は、秋の選抜で見せた姿からは想像もできないほどの成長を遂げていました。
【食戟のソーマ】第二席 小林竜胆と「ヤリイカ」勝負で敗退
🎊10月15日は 希少食材ハンター 小林竜胆先輩 (cv. #伊藤静 さん)のお誕生日🐊🐜
第90期生で遠月十傑評議会の第二席‼
ワニ肉や蟻酸など一風変わった食材で、審査員をうならす料理を創り出します✨こんな先輩がいたら楽しそうですよね♪#shokugeki_anime pic.twitter.com/v9PQZwTLEB
— 『食戟のソーマ』TVアニメ公式 (@shokugeki_anime) October 15, 2021
4th BOUTで再度参加したタクミの対戦相手は第二席 小林竜胆。
テーマ食材はヤリイカ、審査員の交代など予想外の事態もあり動揺が走る会場で二人は調理を続行します。
小林竜胆が先に仕上げサーブすると思いきや、タクミも仕上げ同時にサーブすることに。
タクミはイタリアの郷土料理である「カラマリ・リピエーニ」をアレンジ、詰め物にイカの内臓であるわたを使用し旨味を凝縮、さらにソースにも使用することで内と外からイカの味わいを演出する新しい料理へと発展させます。
しかし小林竜胆の作った品は繊細な調理過程とは裏腹に、日本ではお目にかかることのできないアマゾン川に生息しているピラルクと呼ばれる巨大魚を用い、マッシュポテトをベースにした料理、カウサを完成。
ただ奇をてらうだけでなく、野性味あふれるピラルクに絶妙な火入れを行いヤリイカの風味を際立たせることで審査員を虜にしてしまいます。
審査員である薊の審議に異議を立てる余地もなくタクミは3対0で完敗、連隊食戟から離脱することになりました。
【食戟のソーマ】新十傑 第七席となり打倒創真を目指す!
薊政権を打倒した反逆者チームは第一席として幸平創真、総帥に薙切えりなを据えた新政権を発足。
第一席となった幸平は指名された直後、全校生徒に向かって「誰でも俺の第一席狙って挑んでこいおらー!」と宣言したことで、食戟は思想や概念に縛られない互いを高めあうための場所として生まれ変わります。
タクミ・アルディーニはそんな新十傑で第七席に着任。
3年生が卒業した後は2年生として後輩の面倒も見つつ、十傑として新たな危険因子である真夜中の料理人(ノワール)を捕まえるべく福岡の博多湾でイサミと一緒に小型船舶を追い回しています。
まとめ
タクミ・アルディーニ
知的な美男子かと思いきや、プライドが高く負けず嫌いな子供っぽい一面や仲間を誰よりも大切にする情に厚い好敵手の一面もあり、さらに弟思いだなんてイサミが羨ましくなってしまいます!
薙切えりな政権発足後については舞台が移動してしまっているため詳しくは考察になりますが、タクミと幸平は毎日のように食戟をしているかもしれません。
お互いがお互いの料理をうまいと言いながら「次は負けない!」と勝負を申し込む姿が容易に想像できてしまいますね。
卒業するまでに決着は着くのでしょうか?
ここまでご覧いただきありがとうございました!
- タクミは即興料理が得意です
- メッザルーナは兄弟の絆です
- 幸平との勝負で成長しました
- スタジエールで技術を磨きました
- 新十傑での活躍が期待されます
- 料理に賭けるプライドがあります
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