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タクミの声優は誰なのか
結論から言うと、タクミ・アルディーニの声優は花江夏樹さんです。双子の弟イサミは小野友樹さんが演じています。
2人の誕生日は、そろって7月19日でした。実家はイタリアの大衆食堂「トラットリア・アルディーニ」で、叔父の薦めで遠月学園へ編入してきます。
この記事でわかること
- 声優と、兄弟のプロフィール
- メッザルーナが何を意味するのか
- 食戟の戦績を勝敗つきで一覧に
- 美作昴に敗れて失ったもの
- 新十傑での立ち位置
アルディーニ兄弟のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タクミの声優 | 花江夏樹 |
| イサミの声優 | 小野友樹 |
| 誕生日 | 2人とも7月19日 |
| 実家 | イタリアの大衆食堂「トラットリア・アルディーニ」 |
| 愛用の包丁 | メッザルーナ(三日月の意味) |
| 最終的な地位 | 新十傑 第七席 |
タクミは、実家の食堂でプロの料理人として腕を磨いてきました。
即興でイタリア料理を応用し、その場でアレンジする対応力が持ち味です。現場で生きてきた料理人の感覚がなければ、出てこない技でした。
弟のイサミは、兄とは対照的におっとりした性格です。
誰にでも物腰が柔らかく、恥ずかしい失敗をするタクミを影でフォローします。かと思えば一緒になっていじったり、傷口に塩を塗ったりもする弟でした。
ちなみにタクミは、入学して早々にファンクラブができています。
秋の選抜の時点で、加入者は87名にのぼりました。作中でも指折りの美男子として扱われています。
メッザルーナが意味するもの
メッザルーナは、イタリア語で三日月を意味する言葉です。
その名のとおり、三日月の形をした包丁になります。アルディーニ兄弟の連携には欠かせない、2人の象徴でした。
イサミはタクミにとって、大切な弟であると同時にパートナーです。
その関係を目に見える形にしたのが、この包丁でした。だからこそ、これを賭けた食戟が物語の分かれ目になります。
僕はこう読む
メッザルーナが1本しかないのが、この兄弟の設計だと思っています。
2人で1つの包丁を使うので、片方だけでは完成しません。
だから奪われたときに失ったのは、道具ではなく関係のほうでした。
タクミが取り返すと言い続けたのも、そこが理由です。
包丁なら買い直せますが、2人の形は買い直せません。
三日月という名前も、欠けた状態を指しています。
設定の細かさがちゃんと物語に効いていると読んでいます。
タクミの食戟の戦績
| 相手と場面 | 結果 |
|---|---|
| 幸平創真(合宿・和食) | 試験官が判定できず、勝負つかず |
| 美作昴(秋の選抜・スイーツ) | 敗北。メッザルーナを奪われる |
| 叡山枝津也(連隊食戟・牛肉) | 勝利。双つの月が輝くピッツァで制す |
| 小林竜胆(連隊食戟・ヤリイカ) | 3対0で完敗し、離脱 |
勝ち星は多くありません。
それでも、負けた相手からその都度何かを持ち帰っています。この記事で追うのは、その1本ずつの中身です。
合宿初日のライバル宣言
すべての始まりは、幸平創真の宣言でした。
編入生代表として「客の前に立ったこともない連中に負けるつもりはないっす」と言い放ちます。大ブーイングを浴びましたが、同じく現場で生きてきたタクミには火をつけました。
合宿初日、偶然同じ課題に当たった2人が対決します。
テーマは和食でした。アルディーニ兄弟は合鴨を見つけて短時間で捌き、イタリア料理の手法を和食へ応用します。
できあがったのが「合鴨の香り焼き」です。
対する幸平は、柿の種を使った「岩名のお柿揚げ」を出しました。甲乙つけがたい仕上がりに、試験官は判定を放棄して逃げてしまいます。
タクミは改めて、幸平へ宣戦布告しました。
熱血で負けず嫌い、それでいて天然
タクミはクールで知的なライバルに見えます。
ところが実際は、かなり残念な一面を持っていました。試験官に審査を断られて赤面したり、幸平の預けた柿の種を潰して素で謝ったりします。
決め台詞の扱いも、その一例です。
格好よく「また会おう!」と言い残した直後、バスで幸平と相席になりました。そこで「また会ったな!」と煽り倒されています。
それでいて、幸平のピンチにはすぐ駆けつけます。
プライドが高く負けず嫌いで、仲間を誰よりも大切にする人物でした。この落差が、タクミというキャラクターの魅力になっています。
美作昴との食戟で敗れた
秋の選抜の予選を勝ち抜いたタクミの前に現れたのが、美作昴でした。
キング・オブ・ストーカーと呼ばれる人物です。美作は2人の前でメッザルーナにガムを吐きつけ、イサミを愚弄して食戟へ引きずり込みました。
テーマはスイーツです。
タクミが選んだのは、アイスの冷たさとケーキの食感を併せ持つセミフレッドでした。ところが美作が出したのも、同じセミフレッドです。
しかもアレンジをいくつも重ね、タクミの上を行く仕上がりでした。
美作の信条は「微に入り細を穿つ」で、相手の経験や技術、思考まで読み切ります。追い詰められたタクミは、お守りとして持ち込んでいたオリーブオイルに賭けました。
レモンカードを仕込み、第4の層を持つ新しいセミフレッドを作ります。
ところが、その咄嗟の機転すら美作には予測されていました。敗北したタクミは、イサミへの暴言を取り消すこともできず、メッザルーナを奪われます。
僕はこう読む
この敗北でいちばん重いのは、負け方が完全に読まれていたことだと思っています。
最後の機転まで、相手の想定の内側にありました。
つまりタクミは、持っているもの全部を出して負けています。
手を抜いた、運が悪かった、という逃げ道がありません。
そのうえで弟を守る言葉も取り消せませんでした。
料理人としても兄としても、同時に敗れた場面です。
ここから立ち上がるまでを描くための負けだったと読んでいます。
幸平が取り返したメッザルーナ
奪われたメッザルーナを、のちに幸平創真が取り返します。
ところがタクミは、それを受け取りませんでした。「メッザルーナは今幸平のものだ。いつか必ず取り返す。食戟で君に勝利してだ。それまで預かっておいてくれ」と言い残して去ります。
自分の信念は、自分の手で取り戻すという意思表示でした。
この一件で、2人の関係が定まります。タクミにとって幸平は超えるべき好敵手になり、幸平にとってタクミは切磋琢磨する親友になりました。
スタジエールで盗んだ時雨煮
スタジエール(実地研修)で、タクミは料亭「藤雨」に入ります。
そこでは牛の時雨煮が、土産として人気の品でした。残っていた時雨煮を一口食べたタクミは、その甘味とうま味に衝撃を受けます。
親方に聞いた味の秘密は、意外なものでした。
生姜の切り方だったのです。千切りよりさらに細い針切りという技が、あの味を作っていました。
タクミの反応は「この味!技術!絶対に盗んでやる!」でした。
この時雨煮が、のちの連隊食戟で決め手になります。
月饗祭で売上1位を取った
遠月学園の学園祭は、月饗祭と呼ばれます。
5日間で50万人を動員する規模のイベントです。生徒は模擬店を出せますが、赤字を出した生徒は退学になります。
アルディーニ兄弟は、実家で培った技術をそのまま持ち込みました。
「出張版トラットリア・アルディーニ」は連日大盛況になります。初日の売上で1位、最終日の通算売上もエリア1位に輝きました。
ところがタクミは、自分の店を閉めます。
幸平の模擬店が劣勢だと聞いて、イサミとともに助太刀へ向かったからです。そこには田所や丼研の水戸、すみれ通り商店街の富田会長だけでなく、美作の姿もありました。
イサミを侮辱し、包丁を奪った相手が同じ側に立っています。
この助力もあり、4日目の売上では久我飯店を抜いて1位に躍り出ました。
僕はこう読む
タクミが1位の店を閉めて助けに行くところが、この作品らしいと思っています。
売上1位は、実家の看板を背負った成果でした。
それを自分から止めて、ライバルの店へ走っています。
しかも隣には、包丁を奪った美作が並んでいました。
勝ち負けで人を切らない、という価値観が全員に共有されています。
食戟という制度が、友達を作るために使われた回でした。
料理漫画としていちばん気持ちのいい場面だと読んでいます。
叡山枝津也に勝った双つの月
連隊食戟は、チームでの協力が認められる勝ち抜き戦です。
敗者はそれ以降の調理に参加できません。3rd BOUT第2カードでタクミが当たったのは、第七席の叡山枝津也でした。
秋の選抜で、美作を差し向けた張本人です。
お題は牛肉でした。叡山は苦味成分シナリンを多く含むアーティチョークをソースに使い、審査員の味覚を阻害してきます。
そのうえで、自分は極上の牛ローストを出すという妨害工作でした。
ところがタクミは、この妨害を予測していました。逆に自分の皿の引き立て役として利用してしまいます。
相手を観察し、思考し、そのうえで料理を完成させる。
かつて自分を破った美作のやり方でした。完成した「双つの月が輝くピッツァ」は、叡山の苦味・時雨煮の甘味・クアトロフロマッジの塩味を生かした一皿です。
実家で積み上げたピッツァと、遠月で吸収した知識が噛み合いました。
拳を握って「グラッツェ!」と返すその姿は、秋の選抜からは想像できない成長でした。
小林竜胆に3対0で完敗
4th BOUTで再登場したタクミの相手は、第二席の小林竜胆でした。
テーマ食材はヤリイカです。審査員の交代など予想外の事態もあり、会場に動揺が走るなかで調理が続きます。
タクミが選んだのは、イタリアの郷土料理カラマリ・リピエーニでした。
詰め物にイカのわたを使って旨味を凝縮し、ソースにも同じものを使います。内と外からイカの味を立ち上げる、新しい形の一皿でした。
ところが小林竜胆が出したのは、まったく別の方向です。
アマゾン川に生息する巨大魚ピラルクを使ったカウサでした。奇をてらうだけでなく、絶妙な火入れでヤリイカの風味まで際立たせています。
結果は3対0でタクミの完敗でした。
審査員である薙切薊の審議に、異議を挟む余地もありません。ここでタクミは、連隊食戟から離脱することになります。
新十傑 第七席になった
薊政権が倒れたあと、新しい体制が発足します。
第一席は幸平創真、総帥は薙切えりなです。幸平は指名された直後、全校生徒へ「誰でも俺の第一席狙って挑んでこいおらー!」と宣言しました。
食戟が、互いを高め合うための場に生まれ変わった瞬間です。
タクミはこの新十傑で、第七席に着任しました。かつて自分を破った叡山と同じ席です。
3年生の卒業後は、2年生として後輩の面倒も見るようになります。新たな危険因子である真夜中の料理人(ノワール)を追い、福岡の博多湾でイサミと小型船舶を追い回していました。
まとめ
タクミ・アルディーニの声優は、花江夏樹さんです。双子の弟イサミは小野友樹さんで、2人の誕生日はそろって7月19日になります。
実家はイタリアの大衆食堂で、愛用の包丁メッザルーナは三日月の意味です。
合宿では幸平創真と勝負がつかず、秋の選抜では美作昴に敗れました。そこでメッザルーナを奪われ、取り返した幸平にも「預かっておいてくれ」と言って受け取りません。
連隊食戟では叡山枝津也に勝ち、小林竜胆に3対0で敗れています。最後は新十傑の第七席に着任しました。
原作は2019年に全315話・全36巻で完結しています。
タクミの評価は、どこを見るかで変わります。実家仕込みの即興の腕を取るか、負けるたびに相手のやり方を取り込んできた学習の速さを取るかで、印象が変わってきます。
僕はこう読む
タクミの戦績を並べると、勝ったのは1回だけです。
それなのに弱いキャラクターだと思っている読者はいません。
負けた相手のやり方を、全部その場で持ち帰っているからです。
美作の読み合いは叡山戦で使い、時雨煮の技も同じ皿に入りました。
勝敗の記録ではなく、材料の蓄積で語られる人物になっています。
包丁を取り返さないと決めたのも、同じ考え方でしょう。
手に入れる順番を自分で決める人だと読んでいます。
だからタクミの評価は、腕と学習の速さのどちらで読むかで割れます。実家仕込みの即興の腕を取るか、負けるたびに相手のやり方を取り込んできた学習の速さを取るかです。
——あなたは、タクミ・アルディーニの魅力は実家仕込みの即興の腕だと思いますか。それとも、負けるたびに相手のやり方を取り込んできた学習の速さのほうだと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
タクミ・アルディーニについて、よく出てくる疑問をまとめました。
Q. タクミの声優は誰ですか。
A. 花江夏樹さんです。双子の弟イサミは、小野友樹さんが演じています。
Q. メッザルーナとはどういう意味ですか。
A. イタリア語で三日月です。アルディーニ兄弟の連携に欠かせない包丁になります。
Q. 美作昴との食戟の結果はどうなりましたか。
A. タクミの敗北です。メッザルーナを奪われ、イサミへの暴言も取り消せませんでした。
Q. タクミは幸平創真に勝ったことがありますか。
A. 合宿での対決は判定がつきませんでした。食戟での決着はついていません。
Q. 連隊食戟ではどうなりましたか。
A. 叡山枝津也に勝ち、次の小林竜胆に3対0で敗れて離脱しています。
Q. 最終的な地位は何ですか。
A. 新十傑の第七席です。原作は2019年に全315話・全36巻で完結しました。
対戦相手の側も追えます。創真のベストバウトも、才波城一郎も、叡山枝津也もその先に。
タクミとのドローこれが創真のベストバウト!十傑第一席が見せた実力とは?幸平創真から見ると、タクミとの初戦はドローだったという話です。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月18日


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