長らく名前だけの登場だった「世界政府」の天才科学者ドクターベガパンク。
「最終章」に突入した「ワンピース」で遂にその姿を現しました。
今回はこのドクターベガパンクとは一体どんな人物なのか、詳しく見ていきたいと思います。
目次
【ワンピース】ドクターベガパンクのプロフィール
ドクターベガパンクは「世界最大の頭脳を持つ男」と謳われる65歳の「天才科学者」です。
研究チーム「MADS」→パンクハザード研究所所長 →海軍特殊科学班班長という肩書きを持っています。
「ワンピース」作中では「ある科学者が人智を超えた新技術を海軍に提供している」と度々、名前だけ登場していました。
そして、「最終章」に突入した第1066話にて初登場しています。
【ワンピース】ドクターベガパンクの特徴
遂に登場したドクターベガパンクてすが、常に大きな舌を出し、割とテンションが高くノリも良いジジイである事が特徴です。
見た目的にはとても天才科学者には見えませんが、人類が500年をかけて到達する域という頭脳を持っていると言われています。
【ワンピース】ドクターベガパンクの性格とは?
天才科学者のドクターベガパンクですが、一切の妥協を許さない完璧主義者です。
自分の意見は決して曲げず、衣着せぬ物言いで相手を突っぱねる事もある生粋の正直者な性格をしています。
この性格が原因でちょっとでも納得できない事があれば「失敗作」として放棄される研究もあるとされています。
また、人智を超える研究頭脳で「正義の科学者」という立ち位置ですが、兵器開発も秘密裏に行っているなど、倫理的には「正義」か「悪」か掴めない性格となっています。
【ワンピース】ドクターベガパンクの悪魔の実の能力とは?
天才科学者ドクターベガパンクは「ノミノミの実」の能力者です。
この「ノミノミの実」は上限無しの記憶能力を持つ事が出来る能力ですが、知識を蓄えるほど脳みそが肥大していくというデメリットを持っています。
実際、若い頃の頭部は縦に長く伸びており、一時期は巨人族に匹敵するほどの高さになっていました。
この無限に肥大化する脳を自分の肉体がいずれ支えきれなくなることを悟ったドクターベガパンクは、脳の大部分を切り取り通常サイズに戻しています。
また、切り取られた脳の大部分は「パンクレコーズ」という記憶保存装置に搭載され、頭につけたリンゴをアンテナにし、常時接続され知識は失われないようになっています。
【ワンピース】猫(サテライト)とは?
「ノミノミの実」の能力者であるドクターベガパンクが「優良な人手を増やすため、優秀な本体の分身体を生成する」と作成したのが、6体の猫(サテライト)です。
いわゆる「複製(クローン)」であり、天才すぎて常に忙しい課題を解決しているドクターベガパンクの分身です。
PUNK_01 正シャカ
フルフェイスヘルメットにロングコートで肌の露出が一切ない男のクローンです。
冷静で思慮深い猫(サテライト)たちのリーダー役です。
PUNK_02 悪リリス
右目メカクレのボーイッシュな美女で、発言が物騒で倫理観を軽視している老人口調が特徴のクローンです。
PUNK_03 想エジソン
非常に小柄で、ロボットにも見える外見で、実験を始めたり閃いては設計図を描き出したりするアウトプット担当のクローン。
「ワイ」という関西弁が特徴となっています。
PUNK_04 知ピタゴラス
大型のロボットで頭部だけでも独立できるクローン。
実験結果を分析するインプット担当で、丁寧な口調が特徴となっています。
PUNK_05 暴アトラス
デカい体に尻尾と羊に似た獣耳がある子供のクローン。
暴れるのが仕事で猫(サテライト)の中では一番の武闘派です。
PUNK_06 欲ヨーク
そばかすのある露出の多い美女で猫(サテライト)達の食事・排泄・睡眠の欲求を代行するクローン。
諺「猫の手も借りたい」というのが由来のドクターベガパンクの分身となっています。
【ワンピース】ドクターベガパンクの研究とは?
「天才科学者」ドクターベガパンクですが、数々の研究で成果を残しています。
「海楼石の利用」
海と同じエネルギーを発する海楼石を航海の際に利用する技術を確立させ、海軍の軍艦にこの技術が採用されています。
また、後に海楼石パドルシップも開発しています。
「人工悪魔の実」
「四皇」カイドウを捕えた際に血統因子を抽出したことで「ウオウオの実」の模造品を誕生させています。
因みにこの人工悪魔の実を口にしたのは、モモの助となっています。
「人工生物の生成」
実在する生物のみならず、空想上の生物をも生み出す技術で、実際「パンクハザード」に解き放たれています。
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「パシフィスタ」
海軍の人間兵器として登場したパシフィスタ。
「王家七武海」バーソロミュー・くまの人体改造手術で開発が続けられ、「新世界」ではかなり強力な戦力として導入されています。
「セラフィム」
「王下七武海」制度の撤廃後、海軍が新戦力として導入し始めた人間兵器です。
まだ、全容は不明ですがドクターベガパンクの集大成といわれる性能を誇っているとされています。
また、未達成ですが海軍の要請により「人体の巨大化」にも着手しています。
ですが、ドクターベガパンクの頭脳を持ってしてもまだ開発の成功には至っていません。
【ワンピース】ドクターベガパンクの過去とは?
ドクターベガパンクは冬島「未来国バルジモア」で生まれ、文化的発明を目的とした研究所と、兵器的発明ができる研究所を作って日々研究に明け暮れていました。
ですが、頭で描いた構造に現実がついて来れない現状に悩まされる事になります。
その後バルジモアを飛び出し加入したのが、無法の研究チーム「MADS」でした。
多くの研究を行うドクターベガパンクが発見したのが、一歩間違えれば神の領域に達する生命の設計図と呼べる代物「生物の血統因子」でした。
ですが、この功績を危険視し逮捕に踏み切ったのが「世界政府」でした。
そして、所属していた研究チームが「世界政府」に買収された後、ドクターベガパンクは海軍が所有する「パンクハザード」の研究所の所長を務める事になります。
【ワンピース】ドクターベガパンクと海軍の関係性とは?
「世界政府」に買収され海軍の頭脳となったドクターベガパンクは、数々の研究の成果を出し偉業を達成する事になります。
その中には「パシフィスタ」や「セラフィム」など海軍にとって、大きな戦力があります。
ですが、後に「空白の100年」の知識に興味を持ったために「世界政府」から狙われる事になります。
【ワンピース】ドクターベガパンクとくまの関係性とは?
ドクターベガパンクの偉業の一つ「パシフィスタ」は「王家七武海」バーソロミュー・くまの人体改造手術により開発されたものです。
そして、このドクターベガパンクの行為に怒りを覚えているのが娘であるジュエリー・ボニーです。
ですが、まだくまとドクターベガパンクがどういった関係で「パシフィスタ」開発に関わる事になったのか分かっていません。
「ワンピース」作中では、そのボニーに何かを渡すような素振りがある為にそこで何かが判明すると思われます。
【ワンピース】ドクターベガパンクとシーザーの関係性とは?
https://twitter.com/Eiichiro_Staff/statuses/1570314388871217152
天才科学者ドクターベガパンクに次いでNo.2の頭脳を持つ科学者がシーザー・クラウンです。
そして、そのシーザーを追放したのもドクターベガパンクで理由は「お前の奇行は目に余る」というものでした。
この理由からも分かるように大量殺戮兵器を作っているのが理由ではない為にドクターベガパンクの倫理観が怪しまれる一因となっています。
因みにこのシーザーとドクターベガパンクが所属していた「MADS」には「百獣海賊団」クイーンやサンジの父であるベッジもいた事が判明しています。
【ワンピース】ドクターベガパンクとドラゴンの関係性とは?
「革命軍」総司令のドラゴンとドクターベガパンクは旧知の間がらです。
また、当時は「自勇軍」を名乗っていたドラゴンから勧誘を受けていました。
どんな関係性かはまだ不明ですが、「革命軍」を立ち上げた後も裏で交流が続いている様子があり、一体どんな関係なのか明かされるのが期待されています。
まとめ
遂に登場したドクターベガパンクはテンションが高くノリの良いジジイでした。
ですが、かなりの頭脳である事が分かっており自身の分身であるクローン、猫(サテライト)を作っていました。
また、「ノミノミの実」の能力者である事も分かり、上限無しの記憶能力を持つ事が出来る人物でもありました。
現在は「空白の100年」に興味を示した事から、政府に消されようとしているドクターベガパンク。
実は関係性の深い「麦わらの一味」と行動を共にしています。
この先、まだあるであろうドクターベガパンクの秘密がどんなものなのか。
全て明かされるのを楽しみにしたいですね。
