「四皇」や元「王家七武海」など名だたる海賊に、対抗し平和を守る正義の組織「海軍本部」。
元帥である赤犬サカズキを筆頭に3人の大将や中将といった実力派揃いの猛者で構成されています。
その中でも「四皇」レベルに近い強さを誇っているのが、黄猿ボルサリーノと藤虎イッショウの大将達です。
そして、もう1人がベールに包まれていたのが、緑牛でしたが遂に「ワノ国」で登場する事になります。
今回はその最後に登場した海軍大将・緑牛を詳しく見ていきたいと思います。
目次
【ワンピース】緑牛のプロフィール
緑牛はアラマキと言う名の「海軍本部」の大将を務める軍人です。
「マリンフォード頂上戦争」後に行われた人事改革「世界徴兵」で抜擢されており、同じく抜擢され大将となった藤虎イッショウと共に大将に抜擢されています。
出身や経歴など一切不明で、未だ謎のベールに包まれた人物です。
【ワンピース】緑牛の性格とは?
「おれァ大好きなんだあの人の”徹底的”スタイル」 と言う緑牛は、現在の「海軍大将」の中では最も自由奔放な性格です。
実際、「CP‐0」と「五老星」の会話を盗聴したり、上司に連絡もせず単独で行動を起こすなどしており、元帥であるサカズキに怒られたりしています。
ブツブツと独り言を言う感情豊かな姿をみると元「海軍本部」大将の青雉グザンに似たような性格だと思われます。
また、その一方で目的の為に犠牲は厭わない「合理主義者」でもあり、「ワノ国」登場の際は「この国で何人死のうが法にゃ触れねェ!!」とさけんでいました。
「麦わらの一味」やその他の海賊、「革命軍」にとっても奔放さと冷静さからかなり厄介な性格をしているのが確認できます。
【ワンピース】緑牛の悪魔の実の能力とは?
「海軍本部」大将・緑牛アラマキですが、自然系の悪魔の実「モリモリの実」の能力者です。
「大地に森を形成することができる」
「自身の身体を植物の一部に変化させることが出来る」
「相手が持つ”養分”を奪い取ることが出来る」
という非常に厄介な能力を要しています。
【ワンピース】緑牛の強さとは?
「モリモリの実」の能力者である「海軍本部」大将・緑牛アラマキですが、その厄介な能力通りにかなりの強さを見せています。
実際、カイドウ陥落後に単独行動で「ワノ国」にルフィを捕らえに来た際には「百獣海賊団」キングやクイーンを相手に圧倒していました。
更にまだ傷は癒えてなかったとはいえ「赤鞘9人男」やヤマトをあっさり捕縛していました。
まだ登場が少ない為にこの「モリモリの実」の能力にはどう抵抗すればいいのかが考察されており、次の登場が楽しみとされています。
【ワンピース】緑牛とサカズキの関係性とは?
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世界を守るためじゃ
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— 『ONE PIECE FILM RED』【公式】 (@OP_FILMRED) May 29, 2022
「ワノ国」に突然現れた「海賊本部」大将・緑牛アラマキですが、元帥サカズキの「徹底的な正義」を肯定しています。
「ワノ国」に現れた際も「おれァ大好きなんだあの人の”徹底的”スタイル」 と発言していました。
また、サカズキ同様に敵の生死や被害には興味がなく「正義」の遂行の為なら犠牲もやむ無しという過激派でもあります。
【ワンピース】緑牛とイッショウの関係性とは?
https://twitter.com/OP_FILMRED/status/1530020969653346308
サカズキを尊敬する「海軍本部」大将・緑牛アラマキは、敵対する者には容赦ない「徹底的な正義」を継承しています。
その反面、海軍の仲間達にはフランクな態度で接するなど仲間意識は強い様子があります。
これは自身と同じく人事改革「世界徴兵」で抜擢された藤虎イッショウにも同じで、サカズキからの命令を受けても、無断で「マリージョア」に入ったイッショウの滞在を黙認していました。
この為、イッショウとの関係性は不明ながらも味方同士での争いは避けている様子があります。
藤虎イッショウも一癖あるキャラクターであり、どんな関係性なのかが気になるところです。
【ワンピース】緑牛のモデルとは?
「海軍本部」大将として登場した緑牛アラマキですが、映画『浪人街』で原田芳雄が演じた「荒牧源内」がモデルになっています。
因みにこの映画には同じく現「三大将」黄猿ボルサリーノのモデル田中邦衛、藤虎イッショウのモデル勝新太郎も出演しており、映画ファンからは「残る1人は原田芳雄だ」と予想されていました。
これにより「海軍本部」大将には赤犬サカズキが菅原文太、青雉グザンが松田優作と往年のスター俳優がモデルとなっているのが分かります。
【ワンピース】緑牛がワノ国に降り立つ!麦わら一味の運命とは?
「四皇」カイドウとビッグマム、「ワノ国」将軍オロチを倒し「光月モモの助」という正当な将軍が復活した中、突然、登場したのが「海軍本部」大将・緑牛アラマキでした。
理由は元帥サカズキに褒められたいからと「麦わらの一味」ルフィの首を取りにきたからでした。
そして、「モリモリの実」の能力で「百獣海賊団」の残党や「ワノ国」の侍「赤鞘9人男」やヤマトを相手に圧倒する事になります。
【ワンピース】緑牛がワノ国から撤退?
錦えもんやヤマト、龍になったモモの助を圧倒する緑牛・アラマキ。
「四皇」カイドウやオロチの悪政からやっと解放された「ワノ国」はいきなり窮地を迎えます。
この状況にヤマトはルフィ達の手を借りようと言いますが、将軍・モモの助は断固として認めません。
理由はカイドウの影響力がなくなった今、「ワノ国」を守るのは自分で、ルフィ達に迷惑はかけれないという事でした。
ですが、戦闘の余波で荒廃した兎丼の土地に大森林を再形成し圧倒する緑牛・アラマキ。
その後も敵として容赦ない攻撃を繰り出そうとした時、「ワノ国」近海まで来ていた「四皇」シャンクスの強い覇王色の覇気の威嚇を受けます。
これに「近くにいたのか」と驚愕した緑牛・アラマキは、分が悪いと判断し「ワノ国」より撤退を余儀なくされます。
【ワンピース】アニメ・緑牛役の声優は誰?
「海軍本部」大将・緑牛アラマキをアニメ「ワンピース」で、演じているのは、人気声優の藤原啓治です。
アニメ「クレヨンしんちゃん」の野原ひろし役を代表作に持っていました。
まだ活躍が期待されていましたが、2020年に55歳という若さで癌により死去した事が発表されました。
これにより緑牛アラマキ役は降板という事になりますが、後任の声優はまだ発表されていません。
まとめ
「マリンフォード頂上戦争」後に、元帥を大将・赤犬サカズキを昇格させた「海軍本部」新体制の「大将」に抜擢されたのが「世界徴兵」で徴収された緑牛アラマキです。
緑牛アラマキは俳優・原田芳雄の映画『浪人街』の「荒牧源内」をモデルにしたキャラクターとなっています。
この緑牛アラマキですが、元帥サカズキの「徹底的な正義」を崇拝する過激な人物な上、「誉められたい」という欲求から自由に単独行動をする性格をしています。
そして、その単独行動で登場したのが、ルフィの首を出せと乗り込んだカイドウ陥落後の「ワノ国」でした。
この「ワノ国」で緑牛アラマキは「モリモリの実」の能力で「百獣海賊団」の残党や「ワノ国」の侍達を圧倒する強さを見せます。
この時は「ワノ国」近海にいた「四皇」シャンクスの「覇王色」の覇気の威嚇で分が悪いと撤退しましたが、とんでもなくヤバい強さと性格を披露しました。
この先の展開次第ではかなり重要なピースになるであろう「海軍本部」大将・緑牛アラマキ。
一体どんな活躍を見せてくれるのか、楽しみにしたいですね。
