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ヨルルは死亡したのか
結論から言うと、ヨルルは死亡しています。866話でリンリンに剣を向け、867話で投げ返された一撃が致命傷になりました。享年344歳です。
「ヨルル 死亡」で調べると、ビッグマムに殺されたという答えまでは出てきます。ところが何話なのか、相棒のヤルル(ヨルルと一字違い)は生きているのかまで書いている記事はほとんどありません。この記事では、話数で最期を押さえたうえで、よく取り違えられるヤルルとの違いも整理します。
この記事でわかること
- ヨルルが死亡したのは867話「HAPPY BIRTHDAY」だということ
- 866話で何があって、そこへ至ったのか
- 相棒ヤルルは生きているのか。頭に剣が刺さっている理由
- 344歳・身長21.5メートルという体格と、声優
- 世界最強と呼ばれた戦士が、なぜ子供に敗れたのか(カイの読み)
先に結論だけ
ヨルルとヤルルについて聞かれることを、表にまとめます。死亡したのはヨルルで、ヤルルは生きています。
| 項目 | 滝ひげのヨルル | 山ひげのヤルル |
|---|---|---|
| 生死 | 867話で死亡。享年344歳 | 生きている。408歳 |
| 死因・傷 | リンリンに髭をつかまれ、頭から地面に叩きつけられた | 14年前に頭へ刺さった剣が、兜ごと抜けないまま |
| 身長 | 21.5メートル | 20.5メートル(63年前)。いまはさらに大きい |
| 声優 | 田中亮一 | 佐藤正治 |
死亡したのは867話です
話数で並べると、こうなります。どちらも86巻に入っている、いまから63年前の回想です。
866話「NATURAL BORN DESTROYER」。ヨルルの初登場回です。幼いシャーロット・リンリンの過去が描かれます。冬至祭の断食の最中に食いわずらいを起こしたリンリンが、セムラを求めてエルバフの村をほぼ壊滅させました。ヨルルは「子供の姿を借りた悪神」だとして、剣を振り下ろします。
867話「HAPPY BIRTHDAY」。振り下ろした剣は、リンリンにたやすくへし折られました。リンリンはヨルルの長い髭をつかみ、一本背負いのように頭から地面へ叩きつけます。この一撃が致命傷になり、ヨルルは時を置かずに息を引き取りました。
アニメでは第836話「マムの秘密 巨人の島と小さな怪物」でヨルルが剣を振り下ろし、第837話「マム誕生 カルメルが消えた日」で最期が描かれています。
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この2話は、話数が分かれていることに意味があると思っています。
866話でヨルルが剣を振り下ろし、867話でリンリンが投げ返す。週をまたいで、加害と被害が入れ替わりました。
866話まで読んだ人は「暴れる子供を英雄が止める話」だと思って1週間待つ。翌週それがひっくり返る。先に剣を抜いたのはヨルルのほうだった、という後味を残すために、ここで話を切ったのだと読んでいます。
なぜ子供に敗れたのか
ヨルルは老いていました。巨人族の寿命はおよそ300年とされていて、344歳はそれを大きく越えています。相棒のヤルルは300年前「この海で最強だった」と言われた戦士ですが、ヨルルも盛りはとうに過ぎていました。
そしてリンリンは、幼いころから桁外れの力を持っていました。食いわずらいの最中は理性が飛んでいて、加減がありません。老いた体に、加減を知らない力が入った。それが結果です。
押さえておきたいのは、リンリンに殺意があったわけではないことです。探していたのはセムラだけでした。悪意の無い破壊が英雄を殺した、というのがこの場面の後味の悪さです。
ヨルルの死が残したもの
戦いの中での死に誇りを見るエルバフの戦士にとって、子供に髭をつかまれて投げられる最期は屈辱でした。ヤルルはリンリンを討とうとしますが、羊の家を開いていたマザー・カルメルに頭を下げられ、2人がエルバフを出ていくことを条件に、涙ながらに剣を収めています。
この事件でリンリンは、巨人族からひどく嫌われる存在になりました。しかも事件が起きたのはロキが生まれた年で、ロキが「呪いの王子」と呼ばれる理由の1つにもなっています。ヤルルがヨルルの墓に花を手向ける姿も描かれました。
ヨルルとヤルルは、何が違うのか
名前が一字違いなので、いちばん混同される2人です。どちらも巨兵海賊団を率いた船長で、相棒同士でした。のちに船長の座をドリーとブロギーに譲って引退しています。
決定的な違いは生死です。死亡しているのはヨルルで、ヤルルはいまも生きています。「ヤルル 死亡」で調べた人が見ている死亡シーンは、ほとんどがヨルルのものです。
ヤルルがエルバフ編で再登場したとき、頭に剣が突き刺さっていました。14年前、世界の王に操られたハラルド王を取り押さえようとして負った傷です。兜のおかげで命拾いしたと本人は言いますが、剣は兜を貫いています。触れると激痛が走り、抜けば出血で死ぬため、刺さったままです。
エルバフ編では、操られた巨兵海賊団に命を狙われ、「戦士に逃げろなどと言うもんじゃない」と剣を取りました。2026年9月の1189話でもヤルルは生きて登場していて、死亡した場面は描かれていません。
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2人の名前をここまで似せたのは、偶然ではないと思っています。
同じ時代に並び立った2人が、片方は死に、片方は頭に剣を刺したまま死ねずに残っている。
ヨルルは戦士らしくない死に方をし、ヤルルは死ねないまま400年を越えた。どちらが戦士として幸せだったのかを読者に決めさせるために、一字違いにしたのだと読んでいます。
巨兵海賊団と、グレートマグニ号
ヨルルとヤルルが率いた海賊団が巨兵海賊団です。偉大なる航路を震え上がらせた一団で、この名を継いだのが、いまエルバフにいる新巨兵海賊団です。
船の名はグレートマグニ号。マグニは北欧神話に出てくる、雷神トールの息子で、力の強さで知られる神の名です。エルバフの名前づけは北欧神話から取られており、船の名前もその流れにあります。
ヨルルのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 異名 | 滝ひげのヨルル。滝のように長い髭からきている |
| 年齢 | 享年344歳 |
| 身長 | 21.5メートル |
| 所属 | 元巨兵海賊団船長。相棒はヤルル |
| 初登場 | 86巻866話「NATURAL BORN DESTROYER」 |
| 声優 | 田中亮一 |
まとめ|ヨルルの最期をどう読むか
ヨルルは867話「HAPPY BIRTHDAY」で、リンリンに投げられて死亡しました。生きているのは相棒のヤルルのほうです。
押さえておきたい点を並べます。
- 死亡したのは867話。髭をつかまれて頭から叩きつけられた
- 866話で先に剣を振り下ろしたのはヨルルのほう
- 享年344歳・身長21.5メートル。声優は田中亮一
- ヤルルは408歳で生きている。頭の剣は14年前のハラルド王の事件の傷
- 事件はロキが生まれた年で、リンリンはエルバフを去った
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ヨルルの死は、ビッグマムという四皇がどこから来たのかを示す最初の一枚だと思っています。
リンリンのおそろしさは、憎しみではなく加減を知らないところにありました。
その最初の犠牲者が、巨人族の英雄でした。63年たったエルバフ編で、同じ島の物語がまた動いていることに意味があると読んでいます。
この場面を幼いリンリンの罪と見るか、先に剣を向けたヨルルにも理由があったと見るかで、エルバフとビッグマムの因縁の見え方が変わってきます。
——あなたはこの場面を、幼いリンリンの罪だと読みましたか。それとも先に剣を向けたヨルルの側にも理由があったと読みましたか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
ヨルルの最期は866話と867話にまたがり、相棒ヤルルとも取り違えられやすい人物です。短く答えておきます。
Q. ヨルルが死亡するのは何話ですか。
A. 867話「HAPPY BIRTHDAY」です。前の866話でリンリンに剣を振り下ろし、その反撃で命を落としました。
Q. ヨルルとヤルルはどちらが死んだのですか。
A. 死亡したのはヨルルです。ヤルルは408歳で生きていて、エルバフ編にも登場しています。
Q. ヤルルの頭に剣が刺さっているのはなぜですか。
A. 14年前、操られたハラルド王を取り押さえようとして刺されました。抜くと出血で死ぬため、刺さったままです。
Q. ヨルルは何歳ですか。
A. 公式のキャラクター紹介では享年344歳です。同じ場面の相棒ヤルルは345歳で、345歳と書かれることもありますが、ヨルルは1つ下です。身長は21.5メートルで、滝のように長い髭から「滝ひげのヨルル」と呼ばれています。
相棒ヤルルの頭の剣、同じ年に生まれたロキ、そしてリンリンの若い頃へ進めます。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月27日


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