【鬼滅の刃】無限城編で童磨の過去が明らかに!?胡蝶しのぶを吸収し、母を殺した鬼の最後とは? | 漫画コミック考察ブログ

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【鬼滅の刃】無限城編で童磨の過去が明らかに!?胡蝶しのぶを吸収し、母を殺した鬼の最後とは?

鬼滅の刃 しのぶ 姉の仇を討つ
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この記事を読むとわかること
  • 胡蝶しのぶは童磨の仇
  • 童磨は教祖として君臨
  • 意外にも童磨は母を殺した

物語の後半戦に突入すると、上弦の鬼がどんどん登場してきます。

なかでもやはり上弦の鬼TOP3(黒死牟・猗窩座・童磨)の戦いは目を離せません。

今回はその3体の鬼のうち、胡蝶カナエを殺し、妹・しのぶを吸収した鬼・童磨についての解説です。

童磨と戦うのは胡蝶しのぶ、栗花落カナヲ、嘴平伊之助の3人。

実はそれぞれ童磨との因縁があります

 

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【鬼滅の刃】無限城編のあらすじ

無惨によって鬼殺隊たちは無限城に落ち、皆、無限城の中でバラバラに点在することとなりました

そして無限城では、各自上弦の鬼達との戦いや無惨を倒すための総力戦での戦いが繰り広げられていくこととなります。

童磨のところに現れたのは、蟲柱・胡蝶しのぶ

過去に童磨が殺したモンシロチョウ柄の羽織を着、花の呼吸を使う剣士・カナエの妹でした

つまり、しのぶから見ると、童磨は姉の仇でもあります。

しのぶからすれば、待ち構えていた姉の仇をとるチャンス。

しのぶと童磨の戦いが始まります。

 

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【鬼滅の刃】無限城編は何巻?

無限城編の範囲についてはさまざまな意見がありますが、この記事では、上弦の鬼や鬼舞辻無惨を倒すための戦いのすべてと、最終話数編そして最終話を含めて無限城編とします。

そのため無限城編は、「鬼滅の刃」のコミック本でいえば第16巻、無惨が産屋敷邸に現れたところから最終回まで、という前提で解説いたします

そして今回のテーマとなる童磨戦は16巻から19巻までとなります。

 

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【鬼滅の刃】童磨のプロフィール

上弦の弐・童磨は鬼になる前から万世極楽教の教祖として生きていました

万世極楽教は親が営んでおり、生まれた時から「神の子」と崇められたため、持ち前の頭の良さから状況判断し、「神の声が聞こえる教祖」としてふるまっていました。

しかし一方では人の感情がわからず、神や仏に須賀利人々を見下し、憐れんでいました

教祖を頼ってやってくる信者たちの身の上話も、まるで本人の心には響かなかったようです。

鬼になった後も教祖として君臨し、信者たちを「骨まで喰う」ことで彼らを「救済」していたと言います

 

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【鬼滅の刃】童磨の特徴

童磨の特徴は、カナエが死の間際に詳しくしのぶに伝えていました。

頭から血をかぶったような色の鬼

ニコニコと屈託なく笑う。

穏やかに優しくしゃべり、使う武器は鋭い対の扇、と

身長は187cmと大正時代の男性にしてはかなり大柄です。

 

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【鬼滅の刃】童磨の性格とは?

童磨の性格は、現代で言ういわばサイコパスと言えそうです。

人間が感じる喜びや、怒り、悲しみなどがわからない、理解ができません

しかし、空気を読むなど頭がいいので、とりあえず喜んでいるふり悲しいふりをすることでその場を取り繕うことができました。

自身の聡明さには気がついており、神仏を信じる人々を「頭が悪いかわいそうな人」と見下していました

童磨の言葉の端々に、人を小ばかにした感がみられるのはそのせいでしょう。

しかし一方で、「感情がわからない」ことにコンプレックスをもっているフシもあるように感じます。

それについては後ほど。

 

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【鬼滅の刃】童磨の能力とは?

童磨は氷の血気術を使います

吸うだけで肺法を壊死させられる「粉凍り」。

対の扇を振り回して、湾曲した氷柱を生み出す連続攻撃「枯園垂り」。

能力を含めた自分の分身を作り、戦わせることができる「結晶の御子」など。

また、頭に指を突っ込んで、自分の記憶の引き出しを探り、思い出すことができます

その記憶から伊之助と、かつて自分の手元から逃げ出した女・琴葉が血縁関係であることがわかりました

 

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【鬼滅の刃】童磨の強さとは?

氷の血気術の威力は凄まじく、肺を凍らせるほどの威力があります

戦闘能力が高く、スキがないので、あえて戦闘を長引かせ、相手の技を全て出し切らせてから止めを刺す余裕を持ったまま戦います

童磨の強さの理由は、男性よりも栄養価の高い女性を選んで食べていることにもあります

 

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【鬼滅の刃】童磨の過去とは?

童磨は生前からずっと、両親が開いた万世極楽教という、宗教の教祖です。

子どもの頃から「神の声が聞こえる神の子」と崇められていました

しかし童磨には神の声が聞こえておらず、聞こえているようふるまっていました

両親の仲は不仲で、父親が信者の女性にたびたび手を出すので.怒り頂点に達した母親が父親をめった刺しにして殺害し、母親自身も服毒死しました。

その時童磨は両親が死んだ悲しみよりも、血のニオイを換気しなければ、としか考えていませんでした。

20歳で塗斬によって鬼となり、その後も教祖として君臨し、信者を喰いながら生きてきました

 

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【鬼滅の刃】童磨と胡蝶しのぶの関係性とは?

童磨はかつて、胡蝶しのぶの姉・カナエを殺した鬼です。

つまり、姉の仇となります。

しのぶは、姉を殺した鬼を倒すために、1年以上前から体内に藤の花の毒を充満させていました

 

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【鬼滅の刃】童磨と伊之助の関係性とは?

無限城の戦いより約15年前、万世極楽教では夫の暴力から赤子を連れて逃げてきた女性をかくまったことがありました。

童磨はこの女性を寿命まで手元に置いておくつもりでしたが、ある日、信者の女性を食べているところを目撃されてしまったため、殺しました。

この時、女性は赤ん坊を抱いており、死ぬ直前に赤ん坊を崖に落として逃しました

その赤ん坊が伊之助でした

つまり伊之助にとって童磨は母親の仇ということになります。

これまで伊之助には母親の記憶はなく、断片的なぼんやりとした記憶のみ残っていました。

その記憶としのぶの面影が重なっていたこともあり、伊之助はしのぶをとても慕っていました。

なので、伊之助にとって童磨は、母だけでなく憧れの先輩の仇であるともいえます

 

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【鬼滅の刃】童磨VS胡蝶しのぶ

しのぶは無限城に落ちた後、偶然にも、姉・カナエを殺した鬼・童磨に遭遇します。

この時を待っていたしのぶ

しのぶは童磨用に調合した毒を持ち、蟲の呼吸で応戦しますが、突きの技では鬼の頸は取れず、注入した毒はあっさりと童磨に分解されてしまいます

毒は効かない上、童磨の強力な氷の血気術で肺を切られたしのぶは苦戦の末、童磨に捉えられ、吸収されてしまいました

一見、しのぶが敗北したかに見えますがそれは違います

勝負はこれから・・・。

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【鬼滅の刃】童磨VS栗花落カナヲ

カナヲの目の前でしのぶは、童磨に吸収されました

童磨は戦闘中、猗窩座が死んだことがわかり、しらじらしく涙を流します。

これを見たカナヲは童磨をあおります

  • 「あなた何も感じないのでしょう」
  • 「この世に生まれてきた人たちが当たり前に感じている感情を理解できないんでしょう」
  • 「あなたは頭がよかったから嘘ついて取り繕った。自分の心に感覚がないってばれないふり。本当は空っぽで何にもない。滑稽だねバカみたい。」
  • 「何のために生まれてきたの」

カナヲのこの言葉は、童磨の最も痛いところをついたようです。

カナヲ自身もカナエが死んだときに泣けませんでした。

幼少期の虐待の恐怖で感情を表に出せず、何も感じていないふりを続けていたため、カナヲは本当は悲しいのに泣くことができませんでした。

感情があるのに感じないふりを続け、やがて感情の出し方がわからなくなってしまったカナヲと、感情がないのに感情があるふりを続けていた童磨。

ふたりは対照的ですね。

童磨の心の弱点に気づき、痛い形でえぐり出すことができたのはカナヲだったからとも言えそうです

この二人が対峙したのもある意味因縁だったかも?

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【鬼滅の刃】童磨VS栗花落カナヲ/嘴平伊之助

童磨との戦闘中、刀が奪われピンチになったカナヲの元に伊之助が登場

実は伊之助の実の母を殺した鬼が童磨だということが明らかになり、激高した伊之助とカナヲvs童磨との戦闘になります。

童磨が血気術・氷の御子を発動し、カナヲと伊之助は童磨の能力を持った氷の人形との対戦に苦戦します

そんななか、戦闘中にカナヲは伊之助に「あともう少し粘って!」と声をかけ続けます

これにはある意図がありました。

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【鬼滅の刃】無限城編で童磨は死亡した?

童磨が戦闘を離脱しようとした直後、童磨の顔が溶け始めました

しのぶを吸収したことで、致死量の700倍の藤の花の毒を摂取してしまった童磨は大技の血鬼術で応戦…するもむなしく、伊之助とカナヲに頸を切断され、死亡します。

童磨は死の間際、自分の中にいるしのぶと会話します

皮肉にも童磨は死ぬ直前に、恋かもしれないドキドキするような人間らしい感情を体験できましたが、当のしのぶからもらった言葉は「とっととくたばれ糞野郎」でした

そしてカナヲは、姉であり師範であり、恩人でもあったしのぶを失った悲しみに、涙を流し号泣しました。

 

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【鬼滅の刃】無限城編の結末

童磨戦は無限城編の中でも、数ある戦いのひとつです。

ほぼ同時進行で猗窩座戦、黒死牟戦が繰り広げられています。

童磨との戦いを終えた後、カナヲと伊之助は獪岳戦を終えた善逸と合流し(伊之助が合流の瞬間に村田さんに蹴りを入れてしまい、カナヲにおしおきをされるという一幕もありますが)、3人は無惨戦に応援に入ります。

その後は炭治郎、義勇、伊黒、蜜璃、悲鳴嶋、実弥+先ほどの3人で無惨と戦い、夜明けが来たら隠までもが参加し、無惨を陽光にさらすことで無惨を討伐することができました

無惨討伐後に炭治郎が鬼になってしまい、さらに戦闘が続きましたが、カナヲが持っていた人間帰りの薬の最後の1本を炭治郎に接種、炭治郎は無事人間に戻ることができました

そして鬼がいなくなった世界のその後と、現代のエピソードが紹介され、鬼滅の刃は幕を閉じます。

 

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まとめ

無限城編においての上弦の鬼たちとの闘いは、ラスボスの無惨を倒すために必要なプロセスであることは言うまでもありませんが、今回童磨と戦ったカナヲと伊之助にとっても必要な戦いだったとも言えそうです。

カナヲはしのぶを失ったことで、人間らしい感情を取り戻すことができました

伊之助は、これまで母親に捨てられたと思っていましたが、実は母親からたくさんの愛情を注がれていたことを知ることができました。

これを童磨のおかげというのは皮肉すぎるしとても複雑な思いになりますが、この二人の人間としての成長の一過程になったのではないでしょうか。

「試練が人を成長させる」とはこういうことなのかもしれません。

この記事のまとめ
  • 童磨は胡蝶しのぶの仇です
  • しのぶは毒を調合して戦う
  • 童磨は母を殺した鬼です
  • 童磨は教祖として君臨した
  • しのぶ吸収後に童磨は死亡
  • 伊之助は童磨の母の仇です
あいり
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