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武蔵野戦の結果はどうなったのか
結論から言うと、4対2でエスペリオンBの逆転勝ちです。前半を1対2で折り返し、後半に3点を奪いました。
相手は東京都リーグで開幕7連勝していた首位の東京武蔵野蹴球団ユースです。ファンのあいだで「アオアシのベストバウト」に挙げられることが多い試合で、原作は単行本9巻から11巻、アニメは1期の21話から24話で描かれています。
この記事でわかること
- 最終スコアと6点の得点経過
- 武蔵野がどんなチームだったか
- 前半に2点を奪われた理由
- ハーフタイムの立て直しと後半の逆転
- 何巻・アニメ何話か、試合後に昇格した4人
得点の流れを追うと
| 時間 | 得点 | スコア |
|---|---|---|
| 前半23分 | 武蔵野・武藤。GK二階堂が弾いたこぼれ球をダイビングヘッド | 0対1 |
| 前半37分 | エスペリオン・橘。アシトのセンタリングからのバイシクルシュート | 1対1 |
| 前半43分 | 武蔵野・金田。カウンター返しからの技ありシュート | 1対2 |
| 後半10分 | エスペリオン・大友。朝利のパスから | 2対2 |
| 後半23分 | エスペリオン・アシト。ポストに当たったこぼれ球を押し込む | 3対2 |
| 後半28分 | エスペリオン・橘がこの日2点目 | 4対2 |
前半は武蔵野が2点、後半はエスペリオンが3点。ハーフタイムを境に、試合の中身がひっくり返っています。
僕はこう読む
6点のうち、逆転の決め手になったアシトの1点がこぼれ球の押し込みだったところが好きです。
主人公に華麗なゴールを決めさせてもいい場面でした。
ところが作者は、アシトが3人を引きつけて空けた中央に、大友のシュートを打たせています。
アシトの手柄は、点を取ったことではなく、点が取れる形を作ったこと。
サイドバックとしてのアシトを描き始めた試合だと、得点表からも読めます。
武蔵野はどんなチームだったか
正式名は東京武蔵野蹴球団ユースです。もとは実業団のクラブで、町クラブよりは設備が整っています。それでも使えるグラウンドは1面だけで、ユースとジュニアユースが1日1時間、半面ずつしか使えません。
選手は、Jクラブのユースに入れなかった者の集まりです。エスペリオンのセレクションに落ちた金田晃教と中野淳之介もここにいます。佐竹晃司監督の方針は「リスクを冒せ」。前から数をかけて奪うハイプレスで、首位を独走していました。
エスペリオンBの側は、全勝の武蔵野とは逆に得点力不足に悩んでいました。そんな重い空気を吹き飛ばしたのが、坊主頭で現れた竹島です。気合いを入れるなら丸刈りが相場だと言い切り、チームを笑わせてひとつにしました。アニメでは21話に、多恵が竹島の髪を刈る場面がオリジナルで足されています。
前半に2点を奪われた理由
序盤は個人技で勝るエスペリオンが主導権を握り、長いボールで武蔵野の裏を狙いました。それでも点が入りません。
武蔵野にあって、エスペリオンに無かったものが3つあります。迷いのないハイプレス、全員をまとめる司令塔の武藤、絶対的なストライカーの金田です。武藤は頻繁に声をかけて意思をそろえ、黒田にも「素晴らしい司令塔」と言わせています。
先制は武藤のダイビングヘッド。伊達コーチの指示でアシトたちを中盤に上げた形から、橘が空中で体をひねるバイシクルシュートで一度は追いつきます。武蔵野から見れば、かつての仲間に決められた1点でした。
武蔵野はここでオフサイドトラップを仕掛けて裏への長いボールを封じ、エスペリオンに中から攻めさせます。前半43分、中へ切り込んだアシトを武藤が狙い、奪ってからの速攻で金田が勝ち越します。カウンター狙いがカウンターで返される、いちばん痛い形でした。さらに前半最後のプレーで、金田のシュートを防いだ黒田がゴールポストに頭をぶつけてけがを負います。冨樫と竹島の連係がかみ合っていない隙を突かれた場面です。
僕はこう読む
武蔵野を「落ちこぼれが強豪に挑む」側として描いていないのが、この試合の効いているところだと思っています。
武蔵野にはエスペリオンに無いものが3つもある。
読者はいつの間にか、主人公の側が足りない側だと気づかされます。
セレクションに落ちた金田と中野が、落とした側を上回っている前半。
この構図があるから、後半の逆転が「格上が勝った」ではなく「足りないものを埋めた」話になります。
ハーフタイムの立て直し
ロッカールームの空気は重く、朝利は黒田と竹島を責めます。そこで2人の働きを評価したのが伊達コーチでした。だからこそ、冨樫たちが完璧に連動するところを見たい。アシトも同じ考えで、最終ラインは出場を願い出た黒田も加えて、チャレンジ&カバーを徹底することになりました。
ミーティングの前、伊達は福田監督から声をかけられていました。選手に考えさせるコーチングを理想にする伊達に、選手はまだ未熟だからうまく導いてほしいと託しています。福田はアシトにも、自分を点を取る位置に持っていくと陣形がよどむと注意しました。守備を完璧にこなしたうえで、想像を超えてこいという期待です。
後半に向かう前、杏里がアシトに声をかけ、花の声援はアシトが自分から求めます。花の声を聞いたアシトは、満足そうにピッチへ向かいました。
後半の逆転
後半、エスペリオンの空気が変わったのを金田たちも感じます。意地を張っていた冨樫も、竹島の守備の強さと黒田の理詰めのプレーは認めるしかありません。自分を評価した伊達を困らせたくないと、冨樫は金田を完全に封じました。いら立った金田はイエローカードを受けます。
最終ラインが安定したことで、両サイドバックが前へ出られるようになります。アシトは走りながら朝利と位置を入れ替え、斜めに中へ走り込むダイアゴナル・ランを仕掛けました。俯瞰の目を使ったこの動きに、武蔵野の守備は混乱します。
後半10分、朝利のパスからフリーの大友が同点ゴール。アシトの声で2度目のダイアゴナル・ランが出ると、武蔵野は3人でアシトを潰しにきます。空いた中央へアシトがセンタリングを上げ、大友のシュートは武藤に体勢を崩されましたが、ポストに弾かれたボールをアシトが押し込んで逆転しました。後半28分に橘がこの日2点目を決め、4対2で試合は決まります。
なお、4点目の橘のゴールはアニメではゴールの場面が描かれず、流れの中で済まされています。
何巻・アニメ何話か、試合のあと
原作では単行本9巻から11巻、決着は11巻です。アニメでは1期の最後の4話で描かれました。
| アニメ | サブタイトル |
|---|---|
| 1期21話 | 東京都リーグ第8節 東京武蔵野蹴球団ユース戦 |
| 1期22話 | 修羅の如く |
| 1期23話 | 頑張れ負けるな力のかぎり |
| 1期24話 | ここから |
試合のあと、福田監督はアシト・冨樫・大友・黒田の4人にAチームへの昇格を伝えます。実感の湧かないアシトは、花の顔を見てようやく喜びを爆発させました。
アニメで金田を演じたのは江口拓也さん、中野は西山宏太朗さん、武藤は小野友樹さん、佐竹監督は前野智昭さんです。アニメ2期は2026年10月4日からNHK Eテレで始まり、Aチームに上がったアシトの話から描かれます。
まとめ
武蔵野戦は4対2でエスペリオンBの逆転勝ちです。前半の1対2を、後半の3点でひっくり返しました。
押さえておきたい点を並べておきます。
- スコアは4対2。エスペリオンBの逆転勝ち
- 武蔵野の得点は武藤と金田。エスペリオンは橘2点、大友、アシト
- 武蔵野は開幕7連勝の首位。方針は「リスクを冒せ」のハイプレス
- 後半は冨樫が金田を封じ、アシトのダイアゴナル・ランで崩した
- 原作は単行本9〜11巻、アニメは1期21〜24話
- 試合後、アシト・冨樫・大友・黒田がAチームへ昇格
僕はこう読む
この試合がベストバウトと呼ばれるのは、勝った理由が「うまさ」ではなく「連動」だったからだと思っています。
前半のエスペリオンは個人技で勝っていたのに負けていた。
後半は、いがみ合っていた冨樫と竹島、黒田がそろって初めて勝てた。
アニメ1期の最終回がこの試合で終わるのも、ここがチームとして立ち上がった瞬間だからでしょう。
4人の昇格は結果であって、本当に描かれたのはバラバラだったBチームがひとつになるまでの90分です。
前半と後半で、同じ選手たちがまるで別のチームに見えます。その差を生んだのが連動だったのか、アシトの目だったのかで、この試合の読み方は変わります。
——あなたは、逆転の決め手を冨樫と竹島の守備の連動だと思いますか。それともアシトのダイアゴナル・ランだと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
武蔵野戦は、スコアと収録巻をあわせて押さえると整理しやすくなります。
Q. アオアシの武蔵野戦の結果はどうなりましたか。
A. 4対2でエスペリオンBの逆転勝ちです。前半を1対2で折り返し、後半に大友、アシト、橘が決めました。
Q. アオアシの武蔵野戦は何巻ですか。
A. 単行本9巻から11巻です。決着は11巻で描かれます。
Q. アオアシの武蔵野戦はアニメ何話ですか。
A. 1期の21話から24話です。24話「ここから」が1期の最終回です。
Q. アオアシの武蔵野戦のあと、誰がAチームに上がりましたか。
A. アシト、冨樫、大友、黒田の4人です。福田監督が試合後に伝えました。
竹島の鼓舞に橘のシュートが応えます。青森星蘭戦、中野淳之介、佐竹監督へ。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月1日


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