【鬼滅の刃】無限城編で暴かれる黒死牟の正体!鬼狩り剣士が最強の鬼となった真実とは!? | 漫画コミック考察ブログ

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【鬼滅の刃】無限城編で暴かれる黒死牟の正体!鬼狩り剣士が最強の鬼となった真実とは!?

鬼滅の刃 黒死牟 双子の兄
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この記事を読むとわかること
  • 産屋敷耀哉が無惨を爆破
  • 黒死牟は元鬼狩り剣士
  • 黒死牟の目から斬撃放出

本記事では無限城編で満を持して登場した上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)についてまとめていきます。

黒死牟は上弦の壱、つまりは十二鬼月の最強であり、その強さは想像以上のチート級でした

そんな黒死牟と戦うことになったのは鬼殺隊の最強たち!

かくして十二鬼月最強vs鬼殺隊最強たちという鬼殺の刃屈指の勝負が実現したのでした

それでは黒死牟とはどんな鬼なのか、最強たる所以や能力、人間時代の過去、耳飾りの剣士・継国縁壱との関係性などを詳しく解説していきながら、無限城編での活躍・結末をご紹介していきます!

 

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【鬼滅の刃】無限城編のあらすじ

産屋敷邸に鬼舞辻無惨が襲来

それを予測していた産屋敷耀哉は、自らを囮に屋敷ごと無惨を爆破したのでした。

無惨が再生に手こずっている隙に珠世が保護した浅草男性の血鬼術で無惨を固定、さらには珠世自身が「鬼を人間に戻す薬」を自らの拳ごと無惨に吸収させます。

そこへ産屋敷から予め作戦を聞いていた岩柱・悲鳴嶼行冥が駆けつけ、無惨の頚を吹き飛ばしました

しかし首を斬っただけでは無惨は倒せず、やはり夜明けまで日の差す場に拘束し続ける持久戦に挑むことになります

ちょうど柱たちや炭治郎が続々と集結し総攻撃を仕掛け始めますが、なんとそこで上弦の肆・鳴女の能力により鬼殺隊全員が無限城へ落とされてしまい、無限城に集められた上弦たちとそれぞれ死闘を繰り広げることに

その間に無惨が回復してしまうのか、それとも無惨を日の元に晒し斃すことができるのか、鬼殺隊と鬼舞辻無惨の因縁の決着を賭けた長い一夜が始まったのでした。

 

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【鬼滅の刃】無限城編は何巻?

無限城編はコミックス16巻~23巻(最終巻)のエピソード

いわゆる最終章であり、上弦の鬼たちとの総力戦から鬼舞辻無惨との直接対決・決着まで、息つく暇もない怒涛の死闘が描かれていきます!

 

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【鬼滅の刃】黒死牟のプロフィール

黒死牟(こくしぼう)は十二鬼月「上弦の壱」の鬼

12巻98話で初登場しました。

身長190㎝・体重93㎏で、趣味は囲碁。

人間時の名前は継国巌勝(つぎくにみちかつ)と言い、鬼狩りの剣士であり、鬼殺隊の原点である「始まりの呼吸の剣士たち」の1人でした。

元は戦国時代の人間であり、以来数百年にも渡って上弦の壱に君臨し続けている最古参です。

 

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【鬼滅の刃】黒死牟の特徴

黒死牟は長い黒髪を1つに束ね、和装姿で腰に刀を差しています。

一見すると鬼には見えない侍然とした佇まいですが、しかし振り返ると戦慄!

なんと赤い目玉に金色の瞳を持つ目が三対(六目)もある異形でした

十二鬼月の特徴となる階級は真ん中の目(左目に上弦、右目に壱)に刻まれています。

また、額と首筋に炭治郎と似た炎のような痣が見られます

 

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【鬼滅の刃】黒死牟の性格とは?

黒死牟は寡黙で理知的な人物で、言葉の節々に「…」と長く間合いを入れる丁寧な喋り方をします

その重厚な佇まいは威厳を感じるほどであり、霞柱・時透無一郎ですら対峙した際に畏怖の念を抱き震えていました。

無惨に対しての忠誠心は高く、また上下関係に厳しく十二鬼月の序列を重んじており、上弦の弐・童磨に噛みついた上弦の参・猗窩座を窘めるという場面も。

戦闘に対しては注意深く観察するタイプで、敵である鬼殺隊であっても賞賛に値する実力や精神を感じれば素直に褒め称えます

人間時代の記憶を保っており、鬼殺隊との戦いでは端々に昔を懐かしむ様子が見えました。

 

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【鬼滅の刃】黒死牟の能力とは?

黒死牟は「元鬼狩り剣士の鬼」という特性から“剣士と鬼”双方の能力を備えています

  • 剣士としての能力

黒死牟は日の呼吸の派生「月の呼吸」の使い手

加えていわゆる「痣者」でもあります。

  • 透き通る世界

相手の身体が透けるように見える「透き通る世界」を会得しており、骨格や筋肉などから相手の動きを先読みすることも可能です。

  • 鬼としての能力:血鬼術

黒死牟の血鬼術は、異形の刀で月の呼吸を操ること。

黒死牟は自らの血と骨から自在に刀「虚哭神去(きょこくかむさり)」を精製することができ、場合によっては全身から直接刀身を生やすこともできます

刀には刀身・鍔・柄すべてに無数の目玉が付いており、この目から幾重もの三日月形の不規則な斬撃が放たれるため、先の「月の呼吸」が変則的かつ超チート級の技となっています。

 

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【鬼滅の刃】黒死牟の強さとは?

黒死牟の強さは「呼吸を使える鬼」であることと、その剣を極めたいという願望を鬼になったことでできたあまりある時間で追及し続けてきたことでしょう。

それでは黒死牟が積み重ね磨き上げてきた「月の呼吸」をご紹介していきます。

  • 【壱ノ型】闇月・宵の宮(やみつき・よいのみや)

異次元の速さで放たれる斬撃で、無一郎の左手を斬り落としました。(第165話)

  • 【弐ノ型】珠華ノ弄月(しゅかのろうげつ)

連続で刃を振るい広範囲を攻撃で、悲鳴嶼に刀を折られながらも悲鳴嶼の日輪刀を跳ね返し、傷を与えました。(第169話)

  • 【参ノ型】厭忌月・銷り(えんきづき・つがり)

対不死川実弥に使った、大きく刀を振るい放つニ連撃の技。(第168話)

  • 【伍ノ型】月魄災渦(げっぱくさいか)

対不死川実弥で使った、刀を振らずして広範囲に斬撃を繰り出す技。(第167話)

  • 【陸ノ型】常夜孤月・無間(とこよこげつ・むけん)

縦方向に弧を描く無数の斬撃で周囲ごと切り刻む技で、不死川実弥の腹を裂きました。(第167話)

  • 【漆ノ型】厄鏡・月映え(やっきょう・づきばえ)

長く変形させた刀で遠距離から切り裂くような斬撃を高速で放つ技。(第172話)

  • 【捌ノ型】月龍輪尾(げつりゅうりんび)

漆ノ型から間髪入れずに繰り出された、強烈な力と速さで抉り取るように周囲を薙ぎ払う技。(第172話)

  • 【玖ノ型】降り月・連面(くだりづき・れんめん)

漆・捌に続いて繰り出された、刀を背中から前方へ下ろすように振るう技で、不死川実弥の背中に深い傷を与えました。(第172話)

  • 【拾ノ型】穿面斬・蘿月(せんめんざん・らげつ)

漆・捌・玖に続いて繰り出された、楕円型の2連の鋸状の巨大な刃が地面を削りながら迫り来る技で、不死川実弥を追い詰めました。(第172話)

  • 【拾肆ノ型】兇変・天満繊月(きょうへん・てんまんせんげつ)

折り重なった渦状の斬撃で広範囲に猛攻を仕掛ける技ですが、隙も生じるようで鬼殺隊に反撃を許しました。(第173話)

  • 【拾陸ノ型】月虹・片割れ月(げっこう・かたわれづき)

複数の相手に対し上方から落雷のような斬撃を落とす技。(第173話)

 

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【鬼滅の刃】黒死牟の過去とは?

黒死牟の人間時代の名は継国巌勝で、武家である継国家に双子の兄として誕生しました

巌勝は跡取りとして育ち、妻子に恵まれ穏やかに過ごします。

しかしある日、転機が訪れました。

それは野営していた時に鬼に襲われたこと、そしてそれを救ったのが幼少期に生き別れた弟・縁壱であったこと

巌勝は鬼を狩れるほどの極められていた縁壱の圧倒的強さと剣技に目を奪われ、それを手に入れたいと考えて家も家族も捨て、自らも鬼狩りになりました。

その後、縁壱の指導のもと巌勝も呼吸を知り痣者になりましたが、しかし縁壱が使う「日の呼吸」を使うことは出来ず、さらには痣者の寿命が短いことを知ってしまいます。

鍛錬を重ねれば縁壱に追いつけるのだろうかと思っていた矢先、鍛錬を重ねる時間も残されていないことを知った巌勝

そんな時、鬼舞辻無惨が現れたのが巌勝の第二の転機でした。

無惨は呼吸を使える剣士を鬼にしてみたいと考えており、全てのしがらみから解放されたいと願っていた巌勝は鬼になる道を選択し、黒死牟となりました

 

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【鬼滅の刃】黒死牟と継国縁壱の関係性とは?

「日の呼吸の使い手」「耳飾りの剣士」である継国縁壱は、黒死牟こと継国巌勝の双子の弟です。

当時双子は跡目争いの原因になるため不吉とされており、弟かつ生まれつき痣のあった縁壱は、親の意向により10歳になったら寺へ行かせることになっていました

後継ぎの巌勝と忌み子の縁壱は部屋も着物も教育も食べるものも大きく差をつけて育てられ、巌勝は縁壱のことを子どもながらに可哀想だと憐れんでいました。

ところが縁壱に類稀なる剣の才があることが発覚

さらには生き物の体が透けて見えるという特別な視覚と、それに対応できる身体能力を持っていることが明らかになり、巌勝はこれまで憐れんでいた弟が自分より遥かに優れた存在だと気づきました。

巌勝は跡取りが弟になるだろうと察し放心しますが、しかし母の死を機に縁壱が自ら継国家を出ていきました

巌勝の中には縁壱への強い嫉妬と嫌悪が残りましたが、時を経てその気持ちも自ずと薄れていきました。

  • 再会と決着

それから巌勝は、先述のように縁壱との望まぬ再会をきっかけに鬼狩りとなった後、縁壱を超える力を求め無惨と契りを交わし鬼・黒死牟となりました。

ところがある赤い月の夜、黒死牟は痣者にも関わらず齢80を超えて生き永らえていた縁壱と邂逅するのです

この世の理を超越した縁壱、しかも全盛期と変わらぬ技を振るう彼に、黒死牟はこれまで抱き続けてきた縁壱への激しい嫉妬と恨みを思い出し、激しい殺意を覚えました。

一方で次の一撃で自分が殺されるという確信がありましたが、縁壱は次の一撃を放つ前に寿命で絶命したのでした

そのため黒死牟には屈辱が残り、縁壱という最強剣士が消えた以上負けるわけにはいかないと勝利への執念を増大させていきました。

 

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【鬼滅の刃】黒死牟と時透無一郎の関係性とは?

霞柱・時透無一郎は「日の呼吸の剣士の子孫」と言われていました

しかし実は日の呼吸の剣士=継国縁壱は生涯独身で子を残しておらず、正確には無一郎は縁壱の双子の兄・巌勝(黒死牟)の子孫でした。

黒死牟は無一郎と対峙後すぐに彼を自らの子孫であると把握

そして無一郎の精神・胆力・技・気概を褒め称え、鬼にしようと無一郎をスカウトしました

 

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【鬼滅の刃】黒死牟VS時透無一郎/不死川実弥/玄弥/悲鳴嶼行冥

鳴女の術によって黒死牟の元に霞柱・時透無一郎と不死川玄弥が送られ、あっという間に無一郎は磔にされ、玄弥は切り刻まれてしまいます

そこへ不死川実弥が、さらには悲鳴嶼行冥が駆けつけてきました

痣を発現させた悲鳴嶼と実弥のコンビネーションは黒死牟を追い込むものの、黒死牟が刀を変化させたことで「月の呼吸」がさらに凶悪と化し、あっという間に悲鳴嶼と実弥を追い詰めていきました。

しかし瀕死ながらも戦線復帰した無一郎と玄弥も加わったことで、黒死牟に余裕が無くなっていきました

 

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【鬼滅の刃】無限城編で黒死牟は死亡した?

無一郎が両断されながらも黒死牟に刺した刀を赫刀にして動きを奪い、玄弥が両断されながらも血鬼術で黒死牟の技を封じ、最後は悲鳴嶼と実弥が日輪刀をぶつけ合うことで発現させた赫刀で黒死牟の頚を斬り落としました

それでも黒死牟は、敗北への拒絶により強い意思で再生。

しかし実弥の刀に映った自身の姿の醜さに愕然とし、縁壱への憧れを自覚しながら崩壊・消滅していったのでした。

縁壱を憎み続けてきた黒死牟でしたが、最後の最期まで鮮明に記憶に残っていたのは縁壱のことだったのです

 

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【鬼滅の刃】無限城編の結末

無限城編は鬼殺隊が勝利を掴みました

半数以上の柱が命を落としてしまうなど多くの犠牲はあったものの、無惨撃破によって長い間人間の生活を脅かしてきた鬼との戦いはついに終結。

鬼のいない平和な世が訪れ、鬼殺隊は解散したのでした

 

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まとめ

上弦の壱・黒死牟は、痣を発現させた柱が鬼になり、さらに何百年も鍛錬を積んだようなものなので強すぎました。

敗因は誇り高き人物だったためと言えますが、そういった人間味が無惨との違いであり黒死牟の魅力かと思います

特に「兄より優れた弟など存在しねえ」とさえも言えないほど圧倒的な縁壱の「神の寵愛を受けた特別な人間である感」に堪えがたい嫉妬を抱えつつも、憧れずにはいられないという黒死牟の内面が泣けてきます

そしてこうした何百年もかけて紡がれた人間ドラマに加え、現在の鬼殺隊の最強たちとの息を呑む戦いが鬼滅の刃ベストバウトといっても過言ではないくらい熱いので、無限城編の中でも黒死牟戦は特に注目です!

この記事のまとめ
  • 黒死牟は元鬼狩り剣士だった
  • 黒死牟は縁壱の兄である
  • 最強の鬼との死闘が展開
  • 無惨との戦いの結末は壮絶
  • 黒死牟の嫉妬と憧れが交錯
  • 無限城編は最終章の核心部分
あいり
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