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趙の武将は誰がいるのか
結論から言うと、いまの趙軍を率いるのは三大天の李牧と司馬尚です。その下に舜水樹・馬南慈・傅抵・カイネ・紀彗らが並び、始皇十八年の全面戦争で秦と向き合っています。
趙はキングダムで最も多くの名将が出てくる国です。王騎を討った龐煖、合従軍を率いた李牧、沈黙の狩人と呼ばれた慶舎。その多くはすでに討たれ、残った将と新しく出てきた将で最後の戦いに臨んでいます。この記事では、いま戦場にいる将、討たれた将、趙を離れた将の三つに分けて、一覧で見ていきます。
この記事でわかること
- 全面戦争でいま秦と向き合っている趙の武将
- すでに討たれた趙の武将と、討った相手
- 趙を離れた武将
- 趙軍の強さがどこから来ているのか
いま戦場にいる趙の武将(始皇十八年の全面戦争)
始皇十八年、秦は趙を落とすための全面戦争に入ります。李牧は幽繆王から王都軍五万を預かり、趙の将たちはそれぞれの戦線で秦軍と向き合いました。
| 武将 | 立場 | 全面戦争での役目 |
|---|---|---|
| 李牧 | 趙三大天 | 王都軍五万を預かり邯鄲の防衛を命じられる。出陣の前にカイネと結婚 |
| 司馬尚 | 趙三大天・青歌城主 | 青歌軍を率いて王翦軍と対峙 |
| 舜水樹 | 李牧傘下将軍 | 馬南慈軍とともに楊端和軍と対峙 |
| 馬南慈 | 李牧傘下将軍 | 舜水樹軍とともに楊端和軍と対峙 |
| 傅抵 | 李牧傘下将軍 | 趙忽軍とともに飛信隊と対峙 |
| カイネ | 李牧軍の五千人将 | 一万の軍で傅抵軍と趙忽軍の背後に控える |
| 紀彗 | 離眼城主→灰城城主 | 三万で羌瘣隊と対峙 |
| 馬呈 | 紀彗傘下将軍 | 二万で飛信隊・羌瘣隊と対峙 |
| 李白 | 趙将軍 | 一万で舜水樹軍の後ろに控える |
全面戦争では、中華十弓の一位と評された弓の名手・青華雲も出てきます。山の民のダントと楊端和を一矢で射抜いて重傷を負わせましたが、飛信隊の蒼兄弟と勝負になり、蒼仁に喉を射抜かれて戦死しました。
僕はこう読む
いまの趙軍は、ほとんどが李牧の手で集められた将です。
王が選んだ将ではなく、李牧が拾い上げ、育て、信じてきた人たち。
だから最後の趙は、国の軍というより李牧の軍として秦とぶつかっていると読んでいます。
すでに討たれた趙の武将
趙はこれまでの戦いで、多くの名将を失ってきました。秦の側から見れば、一人ずつ討ち取ってきた歴史でもあります。
| 武将 | 立場 | 誰に討たれたか |
|---|---|---|
| 馮忌 | 趙将軍 | 信(12巻・馬陽の戦い) |
| 渉孟 | 趙将軍 | 王騎(14巻・馬陽の戦い) |
| 趙荘 | 趙将軍 | 騰(馬陽の戦い) |
| 万極 | 趙将軍 | 信(27巻・合従軍) |
| 慶舎 | 李牧傘下将軍 | 信(44巻472話・黒羊丘の戦い) |
| 岳嬰 | 慶舎傘下将軍 | 信(朱海平原九日目) |
| 趙峩龍 | 藺家十傑 | 信(朱海平原・一騎打ち) |
| 尭雲 | 藺家十傑 | 王賁(朱海平原) |
| 龐煖 | 趙三大天。摎と王騎を討った武神 | 信(58巻627話・朱海平原) |
| 金毛 | 慶舎傘下将軍 | 蒼淡(朱海平原) |
| 扈輒 | 趙大将軍 | 桓騎軍(平陽で本陣を急襲されて討死) |
| 青華雲 | 中華十弓の一位 | 蒼仁(全面戦争) |
表を見ると、討った相手に信の名前が何度も出てきます。趙の名将を最も多く倒してきたのは信の飛信隊です。王騎を討った龐煖を、最後に討ったのも信でした。
僕はこう読む
趙の将の死は、そのまま信の出世の記録になっています。
馮忌を討って飛信隊の名を上げ、慶舎を討って大きな手柄を立て、龐煖を討って王騎の仇を取った。
趙という国は、信を大将軍に育てる相手として描かれてきたと読んでいます。
趙を離れた武将
討たれずに趙を去った将もいます。悼襄王の代になって退けられた元三大天の廉頗は、討伐に来た楽乗を破って魏へ亡命し、のちに楚へ渡りました。廉頗に敗れた楽乗も、のちに他国へ亡命しています。
公孫龍は合従軍の戦いで右手を失い、戦場から退きました。その後は文官として趙の朝廷に残り、李牧派をまとめています。趙を支えた将は、戦場で討たれた者だけではなく、王に退けられた者も多いのが趙の特徴です。
趙軍の強さはどこから来ているのか
趙軍の強さの中心は、李牧の策です。合従軍の発起人として秦を滅亡寸前まで追い込み、宜安では桓騎を討ちました。その一方で、悼襄王や郭開に何度も足を引っ張られています。朱海平原の敗戦の責めで投獄されたのも、王都の側の判断でした。
僕はこう読む
趙の弱さは、戦場ではなく王都にあります。
廉頗を退け、李牧を投獄し、そのたびに名将を失ってきた。
強い将がいるのに国が守れない。趙の武将の一覧は、そのまま趙が滅ぶ理由の一覧にもなっていると思っています。
まとめ
いまの趙軍は三大天の李牧と司馬尚を中心に、舜水樹・馬南慈・傅抵・カイネ・紀彗らが全面戦争で秦と向き合っています。
押さえておきたい点を並べます。
- 李牧は王都軍五万を預かり、出陣の前にカイネと結婚した
- 司馬尚は青歌軍を率いて王翦軍と対峙している
- 龐煖・慶舎・趙峩龍・岳嬰・万極・馮忌は信に討たれた
- 扈輒は桓騎軍に、尭雲は王賁に、青華雲は蒼仁に討たれた
- 廉頗は趙を離れて魏から楚へ、楽乗も他国へ亡命した
僕はこう読む
史実の李牧は、紀元前229年に趙の王都の側に殺されます。
全面戦争で李牧が戦っている相手は、秦だけではないということです。
趙の武将の最後の敵は、自分たちの王都になるのではないかと読んでいます。
趙の武将の一覧を、秦を苦しめた名将の記録として読むか、信が大将軍へ上がってきた足跡として読むかで、全面戦争の見え方が変わってきます。
——あなたは、趙の武将の中でいちばん強かったのは、王騎を討った武神の龐煖だと思いますか、それとも合従軍で秦を追い詰めた李牧だと思いますか。よければコメントで聞かせてください。
よくある質問
趙の武将については、いま誰が生きているのかと、誰に討たれたのかをよく聞かれます。
Q. 趙で最強の武将は誰ですか。
A. 武力では龐煖、将としては李牧の名が挙がります。龐煖は58巻627話で信に討たれ、李牧は全面戦争でも趙軍を率いています。
Q. 全面戦争で趙軍を率いているのは誰ですか。
A. 三大天の李牧と司馬尚です。李牧は王都軍五万を預かり、司馬尚は青歌軍で王翦軍と向き合っています。
Q. 慶舎を討ったのは誰ですか。
A. 信です。黒羊丘の戦いで、44巻472話で討ち取りました。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月1日


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