アシトの兄で東京に行ったアシトを見送る立場として愛媛に残った瞬ですが、本編でも稀に登場し、昔からアシトとサッカーをしていた事が描かれています。
そんな瞬を主人公にしたスピンオフ作品もあるので、あわせて紹介していきます。
目次
【アオアシ】青井瞬のプロフィール!
【追加キャラクター&キャスト情報】
⚽️ 青井紀子:#園崎未恵
⚽️ 青井瞬:#中島ヨシキ
⚽ 金子葵:#小松未可子
⚽ 義経健太:#興津和幸熱いキャストコメントは公式HPで公開中👀 https://t.co/qYd3EClPYk#アオアシ pic.twitter.com/du4iH5YM4M
— 『アオアシ』TVアニメ公式 (@aoashi_pr) March 14, 2022
瞬はアオアシの主人公であるアシトの1歳上の兄で青井家の長男です。
普段はメガネをしており、髪もアシトと違いモジャモジャではなく普通の髪型です。
何より、大人っぽい見た目で、アシトの1歳上には見えないルックスをしています。
アシトがエスペリオンのセレクションに行く時、自分がバイトをして溜めたお金を渡してあげるなど、非常に弟思いの性格です。
また、学業優秀で愛媛県屈指の名門高校に通い、大学受験の模擬試験でも非常に高い点数を取っています。
【アオアシ】瞬と葦人はどんな兄弟!?
瞬とアシトは幼い頃から2人でサッカーをやっていました。
練習場所は2人の母、紀子の働く店の中で、丸めた紙でボールを作り、それを使って瞬がアシトにサッカーを教えてあげていました。
現実でも、幼い頃同じような環境でサッカーの練習をしていたイニエスタという選手がいます。
イニエスタはアシトのような俯瞰の目と瞬のような足元の技術をあわせ持つ選手です。
アシトの練習環境がイニエスタと同じということは、アオアシの作中でも紹介されているので、イニエスタの能力を兄弟で分けあったのかもしれません。
また、アシトは東京VANS戦後のインタビューで尊敬する選手について聞かれた時に、自分にサッカーを教えてくれた兄のことを話し、自分よりも上手で、自分を1番理解してくれる、世界で1番偉大な兄だと言います。
幼い頃からサッカーを教えてくれて、セレクションに行くためのお金を用意してくれたり、今アシトがエスペリオンでサッカーをやれているのは、瞬がいなければあり得なかった事でしょう。
【アオアシ】小児喘息でプレイヤーから遠ざかる!
アシト曰く、自分よりサッカーが上手かった瞬ですが、小児喘息の持病がありました。
小学校6年生の時、地元愛媛のJリーグクラブからセレクションに呼ばれるほどの実力を持っていましたが、セレクションで得意のフリーキックを蹴るところで発作が出てしまい見せ場を作ることができませんでした。
結果は不合格。
この事がきっかけで、瞬はサッカーをプレーすることから離れていきました。
高校2年生になり小児喘息が完治した瞬ですが、依然としてサッカーをプレーすることはありませんでした。
しかし、就寝前と早朝のトレーニングは欠かさずに行っていました。
【アオアシ】あることをキッカケに再起を目指す!
小児喘息が原因でサッカーから遠ざかっていた瞬ですが、あることがキッカケでサッカーに戻ってきます。
そのキッカケとは高校のクラス対抗マッチのサッカーの試合に誘われて、仕方なく参加した事でした。
体育科相手に幼い頃から身につけていた華麗な足技で翻弄し、かわしていきます。
さらに角度のないところからのFKを左足で蹴りゴールを決めます。
このFKを偶然見ていたのが、瞬が小学校6年生の時、セレクションに誘ってくれたAC愛媛の育成部長である大下甚八でした。
昔と変わらない実力を見せた瞬の元に、「アスレティカクラブ愛媛Jユース、中途入団の案内」が届きます。
とにかく本能のまま動くアシトとは違い、石橋を叩いて渡る性格の瞬は、家計のことや母親のことを考えて入団することを躊躇ってしまいます。
しかし、サッカーをやりたいという自分の気持ちにしっかり向き合い、Jユースの練習生として参加する事になります。
ちなみに、アオアシ本編で船橋学院戦前にアシトの元に母、紀子が訪ねてきて瞬にユースが中途入団のテストを進めてきたことを相談するシーンがあり、スピンオフ作品で描かれる予定ですと注釈があります。
それがブラザーフットのことだったのですね。
【アオアシ】瞬にスポットを当てたスピンオフ「アオアシブラザーフット」とは!?
【アオアシ25集とブラザーフット1集の見本本が届きました!】
発売はともに8月30日です!どうぞよろしくお願いいたします!! pic.twitter.com/sT1un0GwPX— 【アオアシ】公式/アニメ好評配信中&単行本33集発売中! (@aoashiofficial) August 27, 2021
ここまでの瞬がサッカーに再起する物語が描かれているのがブラザーフットというスピンオフですが、この物語の本題として描かれているのは、地方チームの実情なのです。
この物語のAC愛媛は現実のJ リーグに所属している愛媛FCをモデルにしたチームです。
そしてこの愛媛FCはお世辞にも強いチームとは言えないのです。
弱いチームに主人公が加入し、強くなっていくという作品(エリアの騎士、ジャイアントキリングなど)はありますが、モデルチームがある以上なかなかそういった描き方もされないでしょう。
ちなみに参考までに愛媛FCのここ数年の順位は2020年がJ2で21位、2021年がJ2で20位になりJ3に降格しています。
2022年6月現在、J3で9位と伸び悩んでいます。
作者の小林先生が長年の愛媛FCサポーターであることから、アオアシの時より負けた時のサポーターの悲しさなどがブラザーフットでは、鮮明に描かれています。
単行本1巻で5話まで収録されており、2巻の発売など続きに関しては、2022年6月現在発表されていません。
まとめ
昔からアシトと母親を支えて生きてきた瞬が、自分の為にサッカーを選び、自分のやりたい事をやっていくために努力する物語のブラザーフットは、アオアシとはまた違った魅力のある作品です。
愛媛FCのファンである小林先生にとっては、ブラザーフットこそが本当に描きたかった物語であり、読者に伝えたいことが詰まった漫画なのかもしれません。
なので、今後ブラザーフットの続きは必ず描かれるはずなので、それまではアオアシを楽しみながら待ちましょう。
