志村京の筋肉はなぜ異常なのか?
結論から言うと、太ももの前面にある大腿四頭筋が異常に発達しているためです。ここは一瞬の瞬発力と切り返しを司る場所で、抜かれたあとから追いつける反応速度を生んでいます。
顔のインパクトで覚えている方が多いと思います。ただ、この選手がユースからトップ昇格を果たした理由は筋肉のほうにあります。
この記事でわかること
- 大腿四頭筋がどう効いているのか
- ボール回収率がどれくらいなのか
- 青森星蘭戦で筋肉が反応した場面
- 見た目と性格のギャップ
- トップ昇格を決めた3人の顔ぶれ
まずプロフィールです
- 志村 京(しむら きょう)
- アシトより2学年上の18歳
- ポジション:DF/背番号:3番
- 阿久津を上回る、チーム一の長身
顔の特徴は、面長で掘りの深い骨格に、ヘラッと笑ったような目と口。顔の前側の片方にチリチリヘアがかかっています。ジュニアユース時代の回想でも、12歳ですでに今と同じ風貌でした。
筋肉がついているのは、太ももの前面です
志村最大の特徴は、大腿四頭筋(太ももの前面)の異常な発達です。
ここは一瞬の瞬発力と、切り返しの動作を司る筋肉です。つまり「速く走る」ためではなく、「止まって、逆へ動き直す」ための筋肉ということになります。
だから志村を抜くのは難しい。1対1で対峙した敵FWが、考え抜いて抜き去っても関係ありません。後発的であっても追いついてしまう反応速度があるからです。
作中では、後出しジャンケンのようだと表現されています。日本離れした肉体です。
青森星蘭戦で、筋肉が反応する場面があります
青森星蘭戦では、N-BOXに圧倒されかけます。そこで起きたのがこれです。
志村の筋肉が「ビキッビキッ」と瞬時に反応し、相手のシュートを素早くブロック。GK秋山と連携しながらゴールを死守しました。
筋肉が音を立てて反応する、という描き方をされているのは志村だけです。この選手の見せ場が身体そのものに置かれていることが、この一コマに出ています。
ボール回収率は、日本高校年代で最高です
DFは抜かれたら危機一髪です。それでも志村は華麗にボールを奪います。
相手からすれば、完全に抜いて裏も取ったはずでした。にもかかわらず、次の瞬間には志村の態勢が回っている。
驚く相手を見た志村は、落ち着くようにとサッカーの指南書以外の書物を勧めます。
「太宰を読みたまえ」
1対1からのボール回収率は、日本高校年代で最高レベルです。単にボールを奪うだけでなく、攻撃は無駄だと相手に思わせる。それが最終ラインにいる志村です。
僕はこう読む
志村の筋肉が「速さ」ではなく「切り返し」の筋肉であることに、この選手の役割が出ていると思っています。
足が速いDFなら、抜かれる前に追いつきます。志村は違います。抜かれてから追いつく。つまり相手に一度「勝った」と思わせてから、それを取り消しています。
ボールを奪うだけなら、相手は次も仕掛けてきます。考え抜いた末に抜いたのに届かなかった、という経験をさせると、相手は仕掛けること自体をやめます。作中で「攻撃は無駄だと相手に混乱を与える」と書かれているのは、そういう意味だと僕は読んでいます。
顔は怖いのに、性格は穏やかです
見た目とは対照的に、志村の性格は穏やかです。
- おっとりした口調で、言葉遣いも丁寧
- 自分のことを「僕」と呼ぶ
- アシトたち後輩には「君」付け
- ただし阿久津だけは呼び捨て
ケガさえなければと、伊達も来季からのトップでの活躍を期待しています。福田も志村の仕事ぶりには、さすがと褒めるしか言葉がありません。
トップ昇格は3人。その1人です
ユースはトップリーグへ選手を昇格させる育成の場です。3年生の代で昇格が決まったのは3名でした。
- 義経健太(FW・前キャプテン)…ケガや日本代表選出でリーグ戦には満足に出られなかったが、チーム内10得点で遊馬を抑えてトップ
- 山田豊(DF/MFもこなす)…猪突猛進型で、攻撃型SBの極み
- 志村京(DF)
記者会見に臨む3人を見ると、志村の上背の高さがより明確に分かります。昇格できなかった選手のほうが多い中で、プロのキップを手にした3人です。
後輩の育成にも積極的です
プレミアリーグ最終戦の後半、馬場と交代して志村がピッチに入ります。一緒に交代した朝利は、緊張のあまり橘の3倍は震えているようでした。
阿久津から一言を求められた志村は、手を叩くような仕草をしながら笑顔でこう言います。
「今日は点を取られない。おめでとう、良かったね」
呆気に取られるアシトたち。昇格組も笑うしかありません。掴みはOKでした。
試合序盤はエスペリオンの1年生たちがゲームを統率しますが、経験不足は否めません。その薄氷を丸ごと弾くのが志村の役割でした。朝利がボールを奪われても、持ち前のフィジカルで即座に回収しています。
怖いもの知らずのうちに多くを学べと勧め、育成は上級生の役割として後輩を見守りました。
僕はこう読む
あの場面で志村が言ったのが「頑張れ」ではなく「おめでとう、良かったね」だったところに、この人物の設計があると思っています。
朝利は震えていました。緊張している相手に「点を取られない」と断言し、そのうえで交代出場そのものを祝っている。不安を打ち消すのではなく、不安の外側から話しかけています。
顔は誰よりも怖く、体は誰よりも大きい。その人が、いちばん柔らかい言い方をする。ギャップがネタとして消費されがちな選手ですが、あのギャップ自体が後輩を落ち着かせる装置になっていると僕は読んでいます。
まとめ|志村京をどう読むか
- 志村京はDFで背番号3番。アシトより2学年上の18歳で、チーム一の長身
- 太もも前面の大腿四頭筋が異常発達し、瞬発力と切り返しを支えている
- 抜かれたあとから追いつくため、1対1のボール回収率は日本高校年代最高
- 顔は怖いが性格は穏やか。自分を「僕」と呼び、後輩には「君」付け
- 速さではなく切り返しの筋肉なので、相手に仕掛けること自体をやめさせる(カイの読み)
志村の筋肉を調べに来た方が知りたいのは、どこがどう凄いのか、だと思います。太もも前面の大腿四頭筋です。そしてそれは、抜かれてから取り返すための筋肉でした。
——あなたは志村が「太宰を読みたまえ」と言った場面を、どう受け取りましたか。ただのボケだと思いましたか、それとも余裕の表れだと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
Q. アオアシの志村京の筋肉はどこが凄いのですか?
A. 太ももの前面にある大腿四頭筋が異常に発達しています。一瞬の瞬発力と切り返しを司る筋肉で、1対1で抜かれたあとからでも追いつける反応速度を生んでいます。
Q. 志村京のポジションと背番号は何ですか?
A. ポジションはDFで、背番号は3番です。アシトより2学年上の18歳で、阿久津を上回るチーム一の長身です。
Q. 志村京はどれくらい守備が上手いのですか?
A. 1対1からのボール回収率が日本高校年代で最高レベルとされています。単に奪うだけでなく、攻撃しても無駄だと相手に思わせるタイプのDFです。
Q. 志村京はプロになれたのですか?
A. なれました。3年生の代でエスペリオントップへの昇格が決まったのは、義経健太・山田豊・志村京の3名です。
Q. 志村京はどんな性格ですか?
A. 見た目とは対照的に穏やかです。おっとりした口調で言葉遣いも丁寧、自分を「僕」と呼び、後輩には「君」付けで話します。ただし阿久津だけは呼び捨てです。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年8月26日
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