現在の魔法帝ユリウス・ノヴァクロノが使う魔法は、属性は時間魔法です。
ユリウス自身「未来を奪う魔法」と話しているくらい、最強の魔法です。
魔法騎士ザラと出会ったことで、階級や差別があることに疑問を持ち、差別のない世界を目指そうとしますが…。
目次
【ブラッククローバー】ユリウスのプロフィール
クローバー王国の魔導士のトップに君臨する魔法帝、ユリウス・ノヴァクロノ。
身長180㎝の長身で42歳。
灰色の幻鹿団長からクローバー王国の魔法帝になりました。
魔法属性は時間です。
【ブラッククローバー】陽気な魔法オタクの一面
ユリウス・ノヴァクロノは魔法帝で、軍事面では国王と同じくらいの権限まで持っているのにとても気さくで、無類の魔法マニアでもあります。
魔法についての知識もとても豊富で、ユノに宿った精霊についても知っていました。
珍しい魔法と出会うと目を輝かせています。
変身魔法を使って時々城下町をぶらりと歩いていることもあります。
【ブラッククローバー】魔法帝のもつ独特すぎる魔導書?
リヒトは四つ葉の魔導書を持っているのですが、魔法帝はどんな魔導書を持っているのか気になっていました。
リヒトが自分の魔導書のことを気になっていることに気づいた魔法帝は、自分の魔導書を指さしました。
すると上空に表紙もない魔導書が浮かんでいるではありませんか。
書と呼んでいいのかどうかも分からないくらいです。
魔法帝自身も特殊だと認めています。
【ブラッククローバー】時間魔法の強さとは?
アスタやユノたちが目指すクローバー王国魔導士のトップである魔法帝。
その最強の魔法帝がユリウス・ノヴァクロノです。
彼の使うことができる魔法・時間魔法
時間拘束魔法 クロノスタシス
対象の周囲の時間の流れを遅らせる魔法
時間魔法 クロノスタシス先見
マナゾーンと時の加速の合わせ技
自身の周囲の魔を加速させて、未来の魔の流れを読んで先の未来を感知する魔法
時間反転魔法 クロノアナスタシス
ユリウスの魔力・ストックした時をすべて使用する大規模魔法
発動時に上空に時計の文字盤を彷彿させ、広域の時を止めたり、逆再生と時を操作します。
ユリウスは対象から時を奪うとき、奪った「時」はストックされるのでいつでも使うことができると言います。
またユリウス自身の魔法のことを「未来を奪う魔法」と例えたりしています。
正に最強の魔法といえます。
【ブラッククローバー】目指すは差別のない世界へ
ユリウスが魔法帝を目指したきっかけは、下民初の魔法騎士ザラとの出会いでした。
ユリウスは高い魔力を持っている貴族が、自分の私利私欲のために魔法を使っていることに疑問を感じていました。
そんな時魔力も弱い下民の出にも拘らず、国民を守ることを最優先しているザラに共感したのです。
ザラこそが本当の魔導士とユリウスは確信していましたが、ザラの活躍に嫉妬した貴族での魔法騎士の裏切りでザラが亡くなってしまったと知り、嘆きました。
ザラの死をきっかけに、ユリウスは差別について考え始めます。
上の階級の者が下の階級のものを当然のように侮蔑し、虐げている現状を見て人の可能性は無限大なのにもったいないとユリウスは考えました。
しかし差別のない国を作るということはそんなに簡単な事ではありません。
自分と同じ志を持つ国民を増やそうと考え、そのためには自分自身に力や地位も必要だと必死に努力し、実績を積んで魔法帝にまで登りつめました。
魔法帝ユリウス・ノヴァクロノが国民を守るために死亡したと言われています。
白夜の魔眼の頭首リヒトとの戦いで、理人が放った王国全体への魔法から国民を守るために、自分の持つすべての力と魔力をで対抗して相殺させました。
国民を守るために魔力を使い果たしてしまったユリウスは、リヒトに胸を剣で貫かれたのです。
その後駆けつけてきたヤミに跡を託すと告げました。
【ブラッククローバー】ヤミやウィリアムを登用
魔法帝になる前の団長の時代にヤミやウィリアムをスカウトしています。
【ブラッククローバー】リヒトとの一騎討ち
ヴァンジャスはユリウスと同じくらい大切な人がいて、それはリヒトだと話し、自分の中にいるリヒトを呼び出しました。
敵対するユリウスとリヒト、リヒトは目的を達成するためにユリウスと一騎打ちになります。
ユリウスはリヒトより圧倒的に強かったため、リヒトは封印魔法を解き放ちクローバー王国全体を覆いつくすほどの範囲の攻撃をします。
ユリウスはリヒトがし世巻をかけて用意した魔法を相殺することに成功しますが、魔力を使い果たしてしまいリヒトに隙を突かれ敗北してしまいます。
【ブラッククローバー】少年として復活したユリウス
ウィリアムは贖罪のためヤミと一緒にユリウスの眠る場所を訪れます。
しかしそこにはユリウスの姿はなく、森の中から少年の姿のユリウスがマントを引きずりながら現れます。
「何とか生きていたよ」と笑うユリウスにウィリアムとヤミは驚いて何も言えません。
ヤミはしばらく何も言えませんでしたが、ふと「完全に死んでいたよね」と尋ねます。
ユリウスに詰め寄り、パトリとの戦いに敗れたことを思い出しながらオレの決意を返せと言いました。
そして人生やり直せるなんて言い御身分ですねと怒るヤミに怖いと苦笑するユリウス。
ヤミはめちゃくちゃだとため息をついたりもしますが、それは照れ隠しで二度と会えないと思っていたツラ拝めたんだ…悪い気はしねえと照れくさそうに頭を掻きました。
ウィリアムの方は生きていたユリウスに合わせる顔がなく、言葉をかけることもできません。
そんなウィリアムにユリウスは、いかなる理由があったとしても王腰を裏切った罪は重い…誰もが傷ついていて立ち上がるまで時間がかかるだろうと告げました。
そしてウイリアムにその間君を遊ばせておく気は無いと言いました。
その言葉を聞きヤミはユリウスは甘すぎると反論しますが、ウィリアムを騎士団長にした自分にも責任はあると言います。
そしてパトリとの戦いに負けてしまった自分にも責任はあると自分の姿を思い返すのです。
それからユリウスはウィリアムを真っ直ぐ見据えると「私と共に怨嗟の逆流を耐え抜き進む覚悟はあるかい?」と尋ねます。
ヤミはその問いを傍で聞いていてあきれるように頭を掻きました。
ウィリアムは問われてしばらく呆然としていましたが、涙を流しながら「今度こそ…貴方と…王国を共に」とユリウスに向かって敬礼しました。
ユリウスはヤミとともにクローバー城に戻りました。
しかし姿が変わってしまったユリウスにノエルは気がつかず、突然少年に呼び止められて憮然としています。
アスタは気を感じ困惑しながらヤミを読んでいました。
ユリウスはアスタたちに向かって「魔法帝がいなくなってしまった」と言います。
するとすかさずヤミがここにいるじゃねえかとツッコミを入れます。
ヤミの言葉にみんな驚きますが、アスタだけはやっぱりと叫んでいました。
まとめ
魔法帝ユリウス・ノヴァクロノは、とても気さくで人間としてもとても魅力のある人物のようです。
国王よりも人気も人徳もあるくらいです。
魔法マニアで、何の変哲のない魔法でも他の使い方がないか考え、思わぬ魔法に化けたりしているものもあります。
差別のない世界を作ろうと考え、ひたすら努力をして実績を積んで魔法帝になりました。
時間魔法の使い手で、「未来を奪う魔法」と自分でもいうくらい最強の魔法を使うことができます。
リヒトとの一騎打ちの後、亡くなってしまったと思っていましたが、なんと少年として復活していました。
これにはヤミを始め皆驚きました。
しかしウィリアムを許し「私と共に怨嗟の逆流を耐え抜き進む覚悟はあるかい?」と尋ねました。
今度はウィリアムも含めみんなで差別のない国を目指していってほしいと思います。

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