有馬かなと大物映画監督シマカンの写真が撮られ、記事にされるという緊急事態!
事務所の苺プロには当事者の有馬とミヤコ、ルビーとMEMちょが集合していました。
これからどのようにしていくかを考えるためです。
目に見えて落ち込む有馬…。
この先、どうなってしまうのでしょうか?!
それでは第104話『対決』の考察を始めていきます。
目次
『推しの子』104話!のネタバレ
それでは『推しの子』104話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
プロ失格?!
ルビーは開口一番、失礼な本音をぶちまけましたw
「男っ気のない先輩が誰よりも先に熱愛スキャンダルを起こすなんて…」
有馬も得意のツッコミを入れずにはいられませんw
「熱愛じゃないから!」
そうなのです。
有馬とシマカンの間には何もありませんでした。
ただ、マンションに2人でいたのは事実。
朝まで男とマンションで2人きりなんて、ファンにどう思われるかは簡単にわかることです。
「本当にごめんなさい」
有馬はプロ失格だと落ち込んでしまいます。
でもミヤコは違う考えを持っていました。
写真を撮られることはプロ失格なんかではない、と。
その理由は、記者のしつこさ!
記者たちはずっと車でつけてきます。
しれっと敷地内に入ってくることもあります。
テーブルの下にレコーダーを仕込んでいたり、油断させるために駆け引きを仕掛けてきたり…。
記事のためなら何でもやってくるのです。
ミヤコはアイの時にそれを経験しているので、そのしつこさはよくわかっていました。
世の中の人はちょっと気をつければ写真なんて撮られないと思っているかもしれませんが、実際はそんなに甘いものではありません。
記者たちの追跡はプロの訓練を受けたもの。
それを素人であるタレントがかわし切れるはずがないのです。
仮にタレントが対策をすれば、記者も対抗して対策を取る。
そのイタチごっこが続くだけなのです。
写真の裏側
さらにミヤコは言いました。
そもそもアイドルのスクープなんて出版社からしたらお金にならない記事です。
さらにB級小町だってまだ週刊誌に撮られるレベルではありません。
それなのに、写真を撮られたその理由は…。
今回のターゲットがシマカンの方だったから。
有馬は交通事故に巻き込まれたようなものです。
シマカンは元々派手な女好き。
おそらく遊ばれた女優の1人がリークしたのでしょう。
記者としても、シマカン1人では弱いと判断していました。
でも”相手”によっては…?
大物女優が引っ掛かればビッグニュースになりますよね!
そう考えてマンションの前で張り込みをしていたのだと推測されました。
言い回しは真実で?!
MEMちょは発売される前の記事を見て、げんなりしました。
“マンションお泊まりデート”
「熱愛って書かないあたりがズルいよねぇ」
敢えて名言はせず、読者の想像に任せる…。
こんな書き方をすれば、読者の想像など1つしか答えがないことを知っているくせに、です。
ミヤコは週刊誌側も、ある程度事実を書かないと訴えられるリスクがあることを熟知していました。
一緒にマンションに入ったくらいじゃ「熱愛」とは書けないのです。
熱愛は明確な証拠写真等がある時に使われる言葉なのです。
今回の有馬のケースでは”朝まで話し合ってた=お泊まり”であり、時間を合わせて会ってた=デート”が事実です。
限りなく黒に近く見せていますが、嘘は書いていないのです。
ミヤコのレッスン
週刊誌に撮られないためのコツはいくつか存在しています。
有馬が写真を撮られたことをきっかけに、ミヤコは週刊誌対策のレッスンを開始しました。
『付き合ったら同じマンションに住むべし』
『芸能人が多く住むマンションや張り込みがしにくい家を選ぶべし』
『外で手を繋ぐな、腕を組むな、キスするな、泥酔するな』
『食事は3人以上で可能な限り個室を選び、移動も別に行うべし』
『旅行先でも気を抜くな』
『売れ始めが1番危ない』
『敵を作らない』
要するに、同じタイミングで行動している”写真(証拠)”を撮られないようにするのが1番なわけです。
もしも人目を気にせずデートしたいなら海外の方がノーリスク。
また、周囲の人たちと仲良くすることでリークされにくくなります。
特に大人数のグループでは記者と繋がっているメンバーがいることがほとんど。
彼氏ができたら近しい人にこそ内緒にしなければいけないのです。
MEMちょは「身内のリーク…ヤな話だねぇ」と神妙に呟きましたが、ミヤコはありふれた話だと切り捨てました。
芸能界ではそんな話はいくらでもあります。
「今後は恨みを買ってそうな異性についていかないことね」
「週刊誌の記者には丁寧に対応しておきましょう」
誰かからリークされていそうな異性は危険度が高く、避けるべき対象です。
それから、記者たちは辛辣な態度を取られると記事の内容が酷くなる傾向があります。
それらを総合的に判断して、ミヤコは今後の方針をまとめました。
有馬の涙
「ごめん…わかってたの。島監督がそういう人だって」
有馬はミヤコに言われるまでもなく、シマカンの人間性は知っていました。
それでもついて行ったのは…。
「演技の仕事がしたくてどうにか取り入ろうとして…周りが見えなくなって」
有馬の目から涙が溢れてきました。
MEMちょはそこで有馬を抱きしめました。
「大丈夫だから!」
MEMちょは有馬が普段から芸能人として色々と気をつけていることを知っていました。
悪いのはそんな隙をついて記事にする人たちの方だとMEMちょも泣きながら言いました。
「ウチらだって普通に人生やってるんだもん。隙のない完璧な生活なんてできるわけない!」
多くの芸能人の心境をMEMちょが代弁してくれました…。
有馬も少しは救われたのではないでしょうか?
ただ、有馬が本音をこぼしたことで、B級小町の今後は不透明さが増したように思います。
それはこの問題が解決した後の話ですが…。
アクア、始動?!
夜、アクアとルビーは2人で話していました。
これから有馬がどうなっていくのか、ルビーは心配していました。
…これからの活動に影響が出るのは避けられないでしょう。
「可哀想」
ルビーがそう呟くと、アクアの頭にMEMちょの言葉が蘇りました。
“かなちゃんはきっとアクたんのためにアイドルをやってる”
アクアが誘ったからアイドルの道を信じ、アクアが望んだからアイドルになった…。
その言葉は、有馬と距離を置いていたアクアをついに動かしました。
アクアはルビーに確認します。
「痛みを伴うとしても、お前にとって苦しい選択でも、有馬を救う手段があるなら…お前は有馬を救いたいと思うか?」
ルビーは迷うことなく返しました。
「当然でしょ?仲間なんだから」
痛みを伴う苦しい選択…それは何なのでしょうか?!
週刊誌の最終入稿日は発売の2日前。
今ならまだ間に合う?!
覚悟を決めたアクアはついに行動を開始しました…。
『推しの子』ネタバレ104-105話のまとめ
今回のお話は、 有馬の記事に対する対応策についてのお話でした。
写真を撮られたことで、有馬は落ち込んでしまいます。
でも苺プロのミヤコは負けていません。
今回の件はシマカンがターゲットであり、有馬は巻き込まれただけです。
それでも今後の対策は必須でしょう。
ミヤコはB級小町はまだそこまでの対策は不要と思い、教えてこなかった写真を撮られないためのテクを伝授しました。
まとめると、同じタイミングで行動している”写真(証拠)”を撮られないようにするのが1番。
それから異性に恨みを買ってそうな相手には気をつけることと、記者を含め敵を作らないことです。
リークは大抵身内から。
大切な情報は身内にこそ内緒にすべきなのです。
悲しいことですが…。
シマカンがそういう人と知りつつ、演技の仕事欲しさについて行ったことを有馬は涙ながらに謝りました。
それは、B級小町の活動に満足していないことを示しています…。
MEMちょはともかく、ルビーはどう思っているのでしょう…?
有馬の涙はついにアクアをも動かしました。
アクアには有馬を救う方法が見えていました。
でもそれは痛みを伴うものです。
ルビーはたとえ痛みを伴うとしても有馬を救うと断言してくれました。
アクアはその一言を聞くと、早速行動を開始します。
有馬を救う方法とは?!
次週もますます目が離せませんね♪

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