『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカと『クズの本懐』の横槍メンゴの最強タッグで描くにん漫画「推しの子」。
推しのアイドルの子に生まれ変わった主人公(アクア)が、自身のアイ(推しのアイドルで母親)を殺した犯人を追い、自ら芸能界に足を踏み入れるという話題のストーリーです。
今回はこの話題作「推しの子」で名言、名シーンを見ていこうと思います。
目次
【推しの子】星野アイの名言・名シーン
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推しの子/@赤坂アカ・横槍メンゴ
アイドルながら16歳で妊娠したアイはゴローやアクア、ルビーに心打つ名言を残しています。
「アイドルは偶像だよ?嘘という魔法で輝く生き物 嘘はとびきりの愛なんだよ?」
妊娠したアイに「産婦人科医」の医師ゴローはアイドルを辞めるだろうと考えていました。
この時、アイが選択したのは「子供は産むしアイドルも続ける」でした。
この時、アイがゴローに語りかけた言葉です。
母親としてもアイドルとしてもどっちも欲しいというアイらしい発言だといえます。
- 「ルビー 、アクア 愛してる 」
- 「あぁ、やっと言えた ごめんね 言うのこんなに遅くなって」
- 「あー良かったぁ この言葉は絶対嘘じゃない」
ファンでストーカーのリョースケにより刺された際に、意識が朦朧としながらもアクアとルビーに残した言葉です。
アクアとルビーのその後の人生に大きく関わる事件で、残酷ながらも「推しの子」作中では避けて通れないシーンとなっています。
【推しの子】雨宮ゴローの名言・名シーン
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推しの子/@赤坂アカ・横槍メンゴ
医師でありながら「アイ推し」のドルオタであるゴローの葛藤が感じられる名言です。
「君に好きな男が居ても俺は君を応援し続ける でも君が子供を産めば より高みに羽ばたいていく姿を見る事は出来なくなるんだろう」
アイが妊娠し患者として現れた時、「アイ推し」のドルオタだったゴローは医者とファンの立場から葛藤する事になりました。
その葛藤から出た発言で、「推しの子」名シーンの一つになります。
「推しのアイドルが妊娠しとる?」
宮崎県の山間部にある病院に突然、現れた星野アイ。
診察にあたったドルオタのゴローが発した素直な一言。
「僕はどうしようもないほど、君の奴隷(ファン)だ」
「産んでもアイドルを続ける」と宣言したアイに医師としてファンとして決意を固めたゴローの、ファン心理に迫る名言です。
【推しの子】星野アクアの名言・名シーン
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推しの子/@赤坂アカ・横槍メンゴ
転生しているだけにかなり際どい名言も多くあります。
「推しのアイドルが!思い切り甘やかしてくれるこの環境が!疲れた社会人の心に思い切り沁みる」
転生したゴローはなんと「推しのアイドル」アイの双子になっていた時の気持ち。
ある意味、最高に幸せな時間となります。
「演じる事は僕にとっての復讐だから」
未来のアクアが発した、意味深な言葉です。
「俺にはアイみたいな才能がない 視線を釘付けにするオーラがない 演技が上手い訳じゃない だから使えるものは全部使う」
高校生になり役者として戻ってきたアクアは、有馬かなを活かす為にありとあらゆる物を利用します。
アクアが策略家としての片鱗を見せたワンシーンになっています。
「だるぅ、若者特有の共感しあうだけの会話キツぅ…」
ゴローが転生したアクア特有の発言となり、世代ギャップが分かります。
【推しの子】星野ルビーの名言・名シーン
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推しの子/@赤坂アカ・横槍メンゴ
ルビーもアクア同様に転生した独特な名言があります。
「ママかわいすぎー!視聴者全員 億支払うべき!!」
元々はドルオタのさりなの惚れ惚れするような本心ですね。
「傷つけられる側が自分を納得させる為に使う言葉を人を傷つける免罪符に使うな…!!!」
アイがストーカーに殺された後に巻き起こったアイに対する誹謗中傷に対して、ルビーが放った強烈な言葉。
現在にも通じる名シーンとなっています。
「どこにでもいるただの新人アイドル コケて当たり前!楽しく挑もうよ!」
実績から重圧を感じる有馬かなに対して放ったルビーのらしさ全開の名言で、さすがアイの子だと思わせています。
「重曹を舐める天才子役…?」
ルビーが「10秒で泣ける天才子役」を間違えた事で、定着した名言中の名言。
【推しの子】有馬かなの名言・名シーン
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推しの子/@赤坂アカ・横槍メンゴ
天才・有馬かならしい口の悪い名言があります。
- 「今どのへん住んでるの!? あんたドコ中!?」
気になるアクアと再会した有馬かなのテンパって発した言葉。
アクアに「ヤンキー女子?」と突っ込まれ名言となります。
- 「でもショックだな、監督親元で寄生虫してたんだ」
映画監督としては申し分ない五反田泰志が子供部屋おじさんである事に対しての一言。
- 「大丈夫!貯金だけは子役時代の稼ぎで引く程あるから!」
さすが元天才子役だったと思わせる貫禄ある名言といえます。
- 「チョロそうなメス見つけたらすぐコレだよ」
恋愛リアリティショー『今からガチ恋始めます』に参加することになったアクアに毒舌をかます有馬かなの嫉妬混じりの名言。
- 「世は大エゴサ時代!」
子役時代を含めて長きに渡り芸能界で過ごしている有馬かながルビーに送った 重い一言。
- 「皆自分だけは例外って思いながらしっかり人を追い込んでるのよ 何の気無しな独り言が人を殺すの」
SNS上で起きた「黒川あかね降板」騒動にたいしての一言で、現代社会にも言える名言となっています。
- 「あり得ない!マジさいあく!マジさいあく!」
授業をサボって何処かに行こうとアクアに誘われた有馬かなの感情を隠せない可愛いシーンです。
- 「アンタの推しの子になってやる」
B小町ライブ中に有馬かなが星野アクアに対して心の中でハッキリと宣言したセリフです。
落ち込んでいた有馬かなの戦線布告と言える台詞です。
- 「アンタはいつも私を変にさせる」
「推しの子」を象徴する有馬かなの覚醒となる名シーンとなっています。
【推しの子】黒川あかねの名言・名シーン
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推しの子/@赤坂アカ・横槍メンゴ
作中、重要なキーパーソンになりそうな黒川あかねにも数々の名言があります。
- 「かなちゃんがピーマン体操とかふざけた曲出してる間も私はずっと稽古してた」
有馬かなを強烈に意識した言葉で、かなにライバル心を芽生えさせた一言となります。
- 「私は何があってもアクアくんの味方だよ」
アクアに語った架空の設定で発したもので、何気ないながらも黒川あかねを象徴する名言と言えます。
- 「一緒に殺してあげる」
アクアが例え話で殺したい奴がいるとしたらどうする?と聞いた時の答えです。
彼女としての覚悟ある発言ともいえます。
【推しの子】その他の名言・名シーン
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推しの子/@赤坂アカ・横槍メンゴ
他にもすごく印象的な名言が発せられています。
- 天童寺さりな
「もし芸能人の子供に生まれていたらって考えた事はない?容姿やコネクションを持ち合わせていたらって」
入院していたさりながゴローに語りかけたワンシーンですが、この後、さりなが亡くなった為にゴローにとっては辛いながらも忘れられない言葉となります。
- 斎藤壱護
「うちのアイは本物(マジモン)の嘘吐き(アイドル)だぞ」
アイの所属する「苺プロ」の社長の発言ですが、まさに芸能界を表したような言葉であり、闇を感じさせる言葉といえますね。
- 五反田泰志
「お前はすごい演技よりぴったりの演技が出来る役者になれ」
転生したアクアが、出演した映画で監督が放った一言です。
転生しているアクアの長所をズバリと言い当てたアドバイスになります。
「ガキが夢見なきゃ誰が夢見んだよ、やりてぇ事諦めるなんて、大学生になってからでもまだ早いぞ」
夢を追い求めて自らは子供部屋おじさん邁進中の監督がアクアに送ったエール。
ちゃんとしたオチのあるある意味、「推しの子」作中最高の名言の1つです。
- MEMちょ
「私が夢を追える環境が整った時には、私は夢を追える年齢じゃなくなってた」
ユーチューバーのMEMちょが母子家庭で母が倒れた為に、働くしかなく気がついた時には23歳というアイドルの年齢資格を超えていた事を悲しく笑う名シーンです。
- 鳴嶋メルト
「楽しいわ、これ」
大根役者っぷりを反省し、がむしゃらに努力した後に迎えた舞台で感情を爆発させた一言。
鳴嶋メルトの今後の活躍が大いに期待できる名シーンになっています。
まとめ
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推しの子/@赤坂アカ・横槍メンゴ
サスペンス要素や芸能界にも切り込んだ作品である「推しの子」作中では、それぞれのキャラクターがらしさ全開の名言を残しています。
中にはアイの最後の言葉のように胸をうつ残酷ながらも名シーンと名言が生まれています。
また、アクアやルビーの転生者ならではの発言や有馬かなの口の悪いながら生まれる名言などは目を見張るものがあります。
シリアスな展開で見せるアクアの言葉も胸に刺さり、流石に赤坂アカと横槍メンゴの最強タッグ作品だという事を認識させます。
今後、まだまだ「推しの子」作中で生まれるであろう名セリフや名シーンがどんなものか期待しながら、楽しみにしたいですね。

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