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推しの子で有馬かなは死亡したのか
結論から言うと、有馬かなは死亡しません。最終回の166話まで生きていて、16巻の描き下ろしではハリウッドで活躍する女優になっています。
推しの子は2024年11月14日に全166話・全16巻で完結しています。最終章で命を落としたのは星野アクアで、有馬かなはアクアの葬儀で棺の中のアクアをひっぱたいた側でした。それでも「有馬かな 死亡」と検索されるのは、連載当時に死亡フラグと読める場面がいくつも重なったからです。死亡説がどこから出て、最後に有馬かながどうなったのかを順に追っていきます。
この記事でわかること
- 有馬かなが最終回まで生きていたことと、描き下ろしで描かれたその後
- 死亡説が出たきっかけ(スキャンダル編・卒業ライブ・カミキヒカル)
- 「93話で死亡」という噂は本当か
- 165話の死体ビンタは何だったのか(カイの読み)
- 推しの子で亡くなった人物と、アニメで描かれた範囲
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 有馬かなの生死 | 生存。最終回166話「星」まで生きている |
| その後 | 16巻の描き下ろしで、ハリウッドで活躍する女優になっている |
| 死亡説のきっかけ | 11巻のスキャンダル編、アイと重なる卒業ライブ、輝く人を狙うカミキヒカルの存在 |
| 93話で死亡という噂 | 93話「リーク」はルビーの策略が明かされる回で、有馬かなが死ぬ場面はない |
| 死体ビンタ | 15巻146話の約束を、16巻165話のアクアの葬儀で果たした場面 |
| 最終章で死亡したのは | 星野アクアとカミキヒカル(161話で崖から海へ落ちる) |
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死亡フラグを何本も立てられたのに、最後まで生き残ったのが有馬かなでした。
その代わり、有馬かなには大事なものを取り上げる終わり方が用意されています。
命ではなく、告白する相手を失わせたのだと思っています。
生き残った側の痛みを一番まっすぐに背負わされたのが、有馬かなだったように見えます。
有馬かなの死亡説はどこから出たのか
死亡説には、はっきりしたきっかけが3つあります。どれも連載当時の読者が不安になるだけの描かれ方をしていましたが、実際に命を落とす話にはつながりませんでした。
スキャンダル編で追い詰められた
1つ目は、11巻101話から108話のスキャンダル編です。アイドルの仕事に行き詰まり、演技の仕事がしたかった有馬かなは、島政則という監督の誘いに乗って自宅までついて行きます。アクアへの想いから一線は越えずに帰りますが、その姿を週刊誌の記者に撮られていました。
読者が怖がったのには理由があります。恋愛リアリティショー編(3巻〜4巻)では、ネットの炎上に追い込まれた黒川あかねが自殺を図っていました。同じ作品で、今度は有馬かなが記事の出る日を一人で待つことになったので、あかねの二の舞になるのではと心配されたのです。
実際には、105話でアクアが記者に別のネタを差し出して記事を止めます。差し出したのは、自分とルビーがアイの隠し子だという話でした。有馬かなの記事は出ず、その代わりにルビーはアクアを許さなくなります。有馬かなは107話で、黙って自分を守ったアクアの頭をティッシュの箱ではたき、108話からアクアを「あーくん」と呼ぶようになります。
卒業ライブがアイの最期と重なった
2つ目は卒業ライブです。有馬かなは12巻117話「パンダ」で、女優の道に戻るためにB小町をやめると発表します。そのときアクアには、B小町に誘われていなければ芸能人としてとっくに終わっていたと話しています。
15巻151話では、学校の制服でキャッチボールをしながらアクアに気持ちを打ち明け、クリスマスの卒業ライブを見に来てほしいと頼みます。アクアだけの「推しの子」になる、というのが有馬かなの新しい夢でした。
推しの子は、アイがドーム公演を目前にして刺される話から始まっています。大きなライブの直前に、いちばん輝いている人が狙われるという形を知っている読者には、この約束がそのまま死亡フラグに見えました。しかも卒業ライブの夜、裏ではニノがルビーを刺しに来ています。16巻159話で刺されたのはルビーに変装した黒川あかねで、防刃ベストを着ていたため無事でした。有馬かなはその間もステージに立ち続け、泣きながらファンに別れを告げています。
カミキヒカルが輝く人を狙っていた
3つ目は黒幕のカミキヒカルです。カミキヒカルは、アイを超えるほど輝く人が壊れていく姿に喜びを感じる人物として描かれます。自分では手を下さず、周りの人間を使って相手を死なせてきました。第9章の冒頭では、相談を持ちかけてきた女優の片寄ゆらを、登山中の転落事故に見せかけて死なせています。
「10秒で泣ける天才子役」と呼ばれた有馬かなは、狙われる側の条件にぴったり当てはまっていました。カミキヒカルが出資していた映画「15年の嘘」にも出演しています。ただし、最終章でカミキヒカルが死なせようとしたのはルビーでした。アイを超えるアイドルになろうとしていた実の娘です。
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卒業ライブを見に来てほしいという約束は、アイのドーム公演と同じ形をしています。
作者はその形を知ったうえで、あえて有馬かなに重ねたのだと思っています。
ただ、刃物が向かったのはルビーで、死んだのは約束された側のアクアでした。
フラグは有馬かなに立ち、代償はアクアが払ったという組み方に見えます。
推しの子の93話で有馬かなは死亡したのか
「推しの子 93話 有馬かな 死亡」という検索もありますが、93話で有馬かなが死ぬ場面はありません。10巻93話「リーク」は、番組の炎上騒ぎの裏で、ルビーが自分の仕事を増やすために動いていたことが明かされる回です。
前の92話「禊」で騒ぎが収まり、93話の帰り道でアクアがルビーを問いただします。ルビーは、嘘をつかずに有名にはなれないと言い切りました。有馬かなはこの時期もB小町の一員として活動していて、93話の噂は話数の取り違えか、作り話が広まったものと考えるのが自然です。
死体ビンタとは何だったのか
検索で「死体ビンタ」と出てくるのは、アクアの葬儀の場面です。約束が交わされたのは、15巻146話「役柄」でした。映画「15年の嘘」でカミキヒカル役を演じていたアクアは、楽屋で役に引っ張られ、死にたい気分だとこぼします。
有馬かなはそれを聞いて、そんなことになったら死体をビンタしてやると返します。そして二度とそんなことを言わないとアクアに約束させました。そのあと、ピザ味のポテトチップスにすしのこをかけた秘密のおやつを差し出して、落ち込んだアクアを笑わせています。
その約束が果たされるのが、16巻165話のアクアの葬儀です。花を手向ける代わりに、有馬かなは棺の中のアクアをひっぱたきました。喪主の斉藤ミヤコが怒って有馬かなを叩き返しますが、有馬かなは気にも留めません。約束を守ったと言い、まだ告白もしていないのだから戻ってきてと泣き崩れて、黒川あかねに棺から引き離されます。
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146話の約束は、アクアが死なないための約束でした。
アクアはそれを破り、有馬かなだけが約束を守った形になっています。
ビンタは怒りではなく、約束を守った側からの最後の呼びかけだと思っています。
葬儀の場で浮いて見えるのも、有馬かなだけがまだアクアに話しかけていたからです。
この場面は、読者の受け止め方が大きく分かれました。棺の遺体を叩く行動を受け入れられない人もいれば、ずっと本音を言えなかった有馬かなが初めて感情をぶつけた場面と読む人もいます。どちらにしても、最終章で有馬かなの見せ場としていちばん強く残ったのがこのビンタでした。
アクアの死後、有馬かなはどうなったのか
アクアは16巻161話で、自分の体をナイフで刺したうえでカミキヒカルをつかんだまま崖から海へ落ちます。有馬かなは卒業ライブのあと、会場に来なかったアクアを探し回っていました。164話でアクアの遺体が見つかり、有馬かなは告白の返事を聞けないまま、その知らせを受けることになります。
最終回の166話で、有馬かなは立ち止まりません。配信を休んでいたMEMちょを励まし、MEMちょと一緒に、家に閉じこもっていたルビーを支えて、学校に戻る背中を押します。そのあと自分は女優の仕事へ進んでいきました。B小町は新メンバーのオーディションを行い、ルビーは東京ドームのステージに立ちます。
その先は、2024年12月18日発売の16巻に入った描き下ろしで描かれます。B小町のプロデューサーになったMEMちょが動画で近況を語り、その中で、有馬かなはハリウッドで女優として成功したことが示されます。かつての「10秒で泣ける天才子役」は、世界で通用する役者になっていました。黒川あかねも生きていて、オカルトに興味を持つようになっています。
最終回の流れは推しの子の最終回の記事で、黒川あかねの死亡説は黒川あかねの死亡説の記事でまとめています。
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有馬かなは女優として生きると決めてアイドルを卒業し、その卒業ライブをアクアに見てほしいと願いました。
見てほしかった相手がいなくなっても、女優の道を降りなかった。
アクアだけの推しの子になる夢は、世界中の観客の前で演じる形に変わったと思っています。
ハリウッドという行き先は、見てほしかった一人より遠くまで届いた証拠に見えます。
推しの子で死亡した人物は誰か
推しの子は、第1話から人が死ぬ作品です。有馬かなと比べられやすいので、作中で亡くなった主な人物と、生き残った有馬かなを並べておきます。
| 人物 | どうなったか |
|---|---|
| 雨宮ゴロー | アイの出産の夜、リョースケに崖から突き落とされる(1巻1話) |
| 天童寺さりな | 重い病気のため12歳で亡くなる。ルビーに生まれ変わる |
| 星野アイ | ドーム公演を前に、自宅に来たリョースケに刺される(1巻) |
| リョースケ | アイを刺したあと自殺。159話でニノに言われて命を絶ったと明かされる |
| 上原清十郎・姫川愛梨 | 姫川大輝が5歳のとき、心中で亡くなる |
| 片寄ゆら | 第9章の冒頭、登山中の転落事故に見せかけて死なされる |
| 星野アクア・カミキヒカル | 161話で2人とも崖から海へ落ちる。アクアの遺体は164話で見つかる |
| 有馬かな | 生存。16巻の描き下ろしではハリウッドで活躍している |
雨宮ゴローは、宮崎の病院で働く産婦人科医でした。研修医のころに担当した天童寺さりなの影響で、B小町のアイを推すようになります。その推しのアイが双子を身ごもって現れ、ゴローは出産を守ると決めます。ところが出産の夜、アイのファンのリョースケに崖から突き落とされ、アイの子のアクアに生まれ変わりました。
天童寺さりなは、ゴローの病院に入院していた少女です。両親は最期に間に合わず、さりなは親しかったゴローに「せんせ だぁいすき…」と伝えて息を引き取ります。その魂は、アクアの双子の妹ルビーに生まれ変わりました。
星野アイは、子育てとアイドルを両立させながら、ドーム公演を目前にしていました。そこへ引っ越したばかりの家を知ったリョースケが訪ねてきて、アイを刺します。アイは最後に、アクアとルビーに「愛してる」と本心を伝えて息を引き取りました。
リョースケは、アイに星の砂を贈るほど入れ込んでいたファンでした。アイの妊娠と出産を知って裏切られたと逆恨みし、犯行に及んでいます。アクアは、秘密だった病院や新しい住所を一人のファンが知っていたことから、情報を流した黒幕がいると見抜きました。その黒幕が、双子の父親のカミキヒカルです。
上原清十郎と姫川愛梨は、劇団ララライの看板役者・姫川大輝の両親です。アクアはDNA鑑定で姫川大輝が異母兄だと知り、上原清十郎こそ自分たちの父親で黒幕だと考えました。ところが2人はすでに心中で亡くなっていて、アクアの復讐心は一度しぼんでいきます。のちに、アイの事件より前に2人が亡くなっていたことから、本当の父親は生きているとわかります。
連載当時は、黒川あかねにも死亡フラグがあると言われていました。アクアの復讐をいちばん深く知り、ゴローの遺体を見つけた人物だったからです。黒川あかねも最後まで生き残り、最終章ではニノの刃からルビーを守っています。
僕はこう読む
表を並べると、亡くなったのはほとんどがアイとカミキヒカルの周りにいた人です。
アクアも、その輪の中心に自分から入っていきました。
有馬かなが生き残ったのは、最後までアイの物語の外で自分の芝居をしていたからだと思っています。
復讐に関わらせなかったアクアの選び方が、有馬かなを守ったとも読めます。
アニメでは有馬かなの最後まで描かれたのか
アニメの3期は2026年1月14日から3月25日まで、全11話で放送されました。描かれたのは第7章の中堅編から第9章の映画編の前半までで、有馬かなのスキャンダル編も3期に入っています。
卒業ライブ、アクアの死、165話の葬儀、描き下ろしのハリウッドは、アニメではまだ描かれていません。3期の放送が終わったあとに、4期「Final Season」の制作が発表されています。アニメで有馬かなの声を担当しているのは潘めぐみさん、実写版で演じたのは原菜乃華さんです。
まとめ
有馬かなは死亡しません。最終回の166話まで生きて、16巻の描き下ろしではハリウッドで活躍する女優になっています。
取り違えやすいところを並べておきます。
- 死亡説のもとは11巻のスキャンダル編、アイと重なる卒業ライブ、カミキヒカルの存在
- 93話「リーク」に有馬かなが死ぬ場面はない
- 死体ビンタは146話の約束を165話の葬儀で果たした場面
- 最終章で死んだのはアクアとカミキヒカル(161話)
- アニメは3期で映画編の前半まで。最後の場面は4期から先になる
僕はこう読む
有馬かなの告白は、最後まで返事をもらえませんでした。
161話でアクアが思い浮かべた心残りの中には、有馬かなに返事をすることが入っています。
届かなかったのではなく、届いたまま返せなかったのだと思っています。
葬儀のビンタを、約束を守った有馬かなの誠実さと見るか、最後まで素直になれなかった不器用さと見るかで、最終章の有馬かなの印象はずいぶん違って見えます。
——あなたは、有馬かなのビンタを、約束を守った行動だと思いますか。それとも、言えなかった気持ちがあふれた行動だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
有馬かなは死亡フラグが多かったぶん、生き残った場面と死亡説の場面が混ざりやすいので、話数ごとに整理しておきます。
Q. 推しの子で有馬かなは死亡しますか。
A. 死亡しません。最終回の166話まで生きていて、アクアの死後も女優の仕事を続けています。16巻の描き下ろしでは、ハリウッドで活躍する女優になっています。
Q. 有馬かなの死亡説はなぜ出たのですか。
A. 11巻のスキャンダル編で週刊誌に撮られて追い詰められたこと、卒業ライブの約束がアイのドーム公演前の死と重なったこと、輝く人を狙う黒幕カミキヒカルがいたことが主なきっかけです。
Q. 推しの子93話で有馬かなは死亡しますか。
A. 死亡しません。93話「リーク」は、番組の炎上騒ぎの裏でルビーが動いていたことが明かされる回です。
Q. 有馬かなの死体ビンタは何話ですか。
A. 16巻165話です。15巻146話でアクアと交わした、死んだら死体をビンタするという約束を、アクアの葬儀で果たしました。
Q. 有馬かなは最後にアクアと付き合えたのですか。
A. 付き合えていません。151話で気持ちを伝え、卒業ライブに来てほしいと頼みましたが、アクアはその夜にカミキヒカルと崖から落ちて亡くなりました。
Q. 有馬かなの声優は誰ですか。
A. 潘めぐみさんです。実写版では原菜乃華さんが演じました。
次に危ないのは誰かの話です。雨宮ゴロー殺害も、視聴者が驚く評価も、アクアの見せ場も。
犯人の意外性ゴローを殺した犯人は誰か?リョースケが崖から突き落とし、黒幕は父親カミキヒカルでした!雨宮ゴロー殺害の犯人は、思いがけない人物でした。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月24日


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