稀咲鉄太は東京リベンジャーズの重要人物。
全ての出来事を裏で操る黒幕と言える存在であり、最後の最後まで主人公・花垣武道の前に立ちはだかり続けるかに思われました。
ところが横浜のチーム天竺(てんじく)との抗争が描かれた関東事変編にて衝撃の死を迎えてしまうのです。
それでは稀咲の死亡シーンとは一体どのようなものだったのか、これまでの暗躍や関東事変の活躍、生存説の考察も含めて徹底的にご紹介していきます!
目次
【東京リベンジャーズ】絶対的な悪稀咲鉄太(きさきてった)!
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稀咲鉄太のプロフィール
- 164㎝、58㎏
- 1992年1月20日生まれ、A型
- 好きなもの:なし
- 嫌いなもの:バカ
- 特技:勉強、特に数学
- 夢:日本最大の犯罪組織の形成
- お気に入りの場所:夜の歩道橋の上
2017年に極悪犯罪組織「東京卍會」の抗争に巻き込まれ死亡した元恋人・橘日向(ヒナ)を救うため、12年前にタイムリープして過去を変えヒナ生存の未来を掴むというのがタケミチの目的なのですが、何度過去を変えてもヒナは死亡してしまいます。
タイムリープするうちにタケミチが気付いたのが、「東京卍會」の実権を握っているNo.2の稀咲鉄太の存在感。
関係者に話を聞けば「稀咲が怖い」「敵は稀咲だ」と必ず稀咲を恐れる言葉が口に出され、何度過去を変えても現代の東卍には稀咲が在り続け、ヒナも必ず死亡してしまうのです。
実は作中でタケミチが変えようと戦ってきた過去の全ての出来事を、稀咲が以下のように裏で操っていたのでした。
【8・3抗争:ドラケンに代わりNo.2となり東卍を裏から操る計画】
稀咲は不良界に入ってまず愛美愛主(メビウス)の長内を総長にのし上げました。
そして彼を利用し、パーちんの友人を襲って東卍との抗争のきっかけを作り、同時にパーちんにも愛美愛主との抗争を持ちかけます。
その結果パーちんが長内を刺し逮捕されると、「パーちんを無罪に出来る」とマイキーに持ち掛け、マイキー派とドラケン派の内部抗争の火種を作りました。
その末に起こった8・3抗争でドラケンをキヨマサに殺害させるつもりでしたが、タケミチの奮闘により失敗。
それでも愛美愛主幹部として仲間たちをまとめあげてまんまと東卍に加入し、パーちんの後釜として参番隊隊長の座に就いたのでした。
【血のハロウィン:東卍を潰し芭流覇羅のトップに据える計画】
自らは参番隊隊長として東卍に加入した一方で、右腕である半間修二を芭流覇羅(バルハラ)の副総長にして「血のハロウィン」を画策。
改変前は、一虎に場地を殺害させる→マイキーに一虎を殺害させる→マイキーの身代わりを用意するという流れで東卍での実権を握っていきました。
改変後はタケミチの奮闘により失敗しますが、芭流覇羅が傘下に入ったことで半間修二が陸番隊隊長に就任し、稀咲は一層東卍での勢力を持ちました。
【聖夜決戦:東卍をデカくする計画】
聖夜決戦編では柴柚葉に柴大寿殺害を唆します。
大寿が死亡した結果、改変前の現代では柴八戒率いる黒龍組を東卍に引き入れ、より勢力を拡大させていました。
ところが改変後ではタケミチの奮闘により「聖夜決戦」での裏切りがバレ、東卍からの除名処分を受けてしまったのでした。
【東京リベンジャーズ】稀咲鉄太(きさきてった)vs武道!
聖夜決戦を経て稀咲を東卍から追い出し、ついに東卍闇落ちやヒナ死亡のない未来が掴めたかに思われました。
ところがタケミチが現代に戻ると、やはりヒナが死亡していた上に、マイキーが東卍メンバー全員を殺害し自らも死亡という最悪の事態になっていたのです。
絶望しながら改めて過去へと戻ったタケミチの前に、やはり稀咲が姿を現しました。
今度は黒川イザナを唆し、横浜のチーム「天竺」の総参謀となっていた稀咲。
稀咲はタケミチに「俺の東卍を創る」と告げ、「関東事変を始めようか」と宣戦布告したのでした。
また新たな抗争を仕組んできた稀咲に会い、タケミチに「稀咲もタイムリープしているのではないか」という考えが過ります。
果たしてタイムリーパー同士の過去の変え合いなのか…タケミチと稀咲の決着は関東事変に持ち越されました。
【東京リベンジャーズ】関東事変とは!?
関東事変は2006年2月22日に起きた東卍100名と天竺400名の総勢約500名に及ぶ史上最大の抗争です。
天竺とは黒川イザナが少年院時代に出会った極悪の世代(S62世代)を呼び寄せて創り、彼らを中心に急激に勢力を伸ばしていった横浜のチーム。
始まりは佐野真一郎の死によって廃人同然になっていた黒川イザナに稀咲が声をかけたことであり、イザナと稀咲の利害一致のもと「マイキーをトップに据え、日本の裏社会を牛耳る最強の犯罪組織になること」を目的として、東卍を潰すために渋谷・新宿に乗り込んできたのでした。
【東京リベンジャーズ】エマ!稀咲鉄太(きさきてった)に殺される!
関東事変での稀咲は、これまでの彼と全く違う挙動を見せました。
なんと第147話、稀咲はマイキーの異母妹・佐野エマをバイクで襲撃して撲殺!
これまで自分の手を汚すことのなかった稀咲ですが、これまで幾度となくタケミチに計画を阻止され、あげく東卍を追放された苛立ちと焦りからなのか、いよいよ手段を選ばない凶行に及んだのです。
これによりマイキーとドラケンが戦意喪失し、東卍の総長・副総長が不在のまま関東事変最終決戦が始まったのでした。
【東京リベンジャーズ】稀咲鉄太(きさきてった)死亡!
稀咲がそこまでして東卍とマイキーを手に入れ天下を取ろうとしたのは、日本一の不良になってタケミチを超え、ヒナを自分のものにするためでした。
実は稀咲は小学生の頃、同じ塾に通っていたヒナに恋をしました。
しかしヒナはある日タケミチに心奪われてしまいます。
タケミチが日本一の不良になることを知った稀咲は、日本一の不良になれる器のマイキーに目を付け、マイキーを操ることで自身が日本一の不良になろうという10年に渡る壮大な計画を練り上げました。
しかし悉くタケミチに阻止されることに。
また、未来でヒナを殺害していたのも「タケミチに渡すくらいなら殺してやる」という身勝手な想いからでした。
関東事変も天竺の敗北となり、半間に連れられ逃走した稀咲は、追ってきたタケミチにヒナへの歪んだ愛とタケミチへの怒りを叫んだのでした。
そして「橘はいつか俺のものになる」と、未来に向け再び駆けだした稀咲。
しかしそこに待っていたのは予想外の死でした。
なんと第184話、稀咲は通りすがりのトラックに撥ねられてしまったのです。
「死にたくねぇ」と未練の言葉を呟き絶命する稀咲。
タケミチを苦しめた黒幕の最期は、タイムリーパー説も覆す突然の幕切れでした。
【東京リベンジャーズ】稀咲鉄太(きさきてった)はまだ生きている説も!?
https://twitter.com/toman_game/status/1510180241309937667
第185話で稀咲の死亡が描写、さらに作中でその死が名言されたにも関わらず、物語における稀咲の存在感と死に方のあっけなさがあまりにアンバランスすぎたため、ファンの間ではしばらく「稀咲はまだ生きているのでは!?」という生存説が消えませんでした。
ようやく諦めムードを与えたのが、稀咲の相棒である半間の番外編が描かれた第205話。
この回では半間と稀咲の出会いシーンに始まり、稀咲に“稀咲についていく理由”を聞かれ、「お前が死んだら教えてやる」と笑う半間の姿が描かれました。
そして関東事変で稀咲の死に涙し、その1年半後に稀咲の墓に語り掛ける半間の姿が描かれたため、稀咲の死が確定されたのです。
半間の語った内容までは描かれませんでしたが、やはりその後にも“稀咲が生きていた”という展開はありませんでした。
まとめ
稀咲は物語の黒幕的存在であり、タケミチの因縁の相手として立ちはだかり続けました。
しかし関東事変のラストでトラックに撥ねられるという予想外の事故により突然の死亡。
本当に暫く受け入れられないような予期せぬ最期でした。
しかも稀咲の目的は小学生時代に好きになったヒナを自分のものにするという純粋な恋心だったため、何ともやるせない気持ちが残りましたよね。
稀咲というキャラクターへの見方も変わったので、この結末を知ってから読み返すとまた違う思いで彼の動きを見ることが出来ると思います。
また、後にタケミチも「稀咲ともっと向き合いたかった」と言っていますが、その想いが東京リベンジャーズのラストに繋がっていくので、稀咲死亡後も物語には最後まで注目です!

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