- 笛の色で探窟家を階級分け
- 白笛は伝説級の実力者
- 黒笛は深界四層まで潜れる
探窟家の証であり、その所有者の実力を示す笛。
鈴付き~白笛という階級があり、階級ごとにアビスを探窟する際の階層制限があります。
上から2番目の黒笛という階級でも「達人であり人としての境地」、最高位の白笛は「伝説級、実力は超人的」とされています。
今回はそんな探窟の階級である笛の色について紹介していきます。
目次
【メイドインアビス】笛色によってランク分け!その種類とは?
プルシュカの白笛は曲線が覚えきれないので粘土で雑感を作って参考にしてます pic.twitter.com/Dq5iwY9IkP
— つくしあきひと (@tukushiA) January 24, 2022
命懸けでアビスを探窟し遺物を回収する探窟家は「笛の色」で階級分けされており、その階級ごとに探窟できる深度に制限があります。
アビスは深度が深い位置ほど高価な遺物が埋まっていますが、原生生物も強力になり上昇負荷も厳しくなるため難易度も上がります。
そのため階級制度を導入し、実力に応じた階層での探窟をさせています。
しかし笛色の階級を上げる条件などは明かされていないため、どのように昇級しているのかは不明です。
以下に笛の色によるランクを示します。
- 白笛 (伝説級の実力者で超人的) ライザ、オーゼン、ボンドルド
- 黒笛 (達人レベルで人としての境地) ハボルグ
- 月笛 (師範代クラスであり後輩の指導が可能) ジルオ
- 蒼笛 (一人前として認められている) マルルク
- 赤笛 (まだまだ見習いレベル) リコ、レグ
- 鈴付き(そもそも探窟すらできない) キュイ
そして次に笛色ごとの探窟の階層制限を示します。
- 白笛 探窟の階層制限なし
- 黒笛 第4層まで
- 月笛 第3層まで
- 蒼笛 第2層まで
- 赤笛 第1層まで
- 鈴付き アビスに入ってはいけない
笛色ごとに代表的なキャラクターを挙げましたが、白笛を除くとなんとなく年齢が上がるほど階級も上がっているように感じます。
これにより「年齢=笛色昇格の条件」という推測もありますが、そうではなく「長年探窟を続ける実力があるから笛色が昇格する」の方がしっくりくる気がします。
【メイドインアビス】見習い!赤笛はどこまで潜れる?その特徴や赤笛のキャラクターは?
赤笛は第一層までしか探窟できず、代表的なキャラクターとしてはリコ、レグなどベルチェロ孤児院のメンバーがいます。
赤笛の実力としては「まだまだ見習い」であり、探窟初心者のような分類です。
ベルチェロ孤児院での探窟を見る限りは引率のように月笛探窟家などが同行し、浅く危険の少ない第1層で探窟のノウハウを教わるのでしょう。
ただ危険が少ないだけでメイドインアビスアビス第1話のように、下層から「ベニクチナワ」のような命に関わる恐ろしい原生生物が現れる可能性があります。
【メイドインアビス】一人前!蒼笛はどこまで潜れる?その特徴やキャラクターは?
蒼笛は探窟家として一人前として認められた証であり第二層まで探窟可能で、登場キャラクターとしてはマルルクがいます。
他の蒼笛探窟家が登場していないため比較対象がいませんが、リコとマルルクの会話からするとリコと同年代であるマルルクが蒼笛であることはかなり珍しいようです。
これはマルルクが「監視基地」で生活するために、オーゼンが無理やり取得させた可能性もあります。(監視基地のある深界第二層で生活するため)
しかしマルルクはオーゼンの弟子でもあるため、単純にマルルクが実力を示して獲得した可能性もあります。
マルルクの実力が描かれておらず真相は謎のままなので、こちらの少し気になるポイントですね。
【メイドインアビス】師範代!月笛はどこまで潜れる?その特徴やキャラクターは?
月笛探窟家の実力は「師範代」とされており、登場キャラクターにはジルオやオーゼンの探窟隊「地臥せり」のメンバーの月笛であるため、かなりの実力者であることが推測され、第三層まで探窟可能です。
月笛探窟家の実力が描かれたことがまだ無く、一体どれほどの実力なのかは未知数です。
しかし深界二層ではナキカバネに捕食された月笛探窟家が描かれているため、月笛だからといって深界三層までは難なく到達できるという訳ではなく、気を抜けば命を落としてしまうということなのでしょう。
おそらく次の黒笛(達人レベル)と月笛で大きな壁があり、この壁を超えることが出来る人物が才能のある有能な人物なのかもしれません。
【メイドインアビス】達人!黒笛はどこまで潜れる?その特徴やキャラクターは?
深界四層まで探窟可能で「達人レベル」とされている黒笛探窟家。
キャラクターとしてはハボルグ、クラヴァリ、リコの父親であるトーカがいます。
他にも白笛探窟家の探窟隊には黒笛が在籍し、副官のような重要なポジションとして採用されています。
また黒笛になると大規模な合同探窟隊のリーダーに任命されたり、通り名(白笛の称号とは別)がある人物もいます。
このことからも分かるように黒笛探窟家はかなり優秀な探窟家であり、一般的な探窟家が到達する最高峰にふさわしい実力があるようです。
黒笛の実力が描かれた場面は2つあります。
1つ目は無断でアビスの底を目指すレグ達を追いかけるハボルグです。
頑丈な肉体と伸縮自在の腕を用いて高スピードでアビスを降りていくレグ達でしたが、ハボルグは息1つ切らさず追いつきました。
2つ目はクラヴァリがほぼ単身で深界六層にまで到達したことです。
クラヴァリは登場場面はかなり少なく、リコ達が目撃したときにはすでに亡くなっていましたが、黒笛でありながら深界六層までたどり着ける程の実力があります。
またクラヴァリは「単独行の天才」と称される程の実力者であり、彼だから深界六層に到達できた可能性はありますが、他の黒笛もそれに近い実力があることでしょう。
しかし全黒笛が深界四層まで簡単に到達できるわけではありません。
深界四層のトコシエコウの花畑にて、黒笛探窟家がクオンガタリに寄生されていました。
ただクオンガタリは本来深界六層に生息する原生生物であるため、それに殺されるには仕方ないと感じる部分もあります。
【メイドインアビス】伝説級!白笛になるには?まさに伝説級のキャラクターたち!
ライザさん、初めてお顔が見えました! #miabyss pic.twitter.com/ZJsaYemHF3
— アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) August 25, 2017
白笛探窟家は探窟の階層制限が無く、実力は人間を超越しており生きる伝説として語られています。
伝説級の実力があるため、深界六層以下を探窟する「死が約束された探窟(ラストダイブ)」も可能となっています。
彼らはそれぞれが逸話に応じた二つ名があり、どの白笛もかっこいい二つ名があります。
現在判明している白笛探窟家は以下の五名です。
- 殲滅卿・殲滅のライザ…リコの母親でラスダイブ中、リコ達に手紙を送った
- 不動卿・動かざるオーゼン…ライザの師匠で深界二層の「監視基地」が拠点
- 黎明卿・新しきボンドルド…深界五層の「前線基地」を拠点に様々な実験を行っている
- 神秘卿・神秘のスラージョ…深界六層に簡易キャンプを作りラストダイブ中
- 先導卿・選ばれしワクナ…未だ登場しておらず、ラストダイブ中という情報のみ
ライザの「殲滅卿」の由来は他探窟隊や原生生物などの敵を、ことごとく返り討ちにしたことが由来です。
オーゼンの「不動卿」は30人の乗ったゴンドラを持ち上げた、10メートルもある大きな岩を支えたなどの超人的な筋力が由来となっています。
ボンドルドの「黎明卿」は様々な研究により探窟技術を大幅に前進させたことが由来ですが、その研究には非人道的な行為もあったため、皮肉も込められています。
スラージョとワクナの二つ名は判明しているものの、その由来となるエピソードは明かされておりません。
【メイドインアビス】探窟家の卵!鈴付きについて!
鈴付きはいわば「探窟家の卵」の幼稚園程度の子供たちに与えられる階級だと思われます。
キャラクターとしてはベルチェロ孤児院のキユイがいます。
キユイの年齢が明かされたことはありませんが、おそらく4~6歳程度だと思います。
鈴付きは「探窟に必要な最低限の知識も無く、まだ座学が必要」な子供たちに与えられる称号だと考えられます。(孤児院にレグが来てから2か月間はレグも鈴付きでした)
まとめ
探窟家の実力を示している笛の色。
この階級が上がることで探窟可能な深度も深くなり、さらに高価な遺物を収集することが可能になります。
しかしその階層が探窟可能になっても実力が見合わなければ簡単に命を落としてしまいます。
最高位の白笛探窟家ともなればその実力は「超人的で生きる伝説」とまで称され、白笛になる探窟家はほんの一握りの人間です。
しかし物語が進むごとに「笛を持っていない探窟家」も登場しており、彼らの実力はパッと見では分からず物語の楽しみを増やしてくれます。
まだ登場していない白笛探窟家もいるため、そういった人物がどれほどの実力なのかを確かめるためにも目が離せませんね。
- 笛の色で探窟家の階級が決まる
- 白笛は伝説級の探窟家
- 赤笛は探窟初心者の証
- 黒笛は達人レベルの実力者
- 階級ごとに探窟深度が制限
- 笛色昇格の条件は不明確
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