- ナットは孤児院で育った少年です
- リコとの別れで涙を流しました
- ナットの夢は孤児院を建てることです
ベルチェロ孤児院に孤児として在籍し、リコと同年代の男の子のナット。
孤児院のメンバーとしてアビスの浅い層の探窟をしていますが、リコのように「白笛になる」といった壮大な夢は持っていません。
しかしナットの夢は「自身が育ったオースのスラム街に孤児院を建てる」という、子供ながら立派な目標があります。
作中あまり出番はありませんが、リコにとっての大事な地上の友人であるナットについて紹介していきます。
目次
【メイドインアビス】ナットはどんなキャラクター!?
【KBS京都】25:30~第3話「出発」放送!
アビスの底に向かうと言い出すリコに、ナットは… https://t.co/40dvYGE6oH #miabyss pic.twitter.com/G6ePrSWmtl— アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) July 22, 2017
ナットはリコが在籍するベルチェロ孤児院の一員であり、リコと同年代の男の子です。
水色の瞳に茶色がかった短髪、リコと同じくらいの身長で、活発そうな外見をしています。
作中ではリコと仲良く話したり、喧嘩をする幼馴染ポジションです。
彼はオース南区の岸壁街(スラム街で治安が悪い)で姉と二人で暮らしていましたが、姉が病気により死亡し身寄りが無くなり孤児院に引き取られたようです。
性格としては「THE男の子」というような性格で、少しオラオラして好きな女の子にイジワルをしています。
ですが根っこはとても優しく、アビスの底を目指すリコとの別れの際は大粒の涙を流し別れを惜しんでいました。
【メイドインアビス】リコとナットの出会い!
リコは「ライザの娘」という出自を隠すために生まれてすぐベルチェロ孤児院に預けられ、ナット5歳の頃に姉の死が原因で孤児院に引き取られています。
そのためリコとナットの出会いはベルチェロ孤児院で、ナットが後から入ってきたはずです。
明確にいつ、どこで出会ったのかの記述はありませんが、リコとナットは幼い頃から孤児院で共に生活しているようなので、この推測で正しいと思います。
【メイドインアビス】リコとナットの喧嘩!
ライザの封書と共に発見された「アビスの底で待つ」という手紙を見たリコとレグは、その言葉を信じてライザが待つアビスの底への冒険を宣言します。
しかしアビスの底に行くということは、上昇負荷の影響で二度と地上に戻れません。
それなのに冒険に行くと言い出し、止めるように説教しても聞く耳を持たないリコと、ナットは言い合いになります。
そしてヒートアップしたナットはリコに対して、「アビスで10年も生き続けられない、笛が上がったのは死んだからだ」と言ってしまいました。
さすがのリコもその発言にはショックを受け、その場から走り去っていきました。
(この時ナットは走る去るリコを見て、言い過ぎたという後悔の顔をしていました)
そのまま二人はお互いに謝らず、リコとレグがアビスに向かう日となります。
最終的には出発直前のリコとナットはお互いに謝り仲直りし、二人とも涙を流しながらお別れを言います。
【メイドインアビス】ナットはリコに片思い?
作中の描写的にナットはリコのことが好きなようです。
リコにイジワルをする場面やひねくれた発言は、子供ならではの「好きな子にイジワルをする」という行動なのでしょう。
他にも探窟中にリコと二人っきりになったときは頬を赤らめており、リコと二人なのは嬉しいけど、どうすればいいか分からずモジモジする描写もありました。
【メイドインアビス】ナットの将来の夢とは?
ナットの夢はリコとの別れの際に語られます。
彼の夢は月笛探窟家になり、生まれ育ったオース南区の岸壁街に孤児院を建てることです。
岸壁街は治安が悪く、子供たちはゴミを漁り金目の物を探し、その日暮らしの生活をしているようです。
さらにゴミ漁りをする場所にはゴミから毒ガスが出ており、毎日子供たちの体を蝕んでいきます。
ナットの姉もこのゴミからの毒で病気になり、死亡してしまったのだと思います。
そんな環境である生まれ育った岸壁街の子供たちのために孤児院を作り、安心して暮らせるようにしたいとのことでした。
ナットはまだまだ子供で、同年代のリコは「白笛になる」といった夢見がちな夢を抱いている中、「誰かのため」の夢を持っているのは心の優しい証拠だと思います。
【メイドインアビス】涙腺崩壊!リコとナット涙の別れ!
「メイドインアビス」でナットを演じるのは、田村睦心さんです。
7月7日より放送開始! https://t.co/XdxKT3KH7W #miabyss pic.twitter.com/Eb9SjInnXn— アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) June 28, 2017
リコとナットは、リコがアビスの底を目指す冒険に旅立つことで一生の別れを覚悟します。
リコがアビスの中に入る直前までは二人との泣かずに会話をしていましたが、お別れのタイミングとなると二人とも大粒の涙を流していました。
ナットにとっては好きな女の子との一生の別れ、リコにとっても幼馴染との一生の別れということで、二人とも悲しみを我慢できなかったのでしょう
ナットは話す内容を考えていたようですが、悲しさで言葉を発することが出来ずにいました。
するとリコが「二度と会えなくてもアビスで繋がっているから」と、強くナットに語り掛けました。
その後はリコの「アビスの底を目指す目標」、ナットの「孤児院を建てる夢」が実現すると互いに励まし合い、リコ達は冒険に旅立ちました。
このシーンは個人的にも非常に好きなシーンですが、他にもこのシーンが好きだという声をよく聞くので、ぜひその目で確かめてみてください。
まとめ
本編では冒頭でほとんどの登場が終わってしまったナット。
リコとの会話ではイジワルな印象を持ちますが、根は非常に優しく、彼の夢は「生まれ育ったスラム街に孤児院を建てる」ことです
そしてリコに片思い中で、彼女がアビスの底に冒険に行くのには反対していましたが、最終的には彼女を送り出すことにしました。
今後彼の登場があるかは分かりませんが、ナットとリコの別れのシーンは涙なしでは見れないので、ぜひ見てみてください。
- ナットはリコの幼馴染である
- ナットは孤児院で育った
- ナットの夢は孤児院を建てる
- リコとの別れは涙のシーン
- ナットはリコに片思い中
- リコの冒険を送り出すナット
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