光輝のアルマンフィとは何者なのか?
結論から言うと、アルマンフィはペルギウスの十二の使い魔の一人です。一度レイダに斬られて消滅しますが、使い魔なので空中城塞で復活します。
この記事を探している方は、たぶん検索結果を見て困っています。「死亡した」と書いてあるページと、「死亡しない」と書いてあるページが、どちらも並んでいるからです。実はどちらも間違っていません。見ている時点が違うだけです。
この記事でわかること
- アルマンフィが斬られた場面と、そのあとどうなったか
- 「死亡した/しない」で情報が割れている理由
- 光速で動けるのに斬られてしまった理由
- そもそもアルマンフィが何者なのか(ペルギウスの使い魔とは)
- ルーデウスと契約していた時期があること
斬ったのは水神レイダ・リィア。奥義「剥奪剣界」でした
場面はアスラ王国の政変です。第二王女アリエルと第一王子グラーヴェルが争い、グラーヴェル側についていた上級大臣ダリウスの助けとして現れたのが、水神流の頂点・水神レイダ・リィアでした。
レイダはその場の全員に「誰も動くな」と告げます。ペルギウス、アリエル、ルーデウスを狙っていると察したアルマンフィは、最速で動きました。レイダの背後を取りにいったのです。
次の瞬間、アルマンフィは真っ二つになっていました。死体は光の粒子となって霧散します。受けたのは水神流の奥義「剥奪剣界」。あらゆる体勢から全方位の相手を斬れる技で、相手が一歩でも動いた瞬間に反応して斬り捨てます。
つまりアルマンフィは、速すぎたから助かったのではなく、動いてしまったから斬られました。同じ場面で、同じくペルギウスの使い魔である「波動のトロフィモス」も倒されています。
- 斬ったのは水神レイダ・リィア
- 技は水神流奥義「剥奪剣界」
- アルマンフィはその場で消滅し、光の粒子になった
- 使い魔のトロフィモスも同時に倒された
そのあと、空中城塞で復活しています
ここがいちばん大事なところです。アルマンフィは、そのあと空中城塞ケイオスブレイカーで復活します。
彼は人間ではなく、ペルギウスが従える十二の使い魔のひとりだからです。使い魔は召喚されて存在しているので、体が壊されても、それで終わりにはなりません。物語から退場したわけではないのです。
「死亡した」と書いている解説は、斬られた場面だけを見ています。「死亡しない」と書いている解説は、復活したあとだけを見ています。どちらも本当で、どちらも半分です。
僕はこう読む
この一撃の役割は、アルマンフィを退場させることではなく、レイダの格を一撃で伝えることだったと思っています。光速で動ける相手を、動いた瞬間に斬る。説明を一行も足さずに「この剣士は別格だ」と分からせる。だから復活できる使い魔が選ばれたのではないでしょうか。人間が斬られていたら、話がそこで止まってしまいます。
光速で動けるのに、なぜ斬られたのか
アルマンフィの能力は光そのものに変化して移動することです。ペルギウスの命令があれば、空に浮かぶ空中城塞にいても一瞬で現場に着きます。発光して相手の目を眩ませることもできます。
ただし、ここに条件があります。光速で動けるのは移動しているあいだだけで、攻撃するときは通常の体に戻らなければいけません。
レイダの「剥奪剣界」は、動いた相手に反応して斬る技です。アルマンフィが攻撃のために体を戻した、その瞬間が狙われたことになります。速さで負けたのではなく、速さを使えない一瞬を突かれた、という順序です。
そもそもアルマンフィの役どころは偵察と奇襲です。見聞きしたものをペルギウスに伝える目と耳であって、正面から斬り合う剣士ではありません。水神流の頂点と真正面からぶつかれば、こうなります。
彼の能力は、まとめるとこうなります。
- 光に変化して移動する。空中城塞にいても、命令があれば一瞬で現場に着く
- 発光して相手の目を眩ませる
- 見聞きしたものをペルギウスに伝える。偵察要員としての本業
- 武器は大振りのダガー
- ただし光速なのは移動中だけ。攻撃するときは通常の体に戻る
戦闘力そのものに、はっきりした数値は示されていません。ただ作者は感想返しで「10歳のころのルーデウスでも、工夫次第で勝てる」という趣旨に触れています。強さで押すタイプではない、という位置づけです。
アルマンフィの強さは、アニメと原作で違います
「アルマンフィ 強さ」で調べている方に、まず知っておいてほしいことがあります。
光の状態のまま戦えるのは、アニメ版の描写です。原作ではできません。
アニメを先に見た人ほど、アルマンフィを「触れられない光速の戦闘要員」だと思いがちです。ですが原作のアルマンフィは、攻撃するとき必ず実体に戻ります。
そして、作者本人の評価がこれです。
大して強くはない。
光速という設定の派手さと、実際の戦闘力が釣り合っていないキャラクターなのです。
レイダに敗れた理由も、これで筋が通ります。剥奪剣界は「絶対不可侵のカウンター領域」です。踏み込んだものを斬り返す。
対するアルマンフィは突撃型です。速く踏み込むことしかできない相手が、踏み込んだら斬られる領域に向かっていった。結果は一閃のもと、真っ二つでした。
相性がすべてです。速さでは負けていません。踏み込む以外の選択肢を持っていなかった、というだけです。
僕はこう読む
アニメが光の戦闘を足したのは、正しい判断だったと思います。原作のアルマンフィは、強さで見せる役ではありません。ですが映像では「速い」が絵にならないと、斬られた衝撃も伝わらない。だから一度だけ強く見せて、そのうえで両断した。設定としては盛っていますが、演出としては筋が通っています。
アルマンフィの正体は、ペルギウスの十二の使い魔の一人です
アルマンフィは、空中城塞ケイオスブレイカーに住む甲龍王ペルギウス・ドーラの十二の使い魔のひとりです。通り名は「光輝」。
金髪に、狐をかたどった黄色い仮面。白い前留めの学生服のような装いで、大振りのダガーを武器にします。素顔は仮面に隠れていて、はっきりとは描かれていません。
ルーデウスとの初対面は、実はかなり物騒でした。フィットア領転移事件のときです。
ペルギウスは異変を調べさせるためにアルマンフィを現場へ送り、「怪しい者がいれば殺せ」と命じていました。そして現場の真下で天に向かって魔法を使っていたのが、ほかでもないルーデウスです。偶然そこにいただけの少年が、条件にぴたりと当てはまってしまいました。
アルマンフィは命令どおり手にかけようとします。そこへ割って入ったのがギレーヌでした。交戦のすえ、ルーデウスたちが事件と無関係だと示されたことで停戦します。アルマンフィはそのまま、転移の奔流から避難しました。
もしギレーヌがいなければ、物語はここで終わっていた可能性があります。のちに肩を並べる相手と、最初は殺し合いかけている——この作品らしい出会い方です。
ルーデウスと契約していた時期があります
あまり知られていない経緯があります。アルマンフィは一時期、ペルギウスではなくルーデウスの使い魔でした。
発端はルーデウス側の事故です。オルステッドの魔方陣を起動して、家族を守る守護魔獣を呼び出すつもりでした。ヒトガミの脅威から家族を守るための備えです。
ところが呼ばれてしまったのが、強い運命を持つ生き物として引っかかったアルマンフィでした。ペルギウスとの契約は勝手に切られ、ルーデウスとの契約に置き換わってしまいます。
このときアルマンフィは、静かに怒っています
ここは見逃せない場面です。アルマンフィは体を震わせて、静かな怒りをルーデウスにぶつけました。
ルーデウスは素直に謝罪し、魔方陣を起動したらこうなったと説明します。そして説明を聞いたアルマンフィは、契約の中身を理解して愕然としました。
その契約はこういうものでした。
ルーデウスの家族に降りかかる厄災を、未来永劫払い続ける。
永遠に他人の家族を守り続けろ、という内容です。アルマンフィは「自分はペルギウスの誇り高き下僕だ」と宣言し、この契約を解除しろと噛みつきました。
そして解除の方法まで自分で教えます。空中城塞に待機している同じ使い魔「破壊のドットバース」なら、契約を破棄できると。
ルーデウスはそれを受け入れ、アルマンフィにオルステッドの魔方陣を持ち帰るよう頼みます。ペルギウスの力で、もっと頼りになる守護魔獣を呼べるようにしてほしい、と。
アルマンフィは空中城塞へ戻り、ドットバースの力で契約を解除。あらためてペルギウスと契約を結び直しました。
そのあと、ペルギウスの魔法陣を届けに来ています
この話には続きがあります。後日アルマンフィは、ペルギウスが新しく描いた魔法陣をルーデウスに届けに来ました。
最初は殺そうとし、次は勝手に契約させられて怒鳴り込み、最後は届け物をしている。この二人の関係は、きれいに三段階で変わっています。
僕はこう読む
この一件は、アルマンフィが「所有される存在」だと読者に見せる場面だったと思います。契約が切り替わっただけで主人が変わる。本人の意思はほとんど関係ありません。だからこそ、斬られて消えても復活できる。強さの話ではなく、存在の仕方の話として置かれているように読めます。
素顔は最後まで描かれません
アルマンフィの顔は、狐をかたどった黄色い仮面で隠れています。金髪と、白い学生服のような前留めの装い。細身の男性に見えますが、仮面の下がどうなっているかは描かれません。
ペルギウスの使い魔には仮面を付けた者が多く、これは個人ではなく役割として存在していることの印だと読めます。名前も「アルマンフィ」の前に必ず「光輝の」が付きます。
登場時の決め台詞も、その一点だけを名乗ります。
「光輝のアルマンフィ。参上」
アニメの声を当てているのは河西健吾さんです
アニメ版でアルマンフィを演じているのは河西健吾さんです。放送に先立って本人が担当を告知していました。
冷徹でありながら芯の通った声で、感情を出さない使い魔という役どころに合っています。ルーデウスに静かな怒りをぶつける場面では、その抑えた声質がそのまま効きます。
ちなみに英語吹替版では Aaron Campbell さんが担当しています。
ペルギウスには、ほかにも使い魔がいます
アルマンフィは十二いる使い魔のうちの一人にすぎません。作中には、ほかの使い魔も出てきます。
- 光輝のアルマンフィ … 偵察・奇襲。光に変化して移動する
- 破壊のドットバース … 契約の破棄ができる
- 波動のトロフィモス … アルマンフィと同じ場面でレイダに倒された
それぞれに通り名と役割が振られています。ペルギウスが自分では動かず、必要な役の使い魔を出してくる形になっているのは、この十二人がいるからです。
だから使い魔が一人倒れても、ペルギウスの戦力は根本から崩れません。アルマンフィが復活できることと、この構造は同じ話です。
僕はこう読む
アルマンフィの役が「光」なのは、いちばん速く、いちばん壊れやすいものだからだと思っています。光は距離を無視して届きますが、届いた先では実体に戻るしかない。速さの代償に、必ず一瞬だけ無防備になる。その一瞬を水神に突かれたのが、あの敗北でした。能力の説明がそのまま死に方になっている——設定として、これ以上ないほど筋が通っています。
まとめ|アルマンフィをどう読むか
アルマンフィは水神レイダの奥義「剥奪剣界」で斬られて消滅しましたが、空中城塞で復活しています。
整理して並べます。
- ペルギウスの使い魔なので、倒されても城塞で戻る
- 光速なのは移動中だけ。攻撃時は通常の体に戻るので斬られた
- 役どころは偵察と奇襲。正面から斬り合う剣士ではない
- 素顔は狐の仮面で隠れたまま描かれない。声優は河西健吾
僕はこう読む
あの一撃の役割は、アルマンフィを退場させることではなく、レイダの格を一撃で伝えることだったと思っています。
光速で動ける相手を、動いた瞬間に斬る。
説明を一行も足さずに「この剣士は別格だ」と分からせています。
アニメが光の戦闘を足したのも、正しい判断だったと思います。映像では「速い」が絵にならないと、斬られた衝撃も伝わりません。この場面をアルマンフィの敗北と読むか、レイダを見せるための一撃と読むかで、復活の意味が変わってきます。
——あなたはあの一撃を、アルマンフィが力負けした場面だと思いますか。それとも、レイダの格を伝えるために用意された一撃だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
アルマンフィは消滅と復活が両方あるため、生死の情報が割れます。使い魔という立場から確認しておきます。
Q. アルマンフィは死亡しますか?
A. 水神レイダ・リィアの奥義「剥奪剣界」で斬られ、その場では消滅します。ただしペルギウスの使い魔なので、そのあと空中城塞で復活します。
Q. 誰に斬られたのですか?
A. 水神流の頂点・水神レイダ・リィアです。アスラ王国の政変で、上級大臣ダリウスを助けるために現れました。
Q. 光速で動けるのに、どうして斬られたのですか?
A. 光速で動けるのは移動しているあいだだけで、攻撃するときは通常の体に戻る必要があるためです。「剥奪剣界」は動いた相手に反応して斬る技でした。
Q. アルマンフィは何者ですか?
A. 空中城塞ケイオスブレイカーに住む甲龍王ペルギウスの十二の使い魔のひとりで、通り名は「光輝」。偵察と奇襲を担当します。
Q. ルーデウスの使い魔だったことがあるのですか?
A. あります。ルーデウスの召喚に応じてしまい、一時的にペルギウスとの契約が切れました。その後「破壊のドットバース」で契約を切り、ペルギウスのもとへ戻っています。
Q. 同じ場面でほかに倒された使い魔はいますか?
A. 「波動のトロフィモス」も同じ「剥奪剣界」で倒されています。
Q. アルマンフィの素顔は描かれていますか?
A. 描かれていません。狐をかたどった黄色い仮面で隠れたままです。
Q. アニメの声優は誰ですか?
A. 河西健吾さんです。英語吹替版では Aaron Campbell さんが担当しています。
アルマンフィの強さは、見た目ほど頼りにならないようです。
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最終更新:2026年9月6日


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