スマイリーは死亡していないのか?
結論から言うと、スマイリーは死亡していません。関東事変の直前に天竺(てんじく)の奇襲を受けて重傷を負い、戦線を離脱しただけです。
天竺編で命を落とすのはエマ・イザナ・稀咲の3名です。スマイリーはその中に入っていません。
ただし「無事だった」とも言えません。一度は意識不明の重体になっています。
この記事でわかること
- スマイリーに何が起きたのか(死亡説の出どころ)
- 天竺編で実際に死ぬのは誰か
- 弟アングリーと交わした「泣くな」という約束の理由
- スマイリーの強さと、勝てる喧嘩はしないという美学
- 天竺編は何巻の何話からか
先に結論だけ
| 死亡した? | していません |
| 何が起きた? | 天竺の奇襲で意識不明の重体 → 車椅子の重傷 |
| 天竺編で死ぬのは | エマ・イザナ・稀咲の3名 |
| 本名 | 河田ナホヤ(1989年5月25日生まれ) |
| 役職 | 東京卍會肆番隊隊長 |
| 弟 | 双子のアングリー(河田ソウヤ)。肆番隊副隊長 |
| 天竺編 | 13巻114話 〜 21巻185話 |
スマイリーを襲った悲劇
「スマイリー 死亡」で検索される理由は、この場面にあります。
2月22日を迎えたばかりの深夜。関東事変が直前に迫る中、東卍は緊急集会を開いていました。
ところが、いるはずのスマイリーがいません。
実は三ツ谷と共に、天竺に奇襲をかけられていました。
バイクで突っ込んできた天竺メンバーが、後ろから鉄パイプでスマイリーと三ツ谷を強打したのです。
居合わせた八戒が2人を病院へ運びましたが、意識不明の重体でした。
その後意識は回復します。ただし車椅子で移動するしかないほどの重傷で、天竺との抗争には参加できませんでした。
喧嘩が大好きなスマイリーにとって、このお預けは相当につらかったはずです。同じく襲われた三ツ谷と共に、離れた場所から関東事変の行方を見守ることになります。
僕はこう読む
「死亡説」が立つのは、この退場の仕方が理由だと思います。最大の抗争の直前に、隊長格が二人まとめて画面から消える。しかも意識不明。普通の漫画なら、ここで一人は死にます。読者がそう身構えたところで、作者は殺さなかった。代わりに「戦えない体で見守る」という、もっとつらい席に座らせています。喧嘩が好きな人間から喧嘩を取り上げるほうが、退場させるより残酷です。
天竺編で実際に死ぬのは3人です
はっきりさせておきます。天竺編で命を落とすのは、次の3名です。
| 名前 | 最期 |
|---|---|
| エマ | その死がマイキーとドラケンを打ちのめす |
| イザナ | 稀咲の銃弾からカクチョーを庇い、雪の中で命を落とす |
| 稀咲 | 逃げる途中、交通事故で死亡 |
スマイリーはここに入っていません。重傷を負ったのはスマイリーと三ツ谷ですが、二人とも生きています。
アングリーと交わした「泣くな」という約束
ここが、この兄弟のいちばん重い話です。
スマイリーはアングリーと、小学4年生のときに約束を交わしています。
絶対に泣くな。
きっかけは、スマイリーが中学生にリンチされた事件でした。
兄が殺されると思ったアングリーが、泣き出してしまいます。
気がつけば、中学生たちはみんな病院送りになっていました。
このときスマイリーは知ります。アングリーは泣くことでリミッターを外せる特異体質だということを。
そして覚醒した弟の強さを、こう言い表しました。
「泣いたアイツはオレの100倍強い」
だから、もう泣かないと約束させたのです。そうしなければ——弟が「人殺し」になってしまう。
僕はこう読む
この約束は、弟の力を封じるためではなく、弟を守るためのものだと思います。スマイリーは強い相手にしか挑まない人です。強さを厭う理由がない。それでも弟にだけは「使うな」と言った。自分がリンチされて死にかけた場面ですら、それより怖いものを見てしまったということです。笑顔の下が鬼だと言われる男が、たった一つ怖がっているもの。それが弟の涙でした。
約束は、関東事変で破られます
結末を書きます。
関東事変で八戒が痛めつけられていく様を見たアングリーは、約束を破って泣きました。
覚醒したアングリーは「泣いた青鬼」と呼ばれます。
そして劣勢だった東卍は、一気に勢いを取り戻しました。
一人で灰谷兄弟、モッチー、ムーチョをあっという間に撃破。兄が「オレの100倍強い」と言ったのは、誇張ではありませんでした。
幸い、人が死なずに済んでいます。スマイリーが恐れていた最悪は、起きませんでした。
スマイリーのプロフィール
| 本名 | 河田ナホヤ |
| 誕生日 | 1989年5月25日 |
| 年齢 | タケミチがタイムリープした12年前で16歳(タケミチの2学年上) |
| 身長/体重 | 170センチ/56キロ(身長にはパーマのボリューム込み) |
| 役職 | 東京卍會肆番隊隊長 |
| 初登場 | 8.3抗争(愛美愛主とのドラケン狩りの喧嘩) |
| 東卍に入る前 | 「目黒のツインデビル」。双悪(すごあく)総長 |
特徴はオレンジ色のパーマヘアと、何より常に絶やさない笑顔です。あだ名の由来もそこにあります。
ちなみにこのパーマは天然で、本人はサラサラのストレートヘアに憧れていたことが分かっています。
笑顔の下の心は鬼
優しそうな見た目とは裏腹に、中身は正反対です。
笑顔を絶やさないまま「殺す」と言う。口の悪さだけでなく、行動もかなり狂気じみています。
天竺が襲撃してきたときにはバイクで天竺メンバーに突っ込んで蹴散らし、極めつけがこの台詞でした。
「なんかタイヤに人ひっかかってね?」
自分が轢いた相手が引っかかっているかもしれないのに、まるで動じません。
不良図鑑の山岸によれば、「笑顔の下の心は鬼」だそうです。
「勝てる喧嘩はしない」という美学
スマイリーは短気で、非常に好戦的です。そしてモットーがこれです。
勝てる喧嘩はしない。
自分より弱い相手に勝つのは当たり前。だから常に、自分より強い相手と喧嘩をしたいと考えています。勝てそうにない相手にこそ挑み、それを楽しみたい。
だから同じく勝てそうにない相手に立ち向かうタケミチには、シンパシーを感じて認めています。
ある意味、向上心の塊です。
強さの根拠は「目黒のツインデビル」
肆番隊隊長を任されるほどの実力者であることは間違いありません。ですが作中で喧嘩する場面は、そう多くありません。
関東事変前にカクチョーと対戦して勝っていますが、このときのカクチョーはタケミチと話すためにわざと負けているので、本当の強さは測れません。
それでも、実力が分かる場面があります。
天竺が奇襲を仕掛けてきたとき、スマイリーは雑魚たちをバイクで蹴散らしました。その姿を見た一人が、こう叫んで逃げ出します。
「目黒のツインデビルだ!!」
「目黒のツインデビル」は、東卍に入る前の「双悪」時代の呼び名です。つまりその強さは、かなり昔から恐れられていたということになります。
さらに天竺のアジトを聞き出すために、たまたま見かけた天竺メンバーを拷問に近い行為で脅しています。単なる喧嘩の強さ以上の、狂気を含んだ強さです。
そして同じくぶっ飛んでいるはずのマイキーでさえ、スマイリーを「ぶっ飛んでる」と評しています。
モッチーには完敗しています
スマイリーが自分の負けを認めている相手がいます。モッチーです。
東卍に入る前、スマイリーは目黒で「双悪」の総長、モッチーは川崎で「呪華武(ジュゲム)」の総長を務めていました。
この2つのチームは、バチバチにやり合っていました。
何度抗争を繰り返しても決着がつかず、最終的に総長同士のタイマンで決着をつけることになります。
結果は——スマイリーの完敗でした。
そしてスマイリーは、モッチーをこう評しています。
「ゲロ強ぇよ」
モッチーを天竺の主力だと考え、東卍のメンバーにもそう伝えています。かつて敗れた相手を、強敵としてきちんと認めている。
僕はこう読む
「勝てる喧嘩はしない」という美学と、モッチーへの評価は同じものだと思います。自分を負かした相手を「ゲロ強ぇよ」と言えるのは、勝ち負けを恥だと思っていないからです。この人にとって強い相手は、屈辱ではなく報酬でした。だからこそ、その天竺と戦えない体で見ているしかなかった関東事変が、いちばんつらかったはずです。
弟アングリーはどんな人物か
双子の弟、河田ソウヤ——通称アングリー。東京卍會肆番隊副隊長です。
| スマイリー | アングリー | |
|---|---|---|
| 髪 | オレンジのパーマ | 青のパーマ |
| 表情 | 常に笑顔 | 怒ったような顔 |
| 中身 | 笑顔の下の心は鬼 | ブチギレ顔の天使の心 |
アングリーは非常に優しい性格です。怪我をしたタケミチたちに手当てをしたり、心配したり。普段は人を本気で殴れないほどの優しさを持っています。
ですが仲間が傷つけられるなど絶体絶命のピンチに陥ると、泣くことでリミッターを外せます。
天竺編は何巻の何話か
公式には、天竺編が何話から始まるのかは明らかにされていません。
ただし東京リベンジャーズは、タケミチのタイムリープを話の区切りにしています。そこを起点にすると、こう整理できます。
- 13巻 第114話 〜 21巻 第185話(185話で「天竺編完」とされている)
- ただし現代に戻るまでを天竺編と見るなら、22巻 第192話までという読み方もある
天竺は、マイキーに因縁のあるイザナと、東卍を追放された稀咲、それに極悪世代が集まった巨大なチームです。のちに「関東事変」と呼ばれる、東卍史上最大にして最後の抗争にあたります。
まとめ
スマイリーは死亡していません。重傷を負って戦線を離脱しただけです。
天竺編で実際に亡くなるのは3人です。
- 関東事変の直前、三ツ谷と共に天竺の奇襲を受け、鉄パイプで強打された
- 意識不明の重体 → 意識は回復 → 車椅子で戦線離脱
- 命を落とすのはエマ・イザナ・稀咲の3名
- 本名は河田ナホヤ。東京卍會肆番隊隊長
- 弟アングリーとの約束は「絶対に泣くな」
僕はこう読む
死亡説が立つのは、この退場の仕方が理由だと思います。
最大の抗争の直前に、隊長格が二人まとめて画面から消える。しかも意識不明。
普通の漫画なら、ここで一人は死にます。
「泣くな」という約束も、弟の力を封じるためではなく弟を守るためだと思っています。強い相手にしか挑まない人が、弟にだけは使うなと言った。その約束が関東事変で破られたことを兄の敗北と読むか、弟が自分で選んだ瞬間と読むかで、あの場面の重さが変わってきます。
——あなたはアングリーが「泣くな」の約束を破った場面を、兄が守りきれなかった敗北だと思いますか。それとも、弟が自分で選んだ瞬間だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
スマイリーは関東事変の直前に退場するため、死亡説が根強いところです。天竺編の死者から整理しておきます。
Q. スマイリーは死亡しますか?
A. しません。天竺の奇襲で重傷を負い戦線離脱しますが、生きています。
Q. スマイリーに何が起きたのですか?
A. 関東事変の直前、三ツ谷と共に天竺メンバーに後ろから鉄パイプで強打されました。意識不明の重体となり、回復後も車椅子で移動するほどの重傷でした。
Q. 天竺編で死ぬのは誰ですか?
A. エマ・イザナ・稀咲の3名です。イザナは稀咲の銃弾からカクチョーを庇い、稀咲は逃走中の交通事故で亡くなります。
Q. スマイリーとアングリーの約束とは?
A. 「絶対に泣くな」です。アングリーは泣くとリミッターが外れる特異体質で、覚醒すると人を殺しかねないためです。
Q. アングリーはどれくらい強いのですか?
A. スマイリーいわく「泣いたアイツはオレの100倍強い」。関東事変では一人で灰谷兄弟、モッチー、ムーチョを撃破しました。
Q. スマイリーの本名と役職は?
A. 河田ナホヤ、東京卍會の肆番隊隊長です。双子の弟アングリー(河田ソウヤ)が副隊長を務めます。
Q. 天竺編は何巻ですか?
A. 13巻114話から21巻185話までです。現代に戻るまでを含める見方では22巻192話までとされます。
スマイリーの笑顔を、狂気の仮面と読み解く視点が光ります。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。 → 運営者情報
最終更新:2026年9月6日


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