【無職転生】パウロ死亡?!父親の最後に秘められた、家族を守る意外な結末とは? | 漫画コミック考察ブログ

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【無職転生】パウロ死亡?!父親の最後に秘められた、家族を守る意外な結末とは?

無職転生 パウロの最期
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この記事を読むとわかること
  • パウロは家族を捜索中に心を病む
  • ルーデウスの助けでゼニスの場所判明
  • パウロは最強メンバーとヒュドラに挑む

小説でもマンガでも、登場するキャラクターが亡くなることがあります。

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」も例外ではありません。

無職転生でも何人か亡くなっていますが、その中で衝撃的な最期を迎えたのが「パウロ」です。

物語のターニングポイントとなるヒュドラとの戦いで、パウロはその生涯を終えます。

しかし、その結末にいたるまでには、さまざまな苦悩がパウロにはありました。

行方不明になった家族を探し続け、疲れ、病み、自暴自棄になったこともあります。

しかし、パウロは最後まで戦い続けました。

今回は、女好きのクズだけど、実はカッコイイ「パウロ・グレイラット」について、その最期を迎えるまでの経緯を詳しくご紹介します。

 

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【無職転生】パウロはついにゼニスの居場所を突き止めた!!(小説Ver)

フィットア領転移事件直後、パウロは娘のノルンと一緒に、アスラ王国の南部に飛ばされました。

理由はわからないままでしたが、とにかく家に戻るため、パウロはノルンを連れてブエナ村を目指します。

転移事件から2カ月後、ようやくたどり着いたフィットア領は消滅していました。

ゼニスやリーリャ、アイシャを探しましたが見つかりません。

やがて家族を探すため、パウロは難民キャンプにたどり着いてから1カ月後、情報を集めながらフィットア領捜索団を作ります。

しばらくして、復興資金がアルフォンスに送られるようになったのを知ったパウロは、さらに捜索範囲を広げるため、難民キャンプにメモを残して、ミリス神聖国へ向かいました。

アスラとミリスの両方を抑えておけば、情報が入ってくると思っていたからです。

ミリスに移動してから半年後、パウロは捜索を続けていましたが、やはり家族は見つかりませんでした。

さらに、それから半年、ミリスに移ってから1年が経過したころ、パウロは見つからない家族を探しながら難民を助けていましたが、やがて心を病んでしまいます。

時間ばかりが過ぎて、自分の家族の情報を得ることができなかったからです。

しかし、パウロに転機が訪れます。

まず、魔大陸からミリスに移動して来たルーデウスと再会し、その後、ルーデウスの協力でリーリャとアイシャがシーローン王国にいることがわかりました。

そして領転移事件から6年後、フィットア領でパウロのメモを見て以降、彼の家族をずっと探してくれていたロキシーの情報から、ゼニスの居場所が判明します。

ゼニスはベガリット大陸にある、迷宮都市ラパンにいたのです。

パウロはロキシーと合流後、ベガリット大陸へ向かったのでした。

 

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【無職転生】パウロにルーデウス、転移の迷宮での苦しい戦いとは??(小説Ver)

ベガリット大陸に到着後、すぐに捜索を始めたパウロたちでしたが、迷宮には転移魔法陣が無数に設置されており、捜索は困難を極めました。

魔法陣には罠があり、安易に入ると、どこに飛ばされるかわかりません。

そのため、捜索が思うようには進まなかったのです。

一緒に、迷宮を捜索していたロキシーもこの転移魔法陣の罠にハマり、1カ月行方不明になっていました。

ギースの機転でルーデウスに救援要請の手紙を送り、やがてルーデウスがパウロと合流します。

ルーデウスの活躍でロキシーを救出後、今度は、ゼニスの救出にパウロたちは向かいました。

捜索メンバーは、パウロ・ルーデウス・タルハンド・エリナリーゼ・ロキシー・ギースです。

元S級冒険者パーティ「黒狼の牙」のメンバーに、天才魔術師ルーデウスとロキシーを加えた最強の布陣と言っても過言ではないでしょう。

また、ルーデウスが持ってきた、「転移の迷宮探索記」という攻略本もありました。

第1階層からA級ランクのマッドスカルなど、強い魔物はいましたがパウロたちの敵ではなかったようです。

一旦地上に戻り装備を整え、休息をとり、パウロたちは第6階層までは順調に迷宮を攻略していきました。

しかし、その最強のメンバーをもってしても、そこで壁になったのが、あの魔法陣です。

第6階層の最奥にある魔法陣は、3つありました。

攻略本を使い調べた結果、1つは罠だとわかりましたが、残り2つのどちらが正解なのか、わかりません。

そこでルーデウスは考え、この場所が「転移の遺跡」に似ていることを思い出します。

彼の経験から導いた答えは、魔法陣は3つとも罠で、隠し階段があるという結論でした。

やがて、ルーデウスの予想通り隠し階段が見つかり、パウロたちはさらに下の第7階層へと向かいました。

 

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【無職転生】パウロ死亡の原因はマナタイトヒュドラ??どんな戦いだった??(小説Ver)

第7階層に降りたパウロたちは、双方向の赤い転移魔法陣を見つけます。

パウロはその先が、守護者がいる迷宮の最深部だとわかっていました。

ベテラン冒険者の「勘」だったのでしょう。

メンバーは戦いに備え、装備を整えた後、魔法陣に乗りました。

転移した先には凄まじく広い空間が広がっており、灰色の宮殿の奥に一体の魔物を見つけます。

「マナタイトヒュドラ(魔石多頭竜)」です。

ヒュドラは、「迷宮の守護者」と呼ばれる魔物で、赤竜の2倍もある大きさだと言われています。

胴体からは首が9本生えている魔物ですが、第二次人魔大戦時に巨大陸の消滅とともに絶滅した魔物だとされていました。

ドラゴンの一種ですが、群れない単体の魔物では最強です。

体にはエメラルドグリーンの鱗がついており、その鱗は魔力を無効化します。

ちなみにヒュドラの種類は3種類とされており、鱗の色が「白」「灰」「金」とわかれています。

しかし、パウロたちが対峙したヒュドラは「緑色の鱗」でした。

彼らが初めて見る魔物だったようです。

メンバーが強敵のヒュドラを見ている中、パウロはヒュドラが守る部屋の奥に、魔力結晶に閉じ込められたゼニスを発見します。

そのとたん、パウロは「ゼニス!」と叫び、ヒュドラの前に飛び出してしまいました。

それが、決戦の合図となります。

エリナリーゼ、タルハンドがパウロの後に続き、ルーデウスとロキシーが援護すると連携です。

その戦いは壮絶を極めます。

何せ、ヒュドラには再生能力があるため、首を切っただけでは絶命させることができません。

パウロの斬撃は通用していましたが、再生能力を攻略するため一旦退却を余儀なくされます。

メンバー全員、退却することはできましたが、エリナリーゼが負傷していました。

ヒュドラの鱗は鮫肌のようになっており、少しかすっただけでも皮膚を削り落とします。

とはいえ、ルーデウスの治癒魔術により大事にはいたりませんでした。

作戦を立て直した結果、首を斬り落とし、その場所を魔術で焼くという方法を思いつきます。

 

これは、ルーデウスがヘラクレスの神話からヒントを得た方法です。

ヒュドラの首は、火であぶると再生しないという言い伝えがありました。

鱗でおおわれていない傷口なら、魔術が弾かれることもありません。

こうして、作戦が決まったメンバーは、ヒュドラとの再戦へと向かいました。

 

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【無職転生】パウロはなぜ死亡の直前にルーデウスを庇った??(小説Ver)

ヒュドラとの再戦がはじまります。

それはまさに「死闘」でした。

作戦通りパウロが斬撃で首を斬り落とし、タルハンドとエリナリーゼは、ルーデウスを援護するように戦い、ルーデウスが近接で魔術を放ちます。

ロキシーはメンバーが負傷した場合のヒーラーを努め、ギースはパーティが全滅した場合の連絡役として、後方で戦いを見守っていました。

その壮絶な戦いは大変困難なものでしたが、パウロが斬り落とした首をルーデウスが魔術で焼くという方法は見事に成功します。

しかし、ヒュドラの首が残り1本になったときに、悲劇が起きました。

ルーデウスがヒュドラの8本目の首を焼いた瞬間、ヒュドラが身震いするように動いたのです。

頭の無くなった8本の首を、ひとまとめにして、鞭のようにヒュドラが動かしました。

しかし、ルーデウスには、その動きが予見眼に映っていたのに、大きすぎてわかりません。

パウロは、叫びながらルーデウスをかばい、突き飛ばします。

そして再度、ヒュドラの首がルーデウスに向かうのを見たパウロは、ルーデウスを蹴り転がしました。

ルーデウスは必死で岩砲弾を放ち、ヒュドラの9本目の頭は爆散します。

こうして、ヒュドラとの戦に打ち勝ったメンバーでしたが、そこにパウロの笑顔はありませんでした。

ルーデウスが目にしたものは、下半身を無くし、仰向けに倒れているパウロの姿だったのです。

ヒュドラの2撃目で、ルーデウスを庇ったパウロは、命を刈り取られていました。

最後は、少し微笑んだように、パウロは静かに息を引きとります。

ヒュドラと再戦する前、パウロはルーデウスに「死んでも母さんを助けろ」と伝えました。

これは、ルーデウスを信頼して伝えた言葉でしたが、この結末を見ると、自分に向けて投げかけた言葉だったのかもしれません。

 

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【無職転生】パウロとゼニスはどこで出会った??(小説Ver)

パウロとゼニスは、冒険先で出会っています。

当初ゼニスは、「ミリス令嬢の鑑」と言われた伯爵家の令嬢でした。

しかし、成人した15歳の誕生日に、親とケンカして家を飛び出します。

両親の言いつけを守り続けることに、嫌気が差していたからです。

やがて、ゼニスは冒険者となります。

ですが、世間知らずのお嬢様にはやさしい世界ではありませんでした。

中級の治癒魔術が使えたゼニスは、悪い冒険者パーティに目を付けられ、やすい報酬でパーティに入れられてしまいます。

そこを助けてくれたのが、パウロでした。

強引にゼニスを黒狼の牙に入れたパウロでしたが、ゼニスにとっては奔放で頼もしい存在だったようです。

それ以降パウロとゼニスは一緒に冒険を続け、ゼニスが17歳のときに妊娠しました。

ちなみにこのときのパウロの年齢は、19歳です。

妊娠をきっかけに黒狼の牙は解散し、2人は冒険者を離れ、結婚したのでした。

 

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【無職転生】パウロはどんな父親だった??(小説Ver)

簡単にパウロというキャラクターを表現するなら、「クズだけどカッコイイ父親」です。

性格は短気で直情的、自由奔放で、女癖が悪いとなれば、クズと言われても仕方がありません。

実際、ゼニスは他の女性には手を出さないという約束でパウロと結婚していますが、パウロは侍女のリーリャに手を出し子供まで作ってしまいました。

幸い、ルーデウスの助けで家庭崩壊は免れましたが、本来であれば普通は離婚です。

一方、剣士としてのパウロはカッコイイ父親でした。

剣神流・水神流・北神流の3大流派を上級まで極めた剣士で、その強さは折り紙付きです。

さすがは、元S級冒険者だったと言えるでしょう。

フィットア領転移事件の際には率先して難民を助けるなど、正義感の強いパウロの一面が見られました。

また、種族に対しても偏見がなく、ルーデウスを助けてくれたルイジェルドにも恩義を感じていたようです。

ルーデウスもパウロのことは好きであり、どんなにダメな父親でも、最後まで憎めませんでした。

パウロの悪いところも、良いところも、それら全てが彼の魅力になっていたのは間違いありません。

 

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まとめ

今回は、ルーデウスの父親「パウロ・グレイラット」が、生涯を終えるまでの経緯についてご紹介しました。

無職転生のなかでは、憎めなキャラクターとして人気だったパウロでしたが、その結末に衝撃を受けた読者は多いでしょう。

しかし、パウロの死に様は、最後まで勇敢なカッコイイ父親でした。

自分の息子を守って亡くなったのですから、パウロも本望だったでしょう。

死ぬ間際にルーデウスと言葉を交わすことはできませんでしたが、少し微笑んで息を引きとった場面は、パウロの気持ちを代弁した印象深いシーンでした。

無職転生において、亡くなったキャラクターの中では、パウロは、もっとも心に残る人物だったかもしれません。

この記事のまとめ
  • パウロは家族を必死に捜索した
  • ヒュドラとの死闘が運命を変えた
  • ルーデウスを庇って命を落とす
  • 最後の言葉は息子への信頼
  • パウロの勇敢な父親像が光る
  • 家族への愛が結末を導いた
あいり
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