- レイは石神百夜が製作したロボットです
- レイは3700年の進化を遂げました
- レイの外見は千空の記憶の中のAIです
「サポートメカ」。
ロボットアニメでは何とも唆られるキーワードです。
石化現象前の華やかなりし現代社会では、日常生活の傍には大なり小なりの便利なツールが数多く存在していました。
そんな人間たちをサポートするアイテムは勿論宇宙にも。
それが千空の父:百夜によるお手製AIロボット「レイ(REI)」です。
ここからは、ソユーズに搭乗した幻の7人目?のクルーとして大活躍したレイを紹介していきたいと思います。
目次
【ドクターストーン】レイとは?
たまに誤解されることがあるので改めて書いておきますが、『Dr.STONE reboot:百夜』は、if(もしも)ストーリーです。本編とはリンクしません。
原作もBoichi先生ですが、僕もセリフなど全面監修させていただいております。面白いのでぜひどうぞ! pic.twitter.com/j1Iwse200S— 稲垣理一郎(リーチロー)??? (@reach_ina) September 6, 2021
レイとは、『Dr.STONE』の公式スピンオフ作品『Dr.STONE reboot:百夜』に登場するロボットです。
製作者は千空の父である石神百夜。
念願かなって宇宙船ソユーズに登場する際にも同行させるなど、クルーにドヤ顔で自慢する溺愛ぶりです。
後に色々と進化しますが、基本は球体。
つぶらなカワイイ瞳は、歌姫リリアンも抱きつくほどです。
胸にはナンバリングが記されており、進化の度に数字が上書きされていきます。
宇宙船の内外での活動を想定してか各所に姿勢制御装置。
大きさはバスケットボールと同じか1回り大きいくらいでしょうか。
気になる性能は、百夜曰く超高性能AI搭載だと言いますが、その中身はスマホのメインボード60個を積み上げたもので、製作費がかからなったと百夜は供述します。
実質0円!
【ドクターストーン】レイの性格とは?ロボットながら不屈の精神!
レイには宇宙工学、地球科学、そして天文学など,宇宙に関連する様々な情報がインストールされていますが、何せメインボードがスマホ×60台程度なので容量には限界があるため、例えば「人間に関する知識」をはじめ余分な情報は詰め込まれていません。
会話は普通に出来ますが基本は素直で可もなく不可もなく。
良く言えば忠犬すぎますが、後に百夜に厳しい態度で接したシャミールには恨みを持っていたことが判明。
一方で百夜は大事なものをレイに教えていました。
それは石神一族が持つ諦めないスピリッツ、不屈の精神力です。
おそらくは想定外が起こり得る宇宙での活動において、様々な解決策を模索できるように百夜が予め仕込んでおいたのでしょう。
【ドクターストーン】千空とレイは会っていた!?
千空がレイと初対面したのは石化現象の5年前。
場所は当時大学で教鞭を取る百夜の研究室でした。
そこには美少女AIのレイ01。
しかし、これはモックアップでいわゆる模型(というか願望)の単なる胸像。
当然ながら動きません。
本当のレイはその隣にあった機械の塊です。
ナンバリングは23から、相当のトライアンドエラーがあったと想像できます。
そのレイ23を千空は大絶賛。
これが2人?のファーストコンタクトになるのでした。
【ドクターストーン】レイの壮大すぎるクラフト
本作はスピンオフとはいえ、やはりファンタジークラフト漫画です。
レイ本家を上回る超絶アイテムを次々と製作していきます。
宇宙船
彗星に接触して水をゲットするために、ISSに残されていた複数の宇宙服を直列にしてレイが加工したものです。
「レイゲリオン」で狩りの出発だ!
水爆×4000発
石化から3200年後。
地球が滅亡するかもしれない小惑星が接近してきました。
レイがISSのパーツを流用してクラフトしたのは、水素爆弾搭載無人宇宙船!
宇宙船とは名ばかりの核ミサイル4000発により、地球の危機は回避されるのでした。
3Dプリンター
ISSの外装は殆ど無くなり、遂にはミカン箱ほどの大きさになりました。
そこでレイは放棄された人工衛星をかき集めると、自らが最高傑作という3Dプリンターを製作。
150年という長い時間をかけてISSは見事に復活するのでした。
そして3Dプリンターには、もう一つのプログラムをレイは施しているのでした…。
【ドクターストーン】3700年かけてとてつもない進化!?その方法とは?
レイの特徴は日々是進化するところです。
千空が見た時はナンバー23。
ソユーズ搭乗時はナンバー37。
その後、代表的なものでも39(レイゲリオン製作時)、40(スマホ1000個分の頭脳)、41(百夜死亡時)などなど、自己修復をしながら進化を繰り返してきました。
しかし、そのレイにも停止の時が訪れようとしています。
胸のナンバリングは塗装が剥がれて番号が確認できないほどの損傷ぶりです。
このままでは百夜の帰りを待つことが出来ないと判断したレイは、ISS復活の3Dプリンターで復活するようにディスクの命令に書き込みをしていました。
そして石化から3718年後。
レイは新生ISSにて超AI搭載のヒューマノイドとして生まれ変わるのでした。
その外見こそ、千空が百夜の研究室で見た「REI 01」だったのです。
【ドクターストーン】スピンオフでレイの3700年間が描かれる!
そんなレイの活躍が描かれた作品は、冒頭でチラリと述べた『Dr.STONE reboot:百夜』です。
タイトルこそ「百夜」の名前がクレジットされていますが、人類最後の6人が地球に降下してからはレイが事実上の主人公となりました。
ストーリーは端的に表現すると、主人の帰りを一途に待ち続ける『南極物語』的なお話が、3700年という豪快な時の流れと共に描かれています。
人間の知識がないため寿命という概念がなく、3700年経過しても百夜が戻ってくると信じているレイ。
その時々で出てくる「いつ帰ってきますか?」というセリフが、ロボットなのに涙を誘います。
最終話に登場したISSをはじめ髄所に見られる異常なほどのメカ描写は必見です。
スピンオフ的という性質のため読み手は絞られてしまいますが、全9話で1巻と非常にコンパクトなので物理や科学好きな人にもおススメです。
【ドクターストーン】レイの正体はホワイマン!?ラスボスの可能性は?
「Dr.STONE」コミックス最終26巻は7月4日(月)発売です!
未来に思いを馳せる千空達が描かれたカバーイラストを公開!
遂に明らかになるホワイマンの正体!
物語の結末とは一体…!?現在各書店で予約受付中です!
発売までお楽しみに!#DrSTONE#ドクターストーン pic.twitter.com/YzLfCdyAe6— 「Dr.STONE」公式 (@DrSTONE_off) June 23, 2022
石化から3700年後にアンドロイドとして生まれ変わったレイ。
さて、レイの活動場所は当然ながら宇宙ですが、その宇宙である月には千空たちの敵であるホワイマンが存在しています。
果たしてレイ=ホワイマンではないか?という疑問が出てきます。
今のところは断定する描写は有りません。
REIは宇宙空間、ホワイマンは月と、それぞれ所在が違うことから同一人物の可能性が高そうです。
しかし、気になる点は一つ。
本編で千空と会話するホワイマンの声が、千空と同じだったことです。
前述したように小学生時代の千空とレイは遭遇しています。
もし、この時のメモリーがレイに残っていれば千空ボイスの再現は可能なため、レイがホワイマンとして語りかけとも解釈できます。
【ドクターストーン】レイは今後本編に登場するのか?
『Dr.STONE reboot:百夜』における構成は、原作の理一郎先生は監修で、Boichi先生のオリジナル作品という印象が強いです。
公式なアナウンスでも、もしかしたらという「if」のパラレル的な物語のため、本編に登場するかは極めて不明なところです。
もっとも、本編ではようやくゴム素材をゲットしたというレベルのため、ロケットどころかエンジンも完成するのか目途も立たないのが実情で、厳しい見方をすれば千空の生存中に月に向かうことができるのか怪しい気もします。
しかし、もし『Dr.STONE reboot:百夜』の最終話に出てきたレイの「ビャクヤ、ワタシハココ二イル」のサインに千空が気付いたらどうでしょう?
千空やゼノがISSに何らかの方法でメッセージを返信すれば、間接的ながらレイが画面に登場するかもしれません。
まとめ
人類崩壊後、人知れず世界を守りながら自己進化を繰り返してきたレイ。
故郷である地球の科学力は大きく衰退した一方で、真空の世界に存在する科学の最先端。
もし千空がISSにコンタクトで出来れば、地上の文明はもの凄い勢いで復活する可能性があるだけに、パラレルワールドとは理解しつつレイの登場には期待したいところです。
- レイは百夜が制作したAIロボットです
- レイは3700年間進化し続けました
- レイは千空と過去に会っています
- レイの正体はホワイマンの可能性があります
- レイは地球を一途に守り続けました
- スピンオフでレイの活躍が描かれます
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