個性的なキャラクターが魅力の「東京リベンジャーズ」。
今回は序盤に登場する『東京卍會』参番隊員のキヨマサについてご紹介します。
キヨマサは初めて迎えるTHE悪役で、タケミチの最初のリベンジ相手。
キヨマサのプロフィールや動向などを取り上げますので、ぜひ一緒に振り返り、「東京リベンジャーズ」を深く知ってみましょう!
目次
【東京リベンジャーズ】キヨマサのプロフィール
- 名前:清水将貴
- 学校:渋谷三中3年生
- 所属:『東京卍會』参番隊
左眉毛に切り傷があり、初見で不良とわかる強面の見た目が特徴です。
『東卍』(『東京卍會』の通称)の参番隊に所属しています。
キヨマサは、タイムリープ前のタケミチがボロアパートに住むダメフリーターとしての人生を歩むきっかけとなったトラウマの根源です。
タイムリープ後のタケミチの、最初のリベンジの相手となります。
【東京リベンジャーズ】キヨマサが行っていた極悪非道な喧嘩賭博とは?
「喧嘩賭博」とは斡旋されたファイターの喧嘩の結果に対して、観衆が賭けをする見世物です。
キヨマサが『東京卍會』の名のもと胴元として取り仕切っていました。
タケミチたち『溝中五人衆』がファイターとなってしまうのですが、それには次の経緯があります。
タケミチ達『溝中五人衆』は渋谷三中の2年生にケンカをしかけに行く所でした。
渋谷三中にはタケミチのいとこで3年生の「マサルくん」がいて、アタマをはっているとのこと。
ケンカを仕掛けることになったのは、いざ分が悪くなっても「マサルくん」の名前を出せばとりなしてもらえる、との算段合っての行動でした。
しかし、現れたのは渋谷三中3年生のキヨマサたち。
どう見ても気合の入った“本物の不良”で、勝てそうもないことは明らかでした。
すかさず山岸が「オレら3年の番はってる“マサルくん”に話、通してますよ」と伝えます。
するとキヨマサ一行に笑い飛ばされ、実はマサルはパシリだった事が発覚します。
結果、後ろ盾をなくした『溝中五人衆』はキヨマサ達に半殺しにされ、『東京卍會』の兵隊=奴隷を命じられます。
喧嘩賭博のファイターに使われる事にもなり、負ければヤキを入れられるといった生き地獄をタケミチ達『溝中五人衆』は奴隷として味わい続ける事になったのです。
タイムリープ前の現代では、このキヨマサの奴隷の日々から逃げるためタケミチは中学卒業後に上京し、ダメフリーターへと転落していくのでした。
【東京リベンジャーズ】キヨマサの経歴は?『東卍』での地位は?
キヨマサは渋谷三中の3年生の中でおそらく中心的な役割でした。
『東卍』の中では、隊長パーちんと副隊長ペーやんの率いる参番隊の一員です。
『東京卍會』の名のもとに喧嘩賭博を仕切る胴元でもありました。
【東京リベンジャーズ】最初はボス的存在だったキヨマサだったが?
初登場では渋谷三中の3年生の強面連中を引き連れ、タケミチに「中3にして暴走族、振り切った本物の不良」と言わしめたキヨマサ。
『溝中五人衆』を半殺しにし、喧嘩賭博の胴元も務め、いかにも悪役のボスクラスという風格を漂わせていました。
しかしマイキーやドラケンの登場で一気にボス的イメージがなくなってしまい、公衆の面前で大恥をかかされることになります。
この件については後述します。
【東京リベンジャーズ】渋谷三中のキヨマサの部下たちを紹介!
キヨマサは初登場から10人前後の部下を引き連れています。
また、喧嘩賭博を取り仕切る能力があることから部下の数は相当数いたと思われます。
この中で素性のわかっている部下は次のとおりです。
自称参番隊の特攻である赤石はよく喋る男で、仲間からレッドと呼ばれています。
タケミチにいとこであるマサルは、パシリとして連れ歩かれています。
【東京リベンジャーズ】タケミチとマイキーの出会いのキッカケを作ったのがキヨマサ?
タケミチは橘日向(ヒナ)の死亡する運命を変えるために、”極悪組織『東京卍會』のトップ佐野万次郎(マイキー)と稀咲鉄太を会わないようにする”という作戦をナオトと立てました。
マイキーと稀咲の2人を探すミッションをもって2度目のタイムリープ。
しかし、キヨマサにマイキーのことを聞くと失神するほどに殴られ、「二度とその名前を口にするな」とクギを刺されてしまいます。
ミッションが暗礁に乗り上げた翌日、再び喧嘩賭博が開催される事になり、プレイヤーは体の弱いタクヤが選ばれてしまいます。
タクヤを思いやり励ます溝中メンバーを見て、過去には気づけなかったいい仲間の存在を実感したタケミチ。
タクヤの試合開始直前、タケミチが「ちょっと待った!!!」と割って入ります。
そして、キヨマサとタケミチのタイマンを申し入れたのです。
奴隷タケミチがキング・キヨマサに挑戦する試合。
会場がわく中、タケミチは防戦一方、キヨマサに一方的にやられますが何度でも立ち上がります。
未来を変えるため、二度目の人生を逃げ出さないと決意し、歯を食いしばります。
盛り上がっていた観衆が徐々に引くぐらいタケミチはやられ続けますがあきらめません。
ボロボロになっていくタケミチを見ていられず、溝中メンバーが「もう引けよ、十分気合見せたよ」と止めに入ります。
「引けねぇんだよ!!!!引けねぇ理由が、あるんだよ!!!」
タケミチは気迫を見せました。
タケミチの気迫に押されたキヨマサが武器を持ち出して「殺してやる」とつぶやいたその時。
「オイ、キヨマサ。客が引いてんぞ!」
現れたのは、『東卍』の副総長のドラケンと総長のマイキーでした。
タケミチの気迫がマイキーの目に留まったのです。
キヨマサを一瞥もせず、マイキーはタケミチの元に向かい「オマエ、本当に中学生?」と詰め寄りました。
「タケミっち、今日から俺のダチ!!なっ」
マイキーとの関係はここから始まりました。
つまり、明らかに格上のキヨマサに刃向かい、あきらめなかったタケミチの気迫がマイキーとタケミチの関係の始まり。
キヨマサに刃向かわなければ、マイキーと出会うことはなかったのです。
【東京リベンジャーズ】キヨマサの悲しい結末?キヨマサはやられ役?
喧嘩賭博でキヨマサは、ドラケンからその態度に対してヤキが入り、マイキーからは『東卍』の名をかたっての喧嘩賭博を主宰していたことでボコボコにされてしまいました。
しかもマイキーには「誰だオマエ?」と名前も覚えてもらえていなかったことも発覚。
観衆の面前で大恥をかいたのでした。
そういった経緯からマイキーとドラケンに恨みを持ったキヨマサ。
その恨みを稀咲に目をつけられ、操られることになります。
「8・3抗争」の際、稀咲にあおられたキヨマサはぺーやんと共に『東卍』の反勢力として『愛美愛主(メビウス)』についたのです。
特にドラケンに対しての恨みを強めていたキヨマサは、抗争に紛れてドラケンを刃物で刺してしまいます。
さらに、タケミチがドラケンを病院に運ぶためドラケンを背負って抗争から離脱しますが、キヨマサ軍団が妨害します。
立ち塞がるキヨマサに、タケミチはタイマンを申し出ました。
しかしキヨマサは刃物をタケミチの手に突き立て、「ただの処刑だろ?殺してやるよ」と言い放ったのでした。
もう逃げないと決めたタケミチの気迫はすさまじく、最終的にキヨマサの首を絞め落とし、キヨマサは失神してしまうのでした。
ここで抗争の騒ぎからか警察のサイレンが聞こえ、気絶したキヨマサは部下達に放置されて置いていかれるという悲しい結末を迎えます。
このような経緯をたどるキヨマサは、まさに”やられ役”といえるでしょう。
【東京リベンジャーズ】キヨマサに明るい未来はあるのか?
残念ながら、キヨマサに関しては現代(未来)での描写がありません。
ただ、タケミチのタイムリープ前には喧嘩賭博の末、奴隷扱いしていた『溝中五人衆』のアッくんに刺されるということになっていました。
その後は生死不明です。
タケミチがタイムリープしたことでアッくんに刺される過去はなくなりました。
それでも、新たな過去では大衆の面前で恥をかいたり、奴隷扱いしていたタケミチに失神させられたりと散々です。
どこかで自身を顧みて、現代(未来)ではまっとうに生きていることを願うばかりです。
まとめ
序盤で出番の終わるキャラクターではありますが、タケミチの戦うべき最初の相手であり、逃げてばかりの人生から脱却するキッカケをくれた重要なキャラクターです。
「東京リベンジャーズ」の中では、悪役にも物語があってどこか共感できる部分があるのですが、キヨマサは共感する部分を与えない稀有な悪役でした。
今後の登場は見込めそうにありませんが、悪者の状態で終えてしまっては悲しいですよね。
チョイ役でも構わないので、良いことをするキャラクターとして再登場して欲しいと個人的には思います。

⇒東京卍會の特攻服とは?実際に販売されている衣装についても大・・
⇒パーちんの友達想いは憎めない!今後少年院から出られるのだろ・・
⇒佐野万次郎(マイキー)の未来はどうなる?毎回闇落ちしてしま・・
⇒龍宮寺堅(ドラケン)の魅力とは?優しさのヒミツが分かる!?・・