あなたはピエロに対してどのような感情を抱きますか?
愉快、恐怖、畏敬・・・人によってさまざまなことを感じますが、今回はそんなピエロのような面をした中庸道化連のティアについて紹介していきましょう。
目次
【転生したらスライムだった件(転スラ)】ティアのプロフィール
まずは知らない人や覚えていない人のために、ティアの基本情報について触れておきましょう。
中庸道化連の一員で、「涙目の道化(ティアドロップ)」という異名を持っています。
性別は女性で、精神的には未成熟な発言や行動を取りますが、実年齢は不明です。
挑発的で小馬鹿にしたようなしゃべり方と抑揚ですが、ピエロらしい陽気な感じも含まれています。
中庸道化連のメンバーはお互いに仲間意識がとても高く、助け合ったりしています。
ティアも例に漏れず、「嘆き悲しむ姿が好き」という残忍な部分も持っていますが、仲間に対しては情があります。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】中庸道化連の目的とは一体何?
ここで、中庸道化連についてもふれておきましょう。
中庸道化連は元魔王である呪術王カザリームを筆頭に、十大魔王クレイマン、ラプラス、フットマン、ティアの5名からなる組織で所属する道化たちは人間の感情から付けられた二つ名を持っています。
この組織の目的は一つ、「人々が楽しく暮らせる場所を作ること」です。
ピエロの存在意義そのものと言っていい素敵な目的ですね。
カザリームが魔王となった理由もその目的を叶える近道と考えた結果です。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】カリュブディスの復活工作に加担?
クレイマンの思惑によりカリュブディスを復活させようと画策します。
それの実行役として派遣されたのが中庸道化連のティアとフットマンです。
彼らはまずカリュブディスの封印箇所を調べて触媒となる人物を探します。
そこにちょうどミリムに対して敵対心を燃やしているフォビオがいました。
ティアは言葉巧みにフォビオを焚きつけてカリュブディスの核になることを決めます。
その際にやはり警戒しているフォビオでしたが、ティアは「強いものが魔王にならないのは間違っている」や「フォビオ様なら適任」などのあおり方がまさにピエロのように陽気で奇妙で引き付けられます。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】ユウキによって圧倒的なパワーアップ?
中庸道化連のメンバーは天魔大戦の際にユウキにより強化されています。
メンバーたちは元々の能力も強く、高い戦闘能力を持っている上位魔人ではあったのですが、ユウキによるパワーアップによりそれぞれが魔王級になるほどの力を得ました。
それにより魔王レオンの配下をものともしない実力で圧倒します。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】ティアの能力は命令された時に全ての能力が桁違いに上昇する?
ティアの能力は「楽天家(ムチナルモノ)」というユニークスキルです。
これは命令を受けた時のみすべての能力を上昇させるという限定条件付きのスキルです。
元々、生まれる時に精神的に未熟になる代わりに強靭な肉体と不屈な精神を持っているため、その力をブーストさせることで魔王級の実力を発揮できます。
この能力は何も考えずに、ただ言いなりになることを最上とする彼女の思考が具現化したものとなっています。
なによりも常に自分に命令をくれる頼もしき仲間がいるからという仲間至上な部分も反映されているようです。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】ティアを操っているのは魔王クレイマン?
序盤でティアに指示を出している描写が多いのはクレイマンなので、ティアを操っているのはクレイマンと思うかもしれません。
しかし、基本的には中庸道化連のメンバーに指示を受けることがほとんどで、クレイマンが狂い始めて覚醒魔王となるためにティアたちを利用していたのでクレイマンから指示されていました。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】ティアがリムルの仲間になる?
中庸道化連のメンバーは魔王レオンのもとで戦闘を行っていましたが、カザリームやフットマンが洗脳されており、ラプラスがリムルたちに共闘を提案し、戦闘後に配下に加わります。
その時にはカザリームとフットマンは倒されており、ティアとラプラスのみリムルの仲間になることになりました。
まとめ
中庸道化連の一員「ティア」、いかがでしょうか。
あまり出番が少なく、目立たない存在ですがキャラクターが非常に立っており特徴があるため印象には残ります。
戦闘だけではなく、裏で陰謀を画策するときも陽気にふるまうところがやはりピエロだなと思います。
中庸道化連は仲間意識が強く、互いを信頼し合っているためティアの能力もそれに則ったものになっているところもグッときます。
リムルたちの活躍も目を見張るところはありますが、ティアたちの活躍や思考を見るのも面白いと思いますので期待して見てみましょう。

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